JPH04351580A - インク供給装置 - Google Patents
インク供給装置Info
- Publication number
- JPH04351580A JPH04351580A JP12706091A JP12706091A JPH04351580A JP H04351580 A JPH04351580 A JP H04351580A JP 12706091 A JP12706091 A JP 12706091A JP 12706091 A JP12706091 A JP 12706091A JP H04351580 A JPH04351580 A JP H04351580A
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- JP
- Japan
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- ink
- transfer roller
- impregnated body
- roller
- ribbon
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- Pending
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 121
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやタイプライ
タ等の印字装置においてインクリボンにインクを供給す
るインク供給装置に関する。
タ等の印字装置においてインクリボンにインクを供給す
るインク供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭63−40676号公報に
記載されているように、インク含浸体に転写ローラを接
触させ、この転写ローラに長尺状のインクリボンを接触
させ、インク含浸体に含浸されたインクを転写ローラを
介してインクリボンに転写し、インク含浸体のインクの
含浸容量が少なくなった時に、インクリボンを板ばねに
より転写ローラに押し付け、インク含浸体と転写ローラ
との圧接力を高めることにより、必要量のインクをイン
クリボンに転写するようにした発明がある。
記載されているように、インク含浸体に転写ローラを接
触させ、この転写ローラに長尺状のインクリボンを接触
させ、インク含浸体に含浸されたインクを転写ローラを
介してインクリボンに転写し、インク含浸体のインクの
含浸容量が少なくなった時に、インクリボンを板ばねに
より転写ローラに押し付け、インク含浸体と転写ローラ
との圧接力を高めることにより、必要量のインクをイン
クリボンに転写するようにした発明がある。
【0003】また、複数色に色分けされた複数の印字ゾ
ーンが幅方向に平行に配列された長尺状のインクリボン
にインクを供給する方法として、それぞれ異なる色のイ
ンクが含浸された複数のインク含浸体を設け、これらの
インク含浸体とインクリボンとに接触する転写ローラを
前記インクリボンの幅方向に沿う軸心上に回転自在に設
け、搬送されるインクリボンとの接触摩擦により転写ロ
ーラを回転させることにより、インク含浸体に含浸され
たインクを転写ローラを介してインクリボンに供給する
方法があるが、インクリボンの各印字ゾーンに供給され
た異なる色のインクの消費量は印字色の選択により一定
ではなく、使用時間が長くなるに従いインク含浸体のイ
ンク含浸容量に差が生じ、インクリボンの各印字ゾーン
のインク含浸容量にも差が生ずる。したがって、毛細管
現象によりインクが隣接する印字ゾーンに移行し、混色
が発生する。
ーンが幅方向に平行に配列された長尺状のインクリボン
にインクを供給する方法として、それぞれ異なる色のイ
ンクが含浸された複数のインク含浸体を設け、これらの
インク含浸体とインクリボンとに接触する転写ローラを
前記インクリボンの幅方向に沿う軸心上に回転自在に設
け、搬送されるインクリボンとの接触摩擦により転写ロ
ーラを回転させることにより、インク含浸体に含浸され
たインクを転写ローラを介してインクリボンに供給する
方法があるが、インクリボンの各印字ゾーンに供給され
た異なる色のインクの消費量は印字色の選択により一定
ではなく、使用時間が長くなるに従いインク含浸体のイ
ンク含浸容量に差が生じ、インクリボンの各印字ゾーン
のインク含浸容量にも差が生ずる。したがって、毛細管
現象によりインクが隣接する印字ゾーンに移行し、混色
が発生する。
【0004】このようなことから、特開平1−3177
84号公報に記載されているように、印字部を通過した
インクリボンのインクをインク吸収手段により吸収して
各インクの含浸容量を均一にし、その後に再びインクリ
ボンにインクを含浸させることにより、隣接する印字ゾ
ーンの間のインクの転移を防止するようにした発明があ
る。
84号公報に記載されているように、印字部を通過した
インクリボンのインクをインク吸収手段により吸収して
各インクの含浸容量を均一にし、その後に再びインクリ
ボンにインクを含浸させることにより、隣接する印字ゾ
ーンの間のインクの転移を防止するようにした発明があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公昭63−4067
6号公報に記載された発明は、インク含浸体に対するイ
ンクの補給頻度を少なくすることができる。しかしなが
ら、インクリボンの幅方向における中央部のインク消費
量が両側の消費量より多いため、一つの文字の単位で印
字濃度にムラが生ずる。
6号公報に記載された発明は、インク含浸体に対するイ
ンクの補給頻度を少なくすることができる。しかしなが
ら、インクリボンの幅方向における中央部のインク消費
量が両側の消費量より多いため、一つの文字の単位で印
字濃度にムラが生ずる。
【0006】また、特開平1−317784号公報に記
載された発明は、印字後にインクリボンのインクを吸収
し、その後に再びインクリボンにインクを供給するので
、インクリボンの幅方向におけるインクの供給量を略一
定にすることができるが、インクリボンに残るインクを
吸収してしまうためインクがムダになる。
載された発明は、印字後にインクリボンのインクを吸収
し、その後に再びインクリボンにインクを供給するので
、インクリボンの幅方向におけるインクの供給量を略一
定にすることができるが、インクリボンに残るインクを
吸収してしまうためインクがムダになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクリボン
の幅方向と平行な軸心をもってこのインクリボンに接触
する転写ローラと、多孔質の弾性部材により形成されて
インクを含浸するとともに所定の圧接力をもって前記転
写ローラに接触するインク含浸体と、前記転写ローラの
軸方向の中央部に対する前記インク含浸体の中央部の圧
接力を前記転写ローラの両端部に対する前記インク含浸
体の両端部の圧接力より高くする不均等加圧手段とより
構成した。
の幅方向と平行な軸心をもってこのインクリボンに接触
する転写ローラと、多孔質の弾性部材により形成されて
インクを含浸するとともに所定の圧接力をもって前記転
写ローラに接触するインク含浸体と、前記転写ローラの
軸方向の中央部に対する前記インク含浸体の中央部の圧
接力を前記転写ローラの両端部に対する前記インク含浸
体の両端部の圧接力より高くする不均等加圧手段とより
構成した。
【0008】
【作用】インク含浸体と転写ローラとを所定の圧接力を
もって接触させることによりインク含浸体の気泡を圧縮
し、これにより、インク含浸体の表面に染み出したイン
クを転写ローラを介してインクリボンに供給することが
できる。また、インクリボンの幅方向の中央部は両側部
よりインクの消費量が高いものであるが、不均等加圧手
段により、転写ローラの軸方向の中央部に対するインク
含浸体の中央部の圧接力を、転写ローラの両端部に対す
るインク含浸体の端部の圧接力より高くすることができ
、これにより、インク含浸体の中央部からインクリボン
の中央部に十分な量のインクを供給することができ、し
たがって、濃淡差のない印字状態を得ることができる。
もって接触させることによりインク含浸体の気泡を圧縮
し、これにより、インク含浸体の表面に染み出したイン
クを転写ローラを介してインクリボンに供給することが
できる。また、インクリボンの幅方向の中央部は両側部
よりインクの消費量が高いものであるが、不均等加圧手
段により、転写ローラの軸方向の中央部に対するインク
含浸体の中央部の圧接力を、転写ローラの両端部に対す
るインク含浸体の端部の圧接力より高くすることができ
、これにより、インク含浸体の中央部からインクリボン
の中央部に十分な量のインクを供給することができ、し
たがって、濃淡差のない印字状態を得ることができる。
【0009】
【実施例】請求項1及び請求項2の発明の一実施例を図
1ないし図3に基づいて説明する。図3はカセットケー
ス1の内部構造を示す平面図で、このカセットケース1
の開口面は図示しない蓋板により閉塞される。このカセ
ットケース1は両側にアーム2,3を有し、内部にはエ
ンドレスのインクリボン4がジグザグ状に折り畳まれて
収納され、このインクリボン4の一部は前記アーム2,
3の先端から印字部(図示せず)の前面に引き出される
。また、カセットケース1には、互いに圧接された回転
自在のローラ5,6と、インクリボン4をアーム2の内
面に押圧してこのインクリボン4にテンションを付与す
る弾性板7と、インクリボン4の経路を定めるガイドロ
ーラ8と、軸9を中心として回転するインク含浸体であ
るインクローラ10と、軸11を中心として回転する転
写ローラ12とが設けられている。なお、軸9,11の
一方を板ばね(図示せず)等によって付勢することによ
り、インクローラ10と転写ローラ12とは互いに圧接
されている。また、軸9,11の一方を付勢する板ばね
にカム(図示せず)を接触させ、このカムを変位させて
板ばねの撓み量を変えることにより、インクローラ10
と転写ローラ12との圧接力が調整されるように構成さ
れている。
1ないし図3に基づいて説明する。図3はカセットケー
ス1の内部構造を示す平面図で、このカセットケース1
の開口面は図示しない蓋板により閉塞される。このカセ
ットケース1は両側にアーム2,3を有し、内部にはエ
ンドレスのインクリボン4がジグザグ状に折り畳まれて
収納され、このインクリボン4の一部は前記アーム2,
3の先端から印字部(図示せず)の前面に引き出される
。また、カセットケース1には、互いに圧接された回転
自在のローラ5,6と、インクリボン4をアーム2の内
面に押圧してこのインクリボン4にテンションを付与す
る弾性板7と、インクリボン4の経路を定めるガイドロ
ーラ8と、軸9を中心として回転するインク含浸体であ
るインクローラ10と、軸11を中心として回転する転
写ローラ12とが設けられている。なお、軸9,11の
一方を板ばね(図示せず)等によって付勢することによ
り、インクローラ10と転写ローラ12とは互いに圧接
されている。また、軸9,11の一方を付勢する板ばね
にカム(図示せず)を接触させ、このカムを変位させて
板ばねの撓み量を変えることにより、インクローラ10
と転写ローラ12との圧接力が調整されるように構成さ
れている。
【0010】次いで、前記転写ローラ12の軸方向の中
央部に対する前記インクローラ10の中央部の圧接力を
、この転写ローラ12の両端部に対するインクローラ1
0の両端部の圧接力より高くする不均等加圧手段の具体
的な構成を図1及び図2に示す。インクローラ10は、
それぞれ多孔質の弾性部材により形成された同外径の三
つのローラ13,14を三層に重ねることにより形成さ
れている。そして、両端に位置するローラ14の硬度よ
りも中央に位置するローラ13の硬度が高くなるように
、両端に位置するローラ14には軸9と平行な軸心をも
つ複数の孔15が不均等加圧手段として形成されている
。
央部に対する前記インクローラ10の中央部の圧接力を
、この転写ローラ12の両端部に対するインクローラ1
0の両端部の圧接力より高くする不均等加圧手段の具体
的な構成を図1及び図2に示す。インクローラ10は、
それぞれ多孔質の弾性部材により形成された同外径の三
つのローラ13,14を三層に重ねることにより形成さ
れている。そして、両端に位置するローラ14の硬度よ
りも中央に位置するローラ13の硬度が高くなるように
、両端に位置するローラ14には軸9と平行な軸心をも
つ複数の孔15が不均等加圧手段として形成されている
。
【0011】このような構成において、カセットケース
1をプリンタのキャリアに装着し、駆動軸によりローラ
5を駆動すると、インクリボン4は一方のアーム2から
印字部の前面に引き出され他方のアーム3からカセット
ケース1の内部に引き込まれる。この過程で転写ローラ
12がインクリボン4との摩擦により回転してインクロ
ーラ10に含浸されたインクをインクリボン4に供給す
る。
1をプリンタのキャリアに装着し、駆動軸によりローラ
5を駆動すると、インクリボン4は一方のアーム2から
印字部の前面に引き出され他方のアーム3からカセット
ケース1の内部に引き込まれる。この過程で転写ローラ
12がインクリボン4との摩擦により回転してインクロ
ーラ10に含浸されたインクをインクリボン4に供給す
る。
【0012】インクローラ10のインクの含浸容量が多
い場合には、板ばねの撓み量を小さくして転写ローラ1
2の軸11に対するインクローラ10方向への付勢力を
弱くする。この状態ではインクローラ10と転写ローラ
12との圧接力は比較的小さい。これにより、インクロ
ーラ10の表面に染み出るインクの量も過剰にならず、
印字に必要な程度のインクが転写ローラ12を介してイ
ンクリボン4に転写される。
い場合には、板ばねの撓み量を小さくして転写ローラ1
2の軸11に対するインクローラ10方向への付勢力を
弱くする。この状態ではインクローラ10と転写ローラ
12との圧接力は比較的小さい。これにより、インクロ
ーラ10の表面に染み出るインクの量も過剰にならず、
印字に必要な程度のインクが転写ローラ12を介してイ
ンクリボン4に転写される。
【0013】インクローラ10のインクの含浸容量が少
なくなった場合には、板ばねの撓み量を大きくしてイン
クローラ10と転写ローラ12との圧接力を高くするこ
とによりインクローラ10の気泡を圧縮し、これにより
、インクローラ10の表面に染み出したインクを転写ロ
ーラ12を介してインクリボン4に供給することができ
る。
なくなった場合には、板ばねの撓み量を大きくしてイン
クローラ10と転写ローラ12との圧接力を高くするこ
とによりインクローラ10の気泡を圧縮し、これにより
、インクローラ10の表面に染み出したインクを転写ロ
ーラ12を介してインクリボン4に供給することができ
る。
【0014】また、インクリボン4の幅方向の中央部は
両側部よりインクの消費量が高いものであるが、両端に
位置するローラ14の硬度よりも中央に位置するローラ
13の硬度が高くなるように、両端に位置するローラ1
4には軸9と平行な軸心をもつ複数の孔15が不均等加
圧手段として形成されているため、転写ローラ12の軸
方向の中央部に対するインクローラ10の中央部の圧接
力を、この転写ローラ12の両端部に対するインクロー
ラ10の両端部の圧接力より高くすることができる。し
たがって、インクローラ10から転写ローラ12に染み
出るインクの量は、両端部より中央部が多くなり、イン
クリボン4の中央部に多くのインクが供給される。これ
により、濃淡差のない印字状態を得ることができる。中
央部のローラ13はインクの供給量が多くなるが両端の
ローラ14からインクを毛細管現象により吸収する。
両側部よりインクの消費量が高いものであるが、両端に
位置するローラ14の硬度よりも中央に位置するローラ
13の硬度が高くなるように、両端に位置するローラ1
4には軸9と平行な軸心をもつ複数の孔15が不均等加
圧手段として形成されているため、転写ローラ12の軸
方向の中央部に対するインクローラ10の中央部の圧接
力を、この転写ローラ12の両端部に対するインクロー
ラ10の両端部の圧接力より高くすることができる。し
たがって、インクローラ10から転写ローラ12に染み
出るインクの量は、両端部より中央部が多くなり、イン
クリボン4の中央部に多くのインクが供給される。これ
により、濃淡差のない印字状態を得ることができる。中
央部のローラ13はインクの供給量が多くなるが両端の
ローラ14からインクを毛細管現象により吸収する。
【0015】前記実施例において、複数のローラ13,
14を重ねることによりインクローラ10を形成したが
、これらのローラ13,14を一体成形してもよい。 また、ブロック状のインク含浸体を用いる場合において
も、その中央部の硬度を高くすることにより、同様の目
的を達成することができる。
14を重ねることによりインクローラ10を形成したが
、これらのローラ13,14を一体成形してもよい。 また、ブロック状のインク含浸体を用いる場合において
も、その中央部の硬度を高くすることにより、同様の目
的を達成することができる。
【0016】次いで、請求項3の発明の一実施例を図4
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。本実施例は、インク含浸体であ
るインクローラ16を軸9により回転自在に保持し、こ
のインクローラ16の中央部に転写ローラ12側に突出
する突部17を不均等加圧部として形成したものである
。
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。本実施例は、インク含浸体であ
るインクローラ16を軸9により回転自在に保持し、こ
のインクローラ16の中央部に転写ローラ12側に突出
する突部17を不均等加圧部として形成したものである
。
【0017】このような構成において、インクローラ1
6の中央部と両端部との外周が転写ローラ12に接触す
るように、転写ローラ12をインクローラ16の外周に
圧接した状態では、転写ローラ12の軸方向の中央部に
対するインクローラ16の中央部の圧接力を、この転写
ローラ12の両端部に対するインクローラ16の両端部
の圧接力より高くすることができる。したがって、イン
クローラ16から転写ローラ12に染み出るインクの量
は、両端部より中央部が多くなり、インクリボン4の中
央部に多くのインクが供給される。これにより、濃淡差
のない印字状態を得ることができる。
6の中央部と両端部との外周が転写ローラ12に接触す
るように、転写ローラ12をインクローラ16の外周に
圧接した状態では、転写ローラ12の軸方向の中央部に
対するインクローラ16の中央部の圧接力を、この転写
ローラ12の両端部に対するインクローラ16の両端部
の圧接力より高くすることができる。したがって、イン
クローラ16から転写ローラ12に染み出るインクの量
は、両端部より中央部が多くなり、インクリボン4の中
央部に多くのインクが供給される。これにより、濃淡差
のない印字状態を得ることができる。
【0018】なお、外径の大きなローラの両端にやや外
径の小さいローラを重ねることによりインクローラ16
を形成しても同様の作用を得ることができる。また、中
央部が外方に膨出するような太鼓状の形状をしたインク
ローラを用い、或いは、中央部が外側に突出するブロッ
ク状のインク含浸体を用いても同様の作用を得ることが
できる。
径の小さいローラを重ねることによりインクローラ16
を形成しても同様の作用を得ることができる。また、中
央部が外方に膨出するような太鼓状の形状をしたインク
ローラを用い、或いは、中央部が外側に突出するブロッ
ク状のインク含浸体を用いても同様の作用を得ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、インクリボンの幅方向と平行
な軸心をもってこのインクリボンに接触する転写ローラ
と、多孔質の弾性部材により形成されてインクを含浸す
るとともに所定の圧接力をもって前記転写ローラに接触
するインク含浸体と、前記転写ローラの軸方向の中央部
に対する前記インク含浸体の中央部の圧接力を前記転写
ローラの両端部に対する前記インク含浸体の両端部の圧
接力より高くする不均等加圧手段とより構成したので、
インク含浸体と転写ローラとを所定の圧接力をもって接
触させることによりインク含浸体の気泡を圧縮し、これ
により、インク含浸体の表面に染み出したインクを転写
ローラを介してインクリボンに供給することができ、ま
た、インクリボンの幅方向の中央部は両側部よりインク
の消費量が高いものであるが、不均等加圧手段により、
転写ローラの軸方向の中央部に対するインク含浸体の中
央部の圧接力を、転写ローラの両端部に対するインク含
浸体の端部の圧接力より高くすることができ、これによ
り、インク含浸体の中央部からインクリボンの中央部に
十分な量のインクを供給することができ、したがって、
濃淡差のない印字状態を得ることができる等の効果を有
する。
な軸心をもってこのインクリボンに接触する転写ローラ
と、多孔質の弾性部材により形成されてインクを含浸す
るとともに所定の圧接力をもって前記転写ローラに接触
するインク含浸体と、前記転写ローラの軸方向の中央部
に対する前記インク含浸体の中央部の圧接力を前記転写
ローラの両端部に対する前記インク含浸体の両端部の圧
接力より高くする不均等加圧手段とより構成したので、
インク含浸体と転写ローラとを所定の圧接力をもって接
触させることによりインク含浸体の気泡を圧縮し、これ
により、インク含浸体の表面に染み出したインクを転写
ローラを介してインクリボンに供給することができ、ま
た、インクリボンの幅方向の中央部は両側部よりインク
の消費量が高いものであるが、不均等加圧手段により、
転写ローラの軸方向の中央部に対するインク含浸体の中
央部の圧接力を、転写ローラの両端部に対するインク含
浸体の端部の圧接力より高くすることができ、これによ
り、インク含浸体の中央部からインクリボンの中央部に
十分な量のインクを供給することができ、したがって、
濃淡差のない印字状態を得ることができる等の効果を有
する。
【図1】請求項1及び請求項2の発明の一実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】その縦断側面図である。
【図3】そのインクローラと転写ローラとの実装状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】請求項3の発明の一実施例を示す分解斜視図で
ある。
ある。
4 インクリボン
10 インク含浸体
12 転写ローラ
15 不均等加圧手段
17 不均等加圧手段
Claims (3)
- 【請求項1】 インクリボンの幅方向と平行な軸心を
もってこのインクリボンに接触する転写ローラと、多孔
質の弾性部材により形成されてインクを含浸するととも
に所定の圧接力をもって前記転写ローラに接触するイン
ク含浸体と、前記転写ローラの軸方向の中央部に対する
前記インク含浸体の中央部の圧接力を前記転写ローラの
両端部に対する前記インク含浸体の両端部の圧接力より
高くする不均等加圧手段とよりなることを特徴とするイ
ンク供給装置。 - 【請求項2】 不均等加圧手段として、インク含浸体
の中央部の硬度を両端の硬度より高くしたことを特徴と
する請求項1記載のインク供給装置。 - 【請求項3】 不均等加圧手段として、インク含浸体
の中央部を両端よりも転写ローラ側に突出させたことを
特徴とする請求項1記載のインク供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12706091A JPH04351580A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12706091A JPH04351580A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インク供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04351580A true JPH04351580A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14950601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12706091A Pending JPH04351580A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インク供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04351580A (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP12706091A patent/JPH04351580A/ja active Pending
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