JP3144623B2 - 貯水池のごみ収集装置 - Google Patents

貯水池のごみ収集装置

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JP3144623B2 JP13080396A JP13080396A JP3144623B2 JP 3144623 B2 JP3144623 B2 JP 3144623B2 JP 13080396 A JP13080396 A JP 13080396A JP 13080396 A JP13080396 A JP 13080396A JP 3144623 B2 JP3144623 B2 JP 3144623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公園や神社・仏
閣等の庭園に設けられた人工池、ゴルフ場内の溜池など
の貯水池に設置され、その池の中へ落ち込んだ枯葉など
のごみを回収して、池の中を清浄にする貯水池のごみ収
集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】庭園内の人工池やゴルフ場内の溜池など
の貯水池には、日常的に枯葉が落ち込み、また、空袋等
のごみ類も投棄されたりする。このようなごみが水面に
浮遊していると、景観が損なわれることになる。また、
枯葉は、吸水してやがて池の底へ沈んでしまい、それを
そのまま放置していると腐敗し、貯水池の水は多少循環
させることがあっても長期間にわたって入れ替えが行な
われないことから、池の水質汚濁の原因となる。このた
め、池の中へ落ち込んだ枯葉などのごみは、なるべく早
く取り除く必要があるが、従来は、人手により、棒の先
に網を取り付けた道具などを使用して、水面に浮かんだ
枯葉などのごみを掬い取る、といったことが行なわれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、池の水
面に浮かんだ枯葉などのごみを人手によって取り除く作
業は、大きな労力を必要とする。また、落ち葉は絶え間
無く続き、季節によってはその量が著しく増大する。従
って、短い間隔で定期的に枯葉などのごみの取り除き作
業を行なう必要があり、作業者の負担は益々増大するこ
とになる。そして、その取り除き作業を怠ると、大量の
枯葉が池の底に沈んでしまうことになる。枯葉が池の底
に沈んでしまうと、それを網などで掬い取ろうとした場
合、池の底の汚泥も一緒に掬い取ることになるため、枯
葉などのごみの取り除き作業が一層困難なものとなる。
一方、その取り除き作業を行なわないと、上述したよう
に池の水質汚濁を引き起こすことになる。
【0004】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、庭園内の人工池やゴルフ場内の溜池
などの貯水池に落ち込んだ枯葉などのごみを、人手を要
さずに、水面上から或いは必要により池の底から収集し
て回収し、もって、従来要していた労力の負担を無くす
とともに、貯水池を常に清浄な状態に維持することがで
きる貯水池のごみ収集装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
貯水池の水面もしくは水中に設置され、大きく開口した
吸込み口を有するごみ吸込み部と、少なくとも一部が多
孔状もしくは網目状に形成されたごみ回収容器、透水性
素材で形成され前記ごみ回収容器内に着脱自在に装着さ
れるごみ回収袋、及び 、前記ごみ回収容器から流出す
る水を貯留する水槽を備え、貯水池の辺りの、前記ごみ
吸込み部の近くに設置されごみを回収するごみ回収部
と、前記ごみ吸込み部に一端が接続され、他端が吐出口
として前記ごみ回収部内に開口した輸送パイプと、この
輸送パイプの内部の、前記ごみ吸込み部付近に一端部が
挿入され、一端が水吹出し口として前記吸込み口と反対
の方向に開口した水供給管と、この水供給管に接続さ
れ、水供給管を通して前記輸送パイプ内へ加圧水を送り
込む加圧水供給手段と、前記ごみ回収部の水槽内に貯留
された水を、前記ごみ吸込み部の吸込み口から離れた位
置で吸込み口の方へ向けて放流する放水パイプと備え
て、貯水池のごみ収集装置を構成したことを要旨とす
る。
【0006】
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載のご
み収集装置において、上記水槽の内部にさらに、ごみ回
収容器から流出する水を浄化する活性炭フィルタを装填
して形成された隔壁を立設したことを特徴とする。
【0008】
【0009】上記した構成の請求項1に係る発明のごみ
収集装置においては、加圧水供給手段から水供給管を通
して輸送パイプ内へ加圧水を送り込むと、加圧水は、ご
み吸込み部付近において水供給管の一端の水吹出し口か
ら吸込み口と反対の方向へ勢い良く吹き出される。これ
により、水供給管の水吹出し口の後方側のごみ吸込み部
に負圧が生じ、吸込み口を通してごみ吸込み部内へ水と
一緒に枯葉などのごみが吸い込まれてくる。尚、ごみ吸
込み部が池の底に設置されているときは、吸込み口を通
してごみ吸込み部内へ水やごみと一緒に汚泥も吸い込ま
れてくる。ごみ吸込み部内へ吸い込まれたごみと水は、
水供給管の吹出し口から吹き出す加圧水によって吹き飛
ばされ、加圧水流に乗って輸送パイプ内をその吐出口の
方へ送られ、輸送パイプの吐出口から吐き出される。そ
して、ごみと水は、輸送パイプの吐出口が開口したごみ
回収部に投入され、ごみ回収部に枯葉などのごみが回収
されることとなる。輸送パイプの吐出口を通ってごみ回
収部へ投入されたごみと水は、ごみ回収容器内に装着さ
れたごみ回収袋内に流入する。そして、ごみ回収袋は透
水性素材で形成されており、また、ごみ回収容器は少な
くとも一部が多孔状もしくは網目状に形成されているた
め、ごみ回収袋内に流入したごみと水とのうち、水は、
ごみ回収袋を透過し、この際に濾過され、ごみ回収容器
の多孔部分もしくは網目部分を通って水槽内へ流入し、
ごみだけがごみ回収袋内に残る。尚、ごみ吸込み部が池
の底に配置されてごみ回収部のごみ回収袋内へごみや水
と一緒に汚泥が流入したときは、ごみ回収袋内にごみと
一緒に汚泥が残り、水槽内へ水と微細な泥土粒子の一部
が流入する。ごみ回収袋内にごみが溜まると、ごみ回収
容器からごみ回収袋を取り出して廃棄し、ごみ回収容器
内に新しいごみ回収袋を装着する。一方、水槽内へ流入
した水は、水槽内から放水パイプを通って排出され、ご
み吸込み部の吸込み口から離れた位置で放水パイプ内か
ら吸込み口の方へ向けて放流される。放水パイプ内から
ごみ吸込み部の吸込み口の方へ流出した水は、吸込み口
の方へ流れるので、水面にごみ吸込み部の吸込み口の方
へ向かう水の流れを生じる。これにより、水面に浮かん
でいる枯葉などのごみが水の流れに乗ってごみ吸込み部
の吸込み口に集まり易くなる。
【0010】
【0011】請求項2に係る発明のごみ収集装置では、
ごみ回収容器から流出して水槽内へ流入した水は、水槽
の内部に立設された隔壁を透過する際に、水に含まれて
いる浮遊物質や汚染物質などが活性炭フィルタによって
吸着除去され、浄化される。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最良の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、この発明の1実施形態を示し、ご
み収集装置を貯水池に設置した状態を模式的に示す概略
構成図である。このごみ収集装置は、池の排水口のよう
にごみの集まり易い場所の水面付近に設置されたごみ吸
込み部10、池の辺りでごみ回収部12の近くに設置さ
れたごみ回収部12、ごみ吸込み部10とごみ回収部1
2とを連絡するごみ輸送部14、及び、ごみ回収部12
から流れ出る水を池の中へ戻す放水部16から構成され
ている。
【0015】ごみ吸込み部10は、図2に示すように、
全体の形状がラッパ状をなし、先端面が大きく開口して
吸込み口20が形成された吸込み管18により構成され
ている。また、ごみ輸送部14は、図2に示すように一
端が吸込み管18に接続され、他端が吐出口24として
ごみ回収部12内に開口した輸送パイプ22、この輸送
パイプ22の内部に加圧水を送り込むための水供給管2
6、この水供給管26に吐出口が接続され、水供給管2
6を通して輸送パイプ22内へ加圧水を送り込む高圧ポ
ンプ30、及び、この高圧ポンプ30の吸込み口に接続
され、先端にストレーナ付き吸水口56が接続されて、
その吸水口56が池の水中に浸漬された水吸込み管54
から構成されている。水供給管26の先端部は、輸送パ
イプ22の内部の、吸込み管18との接続部の付近に挿
入されており、その先端の水吹出し口28が、吸込み管
18の吸込み口20と反対の方向に開口している。
【0016】ごみ回収部12には、水槽32が設けられ
ており、水槽32内に、容器台34上に設置されたごみ
回収容器36が収容されている。ごみ回収容器36は、
周面が網目状に形成された網籠から成り、その周囲全体
が、間隔をあけて水槽32の周壁面により取り囲まれて
いる。尚、ごみ回収容器は、その少なくとも一部が網目
状に形成されておればよく、例えば底面だけが網目状に
形成されていてもよい。また、ごみ回収容器から自然に
水が流出してごみ回収容器内に水が滞溜することがない
ように、ごみ回収容器の少なくとも一部を多孔状に形成
するようにしてもよい。ごみ回収容器36には、その内
部にごみ回収袋38が交換可能に装着され、ごみ回収袋
38の口が上方に開いている。ごみ回収袋38は、透水
性素材で形成されており、例えば布製や紙製、網袋、孔
あき袋などである。ごみ回収容器36と水槽32の周壁
面との間には、ごみ回収容器36の周囲全体を取り囲む
ように背の低い仕切り壁40が配設されており、その仕
切り壁40によって仕切られた内部側の水槽32底部が
泥土溜り42となっている。また、仕切り壁40の上端
に連接しかつごみ回収容器36の周囲全体を取り囲むよ
うに、活性炭フィルタ46を装填して形成された環状の
隔壁44が立設されている。そして、水槽32の底部に
は、水流出口48が形設されている。
【0017】放水部16は、水槽32底部の水流出口4
8に接続され、池の中へ導かれて、先端の放水口52が
池の水面下に配置された放水パイプ50、この放水パイ
プ50の内部の、水流出口48との接続部付近に圧搾空
気を送り込むための空気供給管72、及び、この空気供
給管72に接続され、空気供給管72を通して放水パイ
プ50内へ圧搾空気を送り込む送風機76から構成され
ている。尚、図示例では、高低差により水槽32内から
水流出口48を通って水が自然流出し放水パイプ50内
を通って貯水池へ放流されるような構成としているが、
ポンプにより水槽内から放水パイプ内を通って貯水池へ
水を強制排出させるような構成としてもよい。空気供給
管72の先端部は、放水パイプ50の内部の、水槽32
底部の水流出口48との接続部の近くに挿入されてお
り、その先端の空気吹出し口74が、放水パイプ50の
放水口52の方向に向かって開口している。そして、放
水パイプ50の放水口52は、図3にこのごみ収集装置
を池の周辺に配置する場合の平面配置図を示すように、
ごみ吸込み部10の吸込み管18の吸込み口20の方へ
向けて、吸込み口20から適当な距離だけ離れた位置に
配置される。特に、池58の自然水流60から取り残さ
れて水が澱み易い場所に放水パイプ50の放水口52を
設置し、池58の中に放水パイプ50の放水口52から
吸込み管18の吸込み口20の方へ向かう水流62を生
じさせるようにすると、水の澱みが無くなるとともに、
ごみが吸込み管18の吸込み口20の方向へ集まり易く
なるので、好適である。図3中、64が吸水口、66が
排水口、68がごみ案内板である。
【0018】次に、上記したごみ収集装置により池の中
へ落ち込んだ枯葉などのごみを回収する動作について説
明する。
【0019】このごみ収集装置において駆動部分は高圧
ポンプ30と送風機76だけであり、それら高圧ポンプ
30及び送風機76を駆動させる。高圧ポンプ30が駆
動されると、吸水口56から水吸込み管54内へ池の水
が吸い込まれ、水吸込み管54を通って高圧ポンプ30
内に吸入された水は高圧ポンプ30によって加圧され、
その加圧水が水供給管26を通して輸送パイプ22内へ
送り込まれる。ごみ吸込み部10では、加圧水が水供給
管26の一端の水吹出し口28から吸込み管18の吸込
み口20と反対の方向へ勢い良く吹き出されることによ
り、吸込み管18内に負圧が生じ、吸込み口20を通し
て吸込み管18内へ水と一緒に枯葉などのごみ70が吸
い込まれてくる。吸込み管18内へ吸い込まれたごみ7
0と水は、水供給管26の吹出し口28から吹き出す加
圧水によって吹き飛ばされ、加圧水流に乗って輸送パイ
プ22内を吐出口24の方へ送られ、輸送パイプ22の
吐出口24からごみ回収部12内へ吐き出される。ごみ
回収部12では、輸送パイプ22の吐出口24から吐き
出されたごみ70と水が、ごみ回収容器36内に装着さ
れたごみ回収袋38内に流入する。そして、ごみ回収袋
38内に流入したごみ70と水とのうち、水は、ごみ回
収袋38を透過し、この際に濾過されて、水槽32内に
おいて仕切り壁40及び隔壁44で囲まれた区画内へ流
入する。一方、ごみ70は、ごみ回収袋38内に残るの
で、ごみ回収袋38内にごみ70が溜まると、適当な時
期に、ごみ回収容器36からごみ回収袋38を取り出し
て廃棄し、ごみ回収容器36内に新しいごみ回収袋38
を装着する。
【0020】水槽32内の仕切り壁40及び隔壁44で
囲まれた区画内へ流入した水は、活性炭フィルタ46が
装填された隔壁44を透過する際に、水に含まれている
浮遊物質や汚染物質などが活性炭フィルタ46によって
吸着除去される。活性炭フィルタ46を透過して浄化さ
れた水は、水槽32内の、仕切り壁40及び隔壁44の
外側の区画内へ流入し、底部の水流出口48を通って水
槽32内から放水パイプ50内へ流入する。放水パイプ
50内へ流入した水は、放水パイプ50内を通って放水
口52の方へ自然に流れる。この際、送風機76が駆動
されて、送風機76から空気供給管72を通して放水パ
イプ50内へ圧搾空気が送り込まれ、圧搾空気が放水パ
イプ50の、水槽32の水流出口48との接続部の近く
において空気供給管72の先端の空気吹出し口74から
放水パイプ50の放水口52の方向に向かって勢い良く
吹き出されている。このため、放水パイプ50内におい
て水と空気とが混合され、そのような混合状態で放水パ
イプ50内を放水口52まで水が流れる間に、空気中の
酸素が水に溶け込んで水の溶存酸素濃度が高められる。
そして、溶存酸素濃度が高められた水が、放水パイプ5
0内からその放水口52を通して池の中へ流出する。放
水パイプ50内から流れ出た水は、放水パイプ50の放
水口52が向いているごみ吸込み部10の方へ流れ、水
面にごみ吸込み部10の方へ向かう水の流れを生じる。
これにより、水面に浮かんでいる枯葉などのごみ70が
水の流れに乗ってごみ吸込み部10の吸込み管18の吸
込み口20付近に集まってくる。また、溶存酸素濃度が
高められた水が放水パイプ50の放水口52から池の中
へ流れ込むため、池の水の溶存酸素量が増加し、酸素に
よる水の浄化作用が増進する。
【0021】尚、図示例では、ごみ吸込み部10の吸込
み管18を池の水面付近に設置しているが、吸込み管1
8を池の底に設置するようにしてもよい。この場合に
は、ごみ吸込み部10では、池の底に沈んだ枯葉などの
ごみや水と一緒に吸込み口20を通して吸込み管18内
へ汚泥も吸い込まれてくる。そして、ごみ回収部12で
は、ごみ回収袋38内にごみと一緒に汚泥が残り、水槽
32内の泥土溜り42に、水と一緒にごみ回収袋38を
透過した微細な泥土粒子の一部が溜まったりする。
【0022】また、水槽の内部構造や水槽内へのごみ回
収容器の配置の仕方、活性炭フィルタが装填された隔壁
の配設方法などは、上記実施形態のものに限定されな
い。例えば、上記実施形態では、活性炭フィルタが装填
された環状の隔壁を、ごみ回収容器の周囲全体を取り囲
むように立設したが、水槽内における水の流動方向にお
いて、活性炭フィルタが装填された平板状の隔壁を複数
枚列設して、水槽内を縦方向にかつ水の流動方向と直交
するように仕切り、ごみ回収容器から流出した水が、活
性炭フィルタが装填された隔壁を順次透過する間に浄化
されるような構造としてもよい。また、水槽内における
水の通路に不織布で形成されたフィルタを設置するよう
にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明のごみ収集装置を使
用すると、庭園内の人工池やゴルフ場内の溜池などの貯
水池に落ち込んだ枯葉などのごみを水面上から或いは必
要により池の底から収集して回収することができるの
で、景観上において、また水質的にも、貯水池を常に清
浄な状態に維持することができる。また、人手によって
ごみを取り除く作業が不要になるので、従来要していた
労力の負担を無くすことができる。そして、ごみ回収部
において枯葉などのごみは水と分離され、ごみは、それ
をごみ回収袋内に溜めてごみ回収袋と一緒に廃棄すれば
よいので、ごみ回収後の後処理が簡単である。一方、水
は、ごみ回収袋を透過する際に濾過された後、水槽内か
ら放出されるので、その水を池の中へ戻すことにより池
の水の浄化に役立ち、また、水の処理に何らの手間を要
しない。また、放水パイプ内から流出した水は、ごみ吸
込み部の吸込み口の方へ流れるので、この水の流れによ
り、水面に浮かんでいる枯葉などのごみがごみ吸込み部
の吸込み口に集まり易くなる。
【0024】
【0025】請求項2に係る発明のごみ収集装置では、
ごみ回収部に回収された水から浮遊物質や汚染物質など
が除去され、浄化された水が水槽内から放出されるの
で、水槽内から放出された水を池の中へ戻すことによ
、さらに池の水の浄化に役立つこととなる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、ごみ収集装置を
貯水池に設置した状態を模式的に示す概略構成図であ
る。
【図2】図1に示したごみ収集装置の一部をなすごみ吸
込み部及び輸送パイプの一部を示す斜視図である。
【図3】図1に示したごみ収集装置を池の周辺に配置す
る場合の平面配置図である。
【符号の説明】
10 ごみ吸込み部 12 ごみ回収部 14 ごみ輸送部 16 放水部 18 吸込み管 20 吸込み管の吸込み口 22 輸送パイプ 24 輸送パイプの吐出口 26 水供給管 28 水供給管の水吹出し口 30 高圧ポンプ 32 水槽 36 ごみ回収容器 38 ごみ回収袋 40 仕切り壁 44 隔壁 46 活性炭フィルタ 48 水槽底部の水流出口 50 放水パイプ 52 放水パイプの放水口 54 水吸込み管 56 水吸込み管の吸水口 70 枯葉などのごみ 72 空気供給管 74 空気供給管の空気吹出し口 76 送風機

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水池の水面もしくは水中に設置され、
    大きく開口した吸込み口を有するごみ吸込み部と、少なくとも一部が多孔状もしくは網目状に形成されたご
    み回収容器、透水性素材で形成され前記ごみ回収容器内
    に着脱自在に装着されるごみ回収袋、及び、前記ごみ回
    収容器から流出する水を貯留する水槽を備え、 貯水池の
    辺りの、前記ごみ吸込み部の近くに設置されごみを回
    収するごみ回収部と、 前記ごみ吸込み部に一端が接続され、他端が吐出口とし
    て前記ごみ回収部内に開口した輸送パイプと、 この輸送パイプの内部の、前記ごみ吸込み部付近に一端
    部が挿入され、一端が水吹出し口として前記吸込み口と
    反対の方向に開口した水供給管と、 この水供給管に接続され、水供給管を通して前記輸送パ
    イプ内へ加圧水を送り込む加圧水供給手段と 前記ごみ回収部の水槽内に貯留された水を、前記ごみ吸
    込み部の吸込み口から離れた位置で吸込み口の方へ向け
    て放流する放水パイプと を備えた、貯水池のごみ収集装
    置。
  2. 【請求項2】 水槽の内部にさらに、ごみ回収容器から
    流出する水を浄化する活性炭フィルタを装填して形成さ
    れた隔壁が立設された請求項1記載の、貯水池のごみ収
    集装置。
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