JPS5914236B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS5914236B2
JPS5914236B2 JP1564777A JP1564777A JPS5914236B2 JP S5914236 B2 JPS5914236 B2 JP S5914236B2 JP 1564777 A JP1564777 A JP 1564777A JP 1564777 A JP1564777 A JP 1564777A JP S5914236 B2 JPS5914236 B2 JP S5914236B2
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JP
Japan
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magnetron
voltage
frequency
frequency converter
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Application number
JP1564777A
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English (en)
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JPS53101143A (en
Inventor
直芳 前原
博 藤枝
達男 坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高周波加熱装置の改良に関し、第1の目的は電
源装置の小型軽量化、低コスト化であり、第2の目的は
マグネトロン出力制御が簡単で使い勝手のよい高周波加
熱器を提供することである。
第1図は従来例を示し、1、1’は商用電源端子、2は
整流器、3はコンデンサであつて、単方向電源が形成さ
れる。4はインダクタ、、5はサイ5 リスタ、6はダ
イオード、7は昇圧トランス(出力トランス)、、8は
コンデンサであつてサイリスタインバータが形成されて
おわ、出力制御手段12によりサノ、[リスタ5がトリ
ガされると、トリガ周波数に応じた高周波電流が昇圧ト
ランス7の101次巻線w に流れる。
2次巻線w に発生した 高圧高周波電力はダイオード9a、9b、コンデンサ1
0a、11Obよりなる整流手段を介してマグネトロン
11に直流高圧電力として供給される。
マグネトロン”11のカソードはヒータトランス151
3によれ電力を供給され加熱される。したがつてマグネ
トロー/11は発振し所要の電波出力を得る。サィリス
、夕5のトリガ周波数を変化すると。マグネトロン11
への供給電圧が変化し、マグネトPン出力が変化する。
しかしながら、昇圧トラ20 ンス?VC比べてヒータ
トランス13は扱う電力n程度であるにもかかわらず、
商用周波数電力を扱つているフヒめ大型化・重量化し、
高コストとなる上にマグネトロンのカソードは高電位(
例えば3KV)になるので高性能の絶縁処理が必要と2
5なク、一層高価なものとなる。本発明はこのような点
にかんがみてなされたものであつて、第2図により本発
明の一実施例を説明する。
第2図において、第1図と同符号は対応する部品である
。第2図において、出力トランス30(高圧トランス)
T′は第2の低圧2次巻線Wを有しており、、マグネト
ロン11のカソードに高周波低圧電力を供給するもので
ある。
14は電流調整用のインダクタである。
第2図の実施例p基本的な特性を第4図〜第6五 図を
もとに説明する。
第4図はマグネトロンのアノード電流とアノードカソー
ド間電圧VAKとの関係を示すもDである。マグネトロ
ンは図より明らかなように非線形な電圧電流特性を有し
ておシ、このため第5図に示すように、周波数変換器の
動作周波数(すなわちサイリスタ5のトリガ周波数)F
OをF2からf1まで変化すると、マグネトロロン出力
P。
は100%から0%まで変化するが、実際の出力トラン
ス7の出力電圧はそれほど変化せず、そのために線形負
荷であるマグネトロンカソードに供給される電力PHは
図に示すように,100%から60〜7096に低下す
るのみである。−方、マグネトロンのカソード温度が一
度十分上昇してから高圧電力を加えられ発振すると、カ
ソード温度は、マグネトロンの損失やカソードからの放
出電子の影響を受けヒータに供給される電力PHは一定
であつてもカソード温度が上昇する。また電波出力が小
さい時はカソードから放出すべき電子数も少なくなる。
これらの結果、一度マグネトロンが発振してから変換器
の動作周波数Fをf1に近い値にまで下げても、モーテ
イングなどを生じず、極めて低い出力P。を得ることが
できる。しかしながら、第5図に示すように、マグネト
ロンの電波出力P。の設定値、すなわち、周波数変換器
の動作周波数F。の設定値によつてヒータへの供給電力
PHが変化する。従つて、周波数変換器を起動して、冷
陰極状態からマグネトロンを起動する場合、マグネトロ
ン出力設定(すなわち、起動時に周波数変換器が動作す
る周波数設定)に応じて.マグネトロンの立ち」り時間
T,(電波が出るまでの時間)が大きく変化する。図よ
)明らかなように、マグネトロン出力を小さく設定(F
Oをf1に近い値に設定)して起動するとT,は極めて
長くなb、マグネトロンのカソードの初期温度によつて
は、10数秒〜20数秒もかかつてしまい、微妙な調理
には不都合になるばかbでなく、起動時にモーデイング
状態がしばらく持続するなどの現象が生じ易く、マグネ
トロンの寿命等の点から不都合である。そこで本発明で
は、起動の際一定時間の間、例えば第5図、第6図のF
3で示した動作周波数で起動後、設定された動作周波数
(例えばfあるいはF2)に自動的に変化するようにし
たものである。
また起動時F2で動作させるとT,は小さくなるがマグ
ネトロンには異常に高い無負荷電圧が印加され、マグネ
トロンの寿命や高圧整流回路の信頼性の上から不都合で
ある。このようにすることによつて、マグネトロンの立
ち上ν時間Tldを小さくし、かつ異常に高い無負荷電
圧をマグネトロンに印加することもないマグネトロンの
電源装置を提供することができる。
このような制御機能を有するのが制御回路125である
第3図は制御回路125のさらに詳しい実施例である。
第3図において、Aは電源回路、Bは起動スイツチ回路
、Cは起動制御回路、Dは出力設定回路、Eはパルス発
生回路、Fは電源電圧変動に対する出力補正回路である
1,12,K,Gは第2図の同符号端子に接続される。
20a,20bは整流器、21は抵抗器、22はゼナダ
イオード,23はコンデンサであつて、電源回路を形成
している。
調理スイツチ24が開かれると、抵抗25926、およ
び27,28によりベース電流を供給されていたトラン
ジスタ29,30は0Nから0FFになる。したがつて
、コンデンサ32は抵抗31を介して充電されはじめる
。また、コンデンサ51は、トランジスタ46がオン,
トランジスタ62がオフであるので、抵抗49,50を
通つて流れる電流により充電される。したがつて、PU
T(プログラマブルユニジヤンクシヨントランジスタ)
54は、抵抗52,53などで定まる電位までコンデン
サ51が充電するとオンになb、端子Gにはパルス電圧
が発生し,サイリスタを点弧する。すなわち、起動時は
抵抗器49と50およびコンデンサ51によシ定まる周
波数でサイリスタはトリガされる。
この周波数は必ずしも本実施例pように固定周波数であ
る必要はない。コンデンサ32が充電されつづけ、PU
T39のアノードが抵抗器33,34等により定まる値
に達するまでは、抵抗35,36および抵抗37,38
により,トランジスタ41,42はオンとなつている。
したがつて前述のごとく、トランジスタ46はオンであ
勺、トランジスタ61はオフであるから、トランジスタ
62もまたオフとなつている。そしてコンデンサ32が
所定の電位まで達すると、PUT39はオンとなb、抵
抗40を通してコンデンサ32は放電するが、抵抗31
,40はPUTがオフにならないような値に設定されて
お勺、PUTはオン状態を持続する。
PUTがオンになると、トランジスタ41,42,46
,61は反転する。
すなわち、トランジスタ46はオフ、61はオンとなる
から、ダイオード57、半固定抵抗58、出力調整用設
定可変抵抗59、抵坑56により定められた電位にトラ
ンジスタ62のベースが固定される。したがつて、コン
デンサ51は可変抵抗59により設定された電流により
充電され、PUTの発振周波数は可変抵抗59により設
定された周波数に切勺かわるのである。なお、コンデン
サ45,60は周波数の切bかわbが、ゆるやかになる
ようにするためのものである。
また、抵抗50は周波数の切bかわb時などに、サイリ
スタのトリガ周波数が過度に低くなるのを防ぐものであ
る。また、抵抗63,64,66、コンデンサ65、ダ
イオード67より成る回路は、商用電源の電圧変動に応
じてPUT54のゲートバイアス電圧を変化させ、トリ
ガ周波数を補正し、マグネトロンの出力を安定化するも
のである。
以上のように、本発明によれば、周波数変換器によりマ
グネトロンに高圧電力と低圧電力を供給する構成とする
と共に、起動時一定の時間の間、マグネトロンが発振可
能な所定の出力電圧とし、その後出力制御手段にて設定
された出力電圧となるよう周波数変換器を制御する起動
制御手段を設けたので、ヒータトランスを高圧トランス
と一体化して、いちじるしく電源装置を小型軽量・低コ
スト化し、しかもその時に生じるマグネトロンの立ち上
がb時間の増大、あるいはモーデイングなどの不都合を
除去し、かつ出力レベルの制御が自由な電源装置を有す
る高周波加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す高周波加熱装置の回路図、第2図
は本発明の一実施例を示す回路図、第3図は同要部のさ
らに詳しい回路図、第4図は同要部のマグネトロンの動
作特性図、第5図、第6図は本発明に係る装置の動作を
説明する図である。 5・・・・・・サイリスタ、6・・・・・・ダイオード
、7・・・・・・昇圧トランス 12・・・・・・出力
制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 商用周波数よりも高い周波数で動作する周波数変換
    器と、前記周波数変換器により付勢され、高圧電力を整
    流手段を介してマグネトロンに供給し、かつ低圧出力を
    マグネトロンカソードに供給する出力トランスと、前記
    周波数変換器の出力電圧を制御して前記マグネトロン出
    力を制御する出力制御手段とを有ると共に、前記周波数
    変換器の起動時、その出力電圧をマグネトロンの出力が
    最大となる電圧よれ低く、かつ、最小となる電圧より高
    い所定の電圧とし、一定時間の後に前記出力制御手段に
    より設定された出力電圧となるよう前記周波数変換器を
    制御する起動制御手段を備える構成とした高周波加熱装
    置。
JP1564777A 1977-02-15 1977-02-15 高周波加熱装置 Expired JPS5914236B2 (ja)

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JP1564777A JPS5914236B2 (ja) 1977-02-15 1977-02-15 高周波加熱装置

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JP1564777A JPS5914236B2 (ja) 1977-02-15 1977-02-15 高周波加熱装置

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JPS53101143A JPS53101143A (en) 1978-09-04
JPS5914236B2 true JPS5914236B2 (ja) 1984-04-03

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JP2529234Y2 (ja) * 1992-06-17 1997-03-19 東洋製罐株式会社 ヒートシール容器

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JPS53101143A (en) 1978-09-04

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