JPS5913619B2 - 汚泥処理車 - Google Patents
汚泥処理車Info
- Publication number
- JPS5913619B2 JPS5913619B2 JP2473578A JP2473578A JPS5913619B2 JP S5913619 B2 JPS5913619 B2 JP S5913619B2 JP 2473578 A JP2473578 A JP 2473578A JP 2473578 A JP2473578 A JP 2473578A JP S5913619 B2 JPS5913619 B2 JP S5913619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- sewage
- screen
- container
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は道路の側溝等に溜まった汚泥及び汚水の混合物
を吸上げて、汚泥と汚水とに分離できるようにした汚泥
処理車に関するものであ。
を吸上げて、汚泥と汚水とに分離できるようにした汚泥
処理車に関するものであ。
従来、この種の汚泥処理車は車体上に搭載したタンク内
を真空ポンプにより低圧にすることにより、タンク内に
汚泥及び汚水を吸引収容し、その後タンク内で汚泥を自
然沈降させて汚泥と汚水を分離させるようになっている
。
を真空ポンプにより低圧にすることにより、タンク内に
汚泥及び汚水を吸引収容し、その後タンク内で汚泥を自
然沈降させて汚泥と汚水を分離させるようになっている
。
ところが上記の構造であれば、分離された汚泥中の含水
率（約４０〜７０％）が非常に大きく、又分離された汚
水中には比重の軽い汚泥中の固形物が沈降せずに混った
状態となり、確実に汚泥と汚水を分離することができな
かった。
率（約４０〜７０％）が非常に大きく、又分離された汚
水中には比重の軽い汚泥中の固形物が沈降せずに混った
状態となり、確実に汚泥と汚水を分離することができな
かった。
本発明は上記の如き欠点を解消するために、吸上げた汚
泥及び汚水の混合物を振動脱水装置にて汚泥と汚水に確
実に分離させるようにしたもので、以下実施例を図面に
て説明すると、１は自動車４体２上の前部に搭載した密
閉状の貯留タンクで、該貯留タンク１の上部には先端の
吸引部３が道路の側溝まで延びる適宜長さの吸引ホース
４が接続され、下部には途中にスラリポンプ５を設けた
吐出ホース６が接続されている。
泥及び汚水の混合物を振動脱水装置にて汚泥と汚水に確
実に分離させるようにしたもので、以下実施例を図面に
て説明すると、１は自動車４体２上の前部に搭載した密
閉状の貯留タンクで、該貯留タンク１の上部には先端の
吸引部３が道路の側溝まで延びる適宜長さの吸引ホース
４が接続され、下部には途中にスラリポンプ５を設けた
吐出ホース６が接続されている。
７は貯留タンク１内を低圧にする真空ポンプで該真空ポ
ンプ７を作動させることにより、貯留タンク１内に道路
の側溝に溜った汚泥及び汚水の混合物を吸上げることが
できるようになっている。
ンプ７を作動させることにより、貯留タンク１内に道路
の側溝に溜った汚泥及び汚水の混合物を吸上げることが
できるようになっている。
８は車体２上の中間部に搭載した汚水タンクである。
９は車体２上の後部に油圧シリンダ１０により後方へ傾
動させ得るように搭載した汚泥収容容器で、この収容々
器９は後述する振動脱水装置１１により分離された汚泥
を上方開口部より受は入れ収容できるようになっていて
、収容々器９の後方開口部には収容々器９のダンプ作動
と連動して開閉できる排出扉１２が取り付けられている
。
動させ得るように搭載した汚泥収容容器で、この収容々
器９は後述する振動脱水装置１１により分離された汚泥
を上方開口部より受は入れ収容できるようになっていて
、収容々器９の後方開口部には収容々器９のダンプ作動
と連動して開閉できる排出扉１２が取り付けられている
。
振動脱水装置１１は一対の篩枠１３と、篩枠１．３の底
部に張設したスクリーン１４さ、篩枠１３の外側面に取
付けた振動機１５とからなり、汚水タンク８上部にスプ
リングなどの支持部材１６を介して汚水タンク８前後方
向に取付けられている。
部に張設したスクリーン１４さ、篩枠１３の外側面に取
付けた振動機１５とからなり、汚水タンク８上部にスプ
リングなどの支持部材１６を介して汚水タンク８前後方
向に取付けられている。
上記振動脱水装置１１は貯留タンク１内に吸上げられた
混合物をスクリーン１４にて分離し、スクリーン１４を
通過した汚水は下部の汚水タンク８に導かれ、スクリー
ン１４上に残された汚泥は振動により、スクリーン１４
上を移動して後方の汚泥収容々器９に導かれるようにな
っている。
混合物をスクリーン１４にて分離し、スクリーン１４を
通過した汚水は下部の汚水タンク８に導かれ、スクリー
ン１４上に残された汚泥は振動により、スクリーン１４
上を移動して後方の汚泥収容々器９に導かれるようにな
っている。
１７は可撓性を有するシュートで、該シュート１７の基
端はスクリーン１４後端下部に押圧板１８を介してボル
ト１９とナツト２０にて固定され、先端は泥汚収容々器
９側に延びるとともに揺動可能となっている。
端はスクリーン１４後端下部に押圧板１８を介してボル
ト１９とナツト２０にて固定され、先端は泥汚収容々器
９側に延びるとともに揺動可能となっている。
２１は汚水タンク８の下部に設けたドレンホースである
。
。
尚、本発明は汚水収容部、汚泥収容部を密閉タンク内に
収容するとともに、振動脱水装置をも内装して汚泥及び
汚水が零れ落ちないようにした構造にしても満足するも
のである。
収容するとともに、振動脱水装置をも内装して汚泥及び
汚水が零れ落ちないようにした構造にしても満足するも
のである。
本発明は以上の構成で、次に作用について説明すると、
まず吸引ホース４先端の吸引部３を道路側溝に挿入して
真空ポンプ７を作動させると貯留タンク１内が低圧とな
り、道路側溝内の汚水と汚泥の混合物が貯留タンク１内
に吸上げられる。
まず吸引ホース４先端の吸引部３を道路側溝に挿入して
真空ポンプ７を作動させると貯留タンク１内が低圧とな
り、道路側溝内の汚水と汚泥の混合物が貯留タンク１内
に吸上げられる。
貯留タンク１内に吸上げられた混合物はスラリポンプ５
により吐出ホース６を通って振動脱水装置１１に排出さ
れ、振動脱水装置１１のスクリーン１４上に排出された
混合物中の汚水はスクリーン１４を通過して下部の汚水
タンク８に収容されスクリーン１４上に残された汚泥は
振動機１５の振動作用によって後方に導かれ、車体２後
部に搭載された収容々器９内に排出される。
により吐出ホース６を通って振動脱水装置１１に排出さ
れ、振動脱水装置１１のスクリーン１４上に排出された
混合物中の汚水はスクリーン１４を通過して下部の汚水
タンク８に収容されスクリーン１４上に残された汚泥は
振動機１５の振動作用によって後方に導かれ、車体２後
部に搭載された収容々器９内に排出される。
その時に、スクリーン１４上を後方に移動してきた汚泥
はスクリーン１４から収容々器９内に落下する直前に、
振動脱水装置１１の振動により、先端が揺動しているシ
ュート１７にて不均一にはね飛ばされるので、汚泥が収
容々器９内に散らばり、一定場所に堆積することがない
ようになっている。
はスクリーン１４から収容々器９内に落下する直前に、
振動脱水装置１１の振動により、先端が揺動しているシ
ュート１７にて不均一にはね飛ばされるので、汚泥が収
容々器９内に散らばり、一定場所に堆積することがない
ようになっている。
上記した作用を連続的に行うことにより汚水と汚泥を連
続的に分離することができるとともに汚水は汚水タンク
８に、汚泥は収容々器９にそれぞれ分離収容することが
できる。
続的に分離することができるとともに汚水は汚水タンク
８に、汚泥は収容々器９にそれぞれ分離収容することが
できる。
作業終了後は汚水タンク８内の汚水をドレンホース２１
を通して道路側溝に排出し、収容々器９内に含水率（約
１０〜３０係）の非常に小さい汚泥を高密度に収容した
状態で廃棄場所まで輸送し、ここで収容々器９をダンプ
させることにより汚泥を排出し、廃棄することができる
。
を通して道路側溝に排出し、収容々器９内に含水率（約
１０〜３０係）の非常に小さい汚泥を高密度に収容した
状態で廃棄場所まで輸送し、ここで収容々器９をダンプ
させることにより汚泥を排出し、廃棄することができる
。
以上の如く本発明は汚水と汚泥を確実に分離することが
できるとともにシュートにて汚泥を収容容器内に不均一
にはね飛ばすことができるので、小さな収容々器内に多
量の汚泥を高密度に収容することができ、又従来の自然
沈降分離と比べて短時間にて汚水と汚泥の分離ができる
ので非常に作業能率が良くなる。
できるとともにシュートにて汚泥を収容容器内に不均一
にはね飛ばすことができるので、小さな収容々器内に多
量の汚泥を高密度に収容することができ、又従来の自然
沈降分離と比べて短時間にて汚水と汚泥の分離ができる
ので非常に作業能率が良くなる。
第１図は本発明の全体正面図、第２図は振動脱水装置後
端の拡大斜視図である。 １は貯留タンク、２は自動車４体、４は吸引ホース、６
は吐出ホース、７は真空ポンプ、８は汚水タンク、９は
汚泥収容々器、１１は振動脱水装置、１７はシュートで
ある。
端の拡大斜視図である。 １は貯留タンク、２は自動車４体、４は吸引ホース、６
は吐出ホース、７は真空ポンプ、８は汚水タンク、９は
汚泥収容々器、１１は振動脱水装置、１７はシュートで
ある。
Claims (1)
- １ 自動車４体上に設けた振動脱水装置のスクリーン上
に汚泥と汚水の混合物を放出できるようにするとともに
スクリーン上の混合物の内、汚水はスクリーンを通過し
て汚水収容部に、汚泥はスクリーン上を後方に移動させ
てスクリーン後端より汚泥収容部にそれぞれ分離収容し
得るようにした汚泥処理車において、前記スクリーンの
後端部に可撓性のあるシュートを片持状に取付け、前記
振動脱水装置の振動により揺動するシュートを通して汚
泥を汚泥収容部へ収容させるようにしてなる汚泥処理車
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2473578A JPS5913619B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 汚泥処理車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2473578A JPS5913619B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 汚泥処理車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54118023A JPS54118023A (en) | 1979-09-13 |
| JPS5913619B2 true JPS5913619B2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=12146397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2473578A Expired JPS5913619B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 汚泥処理車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913619B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103526825A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-01-22 | 李文飞 | 新型吸粪车 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058594U (ja) * | 1992-06-19 | 1993-02-05 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤吹奏楽器 |
| JPH07271353A (ja) * | 1995-04-25 | 1995-10-20 | Yamaha Corp | 鍵盤吹奏楽器 |
| CN103015523B (zh) * | 2012-11-30 | 2014-08-27 | 三川德青科技有限公司 | 城市管网淤泥抽吸处理车及处理方法 |
-
1978
- 1978-03-03 JP JP2473578A patent/JPS5913619B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103526825A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-01-22 | 李文飞 | 新型吸粪车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54118023A (en) | 1979-09-13 |
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