JPS59134194A - 飽和ポリエステル樹脂製2軸延伸成形壜体の口部熱変形防止方法 - Google Patents

飽和ポリエステル樹脂製2軸延伸成形壜体の口部熱変形防止方法

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JPS59134194A
JPS59134194A JP58154425A JP15442583A JPS59134194A JP S59134194 A JPS59134194 A JP S59134194A JP 58154425 A JP58154425 A JP 58154425A JP 15442583 A JP15442583 A JP 15442583A JP S59134194 A JPS59134194 A JP S59134194A
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JP
Japan
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polyester resin
flange
saturated polyester
mouth
shielding plate
Prior art date
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JP58154425A
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JPS649237B2 (ja
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高田 卓三
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、牛乳やジュース等の高温処理された高温内容
物を収納する飽和ポリエステル樹脂製2軸延伸成形壜体
の口部が注入される内容液の温度によって熱変形するの
を防止する方法に関するもので、さらに詳言すれば、堰
体本体の首部外周面に突周設された鍔部が内容液の熱に
よって、この内容液の充填時に変形するのを防止するこ
とを目的とするものである。
飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸ブロ一成形壜体は、
その優れた物性および特性によって多くの広い分野で使
用されるようになっているが、この飽和ポリエステル樹
脂製の2軸延伸ブロ一成形壜体の重大な欠点は耐熱性の
低いことである。
この飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸ブロ一成形壜体
に限らず、他の合成樹脂材料製の製品は一般に耐熱性が
低いのであるが、この耐熱性を高めるために”ヒートセ
・7ト”と云う手段があるのであるが、このヒートセッ
トによる耐熱性の向上はあまり大きなものではなかった
例えば、飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸ブロ一成形
壜体の場合、ヒートセ・ノドを施したとしても、その耐
熱性は、精々80(”C)程度までであるため、最も利
用要求の大きい、牛乳とかジュー、  ス等の高温処理
(殺菌のため)された内容液の収納容器としては使用す
ることが出来ないでいた。
この飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸ブロ一成形壜体
への高温内容液の充填方法として、この種の内容液は充
填時だけ高温であることが必要とされ、充填され収納保
持された後は、常温もしくは冷却を要することに着眼し
て、高温内容液注入充填時に、増体を強制冷却する方法
が優れた作用効果を発揮している。
この内容液充填方法は、増体を冷却流体により強制的に
冷却し続けて、増体が高温内容液からの熱により、その
温度を高めないようにしたものである。
この方法を実施するのに際し、高温内容液の充填動作中
も、冷却流体を増体表面に吹き付けるなり、流下させる
なりしなければならないので、この冷却流体が開口状態
にある増体口部内に侵入する恐れがあるため、この冷却
流体の増体内への侵入を阻止すべく、増体口部を増体の
胴部側から遮断する遮蔽板を増体ロ部外周面、正確に云
うならば1口部の下端である首部外周面に組付ける。
この遮蔽板は、冷却流体の胴部側から口部側への侵入を
阻止するものであるから、その先端縁を増体口部に圧接
触させる必要がある。
所が、増体の遮蔽板が圧接触される口部外周面は、冷却
流体で冷却されるとは言え、高温内容液からの熱の作用
が強く働く所であるために、この圧接押圧力によって口
部が変形する恐れがある。
、それから、遮蔽板によって胴部側と口部側とを遮蔽す
る際には、第1図及び第4図に示す如(。
首部外周面に突条設された鍔部に下方から遮蔽板5の先
端縁が接触するようにしていた。
このように、ネジキャップの締付は力を保持するための
鍔部3(第1図図示実施例の場合)、またはカシメキャ
ンプを組付けるための鍔部3 (第4図図示実施例の場
合)の下面に、遮蔽板5の先端縁を当接させるようにす
ることによって、高温内容液からの熱作用の大きい口部
2に外方からの押圧力が作用しないで、遮蔽板5組付け
による口部2の変形発生は、確実に防止されるものとな
っている。
しかしながら、・第1図および第4図図示状態で実際に
高温内容液を注入充填すると、高温内容液からの熱影響
のために、鍔部3が、第2図図示の如く、および第4図
点線図示の如く、変形することが確認された。
この鍔部3の熱変形の原因を種々調べた結果。
鍔部3の下面が口部2に近づくに従って下降する傾斜面
となっているためであることがわかった。
これは、遮蔽板5を口部2に組付けた際に、遮蔽板5の
先端縁の当接する鍔部3の下面の傾斜面のために、遮蔽
板5から鍔部3を介して増体1に押上げ力が作用するこ
とになる。
この鍔部3に作用する押上げ力は、〜内容液の充填され
る以前は、精々増体1の自重程度であるので問題ないが
、増体1内に内容液が充填されるに従って、この増体1
内に注入された内容液の重量も加算されることになり、
このため増体1内への内容液の充填進行に従って、鍔部
3に作用する押上げ力は極めて強力なものとなる。
このような強力な押上げ力と、高温内容液からの熱作用
とによって、鍔部3は、その周先端を上方に変位させる
べく変形するのである。
本発明は、上記した従来例における問題点および欠点を
解消すべく創案されたもので、遮蔽板を増体に組付けた
際に、遮蔽板から鍔部に押上げ力が作用しないようにし
、この状態のまま高温内容液を増体内に充填するように
したのである。
以下1本発明を図面を参照しながら説明する。
本発明による 飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸ブロ
一成形壜体の口部熱変形防止方法は、高温熱処理された
内容液を、飽和ポリエステル樹脂!!2軸延伸成形増体
本体1内に、この堰体本体1を冷却流体Cにより冷却し
ながら注入充填するに際して、前記堰体本体1の胴部と
口部2との間の首部外周面に突周設された鍔部3の下面
を平坦面とし、前記冷却流体Cが前記堰体本体1の口部
2側に侵入するのを阻止すべく、堰体本体1の首部に、
横方向から組付は孔で組付けられる遮蔽板5を、この遮
蔽板5の組付は孔の孔縁上面が前記鍔部3の下面に軽く
接触する高さ位置関係で、前記増体本体1に組付けるの
である。
すなわち、鍔部3の下面を首部外周面に対して傾斜する
ことなく直立させた姿勢としたので、この鍔部3の下面
に平行な横方向から首部に組付く遮蔽板5は、その鍔部
3の下面に対する組付き姿勢を変化させることがなく、
これがため従来の如<、遮蔽板5の首部への組付きが進
行するに従って遮蔽板5から鍔部3に作用する押上げ力
が増大すると云う現象の発生を防止することが出来る。
第3図および第5図に示す如く、増体本体1に対する遮
蔽板5の組付き高さ位置を設定することによって9鍔部
3の下面が平坦面となっているので、増体本体l冷却用
の冷却流体Cの胴部側から口部2側への侵入を阻止すべ
く口部2に一組付けられる遮蔽板5の組付き孔縁は、鍔
部3の下面に軽く接触する程度となり、遮蔽板5から鍔
部3を介して増体本体1に押上げ力は作用しなくなる。
このため、増体本体1内に注入筒4を通して高温内容液
が充填され始めて、鍔部3を含めた口部2が、注入され
た内容液の熱によって熱せられることによって、わずか
に軟化するようなことがあっても、鍔部3に押上げ力を
初めとする外部からの外力が全く作用していないので、
鍔部3は熱変形を引き起こすことがなく、内容液の注入
前のままの形状を維持することになる。
なお、増体本体1に対する遮蔽板5の組付き高さ位置関
係が、遮蔽板5から鍔部3に大きな押上げ力が作用する
ような位置関係になるような場合には、遮蔽板5の増体
本体1への組付けそのものが達成出来ない筈であるので
、上記した事態の発生する恐れは全くない。
このように1本発明方法によれば、鍔部3は。
高温内容液の熱によって熱変形しないので、鍔部3が熱
変形することによって生ずる種々の不都合。
例えば、ネジキャンプの締付は限が狂うとか、カシメキ
ャップのカシメが良好に達成することが出来なくなると
か、さらにはキャンプによる口部2  −の密封閉鎖力
が劣化する等の不都合の発生する恐れがなくなる。
以上の説明から明らかな如く9本発明は1口部2の下端
である首部外周面に突周設された鍔部3の下面を平坦面
とし、この鍔部3の下面に対して遮蔽板5の増体本体l
に対する組付き高さ位置関係を設定したので、増体本体
1内への内容液の注入の有る無しにかかわらず、遮蔽板
5から鍔部3に押上げ力の作用することがなく、これが
ため増体の口部が充填された内容液の温度によって熱変
形するのを確実に防止することが出来るので、高温内容
液を充填収納する飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸成
形壜体の容器としての機械的な安定性を高めることが出
来、また増体内への内容液の充填作業を円滑に達成させ
ることが出来る等多くの優れた効果を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、飽和ポリエステル樹脂製の2軸延伸成形壜体
内への高温内容液を充填している状態を示すもので、従
来構造の増体内への充填動作を示す要部縦断面図である
。 第2図は、第1図に示した従来構造の増体における鍔部
の変形状態を示す一部断面図である。 第3図は1本発明の一実施例を示す一部断面図である。 第4図は、他の従来例を示す一部断面図で、この第4図
中1点線図示は鍔部の熱変形形状を示すものである。 第5図は、第4図に示した構造の鍔部に対応する他の実
施例を示す要部縦断面図である。 符号の説明 1;増体本体、2;ロ部、3;鍔部、4;注入筒。 5;遮蔽板、C;冷却流体。 出願人 株式会社 吉 野 工 業 所佇2虐 六3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高温熱処理された内容液を、飽和ポリエステル樹脂製2
    軸延伸成形壜体本体内に、該堰体本体を冷却流体により
    冷却しながら注入充填するに際し−て、−前記堰体本体
    の胴部と口部との間の首部外周面に突周設された鍔部の
    下面を平坦面とし、前記冷却流体が前記堰体本体の口部
    側に侵入するのを阻止すべく、堰体本体の首部に、横方
    向から組付は孔で組付けられる遮蔽板を、該遮蔽板の組
    付は孔の孔縁上面が前記鍔部の下面に軽く接触する高さ
    位置関係で、前記堰体本体に組付ける飽和ポリエステル
    樹脂製2軸延伸成形壜体の口部熱変形防止方法。
JP58154425A 1983-08-24 1983-08-24 飽和ポリエステル樹脂製2軸延伸成形壜体の口部熱変形防止方法 Granted JPS59134194A (ja)

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JP58154425A JPS59134194A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 飽和ポリエステル樹脂製2軸延伸成形壜体の口部熱変形防止方法

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JPS59134194A true JPS59134194A (ja) 1984-08-01
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