JP3031395B2 - リインクリボン式カセット - Google Patents

リインクリボン式カセット

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JP3031395B2
JP3031395B2 JP4177914A JP17791492A JP3031395B2 JP 3031395 B2 JP3031395 B2 JP 3031395B2 JP 4177914 A JP4177914 A JP 4177914A JP 17791492 A JP17791492 A JP 17791492A JP 3031395 B2 JP3031395 B2 JP 3031395B2
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千昭 小口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタ等の印字装置に使用するインクリボンカセット、
より詳しくは、インクリボンを再生しつつ使用するリイ
ンクリボン式カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトドットプリンタ等の印字装置
に使用するインクリボンカセットとして、カセット内に
インクリボンを引込む歯車にウイックを圧接し、さらに
その圧接力を調整可能となしてインクリボンに付着させ
るインクの量を変え得るようにしたリインクリボン式の
カセットについては特開平3−51171号公報に開示
されている。
【0003】このものは、ウイックの圧接力調整手段と
して偏心カムを用い、さらにカセット外に突出させたそ
の軸端に操作ノブを取付けて偏心カムを回動調整するよ
うにしたものであるが、これには、偏心カムが簡単に盲
動しないように保持したり、あるいは、その軸端に別に
形成した操作ノブを取付けなければならず、消耗品とし
てのこの種のインクリボンカセットに余計な組み付けの
手間や部品を要したりして、製造コストをいたずらに嵩
めてしまうといった問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
組付けが簡単で、しかも最少の部品によって製造するこ
とのできる新たなリインク式リボンカセットを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのリインクリボン式カセット
として、ウィックと転写歯車との圧接力を調整する偏心
部材の軸部に、軸心に沿う割溝を設けるとともに、リボ
ンカセット本体には、この軸部が貫通する軸孔を軸部の
外径よりも若干小径に穿設するようにして、この割溝に
より偏心部材を盲動しないように組み付けるとともに、
この割溝に爪やコインを当てがうことによって、偏心部
材を簡単に回動調整するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面は本発明の一実施例を示したもので
ある。
【0007】図において符号11、12で示した上下の
ケース内には、インクリボン4の引込み側に転写歯車3
とこれに噛合う従動歯車5が配設されていて、これらの
歯車3、5が噛合う部分4、6によりインクリボンの基
布4が上下のケース11、12内に引込まれるように構
成されている。
【0008】これに対して図中符号8は、吸蔵体1に一
端を接触させたウィック2の他端を転写歯車3の周面に
押圧し、吸蔵体1に含浸させたインクを転写歯車3を介
してインク基布4に転写させるための偏心部材で、この
偏心部材8は、ウィック2を押圧する偏心部10と、そ
の両端に設けた軸部9とによって構成されている。
【0009】これらの軸部9の一端9aは下ケース11
に設けた盲孔16に支承され、また、軸部9の他端9b
には軸の中心線に沿う割溝14が設けられていて、この
部分を上ケース12に設けた軸部9の外径よりも若干小
径の軸孔13に圧入することによって、偏心部材8の盲
動を抑えるように構成されている。
【0010】このように構成された実施例において、図
示しない印字装置の駆動部材と係合して回転する転写歯
車3は、この周面に圧接するウィック2と摺接し、毛細
管現象によりウィック2の先端に導かれてきたインクを
掻取って、これをインク基布4に転写する。
【0011】一方、長期の使用によって吸蔵体1内のイ
ンクの量が減少したり、あるいは濃度の大なる印字処理
をしたりする必要が生じた場合には、軸部9の他端9b
に設けた割溝14に爪あるいはコインを当てがって偏心
部材8を回動させ、先端が転写歯車6の周面に圧接して
いるウィック2をさらにたわませることにより転写歯車
6との圧接力を高めてインク基布4に転写するインクの
量を増大させ、また、例えば罫線の枠のみを印刷するよ
うな印字デューティの低い印刷をするような場合には、
偏心部材8を逆向きに回動させてウィック2と転写歯車
6との圧接力を弱め、インク基布4に転写するインクの
量を少なくする。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ウィ
ックを転写歯車に圧接調整する偏心部材の軸部に軸心に
沿う割溝を設けるとともに、この軸部が貫通するカセッ
トの軸孔を軸部の外径よりも径を小さくしたので、割溝
を設けたこの軸部をカセットに挿通させるだけで、軸孔
と軸部との間の摩擦力により偏心部材を盲動させること
なく確実に組付けることができるばかりでなく、この割
溝に爪やコインを係合させて偏心部材を回動させるだけ
で、他の何らの部材をも必要とすることなくウィックの
圧接力を適度に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリインクカセットの平
面図である。
【図2】同上インクかセットの要部を示した側面図であ
る。
【符号の説明】
2 ウィック 3 転写歯車 4 リボン基布 8 偏心部材 9 軸部 14 割溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写歯車の周面に圧接し、該転写歯車を
    介して含浸したインクをインクリボンに供給するウィッ
    クと、該ウィックと前記転写歯車との圧接力を調整する
    回動自在な偏心部材とを備えたリインクリボンカセット
    において、 前記偏心部材の軸部に軸心に沿う割溝を設ける一方、リ
    ボンカセット本体に、前記軸部が貫通する軸孔を該軸部
    の外径よりも若干小径に穿設したことを特徴とするリイ
    ンクリボン式カセット。
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