JP2604185B2 - 汚泥等の回収車 - Google Patents

汚泥等の回収車

Info

Publication number
JP2604185B2
JP2604185B2 JP62335716A JP33571687A JP2604185B2 JP 2604185 B2 JP2604185 B2 JP 2604185B2 JP 62335716 A JP62335716 A JP 62335716A JP 33571687 A JP33571687 A JP 33571687A JP 2604185 B2 JP2604185 B2 JP 2604185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
water
pump
collecting
pressure water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62335716A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01176500A (ja
Inventor
敬博 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP62335716A priority Critical patent/JP2604185B2/ja
Publication of JPH01176500A publication Critical patent/JPH01176500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604185B2 publication Critical patent/JP2604185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は汚泥等の回収車に関する。
(ロ)従来の技術 例えば、下水道の中を流れるゴミ、スラッジ、汚泥や
産業排水等の中に含まれるゴミ、スラッジ、汚泥は下水
道、排水溝、ピット等の中に長い間に堆積してしまい、
その都度清掃作業が必要となる。
このような清掃作業を行う方法として、従来から (I)水をせき止めて、水のみをポンプで排水し人手に
よりゴミ、スラッジ、汚泥を回収清掃する方法とか、 (II)水中ポンプを介してバキューム車に搭載したバキ
ュームタンクに吸引回収する方法等が上げられる。
しかしながら、上述した(I)の方法は、作業能率が悪
く、しかも作業が危険であるという問題があり、また
(II)の方法は汚泥等を吸引回収するためにはかなりの
水分を同時に吸わないと該ゴミ、スラッジ、汚泥を吸引
回収できないため、バキュームタンクの中に水分を多く
吸い込んでしまい、ゴミ、スラッジ、汚泥の回収効率が
悪く、しかも水分を切るのに時間がかかる等の問題があ
った。
そこで、このような問題を解決するために実公昭53-2
6737号公報に示すように、水中ポンプにより回収した
後、汚水からゴミのみを網を利用して一次分離し、さら
にスラッジ、汚泥から遠心分離機を利用して二次分離で
きる装置を搭載した車が提案された。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような汚泥等の回収車にあって
は、水中ポンプを利用しているため、吸い込むゴミ、ス
ラッジの粒径が非常に小さくなくてはならないので、吸
い込み口に細かな網を取り付けなくてはならないが、こ
の網がすぐ目詰まりを生じ、しかも水中ポンプ自体が重
く、大きいので作業性が悪いという欠点があった。ま
た、脱水のために遠心分離機を使用しているため、装置
自体が大がかりなものとなり、経済性も悪いという欠点
があった。
本発明の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、
作業の改善を図り、しかも経済性に優れた汚泥等の回収
車を提供するにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明の汚泥等の回収車
は、回収ホースの途中に設けた噴流ポンプと、該噴流ポ
ンプに高圧水を供給する高圧水ポンプと、前記回収ホー
スの上端が接続されかつ高圧水ポンプに水を供給する水
切り装置を大気圧下に備えて成り、該水切り装置には、
回収水がオーバーフローする出口に戻り水チューブが接
続されると共に、粗いゴミを回収するためのゴミ回収コ
ンベヤと、該ゴミ回収コンベヤの下流側に配置されたス
ラッジ回収コンベアとが設けられ、該スラッジ回収コン
ベアは、前記水切り装置内のスラッジを回収する傾斜部
分と、該傾斜部で回収できなかった微粒状のスラッジ及
び汚泥の沈降分を回収して排出するようにした水平部分
とから成るものである。
(ホ)作用 このように本発明にあっては、回収した混合水から水
切り装置によりゴミ、スラッジ、汚泥が分離除去された
戻り水を高圧水ポンプを介して高圧水として再生利用で
きるので、経済的に連続作業が行える。
また、噴流ポンプにより発生する負圧により汚水を吸
い込むようにしているので、回収ホース先端の目詰まり
が少なくなり、作業効率を上げることができる。
(ヘ)実施例 以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細を説明す
る。
第1図は本発明に係る汚泥等の回収車の要部概略構成
図、第2図は同回収車の概略側面図である。
水切り装置1には回収ホース2の上端が接続されてお
り、該回収ホース2の下端は、例えば下水道のゴミ、ス
ラッジ、汚泥まじりの混合水内に配置されるようになっ
ている。
また、該回収ホース2の下端近傍には噴流ポンプ3が
設けられている。該噴流ポンプ3は高圧水を噴射ノズル
3aを介して回収ホース2内に噴射し得る構成となってお
り、該噴流ポンプ3の作動時、該噴流ポンプ3より下流
側の回収ホース2内は負圧の状態となり、これによって
前記混合水を回収ホース内に吸い込むようになってい
る。
なお、従来の水中ポンプのような容積型ポンプでは回
収物の大きさが小さいものに限られていたが、噴流ポン
プ3を使用した場合にあっては、ポンプ入口径以内の粒
子径をもつ物資を通過させることができる。
また、前記噴流ポンプ3の噴射ノズル3aには、該噴射
ノズル3aに高圧水を送る高圧水ポンプ4が接続されてお
りさらに、該高圧水ポンプ4は動力取出装置5に連結さ
れている。
また、前記高圧水ポンプ4はフィルタ6を介して前記
水切り装置1に接続されており、該水切り装置1によっ
て浄化された水がフィルタ6を介して高圧水ポンプ4に
供給されるようになっている。
なお、前記フィルタ6と水切り装置1とを結ぶ配管7
の途中には第1のバルブ8が設けられている。
さらに、前記高圧水ポンプ4はフィルタ6を介して戻
り水チューブ9にも接続されている。該戻り水チューブ
9はその上端を前記水切り装置1に接続されておりかつ
下端は例えば下水道のゴミ、スラッジ、汚泥まじりの混
合水内に臨むようになっている。
なお、前記フィルタ6と戻り水チューブ9とを結ぶ配
管10の途中には第2のバルブ11が設けられている。
前記水切り装置1内にはゴミ回収コンベヤ12と該ゴミ
回収コンベヤ12より下流側に設けられたスラッジ回収コ
ンベヤ13が配設されている。
前記ゴミ回収コンベヤ12は第1図から明らかなごとく
傾斜した状態で配置されており、その下部には粗いゴミ
を回収するための網12aが設けられている。
そして、該網12aにより回収された粗いゴミはモータ1
4により回転駆動されるスクリュコンベヤ12bにより上端
側へ搬送されるようになっている。
一方、前記スラッジ回収コンベヤ13はスラッジ、汚泥
の沈降分を回収するためのもので、傾斜した部分13aと
水切り装置1の底面に沿って配置された水平部分13bと
から構成されている。該傾斜部分13a及び水平部分13bに
はそれぞれスクリュコンベヤ13c,13dが設けられてお
り、これらスクリュコンベヤ13c,13dはそれぞれモータ1
5,16によって回転駆動されるようになっている。
次に、以上のように構成された汚泥等の回収車の作動
について説明する。
まず、噴流ポンプ3による呼び水をするために、水切
り装置1に予め蓄えた水を、第1のバルブ8を開けて高
圧水ポンプ4に供給する。すると、該高圧水ポンプ4か
ら噴流ポンプ3に高圧水が供給され、該噴流ポンプ3に
より発生する負圧により回収ホース2内に混合水を吸い
込む。
次に、前記水切り装置1内の水位が上昇して戻り水チ
ューブ9に水が流れるようになったら、第2のバルブ11
を開け第1のバルブ8を閉じる。これと同時に、回収ホ
ース2を介してゴミ、スラッジ、汚泥を水切り装置1内
に吸引回収する。該水切り装置1内にゴミ、スラッジ汚
泥が回収されたら、前記ゴミ回収コンベヤ12及びスラッ
ジ回収コンベヤ13をゆっくり作動させ、水分を切りなが
らゴミ、スラッジ、汚泥をスクリュコンベヤ12b,13c,13
dを介して外部に排出し、一方分離された汚水は戻り水
チューブ9により排出される。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明の汚泥等の回収車によれ
ば、下水道等に流れる泥水に回収ホースの下端を配置
し、高圧水を動力源とした噴流ポンプによって泥水を水
切り装置内に回収するようにしてあるため、粗いゴミを
含めた汚泥を連続的に回収することが可能である。
また、水切り装置内へ回収した泥水は、ゴミ回収コン
ベヤによって粗いゴミを回収し、さらにゴミ回収コンベ
ヤの下流側に配置されたスラッジ回収コンベアの傾斜部
分でスラッジを回収すると共に、この傾斜部で回収でき
なかった微粒状のスラッジ及び汚泥の沈降分をスラッジ
回収コンベアの水平部で回収して排出し、このように排
出した水を高圧水ポンプへ供給して、高圧水として再利
用することができるため、連続的な汚泥回収を経済的に
行うことができる。
さらに、水切り装置の出口からオーバーフローした汚
水は戻り水チューブを介して元の下水等に排出すること
ができるため、水切り装置内の水分処理を連続的かつ経
済的に行うことができる。
さらにまた、本発明においては、噴流ポンプにより発
生する負圧により混合水を吸い込むようにしているた
め、回収ホースの目詰りが少なく、作業効率が大幅に向
上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る汚泥等の回収車の要部概略構成
図、第2図は同回収車の概略側面図である。 1〜水切り装置、2〜回収ホース 3〜噴流ポンプ、4〜高圧水ポンプ 9〜戻り水チューブ、12〜ゴミ回収コンベヤ 13〜スラッジ回収コンベヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回収ホースの途中に設けた噴流ポンプと、
    該噴流ポンプに高圧水を供給する高圧水ポンプと、前記
    回収ホースの上端が接続されかつ高圧水ポンプに水を供
    給する水切り装置を大気圧下に備えて成り、該水切り装
    置には、回収水がオーバーフローする出口に戻り水チュ
    ーブが接続されると共に、粗いゴミを回収するためのゴ
    ミ回収コンベヤと、該ゴミ回収コンベヤの下流側に配置
    されたスラッジ回収コンベアとが設けられ、該スラッジ
    回収コンベアは、前記水切り装置内のスラッジを回収す
    る傾斜部分と、該傾斜部で回収できなかった微粒状のス
    ラッジ及び汚泥の沈降分を回収して排出するようにした
    水平部分とから成ることを特徴とする汚泥等の回収車。
JP62335716A 1987-12-31 1987-12-31 汚泥等の回収車 Expired - Fee Related JP2604185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335716A JP2604185B2 (ja) 1987-12-31 1987-12-31 汚泥等の回収車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335716A JP2604185B2 (ja) 1987-12-31 1987-12-31 汚泥等の回収車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01176500A JPH01176500A (ja) 1989-07-12
JP2604185B2 true JP2604185B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=18291677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62335716A Expired - Fee Related JP2604185B2 (ja) 1987-12-31 1987-12-31 汚泥等の回収車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604185B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455743B1 (ko) * 1999-07-27 2004-11-06 윤계용 하천의 퇴적물 채취선
EP1501760A4 (en) * 2002-02-04 2009-08-26 Gunderboom Inc ADDITIONAL APPARATUS FOR USE WITH MATERIAL RECEIVING CHAIN AND METHOD FOR FILTERING WASTE WATER THEREOF
CN104417464A (zh) * 2013-09-10 2015-03-18 施全朝 水产品运输车箱防漏集水器
CN103950403A (zh) * 2014-04-28 2014-07-30 苏州创维晟自动化科技有限公司 一种新型可移动污水处理车
CN110528608B (zh) * 2019-08-15 2021-09-24 广东祥实建设有限公司 一种水利环保用具有防堵塞功能的河道清淤设备
CN115030255A (zh) * 2022-07-29 2022-09-09 黄河水利委员会黄河水利科学研究院 便携式高效清淤装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562668U (ja) * 1978-10-24 1980-04-28
JPS58107200U (ja) * 1982-01-11 1983-07-21 株式会社 北岡商事 汚泥処理装置車
JPS597416U (ja) * 1982-07-06 1984-01-18 ウエスト電気株式会社 超音波自動焦点調節装置
JPS59158841A (ja) * 1983-02-28 1984-09-08 小川 政義 汚泥物の収集処理方法とその装置
JPS59167882U (ja) * 1983-04-25 1984-11-10 大金興業株式会社 汚水処理車における分離汚泥掻き取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01176500A (ja) 1989-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100729863B1 (ko) 준설토의 슬러지제거와 오탁수 처리장치 및 그 방법
CN201506964U (zh) 高压清洗车真空吸尘和污水回收及处理循环系统
JP3288823B2 (ja) 沈砂池の除砂方法およびその装置
JP2604185B2 (ja) 汚泥等の回収車
US4696073A (en) Recycled liquid cleaning system
KR200422043Y1 (ko) 준설토의 슬러지제거와 오탁수 처리장치
KR100621510B1 (ko) 건식 여과사 재생공법 및 그의 장치
KR100421443B1 (ko) 준설차의 오수 리싸이클링장치
CN217887174U (zh) 隔油提升设备的杂物自动分离装置
JPH0235902A (ja) ポンプ所沈砂池の滞留水回収設備
JP3333592B2 (ja) 除砂装置
CN103332808B (zh) 一种多功能洗扫车污水净化回用一体化装置
JPH059109Y2 (ja)
JP2005238055A (ja) 夾雑物分離用除塵装置
JPH07148665A (ja) ウォータジェット加工装置の廃液処理装置
KR100506320B1 (ko) 침사 세정분리장치
CN218339176U (zh) 一种低能耗的倾斜孔板格栅清污机
KR200260371Y1 (ko) 침사 인양 및 세정장치
JP2709411B2 (ja) 多目的吸入処理装置及び多目的洗浄車
JP3759811B2 (ja) 屎尿・浄化槽汚泥からの除砂装置と同装置を備えた屎尿・浄化槽汚泥処理設備
KR200321857Y1 (ko) 준설차의 오수 리싸이클링장치
JPH09195236A (ja) 多機能型排水性舗装清掃車
CN217773371U (zh) 油水分离装置
KR200287743Y1 (ko) 침사 세정분리장치
CN214457211U (zh) 一种污水回收装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees