JPH0650207Y2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JPH0650207Y2
JPH0650207Y2 JP1312389U JP1312389U JPH0650207Y2 JP H0650207 Y2 JPH0650207 Y2 JP H0650207Y2 JP 1312389 U JP1312389 U JP 1312389U JP 1312389 U JP1312389 U JP 1312389U JP H0650207 Y2 JPH0650207 Y2 JP H0650207Y2
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JP
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ink
ribbon
case
ink ribbon
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和彦 雨森
幹夫 豊田
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えばワイアドットプリンタに使用するイン
クリボンカセットに関するものである。
【従来の技術】
インクリボンカセットは印字コストが小さく交換作業が
容易なため、ワイアドットプリンタなどで多用されてお
り、インクリボンの長寿命化を図るために種々の工夫が
なされている。 実開昭61−206464号公報、実開昭62−1960号公報、実開
昭63−161753号公報には、多孔質部材にインクを含浸し
たインク含浸体を有するインクリボンカセットが開示さ
れている。これらのインクリボンカセットでは、インク
リボンを挟持して送るギアやローラにインク含浸体を当
接させ、それを介してリボンにインクを補給している。 実開昭61−59057号公報に開示されたインクリボンカセ
ットでは、ケースの内部に回動自在なインクローラを設
け、リボンの送りに従って回転する転写ローラに回転摺
動させてリボンにインクを補給している。 これらのインクリボンカセットは、インクが減少して印
字の鮮明度が低下した場合には、インク含浸体などに外
部からインクを補給したり、カセットごとに交換するこ
とになる。 インク含浸体を大型化すればカセットの長寿命化を図る
ことも可能だが、インクの過剰供給が生じる恐れがあ
る。また、インク含浸体におけるギアやローラとの当接
部位から離れた部分のインクは使用に供されないために
効果的でない。 実公昭63−29578号公報には、転写ローラのインク含浸
体への押圧力を増すことによってインクを絞り出し、印
字の鮮明度を上げるインクリボンカセットが開示されて
いる。
【考案が解決しようとする課題】
これらのインクリボンカセットは比較的長寿命である
が、本考案は更に寿命が長く、鮮明な印字が得られるイ
ンクリボンカセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための本考案のインクリボンカセ
ットを、実施例に対応する図面を用いて説明する。 第1図は第1考案のインクリボンカセットの一実施例の
平面図である。 同図に示すように第1考案のインクリボンカセットは、
本体部22、リボン送り出し通路23およびリボン受け入れ
通路24が一体化したケース20と、大部分が折りたたんだ
状態で前記本体部22に収納され、一部がリボン送り出し
通路23およびリボン受け入れ通路24を経てケース20内部
を一巡する無終端のインクリボン2と、本体部22にイン
クリボン2を挟持して送る送り機構3およびインクリボ
ン2にインクを補給するインク補給機構4を備えてい
る。インク補給機構4は複数の独立したインク含浸体5
・6を有し、その複数のインク含浸体5・6のうち、一
つのインク含浸体5は、インクリボン2に接して回転す
る回転部材8に当接し、他のインク含浸体6はケース20
外部から除去可能な仕切部材10を介して回転部材9に押
圧されている。 第2図は第2考案のインクリボンカセットの一実施例の
一部省略平面図である。 第2考案のインクリボンカセットは、本体部22、リボン
送り出し通路23およびリボン受け入れ通路24が一体化し
たケース20と、大部分が折りたたんだ状態で前記本体部
22に収納され、一部がリボン送り出し通路23およびリボ
ン受け入れ通路24を経てケース20内部を一巡する無終端
のインクリボン2と、本体部22にインクリボン2を挟持
して送る送り機構3およびインクリボン2にインクを補
給するインク補給機構4を備えている。インク補給機構
4は複数の独立したインク含浸体5・6を有し、複数の
インク含浸体5・6のうち、一つのインク含浸体5はイ
ンクリボン2に接して回転する回転部材8に当接し、他
のインク含浸体6は回転部材9から離間されるとともに
ケース20外部からの操作で回転部材9側に変位する付勢
手段27により回転部材9に当接可能である。
【作用】
第1考案および第2考案のインクリボンカセットとも
に、回転部材8・9が矢印の方向に回転すると、リボン
2は、本体部22、リボン送り出し通路23、リボン受け入
れ通路24、本体部22の順にケース20内を一巡する。イン
ク含浸体5のインクは回転部材8の回転によってインク
リボン2に転写される。インク含浸体6は回転部材9か
ら離間しており、そのインクはそのまま保たれる。 インク含浸体5のインクが減少した場合、第1考案のイ
ンクリボンカセットは、仕切部材10を除去してインク含
浸体6を回転部材9に当接させる。インク含浸体6のイ
ンクは、回転部材9の回転によってインクリボン2に転
写、補給される。 第2考案のインクリボンカセットでは、付勢手段27を作
動してインク含浸体6を変位し、回転部材9に当接させ
る。インク含浸体6のインクは、回転部材9の回転によ
ってインクリボン2に転写、補給される。
【実施例】
以下、本考案の実施例を詳細に説明する。 第1図は、第1考案を適用するインクリボンカセットの
一実施例の平面図である。このインクリボンカセット
は、本体部22とリボン送り出し通路23およびリボン受け
入れ通路24を一体化したケース20に長尺なインクリボン
2を収納したものである。インクリボン2はその端部同
士をつないだ無終端のもので、その大部分は折りたたん
だ状態で本体部22に収容され、一部はリボン送り出し通
路23およびリボン受け入れ通路24を通ってケース20内を
一巡している。リボン送り出し通路23およびリボン受け
入れ通路24の先端部の間は、外部に露出した印字部25に
なっている。本体部22には、インクリボン2を走行させ
る送り機構3およびインクリボン2にインクを補給する
インク補給機構4が設けてある。 送り機構3は回転部材である駆動ギア8と従動ギア9と
で構成され、それらの回転軸はケース20の軸穴によって
軸支されている。駆動ギア8の回転軸は回転駆動源(不
図示)に連結し、駆動ギア8と従動ギア9はインクリボ
ン2を挟持して緩く噛み合っている。 インク補給機構4は二つのインク含浸体5・6を有して
いる。インク含浸体5・6は、インクを含浸した平板状
の多孔質部材を複数枚合わせたもので、ケース20と一体
に成形されて仕切られたインクケース15・16に収納して
ある。インクケース15・16のギア8・9側からは、イン
ク含浸体5・6の一部が突き出して突起部5a・6aを形成
している。突起部5aは自己の弾性により駆動ギア8の側
面に当接し、突起部6aは仕切部材10であるスペーサを介
して自己の弾性によって従動ギア9の側面を押圧してい
る。スペーサ10は長尺な合成樹脂製のシートで、その一
端はインク含浸体6とインクケース16との間に挟み込ま
れ、もう一端はケース20の小孔21を経て外部に達してい
る。 このインクリボンカセットは以下のように作動する。 駆動ギア8が矢印の方向に回転すると、リボン2は本体
部22から引き出され、リボン送り出し通路23、印字部2
5、リボン受け入れ通路24を経て本体部22に送られ、ケ
ース20内を一巡する。インク含浸体5のインクは、突起
部5aから駆動ギア8に一旦転写され、その回転と共にイ
ンクリボン2に転写、補給される。 長期の使用の後にインク含浸体5のインクが減少して印
字の鮮明さが失われた場合には、ケース20の外部からス
ペーサ10を抜き取り、インク含浸体6の突起部6aを直接
従動ギア9に当接させる。インク含浸体6のインクは、
従動ギア9を介してインクリボン2に転写、補給され
る。 第2図および第3図は第2の考案を適用するインクリボ
ンカセットの実施例の平面図である。 第2図に示すインクリボンカセットは、先に説明したカ
セットのインク補給機構4を変形し、インク含浸体6の
インクケース16をケース20から独立させ、インク含浸体
6を従動ギア9側に変位する付勢手段27を設けたもので
ある。 インクケース16は、ギア8・9からの最遠部を支点26と
して回転可能に軸支されている。インクケース16とケー
ス20との間にはばね27が設けられ、インクケース16を従
動ギア9側に付勢している。ばね27の近傍には、インク
ケース16の変位を規制するフック28が設けてある。フッ
ク28はインクケース16と一体成形されたもので、その先
端部は小孔21を通ってケース20の外面に掛止し、インク
含浸体6の突起部6aを従動ギア9から離間させている。 インク含浸体5のインクが減少して印字の鮮明さが失わ
れた場合、フック28を矢印方向にずらしてケース20から
外す。するとインク含浸体6はばね27の作用によって回
動し、突起部6aが鎖線示のように従動ギア9に当接す
る。インク含浸体6のインクは従動ギア9を介してイン
クリボン2に転写、補給される。 第3図に示すインクリボンカセットは、第2図を用いて
説明したインクリボンカセットにインク含浸体7を加え
て3個にしたものである。インク含浸体7は、インク含
浸体6と同様に支点36を中心として回転可能なインクケ
ース17に収容されている。インクケース17はばね37によ
って従動ギア9側に付勢されているが、その変位はフッ
ク38によって規制されている。インク含浸体5および6
のインクが減少して印字が不鮮明になった場合には、フ
ック38を外してインク含浸体7の突起部7aを従動ギア9
に当接すれば良い。このようにインク含浸体の個数を増
やしてゆけば、インクリボンカセットの寿命をさらに延
ばすことが出来る。 なお、これらの実施例では送り機構にギアを用いている
が、例えばゴムロールやスコットロールのようなロール
を使用しても構わない。 また、先に使用したインク含浸体のインクが減少した際
には、先に使用した含浸体をそのままにして別なインク
含浸体を回転部材に当接させているが、先使用のインク
含浸体を離間して使用しても良い。
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案のインクリボンカセッ
トは、インクリボンにインクを補給するインク含浸体を
複数個有している。そのため、先に使用したインク含浸
体のインクが減少して印字の鮮明さが失われた場合で
も、別なインク含浸体からインクを補給することにより
長期間に渡って鮮明な印字を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用するインクリボンカセットの平面
図、第2図および第3図は別な実施例の要部平面図であ
る。 2……インクリボン、3……送り機構 4……インク補給機構 5・6・7……インク含浸体 5a・6a・7a……突起部 8……駆動ギア、9……従動ギア 10……スペーサ 15・16・17……インクケース 20……ケース、22……本体部 23……リボン送り出し通路 24……リボン受け入れ通路 25……印字部、26・36……支点 27・37……ばね、28・38……フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部、リボン送り出し通路およびリボン
    受け入れ通路が一体化したケースと、大部分が折りたた
    んだ状態で前記本体部に収納され、一部がリボン送り出
    し通路およびリボン受け入れ通路を経てケース内部を一
    巡する無終端のインクリボンと、本体部にインクリボン
    を挟持して送る送り機構およびインクリボンにインクを
    補給するインク補給機構を備えたインクリボンカセット
    において、前記インク補給機構が複数の独立したインク
    含浸体を有し、該複数のインク含浸体のうち、一つのイ
    ンク含浸体は、インクリボンに接して回転する回転部材
    に当接し、他のインク含浸体はケース外部から除去可能
    な仕切部材を介して回転部材に押圧されていることを特
    徴とするインクリボンカセット。
  2. 【請求項2】本体部、リボン送り出し通路およびリボン
    受け入れ通路が一体化したケースと、大部分が折りたた
    んだ状態で前記本体部に収納され、一部がリボン送り出
    し通路およびリボン受け入れ通路を経てケース内部を一
    巡する無終端のインクリボンと、本体部にインクリボン
    を挟持して送る送り機構およびインクリボンにインクを
    補給するインク補給機構を備えたインクリボンカセット
    において、前記インク補給機構が複数の独立したインク
    含浸体を有し、該複数のインク含浸体のうち、一つのイ
    ンク含浸体は、インクリボンに接して回転する回転部材
    に当接し、他のインク含浸体は回転部材から離間される
    とともにケース外部からの操作で回転部材側に変位する
    付勢手段により回転部材に当接可能であることを特徴と
    するインクリボンカセット。
  3. 【請求項3】前記インク含浸体が、インクを含浸した平
    板状の多孔質部材であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項記載のインクリボンカセ
    ット。
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