JPS5913087Y2 - タイプライタにおけるリボンリフト機構 - Google Patents

タイプライタにおけるリボンリフト機構

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Publication number
JPS5913087Y2
JPS5913087Y2 JP1976051407U JP5140776U JPS5913087Y2 JP S5913087 Y2 JPS5913087 Y2 JP S5913087Y2 JP 1976051407 U JP1976051407 U JP 1976051407U JP 5140776 U JP5140776 U JP 5140776U JP S5913087 Y2 JPS5913087 Y2 JP S5913087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
receiving frame
arm
lever
typewriter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976051407U
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English (en)
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JPS52144007U (ja
Inventor
尚規 中春
Original Assignee
シルバー精工株式会社
柏崎シルバ−精工株式会社
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Publication date
Application filed by シルバー精工株式会社, 柏崎シルバ−精工株式会社 filed Critical シルバー精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイプライタにおける2色又は多色リボンを昇
降させる装置に関するものである。
印字に際しては活字がプラテン上を打撃する以前にリボ
ンは所定の位置まで上昇し、その位置を維持して待機し
ていなければならない。
本考案はこのような点についてなされたもので手動式タ
イプライタにおいてキーレバーを押し下げる動作によっ
て活字がプラテンを打撃する前にリボンを上昇させ待機
状態を維持させることの出来る昇降装置を提供すること
を目的とする。
次に実施例について説明する。
(1)動力伝達機構 タイプキー1はタイプライタ本体に中間をピン11で軸
止し、他端にリンク12を介してタイプバー13を引張
る構造である。
更にタイプキー1中間には枝根14を突設する。
タイプキー1群と直交する方向に1本のユニバーサルパ
ー2を設置し、このバー2に水平腕21の両端の取付用
耳片22を回転自在に取り付ける。
水平腕21はユニバーサルパー2と平行に設けた板体で
あり各タイプキー1の枝根14の上面に接した状態で設
ける。
水平腕21の耳片22と接する状態で受枠23を設ける
受枠23はやはりユニバーサルパー2に回動自在に取り
付は耳片22側の側面にストッパ24を突設すると共に
受枠23と耳片22との間にスプリング25を介在させ
て常に耳片22と受枠23のストッパ24が接している
よう構成する。
(2)選択機構 印字に際してはリボンを用いて黒色、赤色で印字する場
合、及びリボンを用いず原紙に直接印字する場合がある
そのためリボンの上昇位置は常に一定ではなく、高位置
、低位置、及び昇降しない場合の三種類の作動を使い分
ける必要がある。
その目的のために揺動レバー3と選択レバー4を設ける
この揺動レバー3は縦方向の弧状の縦溝31.及びこれ
とはパ直交する枝溝32とからなる丁字形溝を開設した
板体であり下端を水平支軸33に揺動自在に取り付ける
更に揺動レバー3の支軸33と離れた一端を、引き棒3
4を介して受枠23の端と連結する。
従ってタイプキー1を1回押せば水平腕21.受枠23
を介して揺動レバー3は1回だけ支軸33を中心として
揺動する。
一方41はタイピストの扱いやすい外面に突出した選択
ノブであり中間を本体に軸支42シ、他端を選択レバー
4に連結する。
選択レバー4は一端を水平軸43に回動自在に取り付は
揺動レバー3に接して位置する板体であり水平軸43方
向に向けた長窓44を開設すると共に水平軸43から離
れた側の端に三個所の係止溝45を凹設する。
この係止溝45にばね板等を係合させることにより選択
レバー4の安定した位置選択が可能となる。
更に選択レバー4の一部にはストッパ46を突設し、後
述するように揺動レバー3の一定量以上の揺動を阻止す
る。
(3) リボンリフト機構 水平の回転バー5の一端に引き腕51を固定し、他端に
は昇降リンク52を固定する。
そして引き腕51に一端を取り付けた引き桿53の他端
は揺動レバー3の外側から溝31を通して選択レバー4
の長窓間に係合させる。
更に引き腕51と一体に回動腕54を回転パ゛−5に固
定し、この回動腕54の回動軌跡内に前記ス1ヘツパ4
6を位置させる。
また昇降リンク52の端にはリボンホルダ55を取り付
けた回転バー5の回転がホルダ55の昇降に変更し得る
よう構成する。
次に作動について説明する。
(1)選択 使用するリボンを選択するためにノブ41を移動させる
ノブ41により選択レバー4は軸43を中心に回動し長
窓44を介して引き桿53の端を丁字形溝の縦溝31の
上端が中間か下端かのいずれかの位置に固定させる。
同時にストッパ46と回動腕54とは一定の距離を介し
て対向する。
(2)印字動作 どのタイプキー1を押した場合でも水平腕21を介して
耳片22が回動しスプリング25によって受枠23を引
っ張る。
受枠23は引き棒34を介して揺動レバー3を支軸33
を中心に回動させる。
引き桿53が縦溝31の上端にあれば大きく、下端にあ
れば小さく引かれ中央にあれは゛引かれない 従って揺動レバー3が一定量揺動しても引き腕51の引
かれる長さ、すなわち回転バー5の回転する角度は変化
しリボンホルダ55の上昇する位置が変わる。
引き桿53が縦溝31中夫にあるときは枝溝32のため
に引かれることか゛なく、従ってリボンホルダ55は上
昇しない。
(3)上昇の停止 以上のま・だとタイプキー1を押している間リボンホル
ダ55は上昇を続けることになるが活字がプラテンを打
つ前にリボンの上昇動作は停止していなければならない
そのために設けであるのがストッパ46でありタイプキ
ー1を押し下げている途中であっても回転バー5は所定
角度まで回転したら停止する。
すなわち引き腕51が揺動レバー3によって引かれても
一定位置で回動腕54はストッパ46に当接して移動を
阻止される。
それ以降のキー1を押し下げる運動は耳片22と受枠2
3との間のスプリング25で吸収されリボンの上昇動作
とはならない。
従って活字がプラテンを打撃する前にリボンは上昇を停
止し待機していることになる。
本考案は上記したようになるから簡単な機構によって印
字動作とリボンリフト動作との完了時間に差を設けて安
定した印字が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るリボンリフト装置の一実施例を示す。 第1図;印字部の説明図、第2図;選択昇降部の説明図
、第3図;要部の側面図。 3・・・揺動レバー 4・・・選択レバー、23・・・
受枠、56・・・リボンホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイプキーの回動により回動する水平腕と受枠とをスプ
    リングで連結し、丁字形溝を開設し一端を支軸に取付け
    た揺動レバーと前記受枠とを引き棒で連結し、揺動レバ
    ーの丁字形溝内に一端を位置させた引き杆の他端を回転
    バーに固定した引き腕に取付け、該回転バーにはリンク
    を介してリボンホルダを固定し、前記丁字形溝内の引き
    杆の位置を移動させる選択レバーに突設したストッパと
    引き腕とが水平腕の回転終了前に当接するように構成さ
    れたことを特徴としたタイプライタにおけるリボンリフ
    ト機構。
JP1976051407U 1976-04-26 1976-04-26 タイプライタにおけるリボンリフト機構 Expired JPS5913087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976051407U JPS5913087Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 タイプライタにおけるリボンリフト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976051407U JPS5913087Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 タイプライタにおけるリボンリフト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52144007U JPS52144007U (ja) 1977-11-01
JPS5913087Y2 true JPS5913087Y2 (ja) 1984-04-19

Family

ID=28510528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976051407U Expired JPS5913087Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 タイプライタにおけるリボンリフト機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5913087Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831327A (ja) * 1971-08-27 1973-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831327A (ja) * 1971-08-27 1973-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52144007U (ja) 1977-11-01

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