JP5051921B2 - 洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 - Google Patents
洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5051921B2 JP5051921B2 JP2009128201A JP2009128201A JP5051921B2 JP 5051921 B2 JP5051921 B2 JP 5051921B2 JP 2009128201 A JP2009128201 A JP 2009128201A JP 2009128201 A JP2009128201 A JP 2009128201A JP 5051921 B2 JP5051921 B2 JP 5051921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewage
- water
- chamber
- cleaning
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 209
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 109
- 238000004064 recycling Methods 0.000 title claims description 46
- 239000010865 sewage Substances 0.000 claims description 171
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 55
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 53
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 32
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 32
- 238000010992 reflux Methods 0.000 claims description 15
- JTJMJGYZQZDUJJ-UHFFFAOYSA-N phencyclidine Chemical class C1CCCCN1C1(C=2C=CC=CC=2)CCCCC1 JTJMJGYZQZDUJJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 12
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 2
- 239000003981 vehicle Substances 0.000 description 39
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 14
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 13
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 7
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 6
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 4
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 3
- 235000014593 oils and fats Nutrition 0.000 description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 3
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 241001417527 Pempheridae Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000009969 flowable effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000008237 rinsing water Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
この特許文献1に開示された車両は、1台で洗浄、吸引、給水の3つの機能を発揮することが可能なものであり、上記した問題点をほぼ解決することができる。
この車両は、特殊舗装用機能回復車である点で特許文献1に開示された車両とは用途が異なるものの、洗浄水リサイクル機構を備えながらタンク容量を大きくすることができる点において上記特許文献1に開示された車両に比べて優れたものである。
先ず、下水管から回収される汚水中には、土砂以外に紙やビニール等の異物や油脂分が多く含まれているため、タンク内の汚水室を仕切る仕切板の通水可能部(パンチングプレート)や、汚水室内に設けられたストレーナ等に目詰まりが生じ易かった。特に油脂分は洗浄水リサイクル機構に備えられた水サイクロンでは除去できないため、油脂分による目詰まりを回避することが困難であった。目詰まりが生じると、洗浄水の不足が生じるために作業の停止を余儀なくされることとなり、作業効率が大きく低下してしまう。
更に、洗浄水リサイクル機構には、水サイクロンを通過した汚水を濾過する濾過装置が備えられているが、濾過装置内に導入された汚水中に含まれる固形分が内部のフィルターに詰まることにより、濾過性能が短期間で低下する場合があった。
また、汚水室には、汚水表面付近の浮遊物を捕捉するトラップ板が設けられており、トラップ板は、タンク内断面の略上半分の領域を覆うように略垂直に延びていることから、汚水表面に浮いた紙やビニール等の異物や油脂分をトラップ板にて捕捉することができ、タンク内の汚水室を仕切る仕切板の通水可能部や、汚水室内に設けられたストレーナに目詰まりが生じにくい。特に、水サイクロンでは除去できない油脂分を除去することができるため、目詰まりを効果的に回避することができる。そのため、洗浄水の不足による作業停止が生じることがなくなり、作業効率が大きく向上する。
また、トラップ板の上端部とタンク内面との間には隙間が形成されていることから、汚水室内に隙間を通る空気の流れを作り出すことができる。そのため、汚水室内の汚水にも動きが生じ易くなり、トラップ板による異物や油脂分の捕捉効率を高めることができる。
また、ストレーナ内部に導入されて濾過された水を排出する第一排出口と、固形分分離室に回収された固形分を含む汚水と、固形分分離室及びストレーナ内部に導入されなかった汚水とが混合された濃縮汚水を排出するための第二排出口とが備えられており、第一排出口には排出口から排出された水を洗浄水室へと還流するための第一還流路が接続されており、第二排出口には排出された濃縮汚水を汚水室へと還流するための第二還流路が接続されていることから、ストレーナに導入されなかった汚水についても、タンクに還流して再利用することができる。そのため、洗浄水の不足が生じることを防止できる。
更に、第二還流路には一定時間毎に開放されるバルブが取り付けられていることから、固形分分離室に回収された固形分を含む汚水と、ストレーナ内部に導入されなかった汚水とが混合された濃縮汚水を、一定時間毎に排出して汚水室へと戻すことができる。そのため、固形分分離室が満杯になって固形分の分離・回収の効率が低下することが防がれる。
図1は本発明に係る吸引清掃車の平面図であり、図2は本発明に係る吸引清掃車の側面図である。
本発明に係る吸引清掃車は、車台上に、洗浄水を噴射するための洗浄装置(1)と、洗浄後の汚水を吸引するための吸引装置(2)と、吸引装置(2)により吸引された汚水を貯留する汚水室(31)と前記洗浄水を貯留する洗浄水室(32)とを備えたタンク(3)と、汚水を洗浄水として再利用するための洗浄水リサイクル機構(4)とを搭載している。
通常時(洗浄作業中)においては、2つのバルブのうち、上方にあるバルブ(14)は開放され、下方にあるバルブ(15)は閉鎖される。これは、洗浄水室(32)内の洗浄水に含まれるシルトは底部に堆積するため、上方のバルブ(14)から洗浄水を取り出すことにより、シルト含有量の少ない洗浄水を取り出すことができるためである。下方のバルブ(15)は、洗浄作業終了後に洗浄水室(32)内に溜まったシルトを取り出す際に開放される。
ブロワ(21)は空冷式(乾式)のルーツブロワからなり、ブロワ(21)の吸引口側にはフィルタユニット(22)の排出口が接続され、ブロワ(21)の吐出口側には吐出サイレンサー(23)が接続されている(図4参照)。
フィルタユニット(22)は、ブロワ(21)の作用によりタンク(3)内の汚水室(31)の上部から吸引された空気を内部に取り入れて、該空気中に含まれる水分を分離する気液分離装置からなり、フィルタユニット(22)により水分が分離された後の空気がブロワ(21)の吸引口へと導入される。
ブロワ(21)とフィルタユニット(22)とを繋ぐ経路には、真空計(24)、バキュームブレーカー(25)、負荷開放弁(26)が接続されている。また、ブロワ(21)と吐出サイレンサー(23)とを繋ぐ経路にはサイドブランチ(27)が接続されている。
タンク(3)は、前記汚水を貯留する汚水室(31)と、前記洗浄水を貯留する洗浄水室(32)とを備えており、これら2つの室は水の流通ができないように完全に仕切られている。
満量装置(33)には、前述した吸引装置(2)のフィルタユニット(22)へと繋がる経路が接続されており、ブロワ(21)の駆動によって該吸引口から汚水室(31)内の空気を吸引して、該汚水室内を負圧にすることができる。
排出口(34)はバルブにより開閉可能とされており、バルブを開放することにより、汚水室(31)内の汚水を外部へと排出することができる。また、ハッチシリンダー(37)でハッチ部を開放後、ダンプシリンダー(38)でタンク後部をアップすることで、堆積した砂やシルトを外部に排出することができる。
図7は、汚水室(31)の後方側から見た仕切板(35)を示す図である。
仕切板(35)は、上方約3分の2の部分がパンチングプレートからなる通水可能部(351)となっており、下方約3分の1の部分が孔の無い鋼板からなる通水不可能部(352)となっている。
通水不可能部(352)は、通水可能部(351)に対して固定された上方の固定部(352a)と、該固定部(352a)に対して蝶番を介して開閉可能に接続された下方の開閉部(352b)とから構成されている。
開閉部(352b)は、タンク(3)をダンプアップして前方を持ち上げた時に、図3及び図5中に仮想線(二点鎖線)で示したように後方に向けて開放される。
前方の区画(以下、前区画という)(312)には、汚水室(31)から汚水を取り出すための汚水取出路(41)の開口部(411)が配置され、開口部(411)にはストレーナが取り付けられている。
また、汚水取出路(41)の開口部(411)は、フロート(図示略)により汚水室(21)内の水位に合わせて上下に移動可能とされており、常に通水不可能部(352)よりも上方に位置するようになっている。
これにより、汚水室内に沈殿している土砂等の固形分が汚水取出路(41)から取り出されることをより確実に防ぐことが可能となる。
従って、汚水取出路(41)に設けられた循環用ポンプ(42)(図6参照)の詰まりが生じにくくなるとともに、水サイクロン(後述する)の負担も軽減され、異物の少ない清浄な水を洗浄水室(32)へと送って再利用することが可能となる。
図8は、汚水室(31)の後方側から見たトラップ板(313)を示す図である。
トラップ板(313)は、略円筒形状のタンク(3)の内断面の略上半分の領域を覆うように略垂直に延びており、その上端部とタンク内面との間には隙間(314)が形成されている。トラップ板(313)の下端部は、汚水室(31)の想定最低水位(タンク高さの略半分)に位置している。
そのため、パンチングプレートからなる通水可能部(351)や開口部(411)に取り付けられたストレーナに目詰まりが生じるのを防止することができ、洗浄水不足による作業停止が生じることがなくなり、作業効率が大きく向上する。
また、トラップ板(313)の上端部とタンク(3)内面との間には隙間(314)が形成されていることから、汚水室(31)内に隙間(314)を通る空気の流れを作り出すことができる。そのため、汚水室(31)内の汚水にも動き(流れ)が生じ易くなり、汚水に浮かんだ異物や油脂分が滞留しないため、トラップ板(313)による異物や油脂分の捕捉効率を高めることができる。
洗浄水室(32)の上部には、汚水取出路(41)から取り出されて洗浄水リサイクル機構(4)により清浄化された水を取り入れるための取入口(321)が設けられており、取入口(321)にはストレーナ(322)が配設されている。
また、洗浄水室(32)には、該洗浄水室内の洗浄水を取り出すための洗浄水管路(13)が接続されている。
このように、2台の水サイクロン(431)(432)を直列に接続したことにより、1段目の水サイクロン(431)により砂及び比重の大きいシルトを回収することができ、2段目の水サイクロン(432)により比重の小さいシルトを回収することができる。
水サイクロン(431)は、上方の円筒状部と下方の円錐状部からなる胴部(431a)と、前記円筒状部に周面の接線方向に設けられた流入管(431b)と、胴部(431a)の上蓋に垂直方向に設けられた流出管(431c)とを備えている。
円錐状部は、下向きに縮径するテーパ面を有しており、そのテーパの傾きは5〜15°の範囲、好ましくは10°に設定されている。
テーパの傾きが15°を超えると捕捉性能が低下して汚水中に含まれる100μm超の異物を確実に捕捉できなくなり、5°未満とすると捕捉性能の向上が殆ど見込めずに大型化してしまうため、いずれの場合も好ましくない。
一方、水サイクロン(432)の出口となる流出管(432c)から取り出された汚水は、濾過装置(433)へと導かれた後、一部は汚水室(31)へと還流され、一部は洗浄水室(32)へと還流される。
これにより、汚水中に含まれる砂等の異物によって水サイクロン(431)(432)の円錐状部の内面が摩耗することが防がれるため、汚水中の異物の分離効率が低下することを防止することができる。
図示のように、下流側の水サイクロン(432)から回収された固形分の粒度は殆どが100μm以下となっており、濾過装置(433)から回収された固形分は大粒度成分と粒度100μm超の成分が更に減少していた。
図11は濾過装置の平面図、図12は濾過装置の側面図、図13は図12のA部矢視図、図14は濾過装置の正面断面図である。尚、図12の側面図において、第二排出口(433h)は、本来は後ろ側に位置する(図13参照)ために見えないが、周方向に45°前方にずらして図示している。
導水板(433d)は、ケーシング(433b)よりも小径で且つストレーナ(433c)よりも大径に形成されている。導水板(433d)の長さ(高さ)は、ストレーナ(433c)の約半分であり、その上端部はストレーナ(433c)の上端部と略同じ高さに位置している。
また、導水板(433d)の上端部は流入口(433a)よりも高位置にあり、下端部は流入口(433a)よりも低位置にある。これにより、流入口(433a)から流入した汚水は、導水板(433d)に当たって流下し、直接ストレーナ(433c)に当たることが防がれる。そのため、ストレーナ(433c)が短期間で目詰まりを起こすことが防止される。
固形分分離室(433f)は、スリット(433e)に対応する位置のケーシング(433b)の外周面に設けられており、スリット(433e)を通過した固形分を含む汚水を収容する。
流入口(433a)からケーシング(433b)内に導入された汚水中に含まれる固形分は、遠心力によってケーシング内面に沿って旋回する時にスリット(433e)を通って固形分分離室(433f)へと導かれる。そのため、固形分の分離・回収効果に優れたものとなり、ストレーナ(433c)の目詰まりも防ぐことができる。
固形分分離室(433f)は、下端部がケーシングの円錐状部分にまで至るように延設されており、当該下端部にはケーシング(433b)内部と連通する開口部(433i)が設けられている。これにより、スリット(433e)から固形分分離室(433f)へと入った固形分を含む汚水は、固形分分離室(433f)内を流下した後、下端部の開口部(433i)から再びケーシング(433b)内に戻る。
ストレーナ(433c)内部に導入されて濾過された水は、空間(433k)に流下して第一排出口(433g)から外部に排出される。
固形分分離室(433f)内を流下した後、下端部の開口部(433i)から再びケーシング(433b)内に戻された固形分を含んだ汚水は、ストレーナ(433c)内部に導入されずに円筒状空間(433j)内を流下した汚水と混合されて、濃縮汚水となって第二排出口(433h)から排出される。
高圧水管(433m)には、上下方向に所定間隔で高圧水をストレーナ(433c)の内面に向けて扇形状に噴射する扇形噴射ノズル(433n)が取り付けられている。
これにより、ストレーナ(433c)が目詰まりを起こしたときに目詰まり物を高圧水で除去し、目詰まりを解消することができる。また、扇形噴射ノズル(433n)を用いることにより、少数のノズルで広範囲に高圧水を噴射することが可能となる。
第二排出口(433h)には、該第二排出口から排出された濃縮汚水を汚水室(31)へと還流するための第二還流路(45)が接続されている(図6参照)。
これにより、ストレーナ(433c)内部に導入されて濾過された汚水を第一還流路(44)から汚水室(31)へと還流して再利用できるたけでなく、ストレーナ(433c)内部に導入されなかった固形分を含む汚水についても、第二還流路(45)から汚水室(31)へと還流して再利用することができる。そのため、タンク(3)内の貯水量を常に多く維持することができ、洗浄水の不足が生じることを防止できる。
これにより、固形分分離室(433f)に回収された固形分を含む汚水と、固形分分離室(433f)及びストレーナ(433c)内部に導入されずに円筒状空間(433j)を流下した汚水とが混合された濃縮汚水を、一定時間毎に真空吸引により排出して汚水室(31)へと戻すことができる。そのため、固形分分離室(433f)や円筒状空間(433j)が満杯になって固形分の分離・回収の効率が低下することが防がれる。
また、第一還流路(44)には、常時開放されたバルブ(441)が取り付けられており、濾過装置(433)から取り出された清浄水を連続的に洗浄水室(32)へと戻すことができる。これにより、洗浄水が不足することが防がれる。
サイレンサー室(29)は、凹んだ部分が後方を向くように配置された平面視凹形を呈しており(図1参照)、後端部の2箇所に吐出口(291)を有している。
このように、吸引装置(2)の上方に扁平箱型の吸・排気サイレンサー室(29)を配置することにより、車両を大型化することなく吸・排気サイレンサー室(29)の容量を大きくとることができ、作業時の騒音を大幅に低減することが可能となる。
2 吸引装置
29 サイレンサー室
3 タンク
31 汚水室
313 トラップ板
314 隙間
32 洗浄水室
4 洗浄水リサイクル機構
43 異物除去装置
431 上流側の水サイクロン
431d オリフィス
432 下流側の水サイクロン
432d オリフィス
433 濾過装置
433a 流入口
433b ケーシング
433c ストレーナ
433d 導水板
433e スリット
433f 固形分分離室
433g 第一排出口
433h 第二排出口
433m 高圧水管
433n 扇形噴射ノズル
44 第一還流路
45 第二還流路
451 バルブ
Claims (8)
- 洗浄水を噴射するための洗浄装置と、
洗浄後の汚水を吸引するための吸引装置と、
前記吸引装置により吸引された汚水を貯留する汚水室と、前記洗浄水を貯留する洗浄水室とを備えたタンクと、
前記汚水を前記洗浄水として再利用するための洗浄水リサイクル機構とを備えており、
前記汚水室には、汚水表面付近の浮遊物を捕捉するトラップ板が設けられており、
該トラップ板は、前記タンク内断面の略上半分の領域を覆うように略垂直に延びており、その上端部と前記タンク内面との間には隙間が形成されている
ことを特徴とする洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記洗浄水リサイクル機構は、直列に連結された2台の水サイクロンを備えており、
前記水サイクロンは、胴部下方に設けられた下向きに縮径する円錐状部のテーパの傾きが5〜15°であることを特徴とする請求項1記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記円錐状部の内面に窒化処理が施されていることを特徴とする請求項2記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。
- 前記洗浄水リサイクル機構は、前記水サイクロンを通過した汚水を濾過する濾過装置を備えており、
前記濾過装置は、接線方向に流入口を有する円筒状のケーシングと、該ケーシング内部に配設された円筒状のストレーナと、前記流入口から流入した汚水が直接前記ストレーナに当たるのを防ぐ円筒状の導水板を有している
ことを特徴とする請求項2又は3記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記ケーシングには、
上下方向に延びるように設けられたスリットと、
該スリットと連通するように外周面に設けられた固形分分離室と、
前記ストレーナ内部に導入されて濾過された水を排出する第一排出口と、
前記固形分分離室に回収された固形分を含む汚水と、前記固形分分離室及び前記ストレーナ内部に導入されなかった汚水とが混合された濃縮汚水を排出するための第二排出口とが備えられており、
前記第一排出口には、該第一排出口から排出された水を前記洗浄水室へと還流するための第一還流路が接続されており、
前記第二排出口には、該第二排出口から排出された濃縮汚水を前記汚水室へと還流するための第二還流路が接続されており、
該第二還流路には、一定時間毎に開放されるバルブが取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記ストレーナの内部には、該ストレーナの中心軸に沿って上下方向に延びるとともに軸回りに回転する高圧水管が配置されており、
該高圧水管には上下方向に所定間隔で高圧水を該ストレーナ内面に向けて扇形状に噴射する扇形噴射ノズルが取り付けられていることを特徴とする請求項4又は5記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記水サイクロンは、円錐状部の底部にオリフィスが設けられており、
該オリフィスを通過した汚水は前記汚水室へと還流し、
該オリフィスを通過せずに前記胴部上方から取り出された汚水は前記濾過装置を通して前記洗浄水室へと還流する
ことを特徴とする請求項4乃至6いずれかに記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。 - 前記吸引装置の上部に、該吸引装置から吐出される空気を膨張させる扁平箱型のサイレンサー室が配置されていることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009128201A JP5051921B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009128201A JP5051921B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010275750A JP2010275750A (ja) | 2010-12-09 |
JP5051921B2 true JP5051921B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=43422962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009128201A Active JP5051921B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5051921B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101522658B1 (ko) * | 2014-12-01 | 2015-05-26 | 실리기업 주식회사 | 일체형 지중시설물 청소 및 점검장치 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101381111B1 (ko) * | 2013-08-07 | 2014-04-04 | 유근수 | 그리스트랩 청소기 |
JP6849431B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2021-03-24 | 鹿島建設株式会社 | 清水領域形成装置及び清水領域形成方法 |
CN108772345A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-11-09 | 上海抛丸机械设备制造有限公司 | 一种高压水清理机 |
CN113431174B (zh) * | 2021-07-14 | 2024-01-12 | 亚太森博(江苏)浆纸有限公司 | 一种污水管道内壁脏污清理装置 |
-
2009
- 2009-05-27 JP JP2009128201A patent/JP5051921B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101522658B1 (ko) * | 2014-12-01 | 2015-05-26 | 실리기업 주식회사 | 일체형 지중시설물 청소 및 점검장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010275750A (ja) | 2010-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5051921B2 (ja) | 洗浄水リサイクル機構付き吸引清掃車 | |
US6616834B2 (en) | Wastewater processor | |
KR101464045B1 (ko) | 무동력 수질관리시설과 청소시설이 내장된 빗물저류탱크 | |
CN107285511A (zh) | 一种含油废水的高效一体化除油设备 | |
JP2823095B2 (ja) | 吸込み圧力容器 | |
KR102488107B1 (ko) | 비점오염저감시설 | |
JP4146504B1 (ja) | 特殊舗装用機能回復車 | |
KR100928068B1 (ko) | 준설차의 수분배출장치 | |
KR101311171B1 (ko) | 준설과정에서의 오탁수 처리장치 | |
RU154652U1 (ru) | Установка очистки ливневых стоков от примесей нефтепродуктов | |
KR100931392B1 (ko) | 준설 탱크의 탈수장치 및 공법 | |
JP2709411B2 (ja) | 多目的吸入処理装置及び多目的洗浄車 | |
JP4382397B2 (ja) | 土砂洗浄装置及び土砂洗浄方法 | |
JP3889273B2 (ja) | 吸引回収装置 | |
KR101799745B1 (ko) | 원형 침사 유분 제거 시스템 | |
CN221732648U (zh) | 一种道路洗扫车循环水处理装置 | |
KR102499493B1 (ko) | 오수처리시설용 스크린 탱크 | |
KR102714959B1 (ko) | 2단 저수조를 갖는 비점오염원 제거장치 | |
KR20140029698A (ko) | 폐수 정화처리장치 | |
KR200272135Y1 (ko) | 액체저장 탱크의 이동식 다기능 청소기 | |
KR100428463B1 (ko) | 액체저장 탱크의 이동식 다기능 청소기 | |
AU684203B2 (en) | Washing and cleaning unit | |
KR200384932Y1 (ko) | 여과지의 슬러지 억제장치 | |
KR101728897B1 (ko) | 여과사 재생 시스템 | |
JP2003176514A (ja) | 舗装の目詰まり物の除去方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110526 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120627 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120723 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5051921 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |