JP2608912B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2608912B2
JP2608912B2 JP63074031A JP7403188A JP2608912B2 JP 2608912 B2 JP2608912 B2 JP 2608912B2 JP 63074031 A JP63074031 A JP 63074031A JP 7403188 A JP7403188 A JP 7403188A JP 2608912 B2 JP2608912 B2 JP 2608912B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は体腔内に挿入する挿入部の可撓管と湾曲管部
との接続構造を改良した内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
一般に用いられる内視鏡は操作部本体に可撓性を有す
る体腔内挿入部を接続しており、この挿入部には可撓関
と湾曲管部を介して先端構成部が形成されている。この
可撓管と湾曲管部の接続構造は第5図に示されるように
内側から帯状の金属板を螺旋状に巻回してなるフレック
ス1と、このフレックス1の外周に金属又は繊維で編ん
だブレート2と、さらにその外周を合成樹脂製の外皮3
を被覆してなる可撓管4が形成されている。この可撓管
4の先端側には接続口金5を介して湾曲環6と、この湾
曲環6の外周に金属又は繊維で編んだブレード7とその
外周を被覆した外皮8とを順次積層してなる湾曲管部9
が連結している。この湾曲管部9の外皮8と可撓管4の
外皮3との境目は合成繊維糸10で巻回され、両外皮3,8
を緊縛した後接着剤11を塗布して固定したものが一般に
知られている。
ここで複数の連結された湾曲環6はフレックス1より
容易に湾曲し、さらに外皮8は柔軟なエラストマーを用
いているので、操作部本体での湾曲操作によって湾曲管
部9が湾曲するようになっている。
ところがこのような構成では可撓管4と湾曲管部9に
段差が生じる上に両外皮3,8の境目に施された合成繊維
糸10で緊縛され、接着剤11が塗布されているので外径が
部分的に増大し、可撓管4と湾曲管部9との段差等で体
腔内挿入部の挿入性が著しく悪くなることがあった。
この点を改良したものとして実開昭58−54807号公報
があるがこの構成は大径部と小径部とからなる接続口金
の大径部は可撓管の接続端の外皮とフレックスとの間に
嵌入固着されており、小径部の先端部は湾曲環の内周面
に嵌合固着され、可撓管と湾曲管部とを連結し、可撓管
の外皮の接続側端部は接続口金の段部及び小径部の外周
面に沿うようなかたちで湾曲管部のブレード及び湾曲環
の端部まで延長しており、接続側端部の外周面には湾曲
管部の外皮が重ね合わせて糸で緊縛することで外径の部
分的な増大を防ぐようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら実開昭58−54807号公報の構造では可撓
管の外皮と湾曲管部の外皮の境目を糸で緊縛されて外周
面に露出しているためその隙間に体腔内に挿入した時の
汚物等が侵入してしまったりして不潔になったりすると
いう新たな問題が生じて来ている。しかもその外周面を
糸で緊縛しているのみであるので水密という点で糸の緩
みや切れ等ですく水漏れが発生しやすくなり内視鏡のよ
うに繰返しの使用においては耐性が著しく低下してしま
うという欠点があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目
的とするところは、挿入部の可撓管と湾曲管部とを接続
するにあたり体腔内に挿入した時衛生的でかつ繰返し使
用での耐性上の問題を誘発することなしに可撓管と湾曲
管部との滑らかな接続を可能ならしめ、体腔内への挿入
性の向上を計ることができる内視鏡を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記問題点を解決するために本発明は可撓管を形成す
る内側よりフレックス,ブレード,少なくとも2層の外
皮とを順次積層し、その可撓管の先端側に接続口金を介
して湾曲管部を形成し、その内側より湾曲環,ブレー
ド,外皮とを順次積層した挿入部を有する内視鏡であっ
て、上記可撓管の最外層の外皮であるエラストマー部材
と上記湾曲管部の外皮であるエラストマー部材を一体に
形成し、挿入部の外径を同径にしたものである。このよ
うな構成にしたことにより、体腔内への挿入部を形成す
る可撓管と湾曲管部との接続が滑らかとなるので体腔内
への挿入性が向上する。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。第2図は、内視鏡21の全体を示している。この
内視鏡21は操作部本体22及び挿入部23とユニバーサルコ
ード24とから構成されており、挿入部23は基端側の可撓
管25とこの可撓管25の先端に接続した湾曲管部26とこの
湾曲管部26の先端に取付けられた先端構成部27とからな
る。また操作部本体22には湾曲操作ノブ28が設けられ、
この湾曲操作ノブ28を回動させることで先端構成部27と
可撓管25との間に介在した湾曲管部26を遠隔的に湾曲さ
せるようになっている。さらに操作部本体22には体腔内
を観察するための接眼部29,処置具を挿通するための処
置具挿入口30,送気送水ボタン31,吸引ボタン32等が設け
られている。
一方、第1図は第2図の挿入部23の可撓管25と湾曲管
部26との接続部分を拡大した図を示すものであり、上記
可撓管25は内側から帯状の金属板を螺旋状に巻回してな
る芯材としてのフレックス33と、このフレックス33の外
周に金属と繊維で編んだブレード34と、このブレード34
の外周に合成樹脂製の2層の外皮35を被覆してなるもの
である。上記可撓管25の先端側には手元側の大径部36a
と先端側の小径部36bとを有する金属性の接続口金36が
取付けられている。この接続口金36の大径部36aの内腔
にはフレックス33とブレード34の端部が突き当てられ固
定されている。又外皮35の内層である内層エラストマー
35aは接続口金36の大径部36aの外径と同一の外径をも
ち、段差を生じることなしに接続口金36の大径部36aの
端部へ突き当てられている。上記口金36の小径部36bの
外周には手元側の湾曲環37が嵌合装着されている。これ
らの湾曲環37は長軸方向に複数配列されそれぞれ枢着し
ている。さらに湾曲環37の外周には金属と繊維で編んだ
ブレード38が被嵌されている。そしてこのブレード38の
外周に被覆された外層エラストマー35bが設けられて湾
曲管部26を形成している。この外層エラストマー35b
は、可撓管25に於ける外皮35の最外層でもある。つま
り、湾曲管部26の外皮は可撓管25に於ける外層エラスト
マー35bを湾曲管部26にまで延長して同一外径として被
覆されるように設けられている。特にこの外層エラスト
マー35bは内層エラストマー35aに比べて充分軟質な材料
で形成されていることにより、可撓管25より湾曲管部26
の方が柔軟に湾曲できるようになっている。また挿入部
23の可撓管25ないし湾曲管部26の外周面には体腔内への
挿入長さの目盛を示す指標39が設けられている。
そしてこのように構成された挿入部23の可撓管25と湾
曲管部26の接続は接続口金36の大径部36aの内腔にフレ
ックス33,ブレード34を順次積層して端部は突き当てら
れ固定され、外皮35の内層エラストマー35aは大径部36a
の端部へ同一外径として当接されており、一方湾曲管部
26は接続口金36の小径部36bの外周に湾曲環37とブレー
ド38とを被嵌されている。この可撓管25を構成する内層
エラストマー35aと、接続口金36の大径部36a並びに湾曲
管部26を構成するブレード38との外径は同一径であるの
でこの外径の外周面に外層エラストマー35bを内層エラ
ストマー35a,大径部36a,ブレード38の全長にわたって被
覆したものである。このようにすることで可撓管25と湾
曲管部26の境目には段差や外径の部分的な増大がないの
で体腔内に挿入部23を挿入した場合滑らかに挿入出来る
とともに最外層の外皮に継目が出ないため汚物等が付着
することもなく、衛生的であり、洗浄性も優れ糸等で緊
縛されていないので糸の緩みや切れることもないので水
密のための手段も必要ないので耐久性も向上する。又外
層エラストマー35bは内層エラストマー35aに比べ充分に
軟質の材料で出来ているので、操作部本体の湾曲操作に
よって充分な湾曲動作を行うことができる。
次に第3図は本発明の第2の実施例を示すものであ
る。この実施例は第1の実施例とほとんど同様であるが
一部構成が異なるので異なる部分に付いてのみ説明し、
他の構成については省略する。第1の実施例では可撓管
25の内側のフレックス33が一層であったが、この実施例
では巻方向を異ならした二重フレックス40としたもので
あり、また可撓管25の外皮41の内層エラストマー41aは
手元側を2層の第2の内層エラストマー41cとし、内層
エラストマー41aの外径を接続口金42の大径部42aの外径
より大きい外径を有するように形成し接続口金42の大径
部42aの肉厚を小径部42bに対し、薄くした。さらに外層
エラストマー41bの厚さを湾曲管部26の方が可撓管25よ
り厚くして全体的な可撓管25と湾曲管部26との外径は同
一径にしたものである。
このようにすることにより全体的な外径が変わらない
ので体腔内の挿入部の挿入が滑らかになるとともに操作
部本体の手元側の可撓管25が内層エラストマーが2層に
形成されているので手元側が硬く可撓性が2段変化をし
ているので挿入性がさらに向上するものである。
第4図は本発明の第3の実施例を示すものである。こ
の実施例は第1の実施例とほとんど同様であるが、可撓
管25の内側のフレックスを3重フレックス43にし、さら
に湾曲管部26を構成する湾曲環37は接続口金44の小径部
44bの外周に被嵌されるとともにブレード37の後端面は
小径部44bの先端部端面と湾曲環37の曲り部と当接して
いる。そして接続口金44の大径部44aと小径部44bの境目
で外層エレストマー45bの肉厚を変化させ可撓環25側の
方を肉薄にしたものである。
なお内層エラストマーと外層エラストマーの被覆方法
はチューブを被嵌しても良いし、又加熱溶融して外皮上
に押し出し成形したものでも良い。さらに内層エラスト
マーは接着剤で接着されても良いし、溶着されていても
良い。又外層エラストマーの肉厚の変化の仕方は、外径
が変化しない方向であれば、これらの実施例に限定され
るものではない。
またこれらの実施例ではいずれも外層エラストマーの
硬度は内層エラストマーの硬度に対して十分軟質であっ
て挿入部の全長に渡って硬度は不変としていたが外層エ
ラストマーの硬度は挿入部の全長に渡って必ずしも同一
の硬度でなくても良い。すなわち可撓管において手元側
に行くにしたがって徐々に硬度が増していても良いし、
さらに可撓管と湾曲管部の境目近傍で可撓管側の硬度が
増すように変化しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば挿入部の可撓管と
湾曲管部との接続部を含め全長に渡り最外層の外皮で被
覆されるとともに可撓管と湾曲管部との外径が同径とな
っているので体腔内への挿入部の段差や外径の部分的増
加がなく、従来のように外周を糸で緊縛することもない
ので糸の緩みや切れもなくこのため挿入部の外周上に体
腔内の汚物が付着することがなく、衛生上優れ継ぎ目も
ないので水密のための手段も必要ない。したがって患者
の苦痛を軽減するとともに狭い体腔内でも容易に挿入出
来また耐久性においても向上されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における要部を示す可撓
管と湾曲管部との接続部分の部分断面図、第2図は同じ
く第1の実施例の内視鏡の全体の斜視図,第3図は本発
明の第2の実施例における要部を示す可撓管と湾曲管部
との接続部分の部分断面図,第4図は本発明の第3の実
施例における要部を示す可撓管と湾曲管部との接続部分
の部分断面図,第5図は従来における可撓管と湾曲管部
との接続部分の部分断面図である。 21……内視鏡,23……挿入部,25……可撓管,26……湾曲
管部,30,40,43……フレックス,34,38……ブレード,35,4
1,45……外皮,35a,41a,45a……内層エラストマー,35b,4
1b,45b……外層エラストマー,41c……第2の内層エラス
トマー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側よりフレックス,ブレード,少なくと
    も2層の外皮を順次積層して形成した可撓管の先端側に
    接続口金を介して内側より湾曲環,ブレード,外皮を順
    次積層して形成した湾曲管部を接続した挿入部を有する
    内視鏡において、上記可撓管の最外層の外皮であるエラ
    ストマー部材と上記湾曲管部の外皮であるエラストマー
    部材を一体に形成し、挿入部の外径を同径にしたことを
    特徴とする内視鏡。
JP63074031A 1988-03-28 1988-03-28 内視鏡 Expired - Fee Related JP2608912B2 (ja)

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