JPS59141174A - 溶融炭酸塩型燃料電池用構成材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明しま高温型燃料電池の一つで電解質にアルカリ炭
酸塩　（炭酸リチウノ・、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸カルシウムなど）を使用した溶融炭酸塩型燃料
軍、池に用いる構成材料に関する。

この電池は作動温度が５００°Ｃ以上と高いため反応速
度が大となり常温型燃料電池のように高価な（い女１曲
ｌ′Ｅ科でも高電聾密匿がイ叫られるなどの特長がある
。しかし高温で稼動するため電池構成材料の耐食性、電
池の形状のコンノくクト化あるいは電解質の劣化防止な
どの対策が必要である。溶融炭酸塩型燃料電池の電極を
保持する枠や電解液室を形成する枠などの電池構成材料
にはニッケル、炭酸鋼、ステンレス′″鋼などの金属材
料が用いられるか、溶融炭酸塩による腐食が大きな問題
となる。

これまで溶融炭酸塩中ですぐれた耐食性を有する金属拐
料の探索が続けられてきているが、現状では満足すべき
ものは得られていない。

本発明の目的は、溶融炭酸塩型燃料電池用構成材料とし
て十分な耐食性を有する金属材料を提供することにある
。

この目的の達成のために、本発明は溶融炭酸塩中ですぐ
れた耐食性を有する貴金属あるいは新規金属材料を探索
することよりも、既存羽村に表面ニッケル、炭素鋼、オ
ーステナイト系ステンレス鋼のような二、ケル、鉄の一
方または双方を含む材料の表面をアルミニウムとニッケ
ルあるいは鉄との金属間化合物の層によシ被覆すること
によシ本発明の目的か達成された。

このようなアルミニウムとニッケルあるいは鉄との金属
間化合物の層によって被覆された二、り。

ルおよび鉄の一方または双方を含む材料上よ溶融炭酸塩
中ですぐれた耐食性を示す仁とが見出された。

以下実施例を引用して本発明の効果について説明する。

基材和として純ニッケル、炭素鋼（熱間圧延銅板）、ス
テンし・−２銅（ＪＩＳ、　ＳＵＳ　３０４　’）を用
イ、脱脂、酸洗の後約７５０”（３の純アルミニウムの
浴中に浸漬し、９００°Ｃで１時間の拡散処理を行った
。この拡散処理により表面に約０．５　ｍｍの厚さのＮ
ｉ　ＡＩ！４るいはＦｅ２Ａｚ’３　（下側はＦｅＡｊ
？　）の層が生３ 成されていることが確認された。次にこれらの相料の溶
融戻酸堵による浸漬腐食試験を次に記す条件で行った。

（１）溶融塩組成：炭酸カリウム３８ｍｏＩ！％、炭酸
リチウム６２　ｍｏ１％ （２）温度ニア００”Ｑ （３）浸漬時間：２時間 （４）ふん囲気：大気開放 浸漬腐食試験の結果は第１表の通りである。

第　　１　　表 第１表に示すようにアルミニウム化合物被覆の一有るも
のは増量傾向、無いものは減量傾向で、本発明の効果が
確認された。なお、アルミニウム化合物被覆品の増量は
、表面にアルミニウム酸化物が形成されたためと思われ
る。また浸漬試験の前後９引張シ強さはｔよは同等であ
り、材料表面において浸蝕などの現象が起きていないこ
とを裏付けている。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ニック°ル、鉄の一方または双方を含む材料の表面
   がアルミニウノ・と二、ケルあるいは鉄との金属間化合
   物の層により覆わＩしてなることを特徴とする溶融炭酸
   塩型燃料電池用構成材料。 ２、特許請求の範囲第１項記載の搭成利料において、二
   、ケル、鉄の双方を含む材料がオーステナイト系ステン
   レス鋼であることを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池用
   構成材料。