JPS59130539A

JPS59130539A - 籾摺選別装置

Info

Publication number: JPS59130539A
Application number: JP432083A
Authority: JP
Inventors: 佐竹　利彦
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1983-01-13
Filing date: 1983-01-13
Publication date: 1984-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は籾摺選別装置の改良に関する。

従来の籾玄米揺動選別装置は、籾摺装置の一側に立設し
た昇降機の吐出口部に穀物タンクを吊設し、該タンクに
貯蔵した籾玄米混合粒を揺動選別装置に供給して選別す
る構成にしであるので、その設置面積も体積も能力の割
合に大型化するのが最大の欠陥とされ、またその穀粒の
流動行程も比較的に高位置に配置され、その構造も複雑
であるので、装置の組立作業も多大の手数を要し、また
点検・整備も困難である等の欠陥を有していた。

本発明は上記の諸欠点を解消するためのものであって、
前記籾摺装置の一側壁部に比較的に小形の複数個の揚米
機を配設して装置要部とそれぞれ関連的に連結する構成
により、装置全体の体積を可及的に小型化すると共に、
その穀粒流動行程を簡単化し、またその機高を低くして
調節機構の組立および点検・整備を容易化するようにし
、以って小規模で高性能な籾摺選別装置を開発して提供
せんとするものである。

本発明を実施例図について説明する。符号１は箱形機枠
で、該機枠１内部の一側に脱桴ロールを１対の平行軸に
それぞれ軸装した籾摺室２を設け、該籾摺室２の下方に
籾殻用運用流下樋３を設けると共に、その風選部４を排
Ｊ！１機５に連結して籾摺装置６となし、該籾摺装置６
の前記軸方向側に揺動選別装置７を連設して一体的に籾
摺選別行程に形成した籾摺選別装置である。

前記籾摺室２は、上壁部に供給ホッパー８を設けると共
に、その内部に脱桴ロール９，１０を１対の平行軸１１
．１２にそれぞれ軸装して対架し、その一方を対軸に対
して遠近に移動できるように形成すると共に、その下方
に設けた前記流下樋３から流下する籾玄米混合粒の搬送
コンベア１３の排出口部１４に混合粒用揚米機１５を装
着し、該揚米機１５の揚米機用送管１６を前記揺動選別
装置７の選別盤１７の供給部に連結し、また前記選別装
置７は基台１８に載置した揺動装置１９の上部に前記選
別盤１７を装架して該盤１７を斜め上下方向に揺動する
ようにし、籾玄米混合粒を選別盤１７の供給部２゜から
供給して該盤面で比重選別し、その排出側に設けた排出
樋２１に玄米、籾玄米混合粒、籾の３種に分離して流下
すると共に、分離した各穀粒は玄米排出路２２、混合粒
排出路２３、籾排出路２４からそれぞれ排出するように
形成し、また、前記籾摺装置６に設けた籾玄米混合粒の
搬送コンベア１３の両側部に籾用搬送コンベア２５と玄
米用搬送コンベア２６を平行状にそれぞれ横設し、前記
籾用搬送コンベア２５の排出口部２７に装着した籾用揚
米機２８を前記籾摺装置６の供給ホッパー８に連絡する
と共に、籾用搬送コンベア２５の供給口部２９を前記選
別！８１７の籾排出路２４に連絡し、前記玄米用搬送コ
ンベア２６の排出口部３ｏに玄米用揚米機３１を装着す
ると共に、玄米用搬送コンベア２６の供給口部３２を前
記選別盤１７の玄米排出路２２に連絡し、前記流下樋３
に設けた籾玄米混合粒の搬送コンベア１３の供給口部３
３を前記選別盤１７の混合粒用排出路２３に連絡し、３
４．３５．３６は前記各揚米機１５，２８゜３１にそれ
ぞれ設けた点検用開閉扉である。

上述の構成にしたから、原料籾を籾摺室２の供給ホッパ
ー８に投入して該装置を起動すると、籾は脱桴ロール９
，１０間に流下して脱桴され、その脱桴物は籾殻風選用
流下路３に流下する間に、その風選部４において、混入
した籾殻を風選別して排風機５を介して機外に排除され
、選別された籾玄米混合粒は混合粒用搬送コンベア１３
の排出口部１４に設けた混合粒用揚米機１５によって揚
米されて選別盤１７の供給部２０に供給されると共に、
該供給部２０から選別盤１７に流下する前記混合粒は該
盤１７の揺動運動によって比重選別されて玄米、籾玄米
混合粒。

籾にそれぞれ分離して排出樋２１に流下する。

そして排出樋２１内の玄米は、玄米排出路２２および玄
米用搬送コンベア２６を介して玄米用揚米機３１によっ
て揚米されて機外に取出され、またｔｉｌ！ｉ２１内の
籾玄米混合粒は、混合粒排出路２３および混合粒用搬送
コンベア１３を介して混合粒用揚米機１５によって揚米
して前記選別盤１７に供給されて再選別され、また樋２
１内の籾は、籾排出路２４および籾用搬送コンベア２５
を介して籾用揚米機２８によって揚米して籾摺室２の供
給ホッパー８に供給されて再説浮されることになる。

このように本発明の籾摺選別装置は、籾摺装置に設けた
混合粒用搬送コンベアの両側に玄米用搬送コンベアと籾
用搬送コンベアをそれぞれ平行状に配設し、前記各搬送
コンベアの排出口部に玄米、混合粒、籾の揚米機をそれ
ぞれ設けると共に、各揚米機を装置要部とそれぞれ関連
的に連結するので、前記各揚米機および各回動部の軸心
方向が一致して連動回転機構を一体化でき、また各揚米
機が低位置に並列してその組立作業を簡易化できると共
に、各開閉扉の装脱によりその点検・整備作業も容易に
実施でき、また設置面積および装置全体の体積を可及的
に小型にでき、しかも小規模で高率的な籾摺選別を実施
して良質の精選玄米を量産できる等の効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図である。第１図は本装置を一部
切開した正面図、第２図はその側面図、第３図はその平
面図である。１・・・箱形機枠　　　　　２・・・籾摺室３・・・籾
殻風選用流下樋　４・・・風選部５・・・排風機　　　
　　　６・・・籾摺装置７・・・揺動選別装＠　　　８
・・・供給ホッパー９．１０・・・脱桴ロール　１１，
１２・・・平行軸１３・・・混合粒用搬送コンベア　１
４・−・排出口部１５・・・混合粒用揚米機　１６・・
・揚米用選管１７・−・選別盤　　　　　１８・・・基
台１９・・・揺動装置　　　　２０・・・供給部２１・
・・排出樋　　　　　２２・・・玄米排出路２３・・・
混合粒排出路　　２４・・・籾排出路２５・・・利用搬
送コンベア２６・・・玄米用搬送コンベア　　２７・・・排出口部
２８・・・籾用揚米機　　　２９・・・供給口部３０・
・・排出口部　　　　３１・・・玄米用揚米機３２・・
・供給口部　　　　３３・・・供給口部３４．３５．３
６・・・点検用開閉酢特許出願人第１図（１ｄ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（ｌｊ）（１４）第３図手続ネ市正ｐ譬（自発）１．事件の表示昭和５８年特許願第００４３２’　０号２、発明の名称
　　籾摺選別装置３、補正をづる者事件との関係　特許出願人住所　東京都台東区上野１丁目１９番１０号５、補正の
対象　　　　１　図　面　」６、補正の内容［図面の第２図と第３図」を別紙のとおり補正覆る。

Claims

【特許請求の範囲】

脱桴ロールを１対の平行軸にそれぞれ軸装して対架した
籾摺室の下方に籾殻用選用流下樋を設け、該流下樋の風
選部を排風機に連絡して成る籾摺装置の前記軸方向側に
揺動選別装置を連設した選別装置において、前記流下樋
から流下する籾玄米混合粒を搬出する混合粒用搬送コン
ベアの排出口部に混合粒用揚米機を設け、該揚米機の揚
米用送管を前記揺動選別装置の選別盤の供給部に連絡す
ると共に、前記搬送コンベアの供給口部を前記選別盤に
設けた混合粒排出路に連絡し、また前記混合粒用搬送コ
ンベアの両側部に籾用搬送コンベアと玄米用搬送コンベ
アを平行状にそれぞれ横設し、前記籾用搬送コンベアの
排出口部に装着した籾用揚米機を前記籾摺室の供給ホッ
パーに連絡すると共に、籾用搬送コンベアの供給口部を
前記選別盤の籾排出路に連絡し、前記玄米用搬送コンベ
アの排出口部に玄米揚米機を装着すると共に、玄米用搬
送コンベアの供給口部を前記選別盤の玄米排出路に連絡
したことを特徴とする籾摺選別装置。