JPS59131352A - 患者用ホイスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は病人、不具者等を昇降させるために病院等で使
用されるホイストに関する。

（背景技術） 近年、中央検量（体重測定）装置の代わシとしての検量
設備を備えた病人用ホイストの必要性が高まると共に例
えば病室あるいは浴室内等疋多くの検量装置を設ける必
要性が高まってきている。

検量設備を備えたホイストは、例えば脱衣した患者がベ
ッドサイドにてまたは浴室にて検量することを可能とす
る。

患者を載せて検量を行なういくつかの形式のホイストが
既に知られているが、それらは全て種々の不都合を有し
ておシ、一般にこれらは検量設備２備えたホイストと言
うよシむしろホイストを患者検量装置に向けるようにし
た患者用ホイストとして考えられる。磨者を着脱可能な
検針ユニットを介してホイストのリフトアームより吊下
させることも知られているが、これは不使用時に検量ユ
ニットを着脱しなければならない（そして必要なときに
すぐに利用できない）という不都合があシ、患者をスリ
ングによシ吊下する方法が使用されているだけである。

このような検量ユニットでは十分な精度に達することは
困難である。

検量機構がホイストのコラム近傍のリフトアーム内に取
付けられた検量装置として改造されたホイストも知られ
ているが、この検量機構は、長期間の精度に特に影響を
及ぼす支軸の摩擦及び摩耗の問題と関連する平行四辺形
状の結合部行乞使用しておシ、この機構はアームの曲げ
モーメントに本質的に敏感である。アームに対する検量
される患者の位置決めは重要である。更に、従来の装置
では患者がいわゆる°°浴用いす″の形の支持体上にす
わったままで検量することはできないという欠点があっ
た。

（発明の課題） 本発明の目的は上述のごとき不都合を解消する検量装置
を備えたホイストラ提供することであって、本発明によ
れば前記ボイス）ｋ種々のタイプの患者支持手段及び／
又は種々のアーム構成が基本的なホイスト構成とともに
使用可能なごとく設計することができる。

本発明のホイストは、直立した支持構造体と、該支持構
造体から突出しかつ該支持構造体と離隔した外側端部に
おいて患者支持部材を支持する剛性の片持ちリフトアー
ムと、該アームを昇降させるリフト機構とを具備しかつ
検量設備２備え、前中間位置に組込まれ、かつ前記セル
が、前記患者支持部材の上側または内側にて支持される
患者の重量の指示を与える電子検出兼指示回路と関連し
て、重量負荷により生じる前記アームのせん断応力に応
答するごとく設けられている。

支持構造体は可動シャーシの上に支持された直立したコ
ラムを有していることが好ましい。

セルは支持構造体の近傍のアームに装着されているのが
好ましく、電子検出兼指示回路はアームに取付ける場合
、該回路の制御動作がアームの外側端部の負荷に影響を
及ぼさず従ってセルから得られた信号に影響を及ぼさな
いようにセルと支持構造体の間に設けるのが好ましい。

セルは、支持構造体から突出しアームの内側端部分をな
す短いスタブ状部分と、患者支持部材全支持するより長
い外側アーム部分との間にフランジボルト止めされるの
が好ましい。

このようなセルのフランジを用いた装着はいくつかの利
点を有する。第１に、アームの外側端部分を同様なフラ
ンジ固定で異なったタイプのものと容易に交換可能であ
シ、例えば脚のない浴用いす上に患者を支持するアーム
がスリングで患者を吊下するごときものと交換可能とな
る。第２に、セルは保守または修理の目的のために容易
に変えることかできる。第３に、ネ々めに基本的ホイス
トを検量設備なしで提供し、購入者に後でセルの購入す
る機会を与えることができる。後者の場合、取付けてい
ないセルの長さ分補償した長さの長い別の外側端部分を
初め（（取付けるか、またはアーＪ−をスペーサグロッ
クと置換えたセルと同じにしても良い。

セルは対称的な側方切欠きを有する直方体状金属ブロッ
クから成シ、該切欠きによシ上側ウェブ及び下側ウェブ
が残され、該上側ウェブ及び下側ウェブによシ２つのア
ーム部分を相互連結し、セルが支軸のない平行四辺形の
ごとくアームのせん断負荷の下に屈曲することが好まし
い。上記平行四辺形の偏倚は、アームの中立軸上をセル
内に設けられた切欠き全横切るように延び歪ゲージが取
付けられたセンターリムによシ検知するのが好ましい。

歪ゲージ及び関連回路は従来のタイプのもので良く、少
なくも０．０４５　Ｋｇｍ　（０，１０ｌｂｓ　）の信
頼性のある精度を有し、速やかな応答及び良好な長期間
安定性を与えるものが好優しい。

（発明の構成及び作用） 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細（（説明する
。

第１図に示すホイストは、４つのコーナーキャスタｌａ
’に有する可動シャーシ１と、該シャーシ１の後部中央
に設けられた直立したリフトコラム２と、該コラム２か
ら突出しているリフトアーム３と、該アーム３の外側端
に固定された担架型の患者支持部材４とから構成されて
いる。リフトコラＡ２は、その下部５がシャーシｌに固
定され、その上部６の上端部にアーム３が固定されるご
とき伸縮自在のコラムである。コラム２内に設けられた
手動式リフト機構（図示せず）はコラム２を伸縮させる
ために回転される巻上げ・・ンドルを有しておシ、これ
によりアーム３が直線ノくスに沿って昇降される。

アーム３は、コラム２の上部６に固着されている短いス
タブ状の内側端部分７と、患者支持部材４が取付けられ
ている外側端部分８を有している。

歪ゲージが設けられたセル（ロードセル）９がアーム３
に組込まれ、該セル９はアーム内側端部分７及び外側端
部分８にそれぞれフランジボルト止めされている。第２
図に詳細に示すように、セル９はアーム内側端部分７及
び外側端部分８のフランジ１０及び１］の間に固定され
ている。アーム内側端部分７は、コラム２の上部６に溶
着されているプレー）７ａｔ有している。グレート状の
フランジ】０が皿頭ポル）　１２ａによシセル９に固定
された後、該フランジ１０はポル目２によりプレート７
ａに固定される。アーム外側端部分８はボルト１３によ
シセル９の外側端に固定される。

サイドカバーを取除いて第２図に示されているセル９は
、リフトアーム３内のせん断応力には敏感であるが、リ
フトアーム３内の曲げモーメントにはあまシ敏感でない
ように特に開発されたタイプのものである。その結果、
検量装置はリフトアームすなわちこの種患者支持部材の
垂直重量負荷にのみ効果的に応答し、患者支持部材上の
患者の位置決めはあま９重要ではなく、検量の精度に影
響を及ぼさない。セル°９は機械加工された側方切欠き
１４を有する金属ブロックよシ成シ、該切欠き１４によ
り上側と下側に薄いウェブ１５及び１６が残され、これ
らのウェブＩ５及び１６を介してアーム内側端部分７及
び外側端部分８が相互に連結される。

ウェブ１５及び１６は、金属グロックの切欠き中央部分
が支軸のない平行四辺形として動作するごとく負荷のも
とで屈曲する。薄いセンターリ２−１７はセル９の中立
軸上を切欠き１４ヲ横切るごとく延びておシ、その側部
に従来式の歪ゲージ装置１８が接着されている。切欠き
１４の両側の金属グロック内側部分９ａ及び外側部分９
ｂは、ポル）　１２ａ及び１３の締付けによシ該ブロッ
クが変形せずかつ検量精度に影響を与えないような適当
な厚さを有している。

従来型の検出兼指示（９）路を使用した電子式ユニント
制却兼ディジタル指示装置Ｕが、コラム２に設けられて
いる。該装置Ｕはコラム２の上部６のアーム３に近接し
た適当位置に固定され、かつ歪ゲージ１８に電気的に接
続されている。装置Ｕはパンテリー内蔵型であ！＋、０
Ｎ１０ＦＦスイツチと、患者支持部材４上に患者を載せ
ない状態で零点の調整を行なう零点制御のごとき各種制
御機能とを有している。スイフチ及び制御機能の動作は
アーム３の外側端部分には作用しないので、セル９よシ
得られた信号には何ら影響は及ばない。装置Ｕはタイミ
ング回路を有み、該タイミング回路は一定の重量指示読
取シがなされた時プリセント期間の後に歪ゲージへの電
力をスイッチオフするように動作する。これによりパン
テリーの電力が節約され、バッテリーの寿命を長くする
ことができる。

第１図〜第３図に示したホイストは、端部に担架式患者
支持部材４が固定されている全長の短いアーム３全有し
ている。患者支持部材４のフレームは２つの下向きチュ
ーブ１９によｐ片持支持されている。チューブ１９は第
１図の側面図ではクランク状をなしており、正面図（図
示せず）ではＡ字状フレームをなし外側に向って枝分か
れしている。

第４図は、第１図〜第３図のアーム外側端部分８ｆ：、
フランジ１１と同様な取付フランジ２１ヲ有する長いア
ーム外側端部分加で置換えた本発明による変形例を示す
平面図である。本変形例では、前述の実施例と同様な固
定ねじ１３ヲ使用することができ、また第４図に内側端
断面のみが示されているアーム外側端部分２０ヲ所望の
タイプのものとすることが可能である。こうして本変形
例は、患者支持部材を脚のない風呂用いずの形態で支持
するように設計することが可能となシ、更に慶１者支持
用スリングのためのあるいは担架フレームのスリング支
持体のための取付は手段を有するように設計可能である
。上記の患者支持装置は検量設備を持たないホイストと
ともに使用されることが知られている。

第４図のホイストの基本的な構造はリフト機構に関して
も異なっている。この場合、コラム２２は伸縮自在式で
はない。その代わシに、中空の矩形断面を有するコラム
２２に沿って移動自在のキャリッジ（図示せず）に、前
方側面の長手状スロット２４ヲ介して突出するごとく、
短いアーム内側端部分おが取付けられている。アーム内
側端部分器はフランジ１０と同様なセル９に固定するた
めのフランジ２５ヲ有している。この場合においてもア
ー１３はその昇降中に直線並進移動を行なう。

特別な形状のセル９及びアーム３におけるその配置によ
シ、セル９はアーム３内のせん断応力にのみ敏感で曲げ
モーメントにはほとんど依存しないようになり、その結
果、所望の長さのアーム外側端部分２０及び任意の患者
支持装置が使用可能となる。安定性のため実際のアーム
及び支持装置は常にシャーン１の構造に適合しているこ
とが好ましく、このようにすると吊下げ荷重はキャスタ
１ａによシ定められた支持領域内において作用する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のホイストの側面図、第２図
は上記ホイストの詳細な拡大側面図、第３図は上記ホイ
ストの平面図、第４図は本発明の変形例の平面図である
。 １・可動シャーシ　　１ａ・キャスタ ２　リフトコラム　　３・リフトアーム４・患者支持部
材　　５・・リフトコラム２の下部６・・・リフトコラ
ム２の上部 ７　・アーム内側端部分 ８・・アーム外側端部分　９・・・セル１０、１１・・
・フランジ　　１２．　１２ａ、　１３・・ボルト１４
・・・切欠き　　　　　１５．１６．１．７・ウェア゛
１８・歪ゲージ 特許出願人 シ゛゛１−Ａ“ヌ、　イソゲストリーズ　　１）ミテ５
，１特許出願代理人 弁理士　　　山　　本　　恵　　− 第３口 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）直立した支持構造体と、該支持構造体から突出し
   かつ該支持構造体と離隔した外側端部において磨者支持
   部材を支持する剛性の片持ちリフトアームと、該アーム
   を昇降させるリフト機構とを具備しかつ検量設＠全備え
   た患者用ホイストにおいて、前記アームが直線パスに沿
   って昇降し、歪音 ゲージまたは変位変換装置を包ｆするセルが前記アーム
   の中間位置に組込まれ、かつ前記セルが、前記磨者支持
   部材の上側または内側にて支持される患者の重量の指示
   を与える電子検出兼指示回路と関連して、重量負荷によ
   シ生じる前記アームのせん断応力に応答するごとく設け
   られていること全特徴とする患者用ホイスト。 １２＋　　前記支持構造体が、可動シャーシの上に支持
   された直立したコラムを有する特許請求の範囲第１項に
   記載の患者用ホイスト。 （３）　　前記電子検出兼指示回路が前記支持構造体上
   または前記支持構造体と前記セルの間の前記アーム上に
   設けられる特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
   患者用ホイスト。 （４）　　前記セルが、前記支持構造体の近傍の前記ア
   ームに装着される特許請求の範囲第１項〜第３項のうち
   のいずれか一項に記載の患者用ホイスト。 （５）　　前記セルが、前記支持構造体から突出し前記
   アームの内側端部分をなす短いスタブ状部分と、前記患
   者支持部材を支持するよシ長い外側アーム部分トの間に
   フランジボルト止めされる特許請求の範囲第４項に記載
   の患者用ホイスト。 （６）前記セルが対称的な側方切欠きを有する直方体状
   金属ブロックから成ム前記切欠きによシ上側ウェブ及び
   下側ウェブが残され、該上側及び下側ウェブによシその
   間に前記セルが設けられている前記アームの内側端部分
   と外側端部分を相互連結し、かつ前記セルが支軸のない
   平行四辺形のごとく前記アームのせん断負荷の下に屈曲
   する特許請求の範囲第１項〜第５項のうちのいずれか−
   項に記載の患者用ホイスト。 （７）　　前記セルのセンターリムが前記アームの中立
   軸上を前記セル内に設けられた前記切欠きを横切るごと
   く延び、歪ゲージが前記平行四辺形の偏倚を感知するよ
   うに前記センターリムに取付けられる特許請求の範囲第
   ６項記載の唐者用ホイスト。