JPH0243775Y2 - - Google Patents

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JPH0243775Y2
JPH0243775Y2 JP2875485U JP2875485U JPH0243775Y2 JP H0243775 Y2 JPH0243775 Y2 JP H0243775Y2 JP 2875485 U JP2875485 U JP 2875485U JP 2875485 U JP2875485 U JP 2875485U JP H0243775 Y2 JPH0243775 Y2 JP H0243775Y2
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JP
Japan
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lever
handle
casing
lock
window frame
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JP2875485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、オープンカーのルーフを構成する幌
の前端部とボデーのフロントウインド枠体の上部
とを着脱自在に結合するロツク装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、オープンカーのソフトトツプ(ルーフを
折畳み自在な幌で構成したもの)のロツク装置
は、第9図に示すように、幌90の前部下面に設
けられたケーシング91にレバー92を上下方向
回動自在に枢支し、かつ、該レバー92の前端に
フツク93を枢支すると共に、ケーシング91に
ハンドル94を上下方向回動自在に枢支し、該ハ
ンドル94と前記レバー92とをリンク95を介
して連結し、ハンドル94の上下動操作で、レバ
ー92の先端に枢支されたフツク93をボデーの
フロントウインド枠体96に係脱させる構造とさ
れていた。そして、ハンドル94の移動防止手段
としてセフテイーロツク97がハンドル94に枢
支されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 オープンカーのソフトトツプロツク装置は、簡
単に確実に操作できるものでなければならず、か
つ大荷重に耐えねばならない。また、ロツク装置
の重量やメカニズムはなるべく小さく押える必要
がある。
しかし前記従来のロツク装置は、ハンドル94
とレバー92とをリンク95により連結する構造
であるから、リンク95でのガタつきが大きく、
部品点数が多いという問題があつた。
そこで、本考案は、従来のものより部品点数を
少なくし、重量を軽減してコストダウンを図り、
かつ、安全確実で大荷重に耐え得る安全装置を持
つたオープンカーのソフトトツプロツク装置を提
供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の特徴とする
処は、オープンボデーのトツプを被覆した折畳み
自在な幌の前端部とボデーのフロントウインド枠
体の上部とを着脱自在に結合するオープンカーの
ソフトトツプロツク装置において、 前記ロツク装置は、幌の前端部下面に固定され
たケーシングと、該ケーシングに異なる平行な支
軸回りに上下方向揺動自在に枢支されたハンドル
とレバーと、該ハンドル若しくはレバーに着脱自
在に係合してその上下動を防止すべくケーシング
側に設けられたロツク部材と、レバーの前端に枢
支され、フロントウインド枠体に下方より係脱自
在に係合するフツクとを備え、前記ハンドルとレ
バーとは、ハンドルを上下動させるとレバーも連
動して上下動するように、いずれか一方に設けら
れた長孔と該長孔を摺動するピンとで連結されて
いる点にある。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1〜4図において、1はオープンカーのボデ
ーであり、2はそのフロントウインド枠体であ
る。3は幌であり、オープンボデー1のトツプを
被覆してソフトトツプを構成する。幌3を折畳む
ことによりオープンカーになる。
幌3の前端部の下面には、複数個所にソフトト
ツプロツク装置4が設けられ、該ロツク装置4に
より、幌3の前端部とフロントウインド枠体2の
上部とを着脱自在に連結する。
上記ソフトトツプロツク装置4は、幌3の下面
に固定されたケーシング5を有し、該ケーシング
5は左右一対の平行なフレーム6,6と、該フレ
ーム6,6を連結固定する連結板7とから成る。
このフレーム6の下部でかつ前・後2ケ所の位置
に、互いに平行な支軸8,9が両フレーム6,6
に挿通支持されている。
前側の支軸8にハンドル10が上下方向回動自
在に枢支されている。ハンドル10は、左右フレ
ーム6,6間に位置すると共に、その一端が支軸
8より後方へ延出する操作部11と、該操作部1
1にほぼ直交して支軸8より上方へ突出する頭部
12とから成り、頭部12には支軸8と平行な結
合ピン13が左右方向に突設されている。
後側の支軸9にはレバー14が上下方向回動自
在に枢支されている。レバー14は左右のフレー
ム6,6間に位置すると共に、支軸9から前方へ
延出し、その前端部に支軸9と平行なピン15が
支持されている。このピン15に軸方向に直交し
てボルト16が固定され、該ボルト16にフツク
17が螺着されている。このフツク17はフロン
トウインド枠体2の上部に設けられた係止孔18
に係脱自在に係合する。
前記レバー14は左右一対の平行配置された板
体19,19から成り、該板体19,19間に前
記ハンドル10の頭部12が突出している。両板
体19,19の中途部には長手方向に沿つた長孔
20が形成され、該長孔20に前記頭部12の結
合ピン13が摺動自在に密嵌合している。
更に、後側の支軸9にはロツク部材としてのセ
フテーロツクレバー21が回動自在に枢支されて
おり、該ロツクレバー21は前記板体19,19
間に配置されている。ロツクレバー21の前端は
ハンドル10の頭部12の後面に形成された段部
22に係脱自在に係合する。このロツクレバー2
1の後部は、ケーシング5の連結板7に設けられ
た窓23から後方へ突出している。この窓23の
上辺がロツクレバー21の後部上面に接当するこ
とにより、ロツクレバー21の前端の下方回動が
防止される。ロツクレバー21は、支軸9に套嵌
された巻きスプリング24により、前端が下方へ
回動するよう付勢される。ロツクレバー21の前
端を上方へ回動して段部22との係合を解除する
には、ロツクレバー21の後部を指で下方へ押
す。
上記構成のソフトトツプロツク装置4を操作す
るには、第1図に示す如くハンドル10の操作部
11を矢印方向へ移動させることにより、頭部1
2の結合ピン13が長孔20を移動し、レバー1
4が矢印方向に移動し、フツク17が係止孔18
に下方より係合する。このときセフテーロツクレ
バー21の前端が頭部12の段部22に上方より
係合し、ハンドル10は移動不能となり、幌3と
ボデー1との連結が完了する。
幌3を取り外す場合は、第2図に示すように、
セフテーロツクレバー21を矢印方向に回動させ
て段部22との係合を解除させ、次にハンドル1
0を矢印方向に回動操作することによりレバー1
4の前部は下方へ移動し、フツク17と係止部1
8との係合が解除される。
第5〜8図に示すものは、前記セフテーロツク
レバー21に代えて他の形式のロツク部材を採用
した各種実施例を示すものである。第5図に示す
もので、誤操作防止のため、ロツク部材25をス
ライド式にしたものであり、スプリング26で常
時係合方向に付勢されている。第6図に示すもの
は、同じく誤操作防止のためロツク部材27をプ
ル式にしたものであり、ハンドル頭部12の後面
に、ロツク部材27が挿脱自在となる係合孔28
が設けられている。第7図に示すものは、ケーシ
ング5の側方からロツク部材29を長孔20へ挿
入し、結合ピン13の移動を阻止したものであ
る。尚、長孔20内へ突出させるものに限らず、
レバー14又はハンドル10に係合孔を設け、該
孔へピンを挿入するものであつてもよい。第8図
に示すものは、セフテーロツクレバー30が第1
図に示すものとは逆方向、すなわち下方から係合
するものである。
尚、本考案は上記各実施例に限定されるもので
はなく、ハンドル10の頭部12側に長孔20を
設け、レバー14側に結合ピン13を設けたもの
であつてもよい。
〈考案の効果〉 本考案によれば、ハンドルとレバーとはピンと
長孔を介して直接連結されているので、従来の中
間リンクを介して連結されたものに比べ、部品点
数が少なくなり、構造が簡単となつて小型化され
る。またロツク部材を固定のケーシング側に設け
て移動側部材に係脱自在としているので、ロツク
機能の安全性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロツク装置の実施例を示す要
部拡大断面図、第2図は同ロツク装置の係合解除
した状態を示す断面図、第3図は同ロツク装置の
組立分解斜視図、第4図はオープンカーの側面
図、第5〜8図はロツク部材の各種構造を示す側
面図、第9図は従来例を示す側面図である。 1……ボデー、2……フロントウインド枠体、
3……幌、4……ロツク装置、5……ケーシン
グ、8,9……支軸、10……ハンドル、13…
…結合ピン、14……レバー、17……フツク、
20……長孔、21……ロツク部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 オープンボデーのトツプを被覆した折畳み自在
    な幌の前端部とボデーのフロントウインド枠体の
    上部とを着脱自在に結合するオープンカーのソフ
    トトツプロツク装置において、 前記ロツク装置は、幌の前端部下面に固定され
    たケーシングと、該ケーシングに異なる平行な支
    軸回りに上下方向揺動自在に枢支されたハンドル
    とレバーと、該ハンドル若しくはレバーに着脱自
    在に係合してその上下動を防止すべくケーシング
    側に設けられたロツク部材と、レバーの前端に枢
    支され、フロントウインド枠体に下方より係脱自
    在に係合するフツクとを備え、前記ハンドルとレ
    バーとは、ハンドルを上下動させるとレバーも連
    動して上下動するように、いずれか一方に設けら
    れた長孔と該長孔を摺動するピンとで連結されて
    いることを特徴とするオープンカーのソフトトツ
    プロツク装置。
JP2875485U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0243775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2875485U JPH0243775Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2875485U JPH0243775Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS61145026U JPS61145026U (ja) 1986-09-06
JPH0243775Y2 true JPH0243775Y2 (ja) 1990-11-21

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JP2875485U Expired JPH0243775Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPH0349928Y2 (ja) * 1985-06-25 1991-10-24
JPH0518179Y2 (ja) * 1987-06-26 1993-05-14
JP5113633B2 (ja) * 2008-06-03 2013-01-09 株式会社東洋シート 車両用幌装置
JP5244766B2 (ja) * 2009-10-19 2013-07-24 株式会社東洋シート 車両用折り畳み幌のロック装置

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JPS61145026U (ja) 1986-09-06

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