JPS59137554A - 電気カーペット用ニードルパンチループパイルフェルトの製造方法 - Google Patents

電気カーペット用ニードルパンチループパイルフェルトの製造方法

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JPS59137554A
JPS59137554A JP58011936A JP1193683A JPS59137554A JP S59137554 A JPS59137554 A JP S59137554A JP 58011936 A JP58011936 A JP 58011936A JP 1193683 A JP1193683 A JP 1193683A JP S59137554 A JPS59137554 A JP S59137554A
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JP
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low
felt
needle
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JP58011936A
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上川 道治
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は電気カーにット等の表面材として使用されるナ
イロン、ポリエステル、アクリル等の繊維を使用したニ
ードルパンチループパイルフェルトおよびその製造方法
に関する。
(背景技術) 従来この種のニードルパンチフェルトは、第1図に示す
ように、3〜30デニル程度の太さのナイロン、ポリエ
ステル、アクリル等の短繊維(長さ1〜3インチ程度)
をカードマシンでウェブ状の薄布に作シ、その薄布を数
枚重ねてニードル/臂ンチ加工を施してニードルフェル
トを作り、次に二−ドルノ4?ンチ加工によって前述の
フェルト面よシ繊維を突き出し加工し主にループ状の立
毛のあるループパイルフェルト4′を作シ、フェルトと
しての引張強度、寸法安定性、耐摩耗性、耐ピリング性
、抜糸強度の向上のために裏面よfi SBR(ステレ
ンブタジエンラパー)またはNBRにトリルブタジェン
ラバー)等のラテックスをニード/ぐンチルーソノ臂イ
ルフェルト4′の基布部に#まぼ基布厚さだけ含浸させ
て、その後加熱乾燥することによってバッキング樹脂層
6をパイルの根元すなわちパイルフェルトの基布部はぼ
全面に形成することによって繊維どうしのからみを保ち
、またループツヤイルの抜けを防ぐようにしていた。
しかして、従来においてはこのように形成しておりルー
プツヤイルの根元にバッキング+04 脂層6があるた
めにこの樹脂のかたまり等の発生で座りとこちを悪くし
たり、ループ・ンイルの隙間から樹脂層6が見えたりし
てパイプフェルト(カーペット)として実用上問題があ
った。
またこの欠点をなくするためにラテックスの使用量を減
らしたりラテックスの含浸深さを薄くするとループ・や
イル部分の繊維を基布部に固定する力が低下して抜毛現
象が発生しやすくなったり、フェルトとしての強度、寸
法安定性も低下してしまうという問題があった。
また、電気カーペットの表面材として使用さレル二一ド
ルノぐンチルーフ・クイルフェルト4′は、発熱体/の
部分と接着する方法として、加工性(乾燥不用)や時間
が短かくてよい、または全面で均一な接着力が得られる
等の理由で、ホットメルト層2を介してホットメルト接
着(主にホットプレス方式による〕される。ところが従
来ノ二一ドパンチル−7’ t4イルフェルト4は、裏
面にバッキング樹脂層6を形成しているためにホットメ
ルト層2(通常は低密度ポリエチレンまたはエチレン酢
ビ(E’VA )系のフィルムが使われる)の中にフェ
ルトの繊維が埋まシ込みに<<、接着が悪いという間組
があった。この欠点ヲなくするためにホットプレスの温
度を高くしたり、オたは時間を長くしたりするとループ
・ぞイル(立毛繊維)がホットプレスの熱で倒れてしま
って、立毛状に復元しないという問題があった。なお、
第1図において3は下部に設けられた裏面材である。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的と
するところは、ループパイル部を有する二一ドルノやン
チル=f/4’イルフェルトにおいて、ニードルパンテ
ルーズパイルフエ′ルトの強度、寸法安定性の向上、重
景の削減を可能にし、ホットメルト接着性及び座りとこ
ちの改良ヲ可能トシタニードルパンチループパイルフエ
ルトおよびその製造方法を提供するにある。
(発明の開示) 第21’1.J:本発明の二−ドルノソンチルーグt4
イルフェルトを示すもので、第1図と同部材については
同じ符号を用いである。しかし、て、発熱部1に対しホ
ットメルト層2を介し結合される本Q明のニードルパン
チルーソノクイルフェルト4は2種類以上の繊維よりな
っておυ、その主繊維5け例えばナイロン、ポリエステ
ルの如き高融点の繊維が用いられ、かつ他は例えばポリ
エチレン、ポリプロピレンの如き低融点で熱収縮率が大
きい繊維7という区別である。この低融点の繊維7は高
融点の主繊維5中にelは均一に混毛されているがルー
プツヤイル8部の表面側にはほとんどない状態に収縮ま
たは溶融している。前述の低融点繊維7は、ニードル・
やンチルーグパイルフエルト4の基布部では、加熱され
ることによって溶融して高融点の主繊維5相互のからん
でいる交点付近で玉状にかたまりとなっており、第1図
に示した如き従来のバッキング樹脂層6を形成した場合
と同様に主繊維5相互が低融点#ミ維7の溶融物により
同定されて構成されている。
他の実施例としては(図示せず)、前述の低融点繊維の
勢わりに覆合繊維を用いたもので、この覆合繊維は、比
較的融点の高い繊維の表面の一部または全面に低融点樹
脂層を設けたもので、例えばポリエステル繊維の外面に
ポリエチレンまたはEVA層を設けた2層構造の繊維ま
たは、ポリエステル繊維とポリエチレン繊維を貼シ合わ
せた2重繊維または、j? IJエステル繊維の表面層
のみ変性して低融点化した変性繊維等を用いたもので、
前述した第1の実施例と同様に二一ドルパンチルーソノ
ヤイルフエル) 、ノ基布部で低融点層のみ溶融して主
繊維相互を固定し、あたかもバッキング樹脂層を形成し
たかのような性能を達成できた。
本発明は、上述のように高融点の主繊維中に、低融点繊
維または高融点と低融点の複合繊維をtt t”z均一
に混毛してなるもので、この混毛率としては、全f、8
″J# 号の5〜30チとすると好適である。すなわち
、5係以下となると主繊維相互の1151定が弱く、強
度、寸法安定性、耐摩耗性、耐ピリング性、抜糸強度が
不充分であり、しかも、比重の異なる繊維を混毛するこ
とになるので5チ以下だと均一に混毛しにくい。また逆
に30%を飼える混毛率になると強度は向上するが折り
たたみにくい硬いフェルトになってしまうし、表面のル
ーグツソイル部に低融点繊維の溶融物が目立ってしまい
ソフト感がなくなシ、見苦しくなるという欠点が生じる
ためである。
製渭に際しては混毛後、反対面よりニードル加工により
ループパイル(毛足)を形成し、その後、加熱工程によ
って低融点仲維を溶融して製造するが、本発明を製造す
るにあたヤ、その第1のポイントはまず加熱によって、
第3図に示すように、突き出し加工されたループ/母イ
ル8の中に低融点繊維n、)t−、、yq:、ν維8よ
りも熱収縮させてパイルの長さを短かくした後に第2の
加熱によって低融意趣、A溶融させるということである
。このようにすることによって、第4図に示すように、
ループパイル(毛足)8部にはtlとんど低融点樹脂が
付着しないので、ソフト感のあるiJ?イルが形成でき
るというものである。
第2のポイントは、第5図に示すように、フェルトを作
る工程において低pH1点νi、l維を混毛する方法と
してあらかじめ主1!、 tf層5と低融点禮維層7を
tlは分離しておくというものである。
これは低融点繊維7で作った不織布lOと主繊維5で作
ったフェルトとを重ねることによって可能である。その
後ニードル加工による一体化、反対面よりのニードル加
工によるルーf 、#イル(毛足)の突き出し加工の順
に実施すれば、ループパイル8部のみ低融点繊維7がt
千とんどなく、基布部には低融1意識#7がほぼ均一に
混毛されたルーズA’イルフェルト4が形成される。
その後は、加熱によって低8111点LA1.ffを溶
融させれば主紳維の相互−の固定ができる。もちろんこ
の場合においても]111述の2段加か処理を行なえば
より効果が大きくなる。
第3の号?インドは(図示しないが)、複合繊維を混毛
する方法である。この場合は、ループ/4′イル部に低
融点樹脂を残さないということは不可能であるが低融点
繊維が単独で位;(シているわけではないので、玉(球
状)にかたまってし′まりととはなくループノ(イル相
互力1  %li分で接着してしまうことになる。この
場合t9イルのソフト感が多少悪くなることも考えられ
るがそれは繊維の外径を細いものに替えることにより解
決できる。それよりもむしろループ/fイル相互が一部
分接着することにより腰の強い、実使用においてもへた
りにくいループパイルを形成できる利点が生じる。なお
、主峰、維ポリエステル15デニール90チ復合嘩維変
性ポリエステル7デニールlOチの混毛品で試作したと
ころソフト感めあるパイルの1匪の強いものが試作でき
た。
(発明の効果) v上の辿シ本発明によれば、 (イ)−維相互の固定が低に1部1点樹脂により厚さ方
向にも#ユは均一に行なえるので、従来の/9ツキング
Ft4 B旨のかたまりのようなすわりごこちの悲さが
改善できる。また、・(ツキフグ141脂のかたまりが
見えたりすることもないニードル/fンチルーゾパイル
フエルトを枡供することができる。
(ロ)低融点繊維の混毛率によってフェルトの強度硬さ
等をコントロールすることが簡単となる。
(ハ)電気カーペットに使用する場合、ホットメルト層
への繊維の埋まシ込みがノ々ツキング樹脂層によってじ
ゃまされることがないので、ホットプレスによる接着力
が向上する、ホットプレス時間の短縮ができる等の利点
がある。オた、短時間で接着できるので毛足の復元性も
改善できる。
に)複合繊維の場合には、パイル相互が一部分で接着す
るので毛足の復元性はさらに改善できる。
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例、第2図は本発明にかかるニードル/4
’ンチルーフ0ツクイルフエルトの実施例、第3図、第
4図および第5図は本発明の製造方法を示す説明図であ
る。 1・・・発熱部、2−・・ホットメルト層、3・・・裏
面1.4・・・ニードルノ4ンチルーグ/?イルフェル
ト、5・・・主繊維、7・・・低融点繊維、8・・・ル
ープ・(イル、9・・・低融点繊維のルーグツソイル、
10・・・低融点繊維の不織布。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ ルーグツ9イル部が形成されるニードル/臂ンチ
    ルーグ/4’イルフェルトにおいて、高融点の主繊維中
    に低融点繊維または高融点と低融点の複合繊維をほぼ均
    一に混毛して構成した電気カーペット用ニードルパンチ
    ルーグツやイルフェルト。 (2)  高融点の主繊維中に低融点繊維または高融点
    と低融点の複合繊維をはぼ均一に混毛する工程と、しか
    る後、反対面よりニードル加工によシル−ソノやイブを
    形成する工程と、ついで、加熱工程を介し前記低融点繊
    維を溶融する工程とを備えてなる電気カーイツト用二−
    ドルノ臂ンチΦ ループノやイルフェルの製造方法。
JP58011936A 1983-01-26 1983-01-26 電気カーペット用ニードルパンチループパイルフェルトの製造方法 Granted JPS59137554A (ja)

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