JPS5913129A - 乾式多板自動クラッチ - Google Patents

乾式多板自動クラッチ

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JPS5913129A
JPS5913129A JP12243482A JP12243482A JPS5913129A JP S5913129 A JPS5913129 A JP S5913129A JP 12243482 A JP12243482 A JP 12243482A JP 12243482 A JP12243482 A JP 12243482A JP S5913129 A JPS5913129 A JP S5913129A
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JP
Japan
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clutch
fan
housing
plate
boss
Prior art date
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JP12243482A
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JPH0444127B2 (ja
Inventor
Yoshiharu Nakayama
善晴 中山
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/72Features relating to cooling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数のクラッチ板及び摩擦板を備えた乾式多
板クラッチに関するものである。
複数のクラッチ板と摩擦板とを互いに押圧、離間するこ
とにより回転力の伝達・遮断を行なう乾式多板クラッチ
がある。このクラッチは、湿式多板クラッチに比べて、
クラッチ遮断時の引きずりトルクが極めて小さくなると
いう特長を有する。
しかし乾式のクラッチでは、湿式のクラッチのように摩
擦板は油中で使用されるものではないので、摩擦板とク
ラッチ板との間のすべりによって過大な熱が発生すると
、この熱のために摩擦材の摩擦係数が低下する。このた
めさらにすべりが増加して摩擦板が焼損し、ついには完
全なりラッチすべりを起してトルク伝達ができなくなる
ことがあり得る。特にこのクラッチをクラッチケース内
などに収容し、熱のこもり易い状態で使用する場合は、
このような摩擦板の過熱を防ぐように十分な配慮をする
ことが必要になる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、極
めて簡単な構成でクラッチ板及び摩擦板を強制的に冷却
することができ、摩擦材の過熱による摩擦係数の低下や
摩擦板の焼損を防ぐことができる乾式多板クラッチを提
供することを目的とする。
本発明はこの目的を達成するため、クラツチハウジング
とクラッチボスとのいずれか一方を駆動体、他方を被動
体とし、前記駆動体にはクラッチ板及び摩擦板の収容部
よりも内径側に前記被動体方向へ突出するファンを形成
する一方、前記駆動体と被動体の少なくとも一方に前記
ファンより内径側に位置する空気流入孔を形成し、前記
ファンにより冷却用空気を前記クラッチ板及び摩擦板の
収容部へ送るように構成した。以下図示の実施例に基づ
き、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明°【を適用した自動二輪車用動力伝達装
置の断面図、第2図はそのクラッチの拡大図、第3図は
このクラッチのクラッチボス及びクラッチハウジングの
■矢視図でアル。
第1図で符号10はエンジンユニットであって、エンジ
ン12及びこのエンジン12と一体に形成された動力伝
達装置14とを備える。16はピストン、18はクラン
ク軸である。
動力伝達装置14のケース20には被動軸22、後輪軸
24がクランク軸18と平行に保持されている。被動軸
22の軸端には本発明に係る乾式多板クラッチ26が取
付けられている。クランク軸18の回転はVベルト式無
段変速機28によりクラッチ26へ伝えられる。このク
ラッチ26は後記するように自動遠心式のものであって
、エンジン12の回転速度の上昇によって自動的に接続
を開始し、クランク軸18の回転を被動軸22に伝える
。被動軸22の回転は減速歯車30.32を介して後輪
軸24へ伝えられる。この後輪軸24には後輪(図示せ
ず)が取付けられている。
次にVベルト式無段変速機28を説明する。この変速機
28は、クランク軸18に装着された駆動シーブ34と
、被動軸12に装着された被動シーブ36と、両シーブ
34.36に巻掛けられたVベルト38とを備える。駆
動シーブ34は、互いに対向する固定ディスク34a及
びクランク軸18上を軸方向に摺動する可動ディスク3
4bとを備え、両ディスク34a、34b間にVベル上
38が挾持される。可動ディスク34bの外側には、ク
ランク軸18に固定されたスパイダ40が位置し、この
スパイダ40の放射状に延びる腕は、可動ディスク34
bの外側面にクランク軸18と平行に形成された摺動溝
42に係合している。このスパイダ40と可動ディスク
34b外側面との間には球44が保持され、球44が半
径方向へ移動すると、この球44がスパイダ40に案内
されて可動ディスク34bを固定ディスク34a方向へ
摺動させるっ 被動シーブ36は固定ディスク36aと可動ディスク3
6bとを備える。固定ディスク36aは、被動軸22の
軸上に回転自在に保持された円筒46の一端に固着され
ている。この円筒46の他端には後記するクラッチ26
のクラッチハウジング60が固定されている。可動ディ
スク36bは、円筒46上を摺動する円筒状の摺動部材
48に固定され、このディスク36bとクラッチハウジ
ング60との間にコイルばね50が縮装されている。
なお52は摺動部材48の軸方向に形成された長溝、5
4は円筒46に保持されこの長溝52内を転勤するロー
ラであり、このローラ54は摺動部材48に円筒46の
回転を伝える。
この結果、クランク軸18の低速回転時には、駆動シー
ブ34の球44に作用する遠心力が小さいので、被動シ
ーブ36のばね50のばね力がこの球44の遠心力に打
勝ち、可動ディスク36bが固定ディスク36aに接近
する。すなわち減速比は大きくなる。またクランク軸1
8の回転上昇に伴ない、球44の遠心力が増加し、この
遠心力がばね50のばね力に打勝つと、駆動シーブ34
の可動ディスク34bが固定ディスク34aに接近する
。これに伴ない被動シーブ36の可動ディスク36bは
ばね50を押して固定ディスク36aより離れる。従っ
て減速比は小ざくなる。
次に乾式多板クラッチ26を説明する。このクラッチ2
6は、円筒48に固定された駆動体としてのクラッチハ
ウジング60と、被動軸22の軸端に固定された被動体
としてのクラッチボス62とを備える。クラッチボス6
2はその周縁部が、被動軸22と略平行にクラッチハウ
ジング60側へ突出した筒状部64となっている。この
筒状部64の外周には、第3図に示すように被動軸22
と平行に多数の溝66が形成されている。またこの筒状
部64には、溝66の底と、この筒状部64内面とを連
通する複数の通気孔68が形成され、この通気孔68は
またクラッチボス62の側面に開口している。
クラッチハウジング60はその周縁部に筒状部70を備
え、この筒状部70は前記ボス62の筒状部64と平行
に突出し、両筒状部70.62間に複数のクラッチ板7
2及び摩擦板74の収容部76が形成される。これらク
ラッチ板72と摩擦板74は、それぞれ円筒部70の内
周面に形成された溝78と、前記ボス62の溝66に係
合し、交互に配列されている。収容部76の底側に位置
するクラッチ板72aと、クラッチハウジング60の底
に形成されたカム面80との間には円筒状の複数の重錘
82が配列されている。このカム面80は、重錘82が
遠心力で半径方向外側へ移動した時重錘82をクラッチ
板72側へ移動させる。収容部76の開口側のクラッチ
板72bには、皿ばね84の内周縁が当接し、この皿ば
ね84の外周縁はクラッチハウジング60の筒状部70
内面に固定された止め輪86に当接している。なおこの
クラッチ板72bは溝78に形成された段部88に当接
して(第2図の上側)、収容部76内方への移動が規制
される。
また両端のクラッチ板72a、72b間には、第2図下
側に示すように戻しばね90が縮装されている。クラッ
チ板72aには、この戻しばね990のガイドピン92
が固定されている。
クラッチハウジング60には、収容部76より内径側に
位置し、クラッチボス62側へ突出するファン94が形
成されている。またクラッチボス62には、このファン
94よりも内径側に位置する多数の空気流入孔96が形
成されている。
次に本実施例の動作を説明する。エンジン12の低速時
には変速機28の減速比は大きく被動シーブ36、クラ
ッチハウジング6oも低速で回転する。このため重錘8
2の遠心力が小さくクラッチ板72aは戻しばね92に
より重錘82側へ戻される(第2図上側の状M)。この
結果クラッチ板72と摩擦板74とが離隔しクラッチ2
6は切れる。この状態においてファン94は、空気流入
孔96がら空気を吸い込み、半径方向へ送る。すなわち
この空気は、その一部が通気孔68、溝、。
66との間や、ハウジング60とボス62との間を通っ
て収容部70内に流れ、クラッチ板72、摩擦板74を
冷却した後、溝78を通って外部へ流出する。またファ
ン94で送られた空気の一部は通気孔68から外へ流出
する。
エンジン12の回転上昇に伴ない、ハウジング60の回
転も上昇する。このため重錘82の遠心力が増加し、遂
にこの遠心力が戻しばね90のばね力に打勝つとクラッ
チ板72aは第2図で左方へ移動し、クラッチ板72と
摩擦板74との接触圧が上昇する。さらに回転速度が上
昇するとクラッチ板72と摩擦板74全体が皿ばね84
を変形させつつ皿ばね84側へ移動する。従ってこの量
器ばね84のばね力が、クラッチ板72と摩擦板よりク
ラッチ板72、摩擦板74に発生する熱は、ファン94
に送られる空気により強制的に放散される。従って摩擦
板74の摩擦係数が熱により変化することがなく、安定
したクラッチ断続特性が得られると共に、摩擦板の焼損
を防ぐことができる。
本実施例では、ボス62に通気孔68を設けたので、こ
の通気孔68から各クラッチ板72、摩擦板74間にも
空気が良好に流れ、冷却性が一層向上する。また本実施
例は遠心式自動クラッチに本発明を適用したものである
が、本発明は手動式などのものにも適用できることは勿
論である。
本発明は以上のように、駆動側にファンを設け、このフ
ァンよりも内径側に空気流入孔を形成したので、空気が
十分にクラッチ板及び摩擦板に当たって流れ、これらの
冷却性が向上する。このためクラッチのすべりによる摩
擦板の熱も有効に放散され、摩擦板の摩擦係数の低下や
、摩擦板の焼損を防ぐことができる。従って熱のこもり
易いケース内にクラッチを収容することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した実施例の断面図、第2図はそ
のクラッチの断面図、第3図はこのクラッチのクラッチ
ボス及びクラッチハウジングの■矢視図である。 26・・・クラッチ、 60・・・駆動体としてのクラッチハウジング、62・
・・被動体としてのクラッチボス、72・・・クラッチ
板、 74・・・摩擦板、76・・・収容部、 94・
・・ファン、96・・・空気流入孔。 特許出願人  ヤマハ発動機株式会社 代理人 弁理士山田文雄 (11)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラッチハウジングとクラッチボスとのいずれか一方を
    駆動体、他方を被動体とし、前記躯体にはクラッチ板及
    び摩擦板の収容部よりも内径側に前記被動体方向へ突出
    するファンを形成する一方、前記駆動体と被動体との少
    なくとも一方に前記ファンより内径側に位置する空気流
    入孔を形成し、前記ファンにより冷却用空気を前記クラ
    ッチ板及び摩擦板の収容部へ送ることを特徴とする乾式
    多板クラッチ。
JP12243482A 1982-07-14 1982-07-14 乾式多板自動クラッチ Granted JPS5913129A (ja)

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JP12243482A JPS5913129A (ja) 1982-07-14 1982-07-14 乾式多板自動クラッチ

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JPS5913129A true JPS5913129A (ja) 1984-01-23
JPH0444127B2 JPH0444127B2 (ja) 1992-07-20

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