JPS59131626A - シリル末端重合体の製造法 - Google Patents

シリル末端重合体の製造法

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JPS59131626A
JPS59131626A JP16365483A JP16365483A JPS59131626A JP S59131626 A JPS59131626 A JP S59131626A JP 16365483 A JP16365483 A JP 16365483A JP 16365483 A JP16365483 A JP 16365483A JP S59131626 A JPS59131626 A JP S59131626A
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美ノ上 忠
Katsuhiko Isayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、末端に水分硬化性珪素基を有するポリエーテ
ルの製造法に関する。
ポリエーテルを出発原料として、末端にオレフィン基を
有するポリエーテルを製造し、この末端のオレフィン基
にシリコン化合物を反応させて、反応性珪素末端ポリエ
ーテルを製造する方法としては、既に特公昭45−36
319、特公昭46−12154、特公昭48−369
60よシ提案されている。
これらの方法によれば、低分子量のヒドロキシ末端ポリ
エーテルを原料とするだめ、得られるオレフィン基末端
ポリエーテルも低分子量にならざるを得ないという問題
が有り、低分子量であると、末端のオレフィン基にシリ
コン化合物を反応させて、反応性珪素末端ポリエーテル
を製造した際、該反応性珪素末端ポリエーテルの硬化物
は、ゴム弾性体としては、非常に伸びの小さいものにな
るという大きな問題がある。
本発明者らの一部は既に以上の点を考慮して分子末端基
が主として一〇H基又は−0M基(MはNa又はK)で
あるポリエーテルの一〇H基を−OM基に転換させ、該
−0M基と多価ハロゲン化合物とを反応させる事により
、ポリエーテルの分子量を増大させ、しかる後、式 CHz−OHRXで示される有機ハロゲン化合物と反応
させる事により、ポリエーテルの全末端基の70%以上
がCH2”” CHR−〇−基であり、かつ平均分子量
が4000〜+5000であるポリエーテルの製造法を
見出し特願昭52−49174として提案した。
上記製造法は、末端にオレフィン基をイ]する高分子量
のポリエーテルが安価に得られる利点を有し、また該ポ
リエーテルを使用して反応性珪素末端ポリエーテルを製
造し硬化物をつくれば、伸びの大きいゴム弾性体が得ら
れるという優れた特徴を有している。この方法で末端1
官能性の水分硬化性珪素基を有するポリエーテルを製造
する場合、水素化珪素化合物とじて式  x −sj、
 −H(4) 5 (式中、R4,R5は炭素数1〜12の1価の炭化水素
基;Xはハロゲン、アルコキシ基等の加水分解性基) で示される珪素化合物を選択する必要がある。
本発明は、これ以外の水素化珪素化合物を使用して、末
端1官能性の、水分硬化性珪素基を冶するポリエーテル
の製造法を提供するものである。
本発明の方法で製造したポリエーテルは、1官能性であ
るにもかかわらず、非常に反応性が大きく、硬化にあた
り短時間で鎖延長反応を行うという優れた特徴を有して
いる。
本発明によるポリエーテル単独をスズ等の化合物を触媒
として、水分硬化させれば非常に高分子量化し、かつ1
官能性であるだめ直鎖状であり、溶剤に可溶の硬化物が
得られる。又、触媒以外に、多官能性の水分硬化性珪素
基を有する化合物又は前述の多官能性の水分硬化性珪素
基を有するポリエーテルと一緒に硬化すれば、架橋点間
の分子量の大きい硬化物が得られ、物理的、機械的に優
れた性質を有し、特に低モデュラスで伸びが大きいゴム
状硬化物が得られるという一特徴を有している。
本発明は、主鎖が本質的に、式(1) %式%(1) (式中、R1は炭素数が2〜4である2価のアノl/キ
レン基) で示される化学的に結合された縁り返し単位を含み、か
つ分子末端に、式(2) %式%(2) (式中、R2は水素、又は炭素i 1〜20 (7) 
1価の有機基;R3は炭素数1〜2oの2価のイ4機バ
;aばO又は1の整数) で示される末端基を全末端基中で70%以上含有するポ
リエーテルに、分子内に2個の水素化珪素基を含有し、
かつ珪素原子が2〜2oでアル工水素化シロキサン化合
物ヲボリエー7− ルの全オレフィン末端基モル数の1
/2倍をこえだモル反応させた後、末端基の水素化珪素
基を他の加水分解性珪素基(例えばアルコキシ珪素基、
アシルオキシ珪素基、ケトキシメート[素i、アミド珪
素基、酸アミド珪素基、アミノオキシ珪素基、メルカプ
ト珪素基)に変換させ、少くとも1つの末端に加水分解
性珪素基を有するポリエーテルの製造法を内容とする。
以下に詳細説明する。
本発明においては、主鎖が本質的に 式  −R1−〇(1) で示される化学的に結合された51)返し単位を含み、
かつ分子末端に 2 式  H2C= C−R3−(−o +      (
2)で示される末端基を全末端基中で7o%以上含有す
るポリエーテルが出発原料として使用される。
式(1)で示される化学的に結合された構造単位には例
えば CH。
−CH2CH2O−、−CHCH20−CR2CR3 −C■ICHz O−、CH2CH2CH2CH20−
などが具体的に挙げられる。ポリエーテル主鎖としては
これら構造単位が1種類だけで結合されるだけでなく、
2種類以上の構造単位が混合された形で結合されていて
もよいが、特にプロピレンオキシドを原料物質として製
造されるポリエーテルがよい。このような構造単位を有
するポリエーテルはエチレンオキシド′、プロピレンオ
キシド、ブテンオキシド、テ1−ラヒドロフランなどを
原料物質としてカチオン重合、アニオン重合の方法を用
いて製造される。
出発原料である末端にオレフィン基をイコするポリエー
テルを得る方法として、具体的には、特開昭50−13
496、特開昭53−149797にすでに提案したア
ルキレンオキシドを苛性カリトアリルアルコール又は脂
肪族多価アルコール等によシ重合し、必要に応じて多価
ハロゲン化合物を反応させる4■によシポリエーテルの
分イ爪を増大させ、その後アリルハロゲン化合物と反応
させて末端にアリル型オレフィン基を有するポリエーテ
ルを製造する方法があげられる。
又、特開昭53−136585に提案した分子末端基が
主としてヒドロキシル基であるポリエーテルの末端を一
〇M (1φ=−Na又はK)に転換し、しかるのち、
CH2= CH−R−Xで示される有機ハロゲン化合物
と反応させて、末端にオレフィン基を有するポリエーテ
ルを製造する方法が挙げられる。その他特願昭52−7
1411、特願昭52−71412などにあげられてい
る種々の方法が考えられるが、本発明は、いずれの方法
によって得られた末端オレフィン基を有するポリエーテ
ルも出発原料として使用することができる。
使用するニ水素化シロキサン化合物としては珪素原子が
2〜20であるものが使用されるが、オルカッポリシロ
キサン化合物であるのが好ましい。核オルガノボリシロ
ギサン化合物は線状、分岐状、環状および網状の任意の
化合物であり、オルガノ基としてはアルキル基、アリー
ル基などから選ばれる炭素数1〜12の1価の炭化水素
基が特に好ましい。ニ水素化シロキサン化合物は単独又
は混合物の形で使用されつる。具体的に例示すると例え
ば 1、 i、 3,3−テトラメチルジシロキサン 〔I
〕1、1.1.3.5.7.7.7−オクタメチルチト
ラシロキザン   〔■〕 1、1.3.3−テトラメチルジシロキサン CTJI
 、11、1.’ 1.3.5.7.7.7−オクタニ
チルテトラシロキサン   CIV) 1、1.3.3−テトラフェニルジシロキサン(V)1
、1.1.3.5.7.7.7−オクタフエニルチトラ
シロキサン  〔■〕 等があげられる。
H (R)2 Si、03i(R)z    (工)  R
:メチル基(III)rl:エチル基 (V)丘:フェニル基 〔IV) R:エチル基 (V[)丘:フェニル基 丘;メチル基又はフェニル基 R;メチル基又はフェニル基 R;メチル基又はフエニ)v基 本発明において工水素化シロキサン化合物を反応させる
にあたっては、白金糸の触媒を使用するのが有利である
。特に、塩化白金酸、白金金属、白金付活性炭、塩化白
金および白金オレフィン錯体などの〃1]き触媒を使用
すると好せしい結果が得られる。この反応を行なうにあ
たっては60〜150 ’Cの範囲の任意の温度が使用
しうるが、特に50〜120 ’Cの範囲で行なうのが
好ましい。溶剤は使用してもしなくてもよいが、使用す
る場合はエーテル類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水
素類およびハロゲン化炭化水素類のような活性水素を持
たない不活性溶剤が適当である。
工水素化シロキサン化合物の使用量は、ポリエーテルの
全オレフィン末端基モル数の1/2 倍をこえたモルで
あれば自由に選択可能であるが、オレフィン末端基と約
等モルの工水素化シロキサン化合物を反応させることに
より効率的に末端基に水素化珪素基を有するポリエーテ
ルを製造することができる。等モルよシ過剰に使用すれ
ば、同様末端基に水素化珪素基を導入することが可能で
あるが、過剰の工水素化珪素基は未反応で残存するため
経済的に不利である。等モル以下172倍をこえだモル
の間で選択すれば、原料ポリエーテルの末端オレフィン
基のモル数と工水素化珪素基のモル数に応じて、分子量
増大反応と末端基への水素化珪素化合物の使用■は目的
とする水素化珪素基末端ポリエーテルの分子設計に応じ
て選択可能である。
更に本発明においては、末端水素化珪素基を有するポリ
エーテルを合成した後、他の加水分解性珪素基に変換し
、他の加水分解性珪素基を有するポリエーテルを製造す
る。変換しうる加水分解性官能基としてはアルコキシ基
、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミド基、酸ア
ミド基、アミノオキシ基、およびメトカプト基などが挙
げられる。
水素化珪素基をこれら加水分解性官能基に変換する方法
としては種々の方法が挙げられる。
例えばアルコキシ基に変換する方法としてはメタノール
、エタノール、2−メトキシエタノールおよびフェノー
ルなどの如きア/L/ ml −/l/ 類オよびフェ
ノール類をアミン等の塩基性触媒または塩化亜鉛、塩化
パラジウム等の酸性触媒の存在下で反応させる方法が具
体的に挙げられる。
同様に酢酸およびプロピレン酸の如きカルボン酸i;N
、N−ジメチルヒドロキシルアミン、N、 N  s)
 x チ/l/ヒドロキシルアミンの如キヒドロキシル
アミン類i N、 N−ジメチルアミン、N、 N−ジ
エチルアミン、ピロリジンの如き1級および2級アミン
類1アセトアミド、ホlレムアミドのグ[Jき窒素原子
上に少なくとも1個の水素原子を有する酸アミド類;ア
七トキシム、メチルエチルケトキシムの如きケl−キシ
ム類;n−オクチルメルカブタン、t−プチルメルカプ
タンの如きメルカプタン類を前述の触媒下で反応させれ
ば、それぞれアシルオキシ珪素基、アミノオキシ珪素基
、アミド珪素基、酸アミド珪素基、ケトキシメート珪素
基、およびメルカプト珪素基に変換させる事ができる。
本発明により製造される珪素末端ポリエーテルは、適当
な条件下に置かれると、水分の作用によゼ縮合して高分
子化し、直鎖状粘弾性体となる。又、多官能性の加水分
解性珪素基を有する化合物又は多官能性の水分硬化性珪
素基を有するホ+)エーテルと一緒に大気中に暴露され
ると水分の作用により三次元的に網状組織を形成し、ゴ
ム状弾性を有する固体へと硬化する。硬化速度は大気温
度、相対湿度および加水分解性基の種類によシ変化する
ので、使用するにあたっては、特に加水分解性基の種類
を充分考慮する必要がある。水素化珪素基以外の加水分
解性基としては、既に述べたように種々のものが使用さ
れるが、特にアルコキシ基が好ましい。アルコキシ基の
中でもメトキシ基が更に好ましい。
本発明の珪素末端ポIJ エーテルおよび該ポリエーテ
ルを有効成分とする組成物を硬化させるにあたっては、
シラノール縮合触媒を使用してもしなくてもよい。縮合
触媒を使用する場合はアルキルチタン酸塩;有機珪素チ
タン酸塩:オクチル酸錫、ジブチル錫ラウレートおよび
ジブチル錫マレエート、ジブチル錫ラウレートなどの如
きカルボン酸の金属塩;ジブチルアミン−2−エチルヘ
キソエートなどの〃口きアミン塩;ならびに他の酸性触
媒および塩基性触媒など公知のシラノール縮合触媒が有
効に使用される。
これら縮合触媒の量は、珪素末端ポリエーテルに対し0
〜10重量%で使用するのが好ましい。
加水分解性基としてアルコキン基が使用される場合には
、この重合体のみでは硬化性速度が遅いので縮合触媒を
使用する事が、好ましい。この場合、縮合触媒としては
錫のカルボン酸塩が特に好ましい。
本発明の珪素末端ポリエーテルは、種々の充填剤を混入
する事によシ変性しうる。充填剤としては、ツユ−ムシ
リカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカ
ーボンブラックの如き補強性充填剤;炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成りレー、クレー、
タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト
、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華およびシラスバル
ーンなどの如き充填剤;石綿、ガラス繊維およびフィラ
メントの如き繊維状充填剤が使用できる。
これら充填剤で強度の高い硬化組成物を得だい場合には
、主にツユ−ムシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含
水ケイ酸、カーボンブラック、表面処理微細炭酸カルシ
ウム、焼成りレー、クレーおよび活性亜鉛華などから選
ばれる充填剤を珪素末端ポリエーテル100重量部に対
し1〜100重量部の範囲で使用すれば好ましい結果が
得られる。又、低強度で伸びが大である硬化組成物を得
たい場合には、主に酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、タルク、酸化第二鉄、酸化亜鉛およびシ
ラスバルーンなどから選ばれる充填剤を珪素末端ポリエ
ーテル100重量部に苅し5〜200重量部の範囲で使
用すれば好ましい結果が得られる。もちろんこれら充填
剤は1種類のみで使用してもよいし、2種類以上混合使
用してもよい。
本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使用すると
硬化物の伸びを大きくできたり、多量の充填剤を混入で
きたシするのでよシ有効である。該可塑剤としては、一
般によく使用されているもの、例えばジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレート
などの如きフタル酸エステル類9アジピン酸ジオクチル
、コハク酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどの如き
脂肪族2塩基酸エヌテル類;ジエチレングリコールジベ
ンゾエート、ペンタエリヌリトールエヌテルなどの如き
グリコールエステル類;オレイン酸ゾチル、アセチルリ
シノール酸メチルなどの如き脂肪族エステル類9リン酸
トリクレジル、リン酸1−ジオクチル、リン酸オクチル
ジフェニルなどの如きリン酸エヌチル類;エポキシ化大
豆油、エポキシステアリン酸ベンジルなどの如きエポキ
シ可塑剤類;塩素化パラフィンなどの可塑剤が単独又は
2種類以上の混合物の形で任意に使用出来る。可塑剤微
は、珪素末端ポリエーテル100重量部に苅し0〜10
0重量部の範囲で使用できる。
本発明における珪素末端ポリエーテルを有効成分とする
配合組成物では充填剤、可塑剤、縮合触媒が主に使用さ
れるが、フェノール樹脂およびエポキシ樹脂などの如き
接着付与剤、顔料、老化防止剤、紫外線吸収剤などの〃
:Jき添加剤も任意に使用される事も包含される。
本発明における珪素末端ポリエーテルを有効成分とする
組成物においては、1液組成物および2液組成物のいず
れも可能である。2液組成物として使用する場合には、
例えば珪素末端ポリエーテル、充填剤および可塑剤から
成る成分と充填剤、可塑剤および縮合触媒からなる成分
とに分け、使用直前に両成分を混合し使用すれば良好な
結果が得られる。1液組成物として使用する場合には、
珪素末端ポIJ エーテル、充填剤、可塑剤および縮合
触媒を充分脱水乾燥してから水分非存在下で混合し、カ
ー) IJツジなどに保存しておけば保存安全性良好な
1液組成物としても使用可能である。
本発明において得られる片末端1官能性珪素末端ポリエ
ーテルと多官能性珪素末端化合物又はそのポリエーテル
との組成物は、1官能性珪素末端ポリエーテルの量を増
大するにつれ、その硬化物の伸びが大きくなり、弾性率
は低くなる。それゆえ、1液および2液の建築用弾性シ
ーラントとして特に有用であり、船舶、自動車、道路な
どの密封剤としても使用しうる。更に、単独あるいはプ
ライマーの助けをかりてガラス、磁器、水利、金属、樹
脂成形物などの如き広範囲の基質に密着しうるので、種
々のタイプの密封組成物および接着組成物としても使用
可能である。更に、又、食品包装利料、注型ゴム伺料、
型取シ用材料、塗料としても有用である。
以下具体的に実施例を挙げて説明する。
参考例1 特開昭53 136583に開示された方法に従って、
末端にアリル型オレフィン基を有するポリオキシプロピ
レンを合成する。
平均分子i 32 口0であるポリオキシプロピレンク
リコールと粉末苛性ソーダを60 ’Cで攪拌し、ブロ
モクロロメタンを加えて反応を行ない、分子量を増大さ
せる。次に、アリルクロライドを加えて11 Q ’C
で末端をアリルエーテル化する。これをケイ酸アルミニ
ウムにより処理して、FA 製末端アリルエーテル化ポ
リオキシプロピレンを合成した。
このポリエーテルの平均分子量は8080であシ、ヨウ
素価及びOH価の定量から末端の97%カオレフイン基
であシ、3%がヒドロキシル基であった。
実施例1 11の攪拌付耐圧容器に参考例1のポリエーテル400
g、塩化白金酸の触媒溶液 (Hz PtC] 2 ・6H20を39g、イソプロ
ピルアルコ−” I Bml、 テ) ラヒドo 7 
ラ:/ 160 mlに溶かす) 0.1711t、 
 1.1.1.ろ、 5.7.7.7−オクタメチルテ
トラシロキサン27.9 g(ポリマー末端の等モル)
を90′Cで4時間反応させた。
残存する水素化珪素基を工Rスペクトルから定量した結
果95%の反応率であった。
次に、反応系に触媒として、トリエチルアミンを08g
、メタ/ −/L/を9.5 f加え120 ’Cで5
時間反応を行った。糸は反応により放出される水素ガス
によシ加圧状態になった。反応後、残存する水素化珪素
基を]Rスペクトルから定量した結果85%がメトキシ
珪素基に転換していることがわかった。次に反応系を1
20 ’C2rrvn Hf/で2時間、トリエチルア
ミンと未反応のメタノールを脱揮した。
反応生成物はηsp/C= 、0.260の粘度をイ]
し、平均分子量は8400であった。
実施例2 トリエチルアミン、メタノールを使用する代シに下表に
示した化合物を使用する以外は実施例1と同様の条件で
末端基の水素化珪素基の変換を行った。反応後、残存す
る水素化珪素基を工Rスペクトルから定量して求めた反
応率と反応生成物の平均分子量を下表に示しだ。
これらの生成物にオクチル酸スズを2重量%添加し、7
0′Cの飽和水蒸気条件下に15時間行いだところ増粘
硬化した。
これらのものは、全て1−ルエンに100%可溶であっ
た。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主鎖が本質的に、式(1) %式%(1) (式中、R1は炭素数が2〜4である2価のアルキレン
    基) で示される化学的に結合された繰シ返し単位を含み、か
    つ分子末端に、式(2) %式%(2) (式中、R2は水素、又は炭素数1〜20の1価の有機
    基、R3は炭素数1〜20の2価の有機基;aは0又は
    1の整数) で示される末端基を全末端基中で70%以上含有するポ
    リエーテルに、分子内に2個の水素化珪素基を含有し、
    かつ珪素原子が2〜20である工水素化シロキサン化合
    物をポリエーテルの全オレフィン末端基モル数の172
    倍をこえたモル反応させた後、末端基の水素化珪素基を
    アルコキシ珪素基、アシルオキシ珪素基、ケl−キシメ
    ート珪素基、アミド珪素基、酸アミド珪素基、アミノオ
    キシ珪素基、メルカプト珪素基からなる群より選ばれる
    基に変換することを特徴とする少なく〜とも1つの末端
    に加水分解性珪素基を有するシリル末端重合体の製造法
  2. (2)工水素化シロキサン化合物が、式(3)で示され
    る構造単位を分子内に有するものである特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。
  3. (3)工水素化シロキサン化合物が1.1.3.3−テ
    トラメチルジシロキサンである特許請求の範囲第1項記
    載の製造法。
  4. (4)工水素化シロキサン化合物が1.1.1.3.5
    . Z7.7−オククメチルテトラシロキサンである特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。
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JPS4924300A (ja) * 1972-07-03 1974-03-04
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JPH0123487B2 (ja) 1989-05-02

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