JPS59137030A - 内視鏡の可撓管 - Google Patents
内視鏡の可撓管Info
- Publication number
- JPS59137030A JPS59137030A JP58011358A JP1135883A JPS59137030A JP S59137030 A JPS59137030 A JP S59137030A JP 58011358 A JP58011358 A JP 58011358A JP 1135883 A JP1135883 A JP 1135883A JP S59137030 A JPS59137030 A JP S59137030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- flexible tube
- endoscope
- tube
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、内視鏡の可撓管に関する。
一般に、内視鏡は、第１図に示す如く、ライトガイド、
対物レンズ、送気送水口、鉗子口等を備えた先端部２と
、接眼部６等を備えた操作部本体５と、先端部２と操作
部本体５間に接続した彎曲部３および可撓管４とで構成
されている。
対物レンズ、送気送水口、鉗子口等を備えた先端部２と
、接眼部６等を備えた操作部本体５と、先端部２と操作
部本体５間に接続した彎曲部３および可撓管４とで構成
されている。
そして、内視鏡１における前記可撓管４は、第２図及び
第３図に示す如く、潰れを防止するだめの、帯状板を螺
旋状に巻回して形成したフレックス７と、このフレック
ス７の外周に被覆した、捩れを防止するための、繊維状
材を編成して形成した網管状のブレード８と、このブレ
ード８の外周を全体あるいは部分的に被覆する合成樹脂
製のチューブからなる外皮チューブ９とで構成されてい
る。なお、上記外皮チー−ブ９の内側周面と、ブレード
８の外側周面とは、接着剤を介して固着されることもあ
る。また、可撓管４の両端にはリング状の中間口金１０
と後部口金１１とが、前記フレックス７及びブレード８
にろう付けすることにより取付けられており、そして、
フレックス７の内部には、操作ワイヤー（図示しない）
を挿通するコイルパイプ１２が、前記後部口金１１より
挿入され、前記中間口金１０にろう付けにより固着され
ている。
第３図に示す如く、潰れを防止するだめの、帯状板を螺
旋状に巻回して形成したフレックス７と、このフレック
ス７の外周に被覆した、捩れを防止するための、繊維状
材を編成して形成した網管状のブレード８と、このブレ
ード８の外周を全体あるいは部分的に被覆する合成樹脂
製のチューブからなる外皮チューブ９とで構成されてい
る。なお、上記外皮チー−ブ９の内側周面と、ブレード
８の外側周面とは、接着剤を介して固着されることもあ
る。また、可撓管４の両端にはリング状の中間口金１０
と後部口金１１とが、前記フレックス７及びブレード８
にろう付けすることにより取付けられており、そして、
フレックス７の内部には、操作ワイヤー（図示しない）
を挿通するコイルパイプ１２が、前記後部口金１１より
挿入され、前記中間口金１０にろう付けにより固着され
ている。
やところで、このように構成されている従来の内視鏡の
可撓管においては、前記網管状ブレード８は、一般にス
テンレスある°いは黄銅等の金属細線。
可撓管においては、前記網管状ブレード８は、一般にス
テンレスある°いは黄銅等の金属細線。
を編成することにより形成されているので、このブレー
ド８と水漏れ等の防止の目的で、この外周に被覆される
合成樹脂からなる外皮チー−ブ９との接着力は弱く、両
者は互いに剥離しやすく、接着剤を用いた場合において
も剥離を完全に防止することは難しく、この剥離により
可撓管に座屈が生ずるという欠点があシ、また、接着剤
を介在させた場合、接着剤によって可撓管が硬化し、可
撓管本来の機能たる可撓性を失わせるという欠点があっ
た。
ド８と水漏れ等の防止の目的で、この外周に被覆される
合成樹脂からなる外皮チー−ブ９との接着力は弱く、両
者は互いに剥離しやすく、接着剤を用いた場合において
も剥離を完全に防止することは難しく、この剥離により
可撓管に座屈が生ずるという欠点があシ、また、接着剤
を介在させた場合、接着剤によって可撓管が硬化し、可
撓管本来の機能たる可撓性を失わせるという欠点があっ
た。
本願発明は、従来の内視鏡の可撓管のかかる欠点を解消
すべくなされたもので、網管状ブレードと外皮チー−ブ
とを粘着剤を介して接合させ、柔軟性を保ちつつブレー
ドと外皮チューブとを強固に接合し、座屈を防止できる
ようにした内視鏡の可撓管を提供することを目的として
いる。
すべくなされたもので、網管状ブレードと外皮チー−ブ
とを粘着剤を介して接合させ、柔軟性を保ちつつブレー
ドと外皮チューブとを強固に接合し、座屈を防止できる
ようにした内視鏡の可撓管を提供することを目的として
いる。
以下実施例に基づき本願発明の詳細な説明する。
第４図は、本願発明に係る内視鏡の可撓管の一実施例の
拡大断面部分図である。同図において、７は内側面に配
置した金属リボン材等を螺旋状に巻いて形成したフレッ
クスで、このフレックス７の外周に、ステンレス、黄銅
等の金属細線を編成して形成した網管状のブレード８を
配置している点は、従来のものと同様であＺ。本願発明
においては、最外周に配置される合成樹脂からなる外皮
チー−プ９と、前記ブレード８とを粘着剤１３を介して
接合させるものである。このように粘着剤１３を介して
接合する可撓管４を形成するには、例えば、まずブレー
ド８の外周に押出成形機などで粘着剤１３を被覆し、次
いで該粘着剤１３の被覆されたブレード８を加熱し、粘
着剤１３が軟化した状態で、その外周に合成樹脂からな
る外皮チー−ブ９を押出成形機等で被覆することにより
可撓管４を形成するものである。
拡大断面部分図である。同図において、７は内側面に配
置した金属リボン材等を螺旋状に巻いて形成したフレッ
クスで、このフレックス７の外周に、ステンレス、黄銅
等の金属細線を編成して形成した網管状のブレード８を
配置している点は、従来のものと同様であＺ。本願発明
においては、最外周に配置される合成樹脂からなる外皮
チー−プ９と、前記ブレード８とを粘着剤１３を介して
接合させるものである。このように粘着剤１３を介して
接合する可撓管４を形成するには、例えば、まずブレー
ド８の外周に押出成形機などで粘着剤１３を被覆し、次
いで該粘着剤１３の被覆されたブレード８を加熱し、粘
着剤１３が軟化した状態で、その外周に合成樹脂からな
る外皮チー−ブ９を押出成形機等で被覆することにより
可撓管４を形成するものである。
第５図は、他の実施例を示すもので、第４図に示した実
施例における粘着剤１３を、ブレード８を囲むように、
その内部にまで浸透させ、接合力を更に強化させたもの
である。このように粘着剤１３をブレード８を囲むよう
に形成するには、押出成形機などでブレード８の外１戦
着剤１３を被覆するとき、その押出力を高め、ブレード
８の内部にまで浸入させることによって形成することが
できる。
施例における粘着剤１３を、ブレード８を囲むように、
その内部にまで浸透させ、接合力を更に強化させたもの
である。このように粘着剤１３をブレード８を囲むよう
に形成するには、押出成形機などでブレード８の外１戦
着剤１３を被覆するとき、その押出力を高め、ブレード
８の内部にまで浸入させることによって形成することが
できる。
これらの各実施例において用いる粘着剤としては、ゴム
系、アクリル系、シリコーン系のものがあり、ゴム系粘
着剤は天然ゴム、合成天然ゴム、スチレン−ブタジェン
ゴム、熱可塑性ゴム等を主成分とし、これにロジン、テ
ルペン系樹脂、石油系樹脂等の粘着付与樹脂を混合した
もので構成され、自着性に優れているものである。
系、アクリル系、シリコーン系のものがあり、ゴム系粘
着剤は天然ゴム、合成天然ゴム、スチレン−ブタジェン
ゴム、熱可塑性ゴム等を主成分とし、これにロジン、テ
ルペン系樹脂、石油系樹脂等の粘着付与樹脂を混合した
もので構成され、自着性に優れているものである。
アクリル系粘着剤は、２−エチルへキシルアクリレート
、ｎ−ブチルアクリレート等を主成分とし、これに凝集
力を与えるために、アルキルレート、メタクリレート等
を混合したもので、透明度が高く、耐久性に優れている
ものである。
、ｎ−ブチルアクリレート等を主成分とし、これに凝集
力を与えるために、アルキルレート、メタクリレート等
を混合したもので、透明度が高く、耐久性に優れている
ものである。
また、シリコーン系粘着剤は、ポリジメチルシロキサン
ゴムを主成分とし、これにジメチルシロキサンを含む低
分子量のシリコーン樹脂を混合して構成したもので、広
い温度範囲での使用が可能で、耐熱性、耐久性に優れて
いる。
ゴムを主成分とし、これにジメチルシロキサンを含む低
分子量のシリコーン樹脂を混合して構成したもので、広
い温度範囲での使用が可能で、耐熱性、耐久性に優れて
いる。
以上実施例に基づき詳細に説明したように、本願発明は
、内視鏡の可撓管を構成するブレードと外皮チー−プと
を粘着剤を介して接合させたので、従来の問題点である
、ブレードと外皮チー−ブの剥離や、接着剤を用いた場
合に生ずる硬化を防止することができ、柔軟性を保ちつ
つ且つ座屈の発生しない耐久性に優れた内視鏡の可撓管
を提供することができる。
、内視鏡の可撓管を構成するブレードと外皮チー−プと
を粘着剤を介して接合させたので、従来の問題点である
、ブレードと外皮チー−ブの剥離や、接着剤を用いた場
合に生ずる硬化を防止することができ、柔軟性を保ちつ
つ且つ座屈の発生しない耐久性に優れた内視鏡の可撓管
を提供することができる。
また、ブレードと外皮チューブとの間に介在させる粘着
剤を、ブレードの内部にまで浸透させて形成することに
より、外皮チー−プとブレードとの接合をより強固にす
ることができる等の効果が得られる。
剤を、ブレードの内部にまで浸透させて形成することに
より、外皮チー−プとブレードとの接合をより強固にす
ることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、一般の内視鏡の外観図、第２図は、従来の内
視鏡の可撓管の一部破断乎面図、第３図は、第２図に示
した可撓管の拡大断面部分図、第４図は、本願発明に係
る内視鏡の可撓管の一実施例の拡大断面部分図、第５図
は、他の実施例の拡大断面部分図である。 図において、１は内視鏡、２は先端部、３は彎曲部、４
は可撓管、５は操作部本体、７はフレツクス、８はブレ
ード、９は外皮チューブ、１３は粘着剤を示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社１６１
視鏡の可撓管の一部破断乎面図、第３図は、第２図に示
した可撓管の拡大断面部分図、第４図は、本願発明に係
る内視鏡の可撓管の一実施例の拡大断面部分図、第５図
は、他の実施例の拡大断面部分図である。 図において、１は内視鏡、２は先端部、３は彎曲部、４
は可撓管、５は操作部本体、７はフレツクス、８はブレ
ード、９は外皮チューブ、１３は粘着剤を示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社１６１
Claims (1)
- 帯状板を螺旋状に巻回して形成したフレックスと、この
フレックスの外周に被覆した繊維状材を編成して形成し
た網管状のブレードと、このブレードの外周に被覆した
外皮チー−ブとからなる内視鏡の可撓管において、前記
ブレードと前記外皮チューブとを粘着剤を介在させて接
合したことを特徴とする内視鏡の可撓管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58011358A JPS59137030A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 内視鏡の可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58011358A JPS59137030A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 内視鏡の可撓管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137030A true JPS59137030A (ja) | 1984-08-06 |
Family
ID=11775801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58011358A Pending JPS59137030A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 内視鏡の可撓管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137030A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147918A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡用可撓管の製造方法 |
| JPS61279865A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-10 | Canon Inc | 正帯電性現像剤 |
| EP2100548A1 (en) | 2008-03-12 | 2009-09-16 | FUJIFILM Corporation | Flexible tube for endoscope and method of manufacturing the same |
| JP2012183232A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管及びその製造方法 |
| JP2012191999A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管 |
| WO2022137986A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡用可撓管、内視鏡型医療機器、及びこれらの製造方法 |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP58011358A patent/JPS59137030A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147918A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡用可撓管の製造方法 |
| JPS61279865A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-10 | Canon Inc | 正帯電性現像剤 |
| EP2100548A1 (en) | 2008-03-12 | 2009-09-16 | FUJIFILM Corporation | Flexible tube for endoscope and method of manufacturing the same |
| US8257249B2 (en) | 2008-03-12 | 2012-09-04 | Fujifilm Corporation | Flexible tube for endoscope and method of manufacturing the same |
| JP2012183232A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管及びその製造方法 |
| JP2012191999A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管 |
| WO2022137986A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡用可撓管、内視鏡型医療機器、及びこれらの製造方法 |
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