JP2001058165A - 清掃車 - Google Patents

清掃車

Info

Publication number
JP2001058165A
JP2001058165A JP11235523A JP23552399A JP2001058165A JP 2001058165 A JP2001058165 A JP 2001058165A JP 11235523 A JP11235523 A JP 11235523A JP 23552399 A JP23552399 A JP 23552399A JP 2001058165 A JP2001058165 A JP 2001058165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
liquid
liquid tank
solid
suction pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11235523A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Noda
昇 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP11235523A priority Critical patent/JP2001058165A/ja
Publication of JP2001058165A publication Critical patent/JP2001058165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸引された汚水や雨水等の液体から金属屑等
の固形物を分離することのできる清掃車を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、清掃面28上を走行しながら
該清掃面28上の液体を吸引管34を通して回収液タン
ク36に吸引する清掃車10において、吸引した液体か
ら当該液体に含まれる所定寸法よりも大きな固形物を分
離する分離手段46,56を吸引管34に設けたことを
特徴としている。分離手段としては、金網等のフィルタ
56が考えられる。また、フィルタ56により分離され
た固形物を一時的に溜め、廃棄可能とすることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面や人工芝のよ
うな清掃すべき面(清掃面)上の汚水や雨水等の液体を
吸引する機能を有する清掃車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般の床面清掃車としては、機台の
底面に回転可能に支持された床面洗浄用ブラシの近傍に
洗浄液タンクから洗浄液を供給すると共に、ブラシを電
動モータにより回転させることにより、床面を洗浄する
型式のものがある。このような床面清掃車において、洗
浄後の洗浄液は、機台の前進により汚水として機台に対
し後方に送られるが、この汚水は、機台後部のスクイー
ジの吸入口から吸引管を通って回収液タンクに吸引され
回収される。吸引力は、回収液タンクに接続されたブロ
アを電動モータにより駆動することで発生される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
床面清掃車においては、ブロアの吸引力が強いため、汚
水のみならず、洗浄液に対して不溶性である金属屑や
石、その他の固形物も吸引される。吸引された固形物の
うち、洗浄液よりも比重の大きなものは、回収液タンク
の底部に沈殿し、更には回収液タンク内の汚水を排出す
るドレン管を詰まらせることがある。このため、回収液
タンクやドレン管の清掃の頻度が高くなり、メンテナン
スのための手間やコストがかかるという問題点があっ
た。
【0004】また、洗浄用ブラシは持たず液体吸引機能
のみを有する清掃車、例えば人工芝上の雨水を吸引する
吸水車も、同様な問題を有している。
【0005】そこで、本発明は、吸引された汚水や雨水
等の液体から金属屑等の固形物を分離することのできる
新規な清掃車を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、清掃面上を走行しながら該清掃面上の液
体を吸引管を通して回収液タンクに吸引する清掃車にお
いて、吸引した液体から当該液体に含まれる所定寸法よ
りも大きな固形物を分離する分離手段を吸引管に設けた
ことを特徴としている。
【0007】分離手段としては、金網等のフィルタが考
えられる。また、フィルタにより分離された固形物を一
時的に溜め、廃棄可能とすることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。なお、図中、同
一又は相当部分には同一符号を用いることとする。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係る床面清
掃車10を概略的に示す断面図である。この床面清掃車
10は、基本的な構成に関しては先に説明した従来のも
のと同様である。すなわち、機台12が前輪14及び後
輪16により支えられており、後輪16は電動モータ1
8により駆動される駆動輪となっている。機台12の下
側には床面洗浄用のブラシ20が配置され、機台12内
の電動モータ22により回転駆動される。また、機台1
2内の前部には洗浄液タンク24が設置され、洗浄液タ
ンク24から延びる洗浄液供給管26の先端が、洗浄液
をブラシ20と床面28との間に供給できるよう配置さ
れている。
【0010】機台12の後部には、洗浄後の洗浄液を汚
水として回収するための吸入口30がある。この吸入口
30は、左右横方向に延びるゴムプレート等から成るス
クイージ32の中央部に設けられている。吸入口30は
吸引管34と連通しており、この吸引管34の他端は、
機台12に取外し可能に設置された回収液タンク36内
の上部にて開放されている。回収液タンク36の下部外
面には吸気用のブロア38が取り付けられている。この
ブロア38に接続された吸気管40は回収液タンク36
内に延び、その開放端(吸気口)は回収液タンク36内
の上部空間に配置されている。ブロア38は一体の電動
モータ42により駆動され、それにより回収液タンク3
6の内部が減圧され、吸入口30から汚水を吸引するこ
とが可能となる。
【0011】回収液タンク36の底部にはドレン管44
が接続されている。ドレン管44の先端には、通常時は
閉じ蓋(図示しない)が取り付けられているが、回収液
タンク36内の汚水の量が所定値以上になった場合等に
閉じ蓋が取り外されて、汚水がドレン管44を通して排
出されるようになっている。なお、汚水の量を検知する
手段として、フロート式スイッチ等の水位計を回収液タ
ンク36に設けておくことが好適である。
【0012】更に、本実施形態に係る床面清掃車10に
おいては、吸引管34が、スクイージ32側の第1部分
34aと、回収液タンク36側の第2部分34bとに分
割されている。第1部分34aと第2部分34bとの間
には、汚水から所定サイズ以上の固形物を分離する分離
手段が設けられている。
【0013】図示の分離手段は、機台12の後部外面に
取り付けられた箱形ないしは円筒形の固形物収容容器4
6を備えている。この固形物収容容器46は、図2から
も理解されるように、上部部分46aと下部部分46b
とからなり、上部部分46aは機台12に固定され、下
部部分46bはパッキン等のシール部材48により上部
部分46aに対して気密に結合されている。上部部分4
6aと下部部分46bとはトグル式フックを用いた掛止
具、いわゆるキャッチ50により結合され、このキャッ
チ50を解除することで、分離可能となっている。
【0014】固形物収容容器46の上部部分46aの側
面には、吸引管34の第1部分34aの端部が接続され
る接続口52が設けられている。また、固形物収容容器
46の上部部分46aの上板には、直管54が貫いて固
定されている。この直管54の上端には吸引管34の第
2部分34bの端部が接続され、下端には、分離手段の
主要素であるフィルタ56が取り付けられている。フィ
ルタ56は耐久性や取扱性等を考慮した場合、金網が好
ましい。また、金網の目は、所定寸法よりも大きな固形
物を汚水から分離できる大きさとされている。
【0015】なお、固形物がどの程度溜まったかを視認
することができるよう、固形物収容容器46の一部又は
全体を透明な材料で形成することが好ましい。
【0016】このような構成の床面清掃車10を用いて
床面28の清掃を行う場合、電動モータ22を駆動させ
てブラシ20を回転させると共に、洗浄液を洗浄液タン
ク24からブラシ20の近傍に供給する。一方、作業員
は機台12のハンドル58を押して機台12の走行をコ
ントロールするが、この際、後輪16が電動モータ18
により駆動されるので、作業員は軽い力で機台12を前
進させることができる。
【0017】また、回収液タンク36に隣接するブロア
38が電動モータ42により作動し、回収液タンク36
内が減圧される。これにより、機台12の前進によりス
クイージ32の吸入口30に集められた汚水が吸引管3
4を通して吸引される。この吸引された汚水は吸引管3
4の第1部分34aを通過し、一旦、固形物収容容器4
6に導入される。汚水は、固形物収容容器46内でフィ
ルタ56により所定寸法を越える金属屑等の固形物が分
離され、その後、直管54から吸引管34の第2部分3
4bを通り、回収液タンク36に吸引される。フィルタ
通過後の汚水にも固形物は含まれるが、その固形物は寸
法が小さいため、流動性に富み、また、浮遊性を有する
場合も多いので、回収液タンク36に送られても回収液
タンク36の底部に過剰に堆積したりドレン管44を閉
塞したりする等の問題が解消ないしは大幅に軽減される
ことになる。更に、固形物による吸引管34の閉塞も防
止することができ、吸引力の低減を防ぐことができる。
【0018】一方、フィルタ56により濾し分けられた
固形物は、固形物収容容器46の下部部分46bに蓄積
される。作業員は、容器46の透明部分から内部の状態
を適時観察し、固形物の蓄積量が多くなってきたなら
ば、キャッチ50を解除して下部部分46bを取り外
し、下部部分46bに溜まった固形物を廃棄することと
なる。
【0019】上記実施形態では、吸引管34の途中にト
ラップ式の固形物分離手段を設けているが、図3に示す
ように、回収液タンク36内に位置する吸引管34の端
部の下方に、金網から形成された固形物捕集かご60を
分離手段として配置してもよい。この場合、吸引された
汚水は捕集かご60で受けられ、金網の目よりも大きな
固形物は捕集かご60内に残る。捕集かご60は、図3
に示す如く回収液タンク36の上板62に設けられたフ
ック64から吊り下げておけば、固形物がある程度溜ま
った時点で、回収液タンク34の蓋66を開け、捕集か
ご60を取り出して溜まった固形物を廃棄することがで
きる。
【0020】以上、本発明の好適な実施形態について詳
細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない
ことは言うまでもない。例えば、上記実施形態は、洗浄
液を床面に供給しながらブラシ20で床面28を洗浄す
る型式の清掃車に関するものであるが、芝生の雨水を吸
引する吸水車(吸水部分が清掃されるという点で清掃車
の一種)のような液体吸引機能を有する清掃車に本発明
は適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、床
面清掃車等の液体吸引機能を有する清掃車において、吸
引した液体に含まれる金属屑等の固形物を、回収液タン
クに至る前に除去することができるので、回収液タンク
やドレン管の詰まり、吸引力の低下、回収液タンクから
の排水不可、という数々の弊害を防止ないしは軽減する
ことができる。従来においては、かかる弊害に対して
は、回収液タンクやドレン管の清掃により行っていた
が、本発明によれば、その頻度も大幅に低減され、保守
管理に要する手間やコストが減じられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床面清掃車を概略的
に示す断面図である。
【図2】図1における固形物分離手段を拡大して示す断
面図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る床面清掃車を概略
的に示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…床面清掃車、20…ブラシ、24…洗浄液タン
ク、28…床面、30…吸入口、32…スクイージ、3
4…吸入管、36…回収液タンク、38…ブロア、44
…ドレン管、46…固形物収容容器(分離手段)、56
…フィルタ(分離手段)、60…固形物捕集かご(分離
手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃面上を走行しながら該清掃面上の液
    体を吸引管を通して回収液タンクに吸引する清掃車にお
    いて、吸引した液体から当該液体に含まれる所定寸法よ
    りも大きな固形物を分離する分離手段を前記吸引管に設
    けたことを特徴とする清掃車。
JP11235523A 1999-08-23 1999-08-23 清掃車 Pending JP2001058165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11235523A JP2001058165A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 清掃車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11235523A JP2001058165A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 清掃車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001058165A true JP2001058165A (ja) 2001-03-06

Family

ID=16987247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11235523A Pending JP2001058165A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 清掃車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001058165A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102277846A (zh) * 2011-05-26 2011-12-14 长沙中联重工科技发展股份有限公司 用于吸扫式扫路车的吸管降尘装置及扫路车
KR101128651B1 (ko) * 2009-06-16 2012-03-26 울산대학교 산학협력단 도로 경계블록 청소장치
CN107571742A (zh) * 2017-10-16 2018-01-12 南安市智德机械设备有限公司 一种基于物联网的具有铁钉吸附功能的新能源汽车
CN110656610A (zh) * 2019-10-22 2020-01-07 嵊州米想道路设施有限公司 一种市政用道路积水处理设备
KR102153094B1 (ko) * 2019-12-06 2020-09-07 (주)크린텍 살수 기능을 갖는 소형 전기 노면 청소차

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101128651B1 (ko) * 2009-06-16 2012-03-26 울산대학교 산학협력단 도로 경계블록 청소장치
CN102277846A (zh) * 2011-05-26 2011-12-14 长沙中联重工科技发展股份有限公司 用于吸扫式扫路车的吸管降尘装置及扫路车
CN107571742A (zh) * 2017-10-16 2018-01-12 南安市智德机械设备有限公司 一种基于物联网的具有铁钉吸附功能的新能源汽车
CN110656610A (zh) * 2019-10-22 2020-01-07 嵊州米想道路设施有限公司 一种市政用道路积水处理设备
CN110656610B (zh) * 2019-10-22 2021-05-04 广东中晔建设集团有限公司 一种市政用道路积水处理设备
KR102153094B1 (ko) * 2019-12-06 2020-09-07 (주)크린텍 살수 기능을 갖는 소형 전기 노면 청소차

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4464810A (en) Scrubbing machine with liquid recirculation
US6948213B2 (en) Vehicle for sweeping streets
US5012549A (en) Side loading dual pail wet vacuum with flow divider
US20070226948A1 (en) Canister vacuum arrangement
KR101384729B1 (ko) 소형 청소차
CN111012258A (zh) 一种智能洗地机器人
KR20180075392A (ko) 바닥 스크러버 건조 스윕 장치
JP2001058165A (ja) 清掃車
JP4219275B2 (ja) 食器洗浄機内の汚水を収集するための装置及び方法
JP4094116B2 (ja) 玉摺機の研削泡除去方法及びその装置
JP2004188875A (ja) コンクリートドリル用の冷却水濾過システム
JP4094115B2 (ja) 玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置
JP3457079B2 (ja) 容器洗浄装置
KR100691256B1 (ko) 액체저장 탱크의 이동식 다기능 청소기
JP3295285B2 (ja) 洗浄水のリサイクル機能を備えた床面洗浄機
JP3781297B2 (ja) ろ過機におけるセイフティースクリーンの洗浄装置
JP2501363Y2 (ja) 金属加工機用クリ―ナ―
JP2001029289A (ja) 電気掃除機
KR100557595B1 (ko) 업라이트 진공청소기의 집진실 커버구조
JP3997411B2 (ja) 排水性舗装の機能回復装置
EP0857031B1 (en) Suction sweeping machine
KR0149829B1 (ko) 쌀통의 쌀먼지 제거장치
CN211768024U (zh) 一种改进的环卫车进料装置
KR200365038Y1 (ko) 도로 청소용 차
KR20110053765A (ko) 로봇청소기의 먼지통 및 이를 구비한 로봇청소기