JPS5913080Y2 - 印字用インキロ−ラ装置 - Google Patents

印字用インキロ−ラ装置

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JPS5913080Y2
JPS5913080Y2 JP1976147672U JP14767276U JPS5913080Y2 JP S5913080 Y2 JPS5913080 Y2 JP S5913080Y2 JP 1976147672 U JP1976147672 U JP 1976147672U JP 14767276 U JP14767276 U JP 14767276U JP S5913080 Y2 JPS5913080 Y2 JP S5913080Y2
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JP
Japan
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ink
roller
sponge
sponge roller
ribbon
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976147672U
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JPS5363913U (ja
Inventor
貞雄 所沢
Original Assignee
株式会社パイロット
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサブローラを有する印字用インキローラ装置
に関する。
サブローラを有する印字用インキローラ装置として、第
1図のように低粘性インキを含浸したスポンジローラ1
01に接してそのインキをインキリボン102に供給す
るサブローラ103を設けたものが知られている。
しかし、サブローラ103は通常スポンジローラ101
と同材料で構成されてスポンジローラ101と面接触し
ているため、印刷機の非稼動時、すなわちインキリボン
102が停止している間でもサブローラ103はスポン
ジローラ101から供給されたインキを毛管作用を有す
るインキリボン102に補給し続け、稼動開始時にはイ
ンキリボン102に吸着された過剰インキにより印刷物
へのインキつき過ぎ現象が生じる。
このため、従来サブローラ103とスポンジローラ10
1を接離させる切換え装置が種々考案されてきたが、そ
のような切換え装置を設けると構造が複雑となり、コス
ト高となる欠点がある。
この考案は上記の諸欠点を改善するもので、第2図に示
すようにスポンジローラ101とインキリボン102の
間に、従来のサブローラ103の代りに金属、プラスチ
ック、ガラスなどのインキ非含浸性で表面にその長手方
向に沿ってインキを保持する毛管溝26と毛管溝26を
形成し、インキリボン102によりスポンジローラ10
1と摩擦回転させるリブ状突起27とを設けたインキ移
行ローラ24を位置させるものである。
以下図面により説明するインキローラは、実施の一例と
してインキローラ本体1にインキカートリッジ2を取付
けたタイプのものである。
インキローラ本体1はインキカートリッジ2を取付ける
コネクタ3およびスポンジローラ体4を備え、コネクタ
3は筒部5の下方に板部6を連設して一体となし、筒部
5には孔7を、板部6には筒部5の軸線と直交する貫通
孔8を設けて、孔7と貫通孔8とを小孔9で連通しであ
る。
矩形板を丸めて平行する縁を互いに対向させ、両縁の間
をインキ通路10 aとなしたインキ移行材10を貫通
孔8に挿着し、インキ移行材10には、板部6を介して
相隣り合うスポンジローラ体4が回転可能に遊嵌しであ
る。
スポンジローラ体4をインキ移行材10の長手方向に対
し不動にし、後述のインキ移行ローラを保持するため、
インキ移行材10の側面に当接した側板11にインキ移
行材10を挿通した軸12の両端を取付けである。
スポンジローラ体4はインキ通路10 aに直交するス
リツ)13aを設けた円筒体13に、無数の微細な連続
気孔を有する筒状スポンジ体14を被着して形成する。
コネクタ3内には、孔7と小孔9の内径にそれぞれ一致
する外径の大径部15 aと小径部15bからなる筒体
15を挿入し、筒体15内には繊維をたばねたインキ誘
導材16 aを挿入してインキ誘導路16となし、イン
キ誘導材16 aとインキ通路10 aを接触させであ
る。
コネクタ3に設けた小孔17 aは大径部15 aの側
壁に設けた小溝17 bと連絡し、小孔17 aと小溝
17bとで空気導入路17を形威しである。
途中から若干折れ曲がったレバー18の一端に設けた円
孔18 aを挿通する筒部5は、筒部5に嵌着したE形
すング19によりレバー18に対し離脱不能かつ首ふり
回転可能に取付けである。
レバー18は機枠(図示せず)に固定されたアーム20
と係合し、支持されている。
その保合・支持構造は、レバー18の他端に設けた矩形
孔のはめ合せ部18bをアーム20の層状端部20 C
から突き出た突起のはめ合せ部20 aに挿入し、レバ
ー18の他端部18 Cがアーム20に固着した板状の
ばね20 bの自由端を押圧する、いわゆる二ケ所で止
まるばね・てこ応用機構である。
はめ合せ部18b、20aを支点として円弧移動をなす
レバー18は、スポンジローラ体4がスプール21に巻
きつけたインキノポン22に接触した状態で、はめ合せ
部20 aとはめ合せ部18 bの内端18 dが常時
接触する長さとし、はめ合せ部20 aに設けた屈曲部
20 dは、アーム20にレバー18を着脱するときの
ほかはレバー18がはずれないようにする。
側板11の先端には孔23を設け、孔23にインキ移行
ローラ24の側面から隆起した突起25を挿入しインキ
移行ローラ24を回転可能としである。
インキ移行ローラ24はインキが含浸しない、例えば金
属で成型され、インキ移行ローラ24の表面には、その
長手方向に沿って複数の毛管溝26と、毛管溝26を形
成するリブ状突起27を設けである。
インキ移行ローラ24をインキリボン22に接触した状
態では、レバー18の他端部18 Cがばね20bの自
由端を押圧して、レバー18がばね20 bの反撥力を
受け、インキ移行ローラ24はその分圧方向へインキリ
ボン22に圧接する。
このときレバー18に取付けたインキローラ本体1は首
ふり回転し、インキリボン22の横断方向に対してスポ
ンジローラ体4が均一に密着する。
コネクタ3に取付けたインキカートリッジ2の低粘性イ
ンキは、インキ誘導路16を通ってインキ移行材10に
導かれ、さらにスポンジローラ体4を遊嵌した部分のイ
ンキ通路10aに導かれる。
インキ移行ローラ24は他のスプール(図示せず)によ
り引き出されて移動するインキリボン22との摩擦によ
り回転し、リブ状突起27によりスポンジローラ体4を
摩擦回転させる。
スポンジローラ体4が回転すると、スポンジローラ体4
を遊嵌した部分のインキ通路10 aに保留されたイン
キはスノツH3aに吸引されてスポンジ体14に浸透す
る。
スポンジ体14はインキ移行ローラ24のリブ状突起2
7に圧接されて生ずる変形により表面にインキを滲出し
、そのインキはインキ移行ローラ24の毛管溝26が吸
引して保持する。
インキ移行ローラ24の回転により毛管溝26が順次イ
ンキをスポンジ体14から吸引して保持し、そのインキ
をインキリボンに補給する。
インキカートリッジ2からのインキが流出するにともな
って、空気導入路17から吸入された外気がインキカー
トリッジ2内に補給されることにより、インキは持続し
てインキ移行材10に導かれる。
他のスプールにより引き出されてインキリボン22の巻
き半径が小さくなるにともない、自重によりはめ合せ部
18b。
20 aを支点としてインキ移行ローラ24が下降して
も、ばね20 bの反撥力を受けその分圧方向へのイン
キリボン22に対する圧接状態を維持する。
インキリボン22が停止すると、インキ移行ローラ24
は回転しないため、スポンジ体14からインキリボン2
2に至る毛管系が連続せず、インキリボン22と対面す
る毛管溝26内のインキを除いて、他の毛管溝26内の
インキは表面張力作用によりそのまま保持され、インキ
リボン22に移行しない。
なお、前述の実施例ではインキローラ本体インキカート
リッジを取付けるタイプによるものとしたが、スポンジ
ローラにあらかじめインキを含浸させた、いわゆる自給
タイプのもので゛もよい。
この考案ではインキ非含浸性のインキ移行ローラの長手
方向にインキを保持する毛管溝を設けであるので、イン
キリボンの停止時にインキを貯えたスポンジローラから
インキリボンに至る毛管系が連続せず、インキリボンに
たいする過剰供給が行なわれない。
したがって、スポンジローラとインキ移行ローラとを接
離させる切換装置が不要となる。
また、毛管溝を形成するリブ状突起はスポンジローラと
の摩擦力を大きくでき、かつインキリボンの移動を良好
にスポンジローラに伝えることかで゛きるので゛、スポ
ンジローラの周面にまんべんなくインキを滲出させるこ
とがで′きる。
したがって、毛管溝はそのインキを受けとって漏洩する
ことなく保持し、インキリボンに補給することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインキローラ装置の側面図、第2図はこ
の考案のインキローラ装置の側面図、第3図は同装置を
スプールに巻いたインキリボンへ圧接した側面図、第4
図は同装置の一部拡大断面図、第5図は第4図のA−A
線の断面図、第6図は同装置のコネクタに挿入する筒体
の拡大断面図、第7図は同装置のスポンジローラ体の横
断面図、第8図はばね・てこ機構の要部の分解斜視図で
ある。 4・・・・・・スポンジローラ、22・・・・・・イン
キリボン、24・・・・・・インキ移行ローラ、26・
・・・・・毛管溝、27・・・・・・ノブ状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低粘性インキを貯えるスポンジローラと、このスポンジ
    ローラに接してインキリボンに前記インキを供給するイ
    ンキ非含浸性のインキ移行ローラとを有し、このインキ
    移行ローラの表面にその長手方向に沿って前記インキを
    保持する毛管溝と、この毛管溝を形成し前記インキリボ
    ンと摩擦接触し前記スポンジローラを摩擦回転させるリ
    ブ状突起を設けた印字用インキローラ装置。
JP1976147672U 1976-11-02 1976-11-02 印字用インキロ−ラ装置 Expired JPS5913080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976147672U JPS5913080Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02 印字用インキロ−ラ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976147672U JPS5913080Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02 印字用インキロ−ラ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5363913U JPS5363913U (ja) 1978-05-30
JPS5913080Y2 true JPS5913080Y2 (ja) 1984-04-19

Family

ID=28756092

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976147672U Expired JPS5913080Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02 印字用インキロ−ラ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556099Y2 (ja) * 1990-11-08 1997-12-03 三菱鉛筆株式会社 インクリボンに対するインク供給用転写ローラ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350500Y2 (ja) * 1973-07-31 1978-12-04
JPS5143213U (ja) * 1974-09-25 1976-03-30

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JPS5363913U (ja) 1978-05-30

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