JPS5914255Y2 - 自動車のスライデイングル−フ装置 - Google Patents

自動車のスライデイングル−フ装置

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Publication number
JPS5914255Y2
JPS5914255Y2 JP16510081U JP16510081U JPS5914255Y2 JP S5914255 Y2 JPS5914255 Y2 JP S5914255Y2 JP 16510081 U JP16510081 U JP 16510081U JP 16510081 U JP16510081 U JP 16510081U JP S5914255 Y2 JPS5914255 Y2 JP S5914255Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
sliding roof
cable guide
opening
reinforcing member
Prior art date
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Expired
Application number
JP16510081U
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English (en)
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JPS5869530U (ja
Inventor
武 山本
役之助 谷
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Priority to JP16510081U priority Critical patent/JPS5914255Y2/ja
Publication of JPS5869530U publication Critical patent/JPS5869530U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のスライテ゛イングルーフ装置に関し、
特に詳しくはワゴンタイプの自動車のスライテ゛イング
ルーフ装置に関する。
第1図に示すようなワゴンタイプの自動車にサンルーフ
を設ける場合、実開昭55−125826号公報にも示
されているように、一般にスライディングルーフ1は、
ルーフパネル2の上面に設けられたガイドレール3に沿
って自動車前後方向に移動するように形成される。
このようにガイドレールをルーフパネル上面に配設する
ことにより、車内の有効高さが大きくなり、荷物をより
高く積載することが可能になる。
従来、上記のようなスライテ゛イングルーフ装置のルー
フ駆動機構は、第2図に示すように、ルーフパネル2の
開口部4周縁に沿って補強部材5を固設し、この補強部
材5の縦壁部5aにケーブルガイド6を固着し、このケ
ーブルガイド6に案内支持される駆動ケーブル7をケー
ブル取付部材8によってスライディングルーフ1に連結
し、該駆動ケーブル7を移動させてスライディングルー
フ1を前後方向に駆動させるように形成されていた。
上記説明のような従来のスライディングルーフ装置にあ
っては、前記ケーブルガイド6は、ルーフ組付時に何ヶ
所がのビス止めによって補強部材5に固定されるのが一
般的であるが、このケーブルガイド6はルーフパネル2
の開口部4の周縁に沿って延びるように形成されて、が
なりの長さを有するものであるので、ビス止め作業はこ
の長いケーブルガイド6を作業者が一方の手で、あるい
はもう1人が支持しながらでないと行ない得す、ルーフ
の組付作業の能率はあまり良いものとはなっていなかっ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、ケーブ
ルガイドの組付けが容易になされ得るスライディングル
ーフ装置を提供することを目的とするものである。
本考案の自動車のスライディングルーフ装置は、前述の
ようにルーフパネルの開口部周縁の補強部材の縦壁にケ
ーブルガイドを固定するようにしたスライテ゛イングル
ーフ装置において、補強部材の下部に、ケーブルガイド
を下方がら支持できるように開口側に突出した天井内張
材取付はブラケラトを設けたことを特徴とするものであ
る。
上記のような天井内張材取付はブラケットは、ケーブル
ガイドのビス止め時に、このケーブルガイドを支持する
一時預けとして使用することができ、したがってビス止
め作業者がケーブルガイドを片手で支持したり、あるい
は他の人に支持してもらうことが不要となり、ケーブル
ガイドの組付作業は著しく簡単かつ能率的なものとなる
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する
第3図は本考案の1実施例による自動車のスライディン
グルーフ装置の一側端部を示すものである。
本実施例のスライディングルーフ装置も、一般のワゴン
タイプ自動車用スライディングルーフ装置と同様に、ル
ーフパネル20の上面、開口部21の周縁部にはモール
22が設けられ、このモール22の内端部には上記開口
部21方向に開いたガイドレール23が形成されている
そしてこのガイドレール23にはスライテ゛イングルー
フ24の側端部24 aが係合され、スライディングル
ーフ24は開口部21を開閉するように、該ガイドレー
ル23に沿って自動車の前後方向に移動可能となってい
る。
また、ルーフパネル20の下面、開口部21の周縁部に
は補強部材25が固設されている。
この補強部材25の開口部21側の端部は溶接によって
、また外側の端部は前記モール22も一緒に固定するボ
ルト26とナツト27によってルーフパネル20に固着
されている。
この補強部材25は、例えば両端とも溶接によってルー
フパネル20に固着する等、上記以外の公知の方法を用
いて固設されてもよい。
補強部材25の開口部21側の縦壁部25 aには、該
補強部材25に沿って開口部21の周囲を延ひ゛るケー
ブルガイド28が′固定されている。
このケーブルガイド28は、図示されているように内方
側(開口部21側)の側面中央部に凹部28 aを有し
、この凹部28 aにはケーブルガイド28全長に亘っ
て例えば合成樹脂製のガーニッシュ29が嵌着されてい
る。
ケーブルガイド28の上記凹部28aの上方には、ケー
ブル溝28 bが形成され、また凹部28 aの下方に
はアイドルチューブ28 Cが形成されている。
ケーブル溝28 b内には、駆動ケーブル30が緩挿さ
れており、この駆動ケーブル30には、ボルト31とナ
ツト32とによってスライディングルーフ24に固定さ
れるケーブル取付部材33が、例えば溶接等によって固
着されている。
駆動ケーブル30は公知のケーブル駆動機構(図示せず
)によって、ケーブル溝28 b内を滑動するように駆
動され、ケーブル取付部材33を介してスライディング
ルーフ24を自動車前方向あるいは後方向に移動させる
このようなスライテ゛イングルーフ24の移動は、駆動
ケーブル30をケーブル駆動機構によって引張ることに
よって行なわれるので、該スライディングルーフ装置の
他側端部のケーブルガイドには、上記駆動ケーブル30
とは反対方向に引張られるもう1本の駆動ケーブルが緩
挿され、この駆動ケーブルを引張ることによりスライテ
゛イングルーフ24は上記駆動ケーブル30を引張る場
合とは反対の方向に移動される。
上記他方の駆動ケーブルは、図示のケーブルガイド28
内においてはアイドルチューブ28 C内に緩挿される
同様に上記駆動ケーブル30も、他方のケーブルガイド
内においてはそのアイドルチューフ゛内に通される。
上記補強部材25の底部25 bには、該補強部材25
の縦壁部25 aよりも開口部21側に突出した天井内
張材取付はブラケット34が、例えば溶接等の方法によ
って固定されている。
天井内張材35は、その端部がこのブラケット34の突
出した内端部に係着され、車体の天井内面を覆うように
装着される。
前述したケーブルガイド28は、ガーニッシュ29を嵌
着する前に、ビス穴28 dにビス36を通し、該ビス
36を縦壁部25 aの裏面に固定されたナツト37に
締め付けることによって補強部材25に固定される。
このケーブルガイド28の組付時に、ケーブルガイド2
8を、前述したブラケット34の上面に一時的に預けて
おくことができるので、作業者は両方の手を使ってビス
止め作業をすることが可能になり、また他の作業者によ
ってケーブルガイド28を支持してもらうことも不要と
なって、ケーブルガイド28の組付作業は著しく能率的
に行なわれ得るようになる。
上記ブラケット34の内端部は、ケーブルガイド28が
一時預けされたときに該ケーブルガイド28のビス穴2
8 dとナツト37とが上下方向に整合するレベルに設
定されれば、ビス止め作業が大変容易になって理想的で
あるが、上述のようにビス穴28 dとナツト37のレ
ベルが整合されなくとも、ケーブルガイド28を一時的
に支持する機能を備えればそれだけでケーブルガイドの
組付作業性向上の効果は十分に有る。
上記のビス穴28 dとナツト37のレベルの整合を考
慮する場合、ブラケット34の内端部のレベルは、係着
される天井内張材35の厚さをも考慮して設定されなけ
ればならないことは勿論である。
また上記ブラケット34は、天井内張材35の端部を支
持するものであるから、補強部材25に沿って開口部2
1の全周に亘って延びるように形成されるのが一般的で
あるが、天井内張材35の端部の形状によっては、部分
的に縦壁部25 aから内方に突出し、ケーブルガイド
組付時、何ケ所かでケーブルガイド28を支持するよう
に形成されてもよい。
なお前記説明のようなガーニッシュ29を設けることは
必ずしも必要ではないが、このようなガーニッシュ2つ
を設けることにより、車内から見たスライテ゛イングル
ーフ周縁部の見栄えは格段に向上する。
以上詳細に説明した通り、本考案による自動車のスライ
ディングルーフ装置は、ケーブルガイドの組付作業が著
しく簡易化、能率化されるものであり、その実用的な価
値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される自動車の一例を示す斜視図
、第2図は従来のスライディングルーフ装置を示す断面
図、第3図は本考案のl実施例を示す断面図である。 1.24・・・スライディングルーフ、2,20・・・
ルーフパネル、3,23・・・ガイドレール、4,21
・・・開口部、5,25・・・補強部材、5a、25a
・・・縦壁部、6゜28・・・ケーブルガイド、7,3
0・・・駆動ケーブル、8゜33・・・ケーブル取付部
材、34・・・天井内張材取付はブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルに開設された開口部の周縁のガイドレール
    に沿って摺動自在に形成されたスライディングルーフを
    、前記開口部の周縁の補強部材の縦壁に固定したケーブ
    ルガイドに案内支持されるケーブルに連結して該ケーブ
    ルの移動によって駆動するようにした自動車のスライテ
    ゛イングルーフ装置において、前記補強部材下部に、前
    記ケーブルガイドを下方から支持し得るように前記開口
    部側に突出した天井内張材取付はブラケットを固定した
    ことを特徴とする自動車のスライディングルーフ装置。
JP16510081U 1981-11-05 1981-11-05 自動車のスライデイングル−フ装置 Expired JPS5914255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16510081U JPS5914255Y2 (ja) 1981-11-05 1981-11-05 自動車のスライデイングル−フ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16510081U JPS5914255Y2 (ja) 1981-11-05 1981-11-05 自動車のスライデイングル−フ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869530U JPS5869530U (ja) 1983-05-11
JPS5914255Y2 true JPS5914255Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29957309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16510081U Expired JPS5914255Y2 (ja) 1981-11-05 1981-11-05 自動車のスライデイングル−フ装置

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JPS5869530U (ja) 1983-05-11

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