JPS5913893B2 - 低温活性を有する排煙脱硝触媒 - Google Patents
低温活性を有する排煙脱硝触媒Info
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- JPS5913893B2 JPS5913893B2 JP54091271A JP9127179A JPS5913893B2 JP S5913893 B2 JPS5913893 B2 JP S5913893B2 JP 54091271 A JP54091271 A JP 54091271A JP 9127179 A JP9127179 A JP 9127179A JP S5913893 B2 JPS5913893 B2 JP S5913893B2
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Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、排煙中の窒素酸化物をアンモニ；によって
選択的に接触還元する反応に供されるか媒に関する。
選択的に接触還元する反応に供されるか媒に関する。
各種化学工場や自動車その他から排出されるに素酸化物
は、光化学スモッグの発生原因とされイため、その効果
的な処理手段の開発が望まれて（る。
は、光化学スモッグの発生原因とされイため、その効果
的な処理手段の開発が望まれて（る。
従来からいくつかの排煙脱硝方法が提案されているが、
そのうちアンモニアを還元剤とする窒素酸化物の乾式接
触還元法は、湿式法のような排水の後処理手段を必要と
せず、しかも排煙中に酸素が１容量係以上共存していて
も、アンモニアは選択的に窒素酸化物と反応するため、
還元剤に関するユーティリティの点でも有利な方法とさ
れ、既に実用化の域に達している。
そのうちアンモニアを還元剤とする窒素酸化物の乾式接
触還元法は、湿式法のような排水の後処理手段を必要と
せず、しかも排煙中に酸素が１容量係以上共存していて
も、アンモニアは選択的に窒素酸化物と反応するため、
還元剤に関するユーティリティの点でも有利な方法とさ
れ、既に実用化の域に達している。
ところで、排煙中に硫黄酸化物が含まれている場合には
、これとアンモニアとの反応生成物が排煙通路を閉塞す
る虞れがある。
、これとアンモニアとの反応生成物が排煙通路を閉塞す
る虞れがある。
この閉塞を避けるために、上記乾式接触還元法では、こ
の反応生成物の分解温度以上の反応温度（約２５０℃）
が必要とされる。
の反応生成物の分解温度以上の反応温度（約２５０℃）
が必要とされる。
そしてこのような高温における脱硝反応を行うには、複
雑な加熱装置と高い燃費が必要とされる。
雑な加熱装置と高い燃費が必要とされる。
一方、低硫黄燃料の燃焼により生じた排煙や、脱硫処理
済みの排煙の場合には、このような高温で脱硝処理を行
う必要はなく、したがって簡単な加熱装置でかつ低（・
燃費で処理することが可能である。
済みの排煙の場合には、このような高温で脱硝処理を行
う必要はなく、したがって簡単な加熱装置でかつ低（・
燃費で処理することが可能である。
そしてこのように脱硝に際して加熱工程を省くことは、
脱硝工程の簡略化と熱コストの節約の点で極めて好まし
い。
脱硝工程の簡略化と熱コストの節約の点で極めて好まし
い。
それ故に、現在低温（たとえば湿式脱硫処理後の排煙の
温度は、必要な昇温を考慮しても、１８０℃以下である
。
温度は、必要な昇温を考慮しても、１８０℃以下である
。
）において、効果的に排煙の脱硝を行う手段が節望され
る次第である。
る次第である。
従来から用いられている排煙脱硝触媒は、アルミナ、シ
リカ・アルミナ、シリカ、天然もしくは合成ゼオライト
のような粒状担体に、重金属の酸化物もしくは硫酸塩を
、単独でまたは組合せて担持したものであった。
リカ・アルミナ、シリカ、天然もしくは合成ゼオライト
のような粒状担体に、重金属の酸化物もしくは硫酸塩を
、単独でまたは組合せて担持したものであった。
しかしながらこの触媒は、上記のような低温においては
活性の低いものであり、そのためこの触媒を用いて高い
脱硝率を得るためには、接触時間を長くする必要があっ
た。
活性の低いものであり、そのためこの触媒を用いて高い
脱硝率を得るためには、接触時間を長くする必要があっ
た。
したがって必然的に触媒の使用量が増加し、圧力損失が
増大するなどの欠点が生じ、この欠点が低温脱硝反応に
おける上記のような長所を相殺してしまう結果となって
いた。
増大するなどの欠点が生じ、この欠点が低温脱硝反応に
おける上記のような長所を相殺してしまう結果となって
いた。
この発明は、上記のような欠点を解消するために、低温
においても高い活性を有する排煙脱硝触媒を提供するこ
とを目的とするものである。
においても高い活性を有する排煙脱硝触媒を提供するこ
とを目的とするものである。
この発明は、活性アルミナとシリカ・アルミナと天然も
しくは合成ゼオライトとからなる群より選ばれた少なく
とも１つの担体に、臭化鉄が担持されてなる低温活性を
有する排煙脱硝触媒である。
しくは合成ゼオライトとからなる群より選ばれた少なく
とも１つの担体に、臭化鉄が担持されてなる低温活性を
有する排煙脱硝触媒である。
ここに、臭化鉄の担持率は、好ましくは鉄？／担体ｆ＝
０．０２〜０．１の範囲である。
０．０２〜０．１の範囲である。
この発明による触媒は、たとえば臭化鉄の溶液に担体を
浸漬して、臭化鉄を担体に含浸担持する通常の方法にし
たがって調製される。
浸漬して、臭化鉄を担体に含浸担持する通常の方法にし
たがって調製される。
この発明による触媒は、以上のように構成されているの
で、高温においてのみならず、低温においても高い活性
を有しており、そのためこれら触媒を排煙脱硝反応に用
いることにより、低温において極く短かい接触時間で、
高い脱硝率を得ることができる。
で、高温においてのみならず、低温においても高い活性
を有しており、そのためこれら触媒を排煙脱硝反応に用
いることにより、低温において極く短かい接触時間で、
高い脱硝率を得ることができる。
以下、この発明の実施例を、比較例と対比して示す。
各実施例および比較例により調製された触媒の組成を、
表１に示す。
表１に示す。
実施例および比較例
市販の合成ゼオライト（モレキュラシーブ１３Ｘ、直径
１ｒＩｍＬ×長さ３ｍ）２０ｆを、２７．０重量％のＦ
ｅ Ｃ１３水溶液７００−に、室温で４時間浸漬処理
し、次にこの処理品を１１０℃で４時間乾燥して触媒１
を調製した。
１ｒＩｍＬ×長さ３ｍ）２０ｆを、２７．０重量％のＦ
ｅ Ｃ１３水溶液７００−に、室温で４時間浸漬処理
し、次にこの処理品を１１０℃で４時間乾燥して触媒１
を調製した。
またＦｅＣｌ３水溶液の代わりに、２７．０重量％のＦ
ｅ Ｂ ｒ ３を用いて、他の操作を触媒１の調製と同
様に行い、触媒２を調製し九さらに合成ゼオライトの代
わりに、８〜１４メツシユに粉砕された市販の活性アル
ミナを用いて、他の操作を触媒１の調製と同様に行い、
触媒３を調製した。
ｅ Ｂ ｒ ３を用いて、他の操作を触媒１の調製と同
様に行い、触媒２を調製し九さらに合成ゼオライトの代
わりに、８〜１４メツシユに粉砕された市販の活性アル
ミナを用いて、他の操作を触媒１の調製と同様に行い、
触媒３を調製した。
また８〜１４メツシユに粉砕された市販の活性アルミナ
２０１を、２０重量％のＦｅＳＯ４水溶液に、室温で４
時間浸漬し、この処理品を１００℃で４時間乾燥して触
媒４を調製した。
２０１を、２０重量％のＦｅＳＯ４水溶液に、室温で４
時間浸漬し、この処理品を１００℃で４時間乾燥して触
媒４を調製した。
またＦｅＳＯ４水溶液の代わりに、２０重量％のＣｕＳ
Ｏ４水溶液を用いて、他の操作を触媒４の調製と同様に
行い、触媒５を調製した。
Ｏ４水溶液を用いて、他の操作を触媒４の調製と同様に
行い、触媒５を調製した。
活性試験
上記実施例および比較例により調製した各触媒について
、次の条件下で脱硝率を求めて、それぞれの活性試験を
行った。
、次の条件下で脱硝率を求めて、それぞれの活性試験を
行った。
各触媒１０７！を、直径３０ｒＩＷｎの円筒状の石英製
反応器に充填し、この反応器に、通常の流通系において
、温度調節を行いながら、表２に示される混合ガスを空
間速度１００００時 になるように流入し、脱硝反応を
行つ弯反応器の入口および出口におけるＮＯ濃度の変化
量から、各反応温度における脱硝率を求めた。
反応器に充填し、この反応器に、通常の流通系において
、温度調節を行いながら、表２に示される混合ガスを空
間速度１００００時 になるように流入し、脱硝反応を
行つ弯反応器の入口および出口におけるＮＯ濃度の変化
量から、各反応温度における脱硝率を求めた。
結果を図面に示す。図かられかるように、実施例の触媒
は比較例のものよりはるかに優れた脱硝活性を有する。
は比較例のものよりはるかに優れた脱硝活性を有する。
図面はこの発明の実施例による各触媒の活性を、従来の
触媒と比較して示すグラフである。
触媒と比較して示すグラフである。
Claims (1)
- １ 排煙中の窒素酸化物をアンモニアによってノ択的に
接触還元する反応に供される触媒であつ１活性アルミナ
とシリカ・アルミナと天然もしくｔ’合成ゼオライトか
らなる群より選ばれた少なく２も１つの担体に臭化物が
担持されてなる低温活仁を有する排煙脱硝触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54091271A JPS5913893B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 低温活性を有する排煙脱硝触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54091271A JPS5913893B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 低温活性を有する排煙脱硝触媒 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3315576A Division JPS52115790A (en) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | Catalysts with low temperature activity for use in denitration for exh aust gas |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5559843A JPS5559843A (en) | 1980-05-06 |
| JPS5913893B2 true JPS5913893B2 (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=14021774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54091271A Expired JPS5913893B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 低温活性を有する排煙脱硝触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913893B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09140656A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Katsumi Tsujimoto | 風呂釜洗浄装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1087975C (zh) * | 1998-07-17 | 2002-07-24 | 北京理工大学 | 二氧化硫的脱除催化剂 |
| KR100766852B1 (ko) * | 2006-01-20 | 2007-10-15 | 주식회사 만도 | 차고 조절용 쇽업소버의 피스톤 로드 및 그 가공방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5059283A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-22 |
-
1979
- 1979-07-18 JP JP54091271A patent/JPS5913893B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5059283A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-22 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09140656A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Katsumi Tsujimoto | 風呂釜洗浄装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5559843A (en) | 1980-05-06 |
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