JP3457079B2 - 容器洗浄装置 - Google Patents
容器洗浄装置Info
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Description
行う容器洗浄装置に関し、より詳しくは洗浄水を圧力水
として利用して濾過液を回収する容器洗浄装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来、洗浄の際、洗浄槽内にラベル片等
が混入するので、濾過して、それらを除去する必要があ
る。そこで濾過装置によって洗浄液中から濾滓を取り出
し、外部の回収槽に回収するようにしている。しかしな
がら、回収された濾滓には洗浄水が付着しており、その
まま濾滓ごと回収して捨てるものと、図3に示す装置の
ように、容器洗浄装置Aと濾過装置Bとからなり、容器
洗浄装置Aの洗浄ポンプ1から洗浄液を供給して洗浄ノ
ズル3より噴射して容器を洗浄すると、洗浄液中にラベ
ル滓や汚泥等が混入されて洗浄槽2内に落下するので、
その洗浄液を濾過して洗浄液中から、上記のようなラベ
ル滓や汚泥を除去する必要がある。この場合、濾過済み
液槽4の端部に設けた回転濾過円板5にラベル滓等をか
らませて、このラベル滓を送風機6で吹き飛ばす。この
時ラベル滓と水滴が同時に吹き飛ばされるので、これを
シュート7等を介してカゴ8に受ける。このカゴ8に溜
まるラベル滓は小片チップ状となっている。したがっ
て、カゴ8から自然落下した水滴には当然小片チップが
混入するために、この水滴を受けタンク9に受ける。そ
して、この小片チップ混入の洗浄水を、さらに分離し
て、洗浄水だけを受けタンク9内に設けた専用ポンプ1
0で、洗浄槽2に戻し供給配管16から戻す洗浄液濾過
装置が存在している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
洗浄水が付着している濾滓ごと回収して捨てる従来技術
においては、洗剤を頻繁に追加したり、排水処理に対す
る負荷が増加する。また、水位の補充を頻繁に行う等の
操作が増えるという問題があった。 【0004】また、前記の図3に示す従来技術において
は、 ・濾過装置より排水された洗浄液を受けタンクに溜める
ため、受けタンクの高さをある程度の高さ(約400m
m)にする必要がある。 ・濾過装置からの排水は、少量の為、マイクロポンプを
使用するのが理想であるが、排水には、小片のラベル屑
が混入しているため、大型のポンプしか使用できない。 ・マイクロポンプを使用する場合は、更に濾過装置が必
要である。 ・排水は強アルカリの為、使用できるポンプの材質が限
られてくる。 ・受けタンクに溜まる排水の液面を、電極棒orフロー
トセンサで検出し、(ポンプの吸水口を排水がふさぐま
で)ポンプをON・OFF制御しなければならないとい
う問題があった。 【0005】本発明は、これらの事情に鑑み、専用ポン
プの代わりに噴射ノズル等からなるイジェクター部を設
置し、該イジェクター部に圧力水を供給し循環するよう
にした容器洗浄装置を提供することを目的とするもので
ある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、容器を搬送する搬送手段と、容器を洗浄
するための洗浄水を貯蔵する洗浄槽と、洗浄槽内の洗浄
水を濾過する濾過装置とを備えた容器洗浄装置におい
て、前記濾過装置には、濾過によって洗浄槽内から取り
除かれた濾滓に付着する洗浄水を回収する回収部を設
け、該回収部には噴射ノズル等からなるイジェクター部
を設け、該イジェクター部に洗浄水を圧力水として供給
する供給管が連結され、前記イジェクター部から、洗浄
槽へ戻す配管が設けられているという技術手段を採用し
た。 【0007】 【作用】本発明は、以上の技術手段を採用した結果、洗
浄水を圧力水として利用して、噴射ノズル等からなるイ
ジェクター部よりジェット噴射して受けタンクに溜まっ
た濾滓から分離した洗浄液を洗浄槽に戻すことができる
ものである。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。なお、従来技術で説明した濾過液回収装置で
説明したもののうち同一の機器は同一符号で説明する。 【0009】図1は、本発明の容器洗浄装置の一実施例
を示す断面系統図である。図2は本発明の要部であるイ
ジェクター部を示す概略断面図である。図1において、
Aは容器洗浄装置、Bは濾過装置、1は洗浄ポンプ、2
は洗浄槽、3は洗浄ノズル、4は濾過済み液槽、5は回
転濾過円板、6は送風機、7はシュート、8はカゴ、9
は受けタンクあるいは受けパン、11は圧力水供給管、
12は受け樋、13はイジェクター部、14は噴射ノズ
ル、15は吸い込み口、16は戻し供給配管をそれぞれ
示す。 【0010】そして、従来と同じように容器を洗浄した
後、洗浄液を濾過する。それは、濾過済み液槽4内の洗
浄水を洗浄ポンプ1によって吸い上げ洗浄ノズル3へ供
給し、容器に洗浄水を吹き付ける。容器についたラベル
片等の不純物は洗浄水と共に洗浄槽2へ落下する。 【0011】洗浄槽2内は洗浄ポンプ1が濾過済み液槽
4中の洗浄水を吸い上げることにより濾過済み液槽4側
の水位が下がるので、洗浄水の流れは矢印のように流れ
る。従って洗浄によって落とされたラベル片は濾過装置
Bの回転濾過円板5の方に流れていき回転濾過円板5の
スクリーンに付着する。 【0012】スクリーンに付着したラベル片は回転濾過
円板5と共に回転し、洗浄槽2の液面から外に出て、送
風機6から吹き出されているエアによりスクリーンから
吹き飛ばされ、シュート7上に落下し、カゴ8へ回収さ
れる。(カゴ8は通常5mm〜9mmぐらいの網目のも
のを使用する。その理由としては、回転濾過円板5に使
用しているスクリーン等の細かい網目のものを使用する
と水はけが悪くなり、洗浄水の循環が悪くなるからで、
小さなラベル片ごと洗浄水を回収するという目的があ
る)。 【0013】カゴ8の網目より大きいラベル片はそのま
まカゴ8内に収容され、網目よりも小さいラベル片は洗
浄水と共に受けパン9を通って受け樋12へ落下する。
受け樋12には容器洗浄装置Aの洗浄ポンプ1から枝分
配された圧力水供給管11から供給される圧力水が噴射
ノズル14から絶えず噴射されている。噴射される圧力
水は吸い込み口15に吸い込まれるが、吸い込み口15
は流路が狭くなっているので圧力水の吸い込みにより回
りに負圧が生じる。それにより受け樋12に混在するラ
ベル片は洗浄水ごと吸い込まれ戻し供給配管16を介し
て洗浄槽2に戻る。 【0014】なお、濾過装置Bとしては、回転濾過円板
5だけでなく種々なものを採用できる。また、容器洗浄
装置における濾過液回収だけでなく、濾過装置を持つ循
環式洗浄装置に取付けることも可能である。 【0015】さらに、受け樋12を排除して、受けパン
9に直接、イジェクター部13を設けることも可能であ
る。 【0016】 【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)洗浄後の回収する排水の受けは、イジェクター部
がわずかに水没する程度のトイで良いので、省スペース
にすることが可能である。 (2)イジェクター部は、運転中常時作動することにな
るので、制御が不要になる。 (3)洗剤、排水処理コスト低減できる。 (4)洗浄液の回収液に含まれているラベル片のつまり
の問題が解消できる。 (5)回収に使用する液は、容器洗浄装置で使用した洗
浄液と同じ為、濃度に影響しない。
を示す断面系統図である。 【図2】前記実施例の要部であるイジェクター部を示す
概略断面図である。 【図3】従来技術の容器洗浄装置の洗浄部を示す断面系
統図である。 【符号の説明】 1‥‥洗浄ポンプ 2‥‥洗浄槽 3‥‥洗浄ノズル 4‥‥濾過済み
液槽 5‥‥回転濾過円板 6‥‥送風機 7‥‥シュート 8‥‥カゴ 9‥‥受けタンク 10‥‥専用ポン
プ 11‥‥圧力水供給管 12‥‥受け樋 13‥‥イジェクター部 14・・・・噴射ノ
ズル 15・・・・吸い込み口 16‥‥戻し供
給配管 A・・・・容器洗浄装置 B‥‥濾過装置
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器を搬送する搬送手段と、容器を洗浄
するための洗浄水を貯蔵する洗浄槽と、洗浄槽内の洗浄
水を濾過する濾過装置とを備えた容器洗浄装置におい
て、前記濾過装置には、濾過によって洗浄槽内から取り
除かれた濾滓に付着する洗浄水を回収する回収部を設
け、該回収部には噴射ノズル等からなるイジェクター部
を設け、該イジェクター部に洗浄水を圧力水として供給
する供給管が連結され、前記イジェクター部から、洗浄
槽へ戻す配管が設けられていることを特徴とする容器洗
浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33914994A JP3457079B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 容器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33914994A JP3457079B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 容器洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182975A JPH08182975A (ja) | 1996-07-16 |
JP3457079B2 true JP3457079B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18324707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33914994A Expired - Lifetime JP3457079B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 容器洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3457079B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103949454A (zh) * | 2014-04-18 | 2014-07-30 | 江苏新中酿造有限责任公司 | 送料冲洗消毒装置 |
CN104117499A (zh) * | 2014-07-02 | 2014-10-29 | 天津金海河科技有限公司 | 一种带有过滤装置的自循环冲洗台 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102825043B (zh) * | 2012-09-03 | 2015-03-25 | 广州珠江啤酒股份有限公司 | 一种用于洗瓶机浸泡碱池的喷冲循环装置及工艺方法 |
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CN112047836A (zh) * | 2020-09-16 | 2020-12-08 | 浙江天瑞化学有限公司 | 一种l-苏糖酸钙的制备方法及其设备 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP33914994A patent/JP3457079B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103949454A (zh) * | 2014-04-18 | 2014-07-30 | 江苏新中酿造有限责任公司 | 送料冲洗消毒装置 |
CN103949454B (zh) * | 2014-04-18 | 2016-08-24 | 吴佑林 | 送料冲洗消毒装置 |
CN104117499A (zh) * | 2014-07-02 | 2014-10-29 | 天津金海河科技有限公司 | 一种带有过滤装置的自循环冲洗台 |
CN104117499B (zh) * | 2014-07-02 | 2016-04-13 | 天津金海河科技有限公司 | 一种带有过滤装置的自循环冲洗台 |
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JPH08182975A (ja) | 1996-07-16 |
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