JPS59130395A - 抄紙機の乾燥部のための空気ガイドボツクス - Google Patents
抄紙機の乾燥部のための空気ガイドボツクスInfo
- Publication number
- JPS59130395A JPS59130395A JP58184936A JP18493683A JPS59130395A JP S59130395 A JPS59130395 A JP S59130395A JP 58184936 A JP58184936 A JP 58184936A JP 18493683 A JP18493683 A JP 18493683A JP S59130395 A JPS59130395 A JP S59130395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air guide
- support band
- guide box
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F5/00—Dryer section of machines for making continuous webs of paper
- D21F5/02—Drying on cylinders
- D21F5/04—Drying on cylinders on two or more drying cylinders
- D21F5/042—Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices
Landscapes
- Paper (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、概して抄紙機に関し、特に抄紙機の乾燥部に
関し、さらに紙ウェブが関連する支持バンド捷たはベル
トにより関連する乾燥シリンダまたはローラ装置に向っ
て、これに対してそしてこれから離れて運搬されるとき
に、走行する紙ウェブの安定性及び接触を高めるために
この種乾燥部で使用される装置に関する。
関し、さらに紙ウェブが関連する支持バンド捷たはベル
トにより関連する乾燥シリンダまたはローラ装置に向っ
て、これに対してそしてこれから離れて運搬されるとき
に、走行する紙ウェブの安定性及び接触を高めるために
この種乾燥部で使用される装置に関する。
抄紙機の乾燥部において、水分を含む紙ウェブが、段状
に配設され且つ一つの段のシリンダまたはドラムが他の
段のシリンダ捷たはドラムに関して互い違いになるよう
にずらして配設された乾燥シリンダまたはドラムを包む
ような曲がりくねった通路に沿って導かれることは公知
である。この種乾燥部においては、複数のこのような乾
燥シリンダまたはドラムが、段(寸たは列)が各々異な
る高さに配設されているような段状に配設されることは
珍しいことではない。
に配設され且つ一つの段のシリンダまたはドラムが他の
段のシリンダ捷たはドラムに関して互い違いになるよう
にずらして配設された乾燥シリンダまたはドラムを包む
ような曲がりくねった通路に沿って導かれることは公知
である。この種乾燥部においては、複数のこのような乾
燥シリンダまたはドラムが、段(寸たは列)が各々異な
る高さに配設されているような段状に配設されることは
珍しいことではない。
一般に、この種乾燥部の始めにおいて、乾燥シリンダま
たはドラム上を迂回する支持バンドまたはベルトが備え
られている。一般に、該支持バンドまたはベルトは、通
常綿から作られたフェルト製かプラスチックまたはワイ
ヤー製の多孔質で通気性のエンドレス支持バンドまたは
ベルトもしくは織物ベルトであってもよい。この種乾燥
部においては非常にしばしば、例えば下方に在る段の乾
燥シリンダは実際上その外周面に対して直接的に走行す
る支持バンドまたはベル)k有し、該支持バンドまたは
ベルトにより運搬される湿った紙ウェブは実際には半径
方向外側に而も該支持バンドまたはベルトの半径方向に
最も外側の表面にある。
たはドラム上を迂回する支持バンドまたはベルトが備え
られている。一般に、該支持バンドまたはベルトは、通
常綿から作られたフェルト製かプラスチックまたはワイ
ヤー製の多孔質で通気性のエンドレス支持バンドまたは
ベルトもしくは織物ベルトであってもよい。この種乾燥
部においては非常にしばしば、例えば下方に在る段の乾
燥シリンダは実際上その外周面に対して直接的に走行す
る支持バンドまたはベル)k有し、該支持バンドまたは
ベルトにより運搬される湿った紙ウェブは実際には半径
方向外側に而も該支持バンドまたはベルトの半径方向に
最も外側の表面にある。
これに対して、例えば上方に在る段の乾燥シリンダは実
際上その外周面に対して直接的に走行し且つ乾燥される
べき紙ウェブの半径方向外側に直接的にそして該ウェブ
の接している支持バンドまたはベルトによりそれに対し
て効果的に走行しながら保持される紙ウェブを有してい
る。
際上その外周面に対して直接的に走行し且つ乾燥される
べき紙ウェブの半径方向外側に直接的にそして該ウェブ
の接している支持バンドまたはベルトによりそれに対し
て効果的に走行しながら保持される紙ウェブを有してい
る。
支持バンドは、その時には僅かな強度しか有していない
湿った紙ウェブと共に、乾燥部の最初の領域全通過し、
その際支持バンドは紙ウェブを支持し特に自由なそうで
なければ支持されない区間において紙ウェブを支持し、
または一対の連続する乾燥シリンダまたはドラムの間を
通過する。既に指摘したように、仮に比較的上方の段の
乾燥シリンダ、ここでは簡単に外側シリンダとして参照
される、の場合には、支持バンドまたはベルトは、効果
的に走行しながら、紙ウェブを関連する乾燥シリンダの
外側の乾燥面に対して直接的に保持し、これに対して仮
に比較的下方の段の乾燥シリンダ、ここでは簡単に内側
シリンダとして参照される、の場合には、走行する支持
バンドまたはベルトは実際には関連する乾燥シリンダの
外面に。接しており且つ乾燥シリンダの外面と紙ウェブ
の間に在る。
湿った紙ウェブと共に、乾燥部の最初の領域全通過し、
その際支持バンドは紙ウェブを支持し特に自由なそうで
なければ支持されない区間において紙ウェブを支持し、
または一対の連続する乾燥シリンダまたはドラムの間を
通過する。既に指摘したように、仮に比較的上方の段の
乾燥シリンダ、ここでは簡単に外側シリンダとして参照
される、の場合には、支持バンドまたはベルトは、効果
的に走行しながら、紙ウェブを関連する乾燥シリンダの
外側の乾燥面に対して直接的に保持し、これに対して仮
に比較的下方の段の乾燥シリンダ、ここでは簡単に内側
シリンダとして参照される、の場合には、走行する支持
バンドまたはベルトは実際には関連する乾燥シリンダの
外面に。接しており且つ乾燥シリンダの外面と紙ウェブ
の間に在る。
例えば850m/分以上の表面速度のような特に高い作
動速度を有する抄紙機においては、乾燥部内で紙ウェブ
を案内することに困難が生じる。
動速度を有する抄紙機においては、乾燥部内で紙ウェブ
を案内することに困難が生じる。
実際、紙ウェブが外側乾燥シリンダの表面から離れると
きに紙ウェブが支持バンドまたはベルトから浮き上がっ
てしまうことがわかった。その結果として紙ウェブと走
行する支持バンドまたはベルトとの間に吸い込まれた空
気がしばしば、その望オしい通常の進路への紙ウェブの
さらなる移動捷たは誘導において該紙ウェブと支持バン
ドまたはベルトとの間の接触を妨げてしまう。これはま
た紙ウエブ縁部の振動、振動むら及び垂れ下がりにJ:
って例示された紙ウェブの不安定な走行を生せしめる。
きに紙ウェブが支持バンドまたはベルトから浮き上がっ
てしまうことがわかった。その結果として紙ウェブと走
行する支持バンドまたはベルトとの間に吸い込まれた空
気がしばしば、その望オしい通常の進路への紙ウェブの
さらなる移動捷たは誘導において該紙ウェブと支持バン
ドまたはベルトとの間の接触を妨げてしまう。これはま
た紙ウエブ縁部の振動、振動むら及び垂れ下がりにJ:
って例示された紙ウェブの不安定な走行を生せしめる。
紙ウェブが一般に次の内側乾燥シリンダへ走行するとき
に、空気が紙ウェブと走行する支持バンドとの間に押し
適才れる。その結果、紙ウェブがこのような内側乾燥シ
リンダの周りを通過するときに、紙ウェブと支持バンド
との間に押し込まれた空気が該紙ウェブを支持バンドか
ら浮き上がった状態にするので、紙ウェブの誘導または
運搬はこの領域において不安定になる。このような紙ウ
ェブの望ましくない行動は、紙質の相当々低下及び乾燥
部へのそしてその中での進行中の紙の裂断の危険の増大
を生せしめる。
に、空気が紙ウェブと走行する支持バンドとの間に押し
適才れる。その結果、紙ウェブがこのような内側乾燥シ
リンダの周りを通過するときに、紙ウェブと支持バンド
との間に押し込まれた空気が該紙ウェブを支持バンドか
ら浮き上がった状態にするので、紙ウェブの誘導または
運搬はこの領域において不安定になる。このような紙ウ
ェブの望ましくない行動は、紙質の相当々低下及び乾燥
部へのそしてその中での進行中の紙の裂断の危険の増大
を生せしめる。
例えば(特許協力条約のもとての)国際公開第W0 8
1.101428号により示されているような従来技術
は、外側乾燥シリンダの出口三角部(三角形空間)と内
側乾燥シリンダの入口三角部との間で支持バンドに沿っ
て平坦な壁により延びている空気ガイド吸引ボックスま
たは装置13”′(第6図)を使用している。吸引ボッ
クス13“′の第二の壁が内側乾燥シリンダの自由面に
沿って延びている。これらの壁の流入側の縁部にそして
入口三角部内に、ガイドボックス13”′は空気払拭部
材を備えている。この部材は支持バンド及びシリンダ表
面において該ボックスの二つの壁により画成されたギャ
ップ内への空気の侵入を大いに抑制するように企図され
ている。!、たボックス13“′に吸引源または真空源
15が作用的に連結されており、該吸引源または真空源
は、支持バンド12に沿って延びているボックス壁の流
入側縁部でも乾燥シリンダと関連せしめられた壁の三角
部側縁部でも開口と連通している。このように、従来技
術は、空気払拭部材があっても支持バンドまたはベルト
によりそしてシリンダ表面により各々ギャップ内に持ち
込まれた空気を引くことを企図している。さらに、支持
バンドに対して向けられた追加の空気払拭部材により流
入及び三角部側に画成されている支持バンドに沿って延
びているギャップは、端部で入口三角部に向って排出す
る通路を通って乾燥部内の大気と連通している。このよ
うな従来技術装置においては、紙ウェブが二つの連続す
る乾燥シリンダの間の領域において支持バンド寸たけベ
ルトに粘着することが望まれる。しかしながら、このよ
うな従来技術による装置は十分ではないことがわかった
。例えば、従来技術構造において空気が支持バンド側の
ギャップからボックスの狭い通路を通って非常に少ない
不十分な量または率ではあるが流出することがわかった
。さらに、このような従来技術構造特に空気または吸引
ボックスは、乾燥用空気と共に引き込まれるゴミ粒子及
び繊維がすぐにボックス13“′の吸引または真空開口
そして/またはその流路を塞ぎまたは妨げる危険が在る
ので、作動上安全ではない。
1.101428号により示されているような従来技術
は、外側乾燥シリンダの出口三角部(三角形空間)と内
側乾燥シリンダの入口三角部との間で支持バンドに沿っ
て平坦な壁により延びている空気ガイド吸引ボックスま
たは装置13”′(第6図)を使用している。吸引ボッ
クス13“′の第二の壁が内側乾燥シリンダの自由面に
沿って延びている。これらの壁の流入側の縁部にそして
入口三角部内に、ガイドボックス13”′は空気払拭部
材を備えている。この部材は支持バンド及びシリンダ表
面において該ボックスの二つの壁により画成されたギャ
ップ内への空気の侵入を大いに抑制するように企図され
ている。!、たボックス13“′に吸引源または真空源
15が作用的に連結されており、該吸引源または真空源
は、支持バンド12に沿って延びているボックス壁の流
入側縁部でも乾燥シリンダと関連せしめられた壁の三角
部側縁部でも開口と連通している。このように、従来技
術は、空気払拭部材があっても支持バンドまたはベルト
によりそしてシリンダ表面により各々ギャップ内に持ち
込まれた空気を引くことを企図している。さらに、支持
バンドに対して向けられた追加の空気払拭部材により流
入及び三角部側に画成されている支持バンドに沿って延
びているギャップは、端部で入口三角部に向って排出す
る通路を通って乾燥部内の大気と連通している。このよ
うな従来技術装置においては、紙ウェブが二つの連続す
る乾燥シリンダの間の領域において支持バンド寸たけベ
ルトに粘着することが望まれる。しかしながら、このよ
うな従来技術による装置は十分ではないことがわかった
。例えば、従来技術構造において空気が支持バンド側の
ギャップからボックスの狭い通路を通って非常に少ない
不十分な量または率ではあるが流出することがわかった
。さらに、このような従来技術構造特に空気または吸引
ボックスは、乾燥用空気と共に引き込まれるゴミ粒子及
び繊維がすぐにボックス13“′の吸引または真空開口
そして/またはその流路を塞ぎまたは妨げる危険が在る
ので、作動上安全ではない。
ドイツ公開明細書第3148578号により示されてい
る従来技術は、その第6図及び第8図に示されているよ
うに、噴射空気の使用により入口三角部の領域における
紙ウェブの協働する支持バンド寸たけベルトからの浮き
上がりが有望に克服され且つ排除されるべきである空気
ガイドボックスを使用している。このために、前記ドイ
ツ公開明細書第3148578号により開示された装置
の一形態においては、空気ガイドボックスは入口三角部
の直前に配設されており、噴射空気は支持バンドの走行
方向に対して反対方向に且つ隣接する乾燥シリンダの回
転方向に対して反対方向に噴出されまたは向けられる。
る従来技術は、その第6図及び第8図に示されているよ
うに、噴射空気の使用により入口三角部の領域における
紙ウェブの協働する支持バンド寸たけベルトからの浮き
上がりが有望に克服され且つ排除されるべきである空気
ガイドボックスを使用している。このために、前記ドイ
ツ公開明細書第3148578号により開示された装置
の一形態においては、空気ガイドボックスは入口三角部
の直前に配設されており、噴射空気は支持バンドの走行
方向に対して反対方向に且つ隣接する乾燥シリンダの回
転方向に対して反対方向に噴出されまたは向けられる。
前記ドイツ公開明細書第3148578号の他の形態寸
たけ実施例においては、噴射空気は支持バンドでのみ使
用されていて、空気払拭部材は関連する乾燥シリンダの
自由面に対して向けられている。噴射空気及び空気噴射
部材は各々同じ目的即ち支持バンド及び/または乾燥シ
リンダにより持ち込まれる空気境界層を払拭し且つこの
空気が入口三角部に侵入しないようにするという目的を
有している。しかしながら、試験及び経験は、前記ドイ
ツ公開明細書第3148578号を実現する構造が受は
入れられないものであることを示した。例えば、紙ウエ
ブは支持バンドに粘着するが、これはバンド側の噴射空
気の噴出に沿って狭く限定された領域でのみ起こること
がわかった。空気ガイドボックスがあるにもかかわらず
入口三角部に入った空気は、支持ベル)・またはバンド
からの紙ウェブの浮き上がりを生せしめる。さらに、支
持バンドの表面は噴射空気流に対して相当な抵抗を示す
ので、相対的に非常に高率の噴射空気が必要とされるが
、これは本質的に且つ当然に望ましいものではない。し
かしながら、さらなる欠点として、このような高率の空
気噴射は、しばしば乾燥部の熱バランスに望ましくない
影響を及ぼす。
たけ実施例においては、噴射空気は支持バンドでのみ使
用されていて、空気払拭部材は関連する乾燥シリンダの
自由面に対して向けられている。噴射空気及び空気噴射
部材は各々同じ目的即ち支持バンド及び/または乾燥シ
リンダにより持ち込まれる空気境界層を払拭し且つこの
空気が入口三角部に侵入しないようにするという目的を
有している。しかしながら、試験及び経験は、前記ドイ
ツ公開明細書第3148578号を実現する構造が受は
入れられないものであることを示した。例えば、紙ウエ
ブは支持バンドに粘着するが、これはバンド側の噴射空
気の噴出に沿って狭く限定された領域でのみ起こること
がわかった。空気ガイドボックスがあるにもかかわらず
入口三角部に入った空気は、支持ベル)・またはバンド
からの紙ウェブの浮き上がりを生せしめる。さらに、支
持バンドの表面は噴射空気流に対して相当な抵抗を示す
ので、相対的に非常に高率の噴射空気が必要とされるが
、これは本質的に且つ当然に望ましいものではない。し
かしながら、さらなる欠点として、このような高率の空
気噴射は、しばしば乾燥部の熱バランスに望ましくない
影響を及ぼす。
ここで開示され且つ説明される本発明は、主として従来
技術の前述したそして他の関連する付随の問題を解決す
るためになされたものである。
技術の前述したそして他の関連する付随の問題を解決す
るためになされたものである。
本発明によれば、紙ウェブが支持バンドと共に乾燥シリ
ンダ上を迂回し、二つの連続するシリンダの間で乾燥部
を横切って延びており且つ該支持バンドに沿って該支持
バンドと乾燥シリンダとの間の入口三角部内に延びてい
る空気ガイドボックスが、該ボックスの横断面で見たと
きに支持バンドに沿ってそして入口三角部内に延びてい
る第一の壁と、該第−の壁と該支持バンドとの間に残っ
ているギャップと、該第−の壁の流入側の縁部に配設さ
れていて且つ該支持バンドに対して作用する空気払拭装
置と、乾燥シリンダの円筒面の一部に実質的に並置され
た第二の壁とを含んでいて、該第二の壁が該入口三角部
内で該第−の壁と共に作用的に収束し且つ該第二の壁と
該円筒面との間にギャップを形成しており、該第二の壁
が空気の通路のための開口と、関連せしめられた噴射空
気供給源とを備えていて、該開口が該乾燥シリンダの回
転方向と反対方向に該第二の壁と該円筒面の間の前記ギ
ャップ内に噴射空気を給配するために有効である、抄紙
機の乾燥部のだめの空気ガイドボックスが提供される。
ンダ上を迂回し、二つの連続するシリンダの間で乾燥部
を横切って延びており且つ該支持バンドに沿って該支持
バンドと乾燥シリンダとの間の入口三角部内に延びてい
る空気ガイドボックスが、該ボックスの横断面で見たと
きに支持バンドに沿ってそして入口三角部内に延びてい
る第一の壁と、該第−の壁と該支持バンドとの間に残っ
ているギャップと、該第−の壁の流入側の縁部に配設さ
れていて且つ該支持バンドに対して作用する空気払拭装
置と、乾燥シリンダの円筒面の一部に実質的に並置され
た第二の壁とを含んでいて、該第二の壁が該入口三角部
内で該第−の壁と共に作用的に収束し且つ該第二の壁と
該円筒面との間にギャップを形成しており、該第二の壁
が空気の通路のための開口と、関連せしめられた噴射空
気供給源とを備えていて、該開口が該乾燥シリンダの回
転方向と反対方向に該第二の壁と該円筒面の間の前記ギ
ャップ内に噴射空気を給配するために有効である、抄紙
機の乾燥部のだめの空気ガイドボックスが提供される。
本発明の種々の一般的及び特別の目的、利点及び局面が
、添付の図面に関連した以下の詳細な説明を参照すれば
明らかになるであろう。
、添付の図面に関連した以下の詳細な説明を参照すれば
明らかになるであろう。
図面において、明瞭にするために幾つかの詳細及び/ま
たは要素が一つまたはそれ以上の図から省略されている
。
たは要素が一つまたはそれ以上の図から省略されている
。
第1図において、五つの乾燥シリンダ10゜1、1 、
I 2 、13及び14は乾燥部の一つの乾燥群を構
成している。追加の乾燥シリンダ15も図示されており
、これは次の乾燥群に属する乾燥シリンダを示すもので
ある。
I 2 、13及び14は乾燥部の一つの乾燥群を構
成している。追加の乾燥シリンダ15も図示されており
、これは次の乾燥群に属する乾燥シリンダを示すもので
ある。
例として、乾燥シリンダ1.0 、12及び14が比較
的上方の段または列に配設されており、乾燥シリンダ1
1. 、13及び15が比較的下方の段または列に配設
されている。乾燥されるべき紙ウェブ16は概して乾燥
シリンダ上を迂回しながら矢印17の方向に走行する。
的上方の段または列に配設されており、乾燥シリンダ1
1. 、13及び15が比較的下方の段または列に配設
されている。乾燥されるべき紙ウェブ16は概して乾燥
シリンダ上を迂回しながら矢印17の方向に走行する。
その際、紙ウェブ16は第一の乾燥群(シリンダ10.
II、12.13及び]4)内でエンドレスの通気性支
持バンド捷だはベルト18により連続的に随行される。
II、12.13及び]4)内でエンドレスの通気性支
持バンド捷だはベルト18により連続的に随行される。
第1図に示されているような支持バンド18の通路が閉
じたまたはエンドレスのループであると見なされるなら
ば、乾燥シリンダ10.12及び14はこのような支持
バンド18のループの外側に在り外方の、外部のまたは
外側の乾燥シリンダであると考えられることが明らかに
なる。同様に下方の段の乾燥シリンダ11及び13はこ
のような支持バンド18のループの内側に在り、内方の
、内部のまたは内側の乾燥シリンダであると考えられる
ことが明らかになる。このために、」二方のシリンダ1
0.12及び14の領域において、紙ウェブは順にシリ
ンダ10.12及び14の円筒面の一部の支持バンド1
8の間に含まれる(挾捷れる)ようにして走行し捷たけ
通過する。これに対して、下方の段のシリンダ11及び
13の領域においては、紙ウェブ16は、その位置でシ
リンダ11及び13の円筒面の一部に直接的に接してい
る支持バンド180半径方向外側でこれに接するように
、通過する。例えばシリンダ10から1 ] 、 1.
1から12.12から13及び13から14の間の如き
シリンダの間の自由なまたは支持されない部分では、紙
ウェブ16は支持バンドまたはベルト18により案内さ
れる。自由なまたは直接の紙の引張りはシリンダ14及
び15の間で初めて現われる。
じたまたはエンドレスのループであると見なされるなら
ば、乾燥シリンダ10.12及び14はこのような支持
バンド18のループの外側に在り外方の、外部のまたは
外側の乾燥シリンダであると考えられることが明らかに
なる。同様に下方の段の乾燥シリンダ11及び13はこ
のような支持バンド18のループの内側に在り、内方の
、内部のまたは内側の乾燥シリンダであると考えられる
ことが明らかになる。このために、」二方のシリンダ1
0.12及び14の領域において、紙ウェブは順にシリ
ンダ10.12及び14の円筒面の一部の支持バンド1
8の間に含まれる(挾捷れる)ようにして走行し捷たけ
通過する。これに対して、下方の段のシリンダ11及び
13の領域においては、紙ウェブ16は、その位置でシ
リンダ11及び13の円筒面の一部に直接的に接してい
る支持バンド180半径方向外側でこれに接するように
、通過する。例えばシリンダ10から1 ] 、 1.
1から12.12から13及び13から14の間の如き
シリンダの間の自由なまたは支持されない部分では、紙
ウェブ16は支持バンドまたはベルト18により案内さ
れる。自由なまたは直接の紙の引張りはシリンダ14及
び15の間で初めて現われる。
シリンダ15により形式的に示されたシリンダの次の乾
燥群において各シリンダ段または列は符号1つで示され
ているようにその独自の支持バンドを有している。
燥群において各シリンダ段または列は符号1つで示され
ているようにその独自の支持バンドを有している。
」二方の乾燥シリンダ10または12から各々11また
は13の如き下方の乾燥シリンダへの紙ウェブ16と支
持バンド18との共通の通路に沿って、各々一つの空気
ガイドボックス20が備えられ且つ支持バンド】8の側
に在るように位置せしめられている。とのような空気ガ
イドボックスの各々は好ましくは堅く且つ紙ウェブIG
の幅に等しいか、それJ:り僅かに短い長さを有してい
る。さらに、このよう々空気ガイドボックスの各々は、
乾燥部の紙ウェブ16及び支持バンド18の通路を横切
って延びているように位置している。
は13の如き下方の乾燥シリンダへの紙ウェブ16と支
持バンド18との共通の通路に沿って、各々一つの空気
ガイドボックス20が備えられ且つ支持バンド】8の側
に在るように位置せしめられている。とのような空気ガ
イドボックスの各々は好ましくは堅く且つ紙ウェブIG
の幅に等しいか、それJ:り僅かに短い長さを有してい
る。さらに、このよう々空気ガイドボックスの各々は、
乾燥部の紙ウェブ16及び支持バンド18の通路を横切
って延びているように位置している。
第2図に例示的に示されているように、本発明の好まし
い実施例においては、空気ガイドボックス20は実質的
にすべての側面が閉じており且つ支持バンド18の並置
部分から隔置されているがはマそれに沿って延びている
ように位置している第一の壁21を含んでいる。該第−
の壁21及び支持バンド18との間の間隔は三角部また
は三角形空間22に向って進むに従って発散するギャッ
プ23を画成している。即ち、三角部の端部における壁
21と支持バンド18との間の距離は好捷しくは壁21
の入口または供給側の縁部24における壁21と支持バ
ンド18との間の距離より長い。図示の如く、好ましい
実施例においては、壁2】の最も奥の端部は三角部22
内に延びている3空気払拭部材25が該第−の壁21の
供給側の縁部24に在り支持バンド18に向って延びて
いるように適当にそれに固着されている。例えばフェル
ト片寸たはブラシ状部材から構成され得る空気払拭部材
25は、該ボックス20の上流または入口端と支持バン
ド18の並置部分との間の空間を効果的に閉じるように
延びており、それによって移動する支持ベルト18によ
り持ち適寸れる空気境界層または薄膜をこの位置で払拭
するのに役立つ。噴射空気式スクレーパが支持バンド1
8に対して向けられてもよい。
い実施例においては、空気ガイドボックス20は実質的
にすべての側面が閉じており且つ支持バンド18の並置
部分から隔置されているがはマそれに沿って延びている
ように位置している第一の壁21を含んでいる。該第−
の壁21及び支持バンド18との間の間隔は三角部また
は三角形空間22に向って進むに従って発散するギャッ
プ23を画成している。即ち、三角部の端部における壁
21と支持バンド18との間の距離は好捷しくは壁21
の入口または供給側の縁部24における壁21と支持バ
ンド18との間の距離より長い。図示の如く、好ましい
実施例においては、壁2】の最も奥の端部は三角部22
内に延びている3空気払拭部材25が該第−の壁21の
供給側の縁部24に在り支持バンド18に向って延びて
いるように適当にそれに固着されている。例えばフェル
ト片寸たはブラシ状部材から構成され得る空気払拭部材
25は、該ボックス20の上流または入口端と支持バン
ド18の並置部分との間の空間を効果的に閉じるように
延びており、それによって移動する支持ベルト18によ
り持ち適寸れる空気境界層または薄膜をこの位置で払拭
するのに役立つ。噴射空気式スクレーパが支持バンド1
8に対して向けられてもよい。
該空気ガイドボックス20は好1しくけ、乾燥シリンダ
11の円筒面の並置部分から隔置されていて且つそれ自
体と該並置部分との間にギャップ27を形成する第二の
壁26を含んでいる。該第二の壁26は前記第一の壁2
1と共に入口三角部22内に収束している。ボックス2
0の三角部側において、空気ガイドボックス20は、第
一の壁21の延長部として役立ち且つ収束する壁21及
び26の接合点を越えて延びている突出しているフラン
ジ状または鼻形部材28を備えている。
11の円筒面の並置部分から隔置されていて且つそれ自
体と該並置部分との間にギャップ27を形成する第二の
壁26を含んでいる。該第二の壁26は前記第一の壁2
1と共に入口三角部22内に収束している。ボックス2
0の三角部側において、空気ガイドボックス20は、第
一の壁21の延長部として役立ち且つ収束する壁21及
び26の接合点を越えて延びている突出しているフラン
ジ状または鼻形部材28を備えている。
好ましい実施例において、第二の壁26は空気通路のた
めに貫通して形成されたスリット状開口29を有してい
る。開口29はボックス20の長手方向に延びている。
めに貫通して形成されたスリット状開口29を有してい
る。開口29はボックス20の長手方向に延びている。
この場合、長手方向というのは第2図で紙面に対して横
向きである。所望であれば、開口または通路29は、非
常に長い空気ガイドボックス20の場合に該開口または
通路29の両側に在る第二の壁26の部分の安定性を保
証するために、相互に隔置された複数のウェブにより橋
渡しされていてもよい。第2図において認められ得るよ
うに、奸才しい実施例においては、開口29の流れの軸
は、実質的にそこからの流れが三角部22から離れる方
向に向けられるように壁26に対して鋭角で延びている
。
向きである。所望であれば、開口または通路29は、非
常に長い空気ガイドボックス20の場合に該開口または
通路29の両側に在る第二の壁26の部分の安定性を保
証するために、相互に隔置された複数のウェブにより橋
渡しされていてもよい。第2図において認められ得るよ
うに、奸才しい実施例においては、開口29の流れの軸
は、実質的にそこからの流れが三角部22から離れる方
向に向けられるように壁26に対して鋭角で延びている
。
空気ガイドボックス20は、好捷しくははソ対向する端
面または壁を備えており、その一方は全体が閉じており
、他方は(図示しない)噴射空気源に作用的に連結され
た入口間1]または通路30を備えていてもよい。
面または壁を備えており、その一方は全体が閉じており
、他方は(図示しない)噴射空気源に作用的に連結され
た入口間1]または通路30を備えていてもよい。
導風装置31が空気ガイドボックス20の内部に取り伺
けられていて且つ入口30から開口29への噴射空気の
流路内に在るように空気人口30と開口29との間に位
置している。該導風装置31は、ボックス20の全長に
亘って延びており、第二の壁26と共に、スリット状開
口29へ段々狭くなるノズル状断面の空間32を画成し
ている。
けられていて且つ入口30から開口29への噴射空気の
流路内に在るように空気人口30と開口29との間に位
置している。該導風装置31は、ボックス20の全長に
亘って延びており、第二の壁26と共に、スリット状開
口29へ段々狭くなるノズル状断面の空間32を画成し
ている。
さらに、好ましい実施例においては、流路33が、支持
バンド18側のギャップ23をシリンダ側のギャップ2
7と作用的に且つ流通可能に相互連結するために備えら
れている。入口30からスリット状開口29への噴射空
気の流れを抑制しまたは不当に限定することのないよう
に、流路33は好ましくは軸方向に相互に隔置された複
数の通路または管34から形成または構成されているの
で、このような間隔は実際には該複数の管34を空気ガ
イドボックス20の長手方向に隔置せしめる。好ましい
実施例においては、支持バンド18に最も近い流路33
の端部は第一の壁21の三分割したはソ中央部分に位置
していて、矢印35で示されているように乾燥シリンダ
11の進行方向に沿って見たとき乾燥シリンダ11に最
も近い流路33の端部はスリット状開口または通路29
のすぐ前方にまたは手前に在る。
バンド18側のギャップ23をシリンダ側のギャップ2
7と作用的に且つ流通可能に相互連結するために備えら
れている。入口30からスリット状開口29への噴射空
気の流れを抑制しまたは不当に限定することのないよう
に、流路33は好ましくは軸方向に相互に隔置された複
数の通路または管34から形成または構成されているの
で、このような間隔は実際には該複数の管34を空気ガ
イドボックス20の長手方向に隔置せしめる。好ましい
実施例においては、支持バンド18に最も近い流路33
の端部は第一の壁21の三分割したはソ中央部分に位置
していて、矢印35で示されているように乾燥シリンダ
11の進行方向に沿って見たとき乾燥シリンダ11に最
も近い流路33の端部はスリット状開口または通路29
のすぐ前方にまたは手前に在る。
さらに、好ましい実施例においては、第二の壁26は、
はソ開口29と流路33のギャップ27側との間の領域
または位置で段36の形態で凹陥部が設けられているの
で、逆流方向にギャップ27は急に断面積を拡大する。
はソ開口29と流路33のギャップ27側との間の領域
または位置で段36の形態で凹陥部が設けられているの
で、逆流方向にギャップ27は急に断面積を拡大する。
また、空気カイトボックス20は、内側のまたは三角部
端部の側に図示しない方法で、支持バンド18に向けて
第一の壁21に沿って入口三角部22内に延びているフ
ェルトの空気障壁部材またはブラシ片を備えていてもよ
い。同様に、第二の壁26が乾燥シリンダ日の表面に向
けられたこの種空気障壁部材を備えていてもよい3゜ スリット状開口29への途中で、空気ガイドボックス2
0内を流れる噴射空気は、第一の壁21の内部と導風装
置31との間に効果的に画成された絞シギャツプまたは
空間37として参照され得るところを通過する。このよ
うに噴射空気を[絞る−1ことの効果は、この空気の圧
力を空気ガイドボックス20の全長に亘って少なくとも
より一層一様にまたは均一に分配せしめる。ノズル状空
間32内において、噴射空気は乾燥シリンダ11(また
は13)の進行方向(矢印35)と反対方向に高速度で
ギャップ27に入るように加速を受ける。シリンダ側の
ギャップ27を通る流路中で、噴射空気は乾燥シリンダ
によシ持ち適寸れた空気境界層を分離してその入口三角
部22への侵入を阻止する。第一の壁21の流入側の縁
部24にある空気払拭装置25は、そうでなければ入口
三角部22へ向って且つその中へ流れる傾向にある支持
バンド18上の空気境界層の大部分を偏向させる。前述
したギャップ23の発散は、支持バンド18及び紙ウェ
ブ16の進行中にこのギャップ23内に真空を発生せし
める。この発生した真空は、紙ウェブ16を支持バンド
18に対して十分に接触させて保持するのに役立つ。さ
らに、開口または通路29からギャップ27内へ流出す
る噴射空気の供給は、反対側のギャップ23へも影響を
及ぼす。即ち、この噴射空気はスリット状開口29を通
って噴出せしめられ且つ流路33のシリンダ側の端部を
通過するので、この流路33のシリンダ側の端部に吸引
効果が生ぜしめられ、この効果は流路33の上流でギャ
ップ23内ある空気の少なくとも大部分を噴射空気によ
り通路29から一掃されるように流路33を通ってギャ
ップ27内へ流す。さらに、排出通路29からの噴射空
気の流れの方向は、通路29から入口三角部22内へ延
びている領域においてギャップ27内に減圧または不完
全な真空を発生せしめる。この結果、流路33の支持バ
ンド側の端部の下流でキャップ23内に在るような空気
及び三角部22内に在る空気は、噴射空気によりそこか
ら外側へ一掃されるように第2図に矢印で示された如く
ギャップ27を通って流される。
端部の側に図示しない方法で、支持バンド18に向けて
第一の壁21に沿って入口三角部22内に延びているフ
ェルトの空気障壁部材またはブラシ片を備えていてもよ
い。同様に、第二の壁26が乾燥シリンダ日の表面に向
けられたこの種空気障壁部材を備えていてもよい3゜ スリット状開口29への途中で、空気ガイドボックス2
0内を流れる噴射空気は、第一の壁21の内部と導風装
置31との間に効果的に画成された絞シギャツプまたは
空間37として参照され得るところを通過する。このよ
うに噴射空気を[絞る−1ことの効果は、この空気の圧
力を空気ガイドボックス20の全長に亘って少なくとも
より一層一様にまたは均一に分配せしめる。ノズル状空
間32内において、噴射空気は乾燥シリンダ11(また
は13)の進行方向(矢印35)と反対方向に高速度で
ギャップ27に入るように加速を受ける。シリンダ側の
ギャップ27を通る流路中で、噴射空気は乾燥シリンダ
によシ持ち適寸れた空気境界層を分離してその入口三角
部22への侵入を阻止する。第一の壁21の流入側の縁
部24にある空気払拭装置25は、そうでなければ入口
三角部22へ向って且つその中へ流れる傾向にある支持
バンド18上の空気境界層の大部分を偏向させる。前述
したギャップ23の発散は、支持バンド18及び紙ウェ
ブ16の進行中にこのギャップ23内に真空を発生せし
める。この発生した真空は、紙ウェブ16を支持バンド
18に対して十分に接触させて保持するのに役立つ。さ
らに、開口または通路29からギャップ27内へ流出す
る噴射空気の供給は、反対側のギャップ23へも影響を
及ぼす。即ち、この噴射空気はスリット状開口29を通
って噴出せしめられ且つ流路33のシリンダ側の端部を
通過するので、この流路33のシリンダ側の端部に吸引
効果が生ぜしめられ、この効果は流路33の上流でギャ
ップ23内ある空気の少なくとも大部分を噴射空気によ
り通路29から一掃されるように流路33を通ってギャ
ップ27内へ流す。さらに、排出通路29からの噴射空
気の流れの方向は、通路29から入口三角部22内へ延
びている領域においてギャップ27内に減圧または不完
全な真空を発生せしめる。この結果、流路33の支持バ
ンド側の端部の下流でキャップ23内に在るような空気
及び三角部22内に在る空気は、噴射空気によりそこか
ら外側へ一掃されるように第2図に矢印で示された如く
ギャップ27を通って流される。
以上の説明で明らかな如く、本発明は、効果的に連続す
る紙ウェブ16及び連続する支持バンド18が関連した
入口三角部に実際に入って例えばシリンダ11の如き関
連したシリンダの周りを通過しそれに接触するまで、紙
ウェブ16を支持バンド18に対して固く保持するため
に有効である、装置特に空気ガイドボックスを提供する
。さらに、本発明の空気ガイドボックス20は、従来技
術と比較して特に小量の噴射空気要求量を有しており、
すべての実用目的に対してほこりに強く、はこシまたは
異物粒子の蓄積のために作動不能になることから効果的
に免れている。
る紙ウェブ16及び連続する支持バンド18が関連した
入口三角部に実際に入って例えばシリンダ11の如き関
連したシリンダの周りを通過しそれに接触するまで、紙
ウェブ16を支持バンド18に対して固く保持するため
に有効である、装置特に空気ガイドボックスを提供する
。さらに、本発明の空気ガイドボックス20は、従来技
術と比較して特に小量の噴射空気要求量を有しており、
すべての実用目的に対してほこりに強く、はこシまたは
異物粒子の蓄積のために作動不能になることから効果的
に免れている。
従来技術のドイツ公開明細書第3148578号に対し
て、本発明の装置においては、噴射空気はシリンダ側の
ギャップ27のみに向けられており、これは、乾燥シリ
ンダの滑らかな表面が噴射空気の流れに対して僅かな抵
抗しか示さず、従って乾燥シリンダ表面から空気境界層
を払拭するために比較的僅かな噴射空気しか要しないか
ら、明らかな利点である。支持バンド18に関連せしめ
効果により、そこに(ギャップ23内に)真空が発生せ
しめられ、これは、この特別の臨界領域において紙ウェ
ブ16を支持バンド18に対して固く保持する3゜ 紙ウェブ16の支持バンド18によるこれとの十分に接
触した運搬は、本発明の装置により、バンド18の進行
方向に発散するバンド側のギャップ23を有することに
よりさらに改良される。
て、本発明の装置においては、噴射空気はシリンダ側の
ギャップ27のみに向けられており、これは、乾燥シリ
ンダの滑らかな表面が噴射空気の流れに対して僅かな抵
抗しか示さず、従って乾燥シリンダ表面から空気境界層
を払拭するために比較的僅かな噴射空気しか要しないか
ら、明らかな利点である。支持バンド18に関連せしめ
効果により、そこに(ギャップ23内に)真空が発生せ
しめられ、これは、この特別の臨界領域において紙ウェ
ブ16を支持バンド18に対して固く保持する3゜ 紙ウェブ16の支持バンド18によるこれとの十分に接
触した運搬は、本発明の装置により、バンド18の進行
方向に発散するバンド側のギャップ23を有することに
よりさらに改良される。
(装置25による)支持バンド上の空気境界層の払拭は
ギャップ23内に真空を発生せしめ、こうして発生せし
められた真空は、ギャップ23の断面積が(バンドの進
行方向に)大きくなるにつれてその大きさが増大し、そ
れによって紙ウェブ16及び支持バンド18を通ってギ
ャップ23内へ入る空気流の傾向を少なくとも増大せし
める。これは当然紙ウェブ16の支持バンド18とのま
たは支持バンド上へのより改良された接触をもたらす。
ギャップ23内に真空を発生せしめ、こうして発生せし
められた真空は、ギャップ23の断面積が(バンドの進
行方向に)大きくなるにつれてその大きさが増大し、そ
れによって紙ウェブ16及び支持バンド18を通ってギ
ャップ23内へ入る空気流の傾向を少なくとも増大せし
める。これは当然紙ウェブ16の支持バンド18とのま
たは支持バンド上へのより改良された接触をもたらす。
本発明の装置は、さらにバンド側のギャップ23からシ
リンダ1111のギャップ27へ空気を運ぶために役立
つ流路33を有することにより、従来技術である国際公
開W0 8]101.428号に改良を加えている。こ
の効果は本質的には、本発明において高速度でギャップ
27を流れる噴射空気が流路33に吸引効果を及ぼして
バンド側のギャップ23から流路33内への空気の噴出
を生せしめるという事実に帰因している。前述の如く、
好ましい実施例においては、流路33の排出端部は、排
出スリットまたは開口29の横断の前に関連した乾燥シ
リンダの並置部分により横切られるように位置している
。
リンダ1111のギャップ27へ空気を運ぶために役立
つ流路33を有することにより、従来技術である国際公
開W0 8]101.428号に改良を加えている。こ
の効果は本質的には、本発明において高速度でギャップ
27を流れる噴射空気が流路33に吸引効果を及ぼして
バンド側のギャップ23から流路33内への空気の噴出
を生せしめるという事実に帰因している。前述の如く、
好ましい実施例においては、流路33の排出端部は、排
出スリットまたは開口29の横断の前に関連した乾燥シ
リンダの並置部分により横切られるように位置している
。
さらに、本発明の好ましい形態においては、流路33を
通る噴射空気の噴出効果は、第二の壁26が開口29と
流路33の排出端または流出端の間で符号36で示され
たように凹陥部を設けられていることによって、高めら
れる。これは、避けられないならば二つの空気流即ち噴
射空気及び流路33からギャップ27内への空気の流れ
抵抗を少なくとも最小にする層流を構成する。
通る噴射空気の噴出効果は、第二の壁26が開口29と
流路33の排出端または流出端の間で符号36で示され
たように凹陥部を設けられていることによって、高めら
れる。これは、避けられないならば二つの空気流即ち噴
射空気及び流路33からギャップ27内への空気の流れ
抵抗を少なくとも最小にする層流を構成する。
空気ガイドボックス20の全長に亘って少なくともはソ
一様な圧力分布を達成するために、背圧体またけ導風装
置31が噴射空気の流路内にそして該噴射空気の入口と
排出開口29との間に位置している。このような導風装
置31の他の特徴は、切換を行ないまたは混合してスリ
ット状開口29へ導くノズル状の断面の空間を画成する
ために例えば壁21と協働するように配置され且つ構成
されていることである。
一様な圧力分布を達成するために、背圧体またけ導風装
置31が噴射空気の流路内にそして該噴射空気の入口と
排出開口29との間に位置している。このような導風装
置31の他の特徴は、切換を行ないまたは混合してスリ
ット状開口29へ導くノズル状の断面の空間を画成する
ために例えば壁21と協働するように配置され且つ構成
されていることである。
支持バンド18に対して向けられていて且つその進行方
向に三角部の先端に延びている(装置25の如き)空気
障壁部材を備えることによシさらに他の利点が得られ得
ることが企図されており、この障壁部材は好1しくは空
気ガイドボックス20の長手方向に隔置された端部1で
延びていて且つそれを含んでいる。このように、側方か
らバンド側のギャップ23内及び入口三角部22内への
空気の導入は殆ど抑制される。もちろん、空気ガイドボ
ックス20が乾燥部内で他の協働する要素に関して適当
に固定されていることは明らかである。
向に三角部の先端に延びている(装置25の如き)空気
障壁部材を備えることによシさらに他の利点が得られ得
ることが企図されており、この障壁部材は好1しくは空
気ガイドボックス20の長手方向に隔置された端部1で
延びていて且つそれを含んでいる。このように、側方か
らバンド側のギャップ23内及び入口三角部22内への
空気の導入は殆ど抑制される。もちろん、空気ガイドボ
ックス20が乾燥部内で他の協働する要素に関して適当
に固定されていることは明らかである。
本発明のたソ一つの好ましい実施例と選ばれた変形例が
開示され且つ説明されているが、本発明の他の実施例及
び変形例が特許請求の範囲内で可能であることは明白で
ある。
開示され且つ説明されているが、本発明の他の実施例及
び変形例が特許請求の範囲内で可能であることは明白で
ある。
第1図は本発明による空気ガイドボックスを有する乾燥
部を備えた抄紙機の乾燥部の一部を示す概略図、第2図
は第1図の空気ガイドボックスの拡大断面図である。 10、、+1.12,13,14.15・・・・乾燥シ
リンダ、16・・・・紙ウェブ、17.35・・・・進
行・方向、1.8 、 ] +9・・・支持バンド、2
0・・・・空気ガイドボックス、21 ・・・・第一の
壁、22・・・・入口三角部、23.27 ・・・・ギ
ャップ、24・・・・縁部、25・・・・空気払拭部材
、26・・・・第二の壁28・・・・フランジ状部材、
29・・・・スリット状開口、30・・・・入口、31
・・・・導風装置、32.37・・・・空間、33・・
・・流路、34・・・・管、36・・・・段。 代理人 弁理士 篠原泰司 第2図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 特願昭58−184.936号 公昭 号 4、代 理 人 5、補正命令の日付 昭和59年1月31日6、補
正の対象 図 面。 7、補正の内容 (1)図面の浄書(内容に変更なし)
部を備えた抄紙機の乾燥部の一部を示す概略図、第2図
は第1図の空気ガイドボックスの拡大断面図である。 10、、+1.12,13,14.15・・・・乾燥シ
リンダ、16・・・・紙ウェブ、17.35・・・・進
行・方向、1.8 、 ] +9・・・支持バンド、2
0・・・・空気ガイドボックス、21 ・・・・第一の
壁、22・・・・入口三角部、23.27 ・・・・ギ
ャップ、24・・・・縁部、25・・・・空気払拭部材
、26・・・・第二の壁28・・・・フランジ状部材、
29・・・・スリット状開口、30・・・・入口、31
・・・・導風装置、32.37・・・・空間、33・・
・・流路、34・・・・管、36・・・・段。 代理人 弁理士 篠原泰司 第2図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 特願昭58−184.936号 公昭 号 4、代 理 人 5、補正命令の日付 昭和59年1月31日6、補
正の対象 図 面。 7、補正の内容 (1)図面の浄書(内容に変更なし)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11乾燥されるべき紙ウェブが支持バンドと共に乾燥
シリンダ」二ヲ迂回するような抄紙機の乾燥部のための
空気ガイドボックスにおいて、該空気ガイドボックスが
二つの連続する乾燥シリンダの間で乾燥部の通路を横切
って長手方向に延びていて目、つ支持バンドに沿って該
支持バンドと乾燥シ、リングによりその間に形成された
入口三角部内へ延びており、該空気ガイドボックスが、
該支持バンドに沿って該入口三角部内へ延びていて且つ
該支持バンドから隔置されていてその間に第一のギャッ
プを画成する第一の壁と、該支持バンドが該第−の壁を
過ぎて該人口三角部に向って動くときに支持バンドによ
り運ばれる空気を有効に払拭するために該支持バンドに
対して機能的に作用するだめの空気払拭装置と、該乾燥
シリンダの円筒向の一部に並置されていて且つ該円筒面
から隔置されていてその間に第二のギャップを画成して
おり而も該第−の壁と共に該入口三角部の領域において
収束している第二の壁と、関連せしめられた噴射空気供
給源に作用的に連結するために該第二の壁に形成されて
いて且つ該乾燥シリンダの進行方向と反対方向の流れ方
向を有するように噴射空気を該第二のギャップ内に給配
するために有効である開口とを含んでいることを特徴と
する、抄紙機の乾燥部のだめの空気ガイドボックス。 (2)第一のギャップと第二のギャップとの間の流通を
行うために有効な流路を含んでいることを特徴とする特
許請求の範囲(1)に記載の空気ガイドボックス。 (3)流路が第一のギャップと連通している入口と第二
のギャップと連通している出口とを含んでおり、該出口
が乾燥シリンダによりその回転中に該乾燥シリンダの同
じ部分が開口を横切る前に効果的に横切られるように位
置しているととを特徴とする特許請求の範囲(2)に記
載の空気ガイドボックス。 (4)第二の壁に形成されていて且つ開口と流路の出口
との間に位置するように形成されている凹陥部を含んで
いるととを特徴とする特許請求の範囲(3)に記載の空
気ガイドボックス。 (5)空気ガイドボックスの内側に備えられていて且つ
噴射空気の流路内で関連する噴射空気供給源と開口との
間に在るように位置している導風装置を含んでいること
を特徴とする特許請求の範囲(1)に記載の空気ガイド
ボックス。 (6)開口がスリット状開口から成り、導風装置がノズ
ル状断面の空間を画成するように第二の壁に結合してお
り、該ノズル状空間が該スリット状開口と連通している
ことを特徴とする特許請求の範囲(5)に記載の空気ガ
イドボックス。 (力 支持バンドに対して作用的に向けられていて且つ
該支持バンドの進行方向に入口三角部内に延びている側
方の空気障壁装置を含んでいることを特徴とする特許請
求の範囲(1)に記載の空気ガイドボックス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3236576A DE3236576C2 (de) | 1982-10-02 | 1982-10-02 | Luftleitkasten für die Trockenpartie einer Papiermaschine |
DE3236576.4 | 1982-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130395A true JPS59130395A (ja) | 1984-07-26 |
JPS6348996B2 JPS6348996B2 (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=6174805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58184936A Granted JPS59130395A (ja) | 1982-10-02 | 1983-10-03 | 抄紙機の乾燥部のための空気ガイドボツクス |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4502231A (ja) |
JP (1) | JPS59130395A (ja) |
AT (1) | AT385062B (ja) |
BR (1) | BR8305469A (ja) |
CH (1) | CH663042A5 (ja) |
DE (1) | DE3236576C2 (ja) |
FI (1) | FI72547C (ja) |
SE (1) | SE455106B (ja) |
SU (1) | SU1384211A3 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63227888A (ja) * | 1987-02-28 | 1988-09-22 | ジエー、エム、フオイト、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツンク | 高速抄紙機の乾燥部用空気ガイドボックス |
JPS6414392A (en) * | 1987-06-17 | 1989-01-18 | Valmet Paper Machinery Inc | Method and apparatus in cylinder type dryer of papermaking machine using double metal net |
JPH0345794A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-27 | J M Voith Gmbh | ウエブ乾燥装置 |
JPH0421596U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-24 | ||
JPH0617395A (ja) * | 1987-02-13 | 1994-01-25 | Beloit Corp | ウエブの乾燥装置 |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FI67107C (fi) * | 1983-02-07 | 1985-01-10 | Valmet Oy | Foerfarande och anordning foer ledande av pappersbanan fraon presspartiet till torkpartiet |
SE450957B (sv) * | 1983-05-30 | 1987-08-17 | Flaekt Ab | Tetningsanordning vid cylindertork |
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