JPS59130252A - ヒドロキシカルボン酸オリゴマ−類 - Google Patents

ヒドロキシカルボン酸オリゴマ−類

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JPS59130252A
JPS59130252A JP58238721A JP23872183A JPS59130252A JP S59130252 A JPS59130252 A JP S59130252A JP 58238721 A JP58238721 A JP 58238721A JP 23872183 A JP23872183 A JP 23872183A JP S59130252 A JPS59130252 A JP S59130252A
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JP
Japan
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molecular weight
acid
oligomer
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lactic acid
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JP58238721A
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English (en)
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ヨアヒム・フランツ
バルタ−・プリコスツオビツヒ
ツデネツク・ブリツヒ
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Sandoz AG
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Sandoz AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/06Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from hydroxycarboxylic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/16Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
    • A61K9/1605Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/1629Organic macromolecular compounds
    • A61K9/1641Organic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyethylene glycol, poloxamers
    • A61K9/1647Polyesters, e.g. poly(lactide-co-glycolide)

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  • Steroid Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、オリゴマー性ヒドロキシカルボン酸誘導体
(以下、ヒドロキシカルボン酸オリゴマーという)、特
に乳酸および/またはグリコール酸の上記オリゴマー、
その製法、および、例えはサーモン力ルシトニンおよび
ブロモクリプチンを含む゛薬理学的活性剤のデボ−形製
造のための用途に関するものである。
薬理学的活性剤、例えばポリペプチドのデボ−形製造分
野では種々の提案かなされており、その中には、薬理学
的活性剤が分散されている、グ1)コール酸および/ま
たは乳酸の、オリゴマーを含めたポリマーマトリックス
かある。デボ−形は、例えばけんだく液の形で経口投与
でき、また好ましくは、例えはけんだく液の形で皮下ま
たは筋肉内投与でき、また例えばロッド、球、ディスク
、フィルムもしくはペレットの形で移植物として皮下に
投与することができる。マトリックスか体内流体に接触
すると、活性剤を長期間にわたり放出し、それによって
活性剤の持続効果をもたらす。
ポリマー自体は、徐々に分解して非毒性生成物になる。
一般的原理は、米国特許第3773919号(デュポン
社)および下記特許中に記載されている。
ヨーロッパ特許公開第26599号(リリー社)は、分
子1i6000ないし35000、好ましくは1500
0ないし30000を有する乳酸とグリコール酸のオリ
ゴマーを含めたコポリマーを記載している。このポリマ
ーから得られるデポ−形は、ひとに使用できるとされて
いる。しかし、好ましい用途は、ひとが消費する食用肉
または他の食品生産物用として飼育される動物に投与す
るためのデポ−形である。
ヨーロッパ特許出願第5251(1(シンテックス社)
は、分子量20000ないし1ooo。
Oを有する乳酸ポリマーおよび乳酸・グリコール酸コポ
リマーを用いたポリペプチドの注射用マイクロカプセル
デポ−形を記載している。
ヨーロッパ特許公開58481号(IC1社)は、15
000よりやや下から240000までの分子量を有す
る乳酸ポリマーおよび乳酸・グリコール酸コポリマーを
用いたポリペプチドのデポ−形を記載している。多数の
適当なポリペプチド類が列挙され、その中にはカルシト
ニン類が含まれている。しかし、特定のカルシトニンに
ついての記載はなく、カルシトニンのデポ−形の実施例
は記載されていない。
高分子量のポリマーマトリックスは、活性剤の放出時間
に較べて体内流体中での分解時間が長く、活性剤がポリ
マーマトリックスから完全に放出された直後に追加用量
を投与すると、不都合で危険なポリマーマトリックス材
料の蓄積が起り得るので、安全な投与ができないという
欠点がある。
米国特許第4011312号(アメリカンホーム社)は
、米国特許第2362511号(デュポン社)で得られ
た乳酸・グリコール酸コオリゴマーの、例えば乳房・\
のけんだく液注入またはブジー挿入による、うし乳腺炎
治療用抗生物質含有デポ−形薬剤製造への応用を記載し
ている。このオリゴマーは、分子量約1000ないし2
000、乳酸含量20ないし40モル%を有するとされ
ている。
上記米国特許第2362511号はグリコール酸とアミ
ノ酸の反応で非医薬的用途を有するコポリマーを得るこ
とを記載しているが、乳酸および/またはグリコール酸
の簡単な誘導体をデポ−形薬剤に用いることは、従来報
告されたことがなかつた。
この発明は、上記欠点を克服し、価値ある臨床用デポ−
形薬剤を提供しようとしてなされたものである。
さらに、この発明によるオリゴマーで作ったデポ−形は
、例えば数週間の充分満足できる医薬放出時間を有し、
広範囲の例えば水溶性活性剤を含ませるに適当であると
の利点を有する。
その上に、この発明によるポリマーは、取扱いが容易で
、例えば対応する遊離酸ポリマーに較べて例えば粘着性
が少なく、したがって、マイクロカプセルの形で注射針
を通して容易に投与することができる。
この発明の1つの態様によると、この発明は、乳酸およ
び/またはグリコール酸から誘導されたオリゴマーであ
って、そのオリゴマーの分子量は500ないし1000
0であり、オリゴマーの遊離カルボン酸残基は少なくと
も部分的にアミノ酸とのアミドまたはステロールとのエ
ステルの形にされている、オリゴマー生産物を提供する
ものである。
乳酸単位は、光学的純粋形(D−またはL−乳酸)また
はその混合物、例えばラセミ形(D、L−乳酸)の何れ
であってもよい。オリゴマーは、所望により他の単位、
特に他のヒドロキシカルボン酸単位を含むことができる
オリゴマーは、分子量500ないし5000、特に75
0ないし5000を有するのが好ましい。
分子量の例は、主として乳酸からなるオリゴマーの場合
500ないし1000であり、主としてグリコール酸か
らなるオリゴマーの場合約1000ないし3000であ
り、これらは酸価および/または蒸気圧低下により測定
される。
オリゴマーは、少なくとも40重量%、特に70重量%
、さらに70ないし80重量%の乳酸単位を含むのが好
ましい。これらオリゴマーの分子量は、750ないし5
000、特に750ないし3000、さらに750ない
し2000が好適である。
クリコール酸単位については、オリゴマーは、60重量
%以下、好ましくは10ないし50重量%、特に20な
いし30重量%のグリコール酸単位を含むのが適当であ
る。60重量%以下のグリコール酸単位を含むオリゴマ
ーは、分子量1000ないし5000、特に1000な
いし3000、さらに1000ないし2500を有する
のが好ましい。
他のオリゴマーとしては、例えば少なくとも70重量%
のグリコール酸単位を含むものがある。
このオリゴマーは、分子量750ないし1500を有す
るのが好ましい。
オリゴマーがグリコール酸または乳酸以外のヒドロキシ
カルボン酸単位を含む場合、これらは例えばε−ヒドロ
キシカプロン酸であるのが好ましい。このような単位は
、最高でオリゴマーの30重量%を占めるのが好ましい
。乳酸またはグリコール酸以外の単位が5哄未満存在す
るか、または全く存在しないのが好ましい。
適当なステロールは、生理学上許容される非毒性ステロ
ールである。天然に産するステロールが好ましい。特に
好ましいステロールとしては、コレステロールおよびジ
ヒドロコレステロールが含まれる。
適当なアミノ酸は、生理学上許容される非毒性アミノ酸
である。天然に産するアミノ酸が好ましい。所望により
、アミノ酸はペプチドの形で存在することができる。中
性、酸性または塩基性のアミノ酸を用いることができる
。適当な中性アミノ酸としては、グリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、フェニルアラニン、プロリンマタハ
トリプトファンのものが含まれる。適当な酸性アミノ酸
としては、グルタミン酸またはアスパラギン酸が含まれ
、塩基性アミノ酸としては、アルギニン、リジン、ヒス
チジンまたはオルニチンが含まれる。
フェニルアラニンおよびチロシンまたはそれらのペプチ
ドのような芳香族アミノ酸が好適である。
この発明の他の態様によると、この発明は、乳酸および
/またはグリコール酸から誘導されたオリゴマーを適当
にアミド化またはエステル化することからなり、該オリ
ゴマーが分子量500ないし10000を有するもので
ある、この発明の生産物の製法を提供するものである。
この発明のアミドおよびエステル生産物は、例えばアミ
ドおよびエステルを製造する公知の縮合法を用いて常法
により製造される。少なくとも等モル量のアミノ酸また
はステロールを存在させるのが好ましい。また、例えば
水の加熱留去等の脱水条件を用いるのが好ましい。
反応混合物は、約150℃ないし約200℃に加熱する
のが好ましい。水を留去するのが好適である。
ヒドロキシカルボン酸オリゴマーのポリマー化を招き分
子量を増大させる触媒の使用は、避けるのが好ましい。
反応基の活性化は、行なう方が望ましい。例えばアミノ
酸を用いるアミド化反応では、遊離ヒドロキシカルボン
酸オリゴマーのカルボキシ基は、例えばイミド形成のよ
うな公知の方法により活性化するのが好ましい。
この発明の生産物は、エステル化またはアミド化された
ヒドロキシカルボン酸オリゴマー、遊離ヒドロキシカル
ボン酸オリゴマーおよびステロールまたはアミノ酸の混
合物を含むことができる。
しかし、反応は、実質的に純粋なエステル化またはアミ
ド化ヒドロキシカルボン酸オリゴマーが得られるように
実施することもできる。
残存する遊離ヒドロキシカルボン酸オリゴマーは、生産
物の酸価に基づいて表わすことができ、常法により、最
適には生成物をKOH溶液について滴定することにより
定器できる。この発明の生産物は、20以下、例えば1
0ないし20の酸価を有するのが好ましい。
さらに、生成物は、類似物質について常用される方法に
より精製することができる。それにより、遊離ヒドロキ
シカルボン酸オリゴマーおよびステロールまたはアミノ
酸の量が減少する。例えばシリカゲルを用いるカラムク
ロマトグラフィーは、好適な方法である。この方法にお
いて、この発明の生産物として酸価2未満、好ましくは
1.5未満のものが得られる。
生産物中の他の反応成分、すなわちステロールまたはア
ミノ酸の量は、常法により、例えば薄層クロマトグラフ
ィーを用い、またはステロールとしてコレステロールを
用いる場合、生産物のよう素価を測定することにより、
定量することができる。精製しなくても、これら反応成
分の川は2@情%未満、さらに一般的には1.5重附%
未満である。反応成分がアミノ酸の場合、その酸価に対
する寄与は低く一般に無視できる。
オリゴマーの分子量測定は、常法により行なわれる。好
ましい方法は、蒸気圧低下およびポリスチレンを標準に
した当技術に周知の方法によるゲル濾過クロマトグラフ
ィーである。しかし、これらの方法は必らずしも同一結
果を与えない。低分子量領域、例えば500ないし50
00では、蒸気圧降下により測定した値の方が信頼度が
高い。
5000以上の分子量領域では、ゲルV過クロマトグラ
フィーにより測定した値Mwの方が信頼度が高い。
この発明による生産物は、0.1 (=100ml/g
)未満の極限粘度を有するのが好ましい。これは、ベン
ゼンまたはクロロホルム中、25℃で測定するのが好適
である。この粘度測定は、常法により行なわれる。
アミノ酸およびステロール出発原料は、公知であるか、
または同様な化合物についての類似方法により製造され
る。ヒドロキシカルボン酸オリゴマーは、所望数のヒド
ロキシカルボン酸単位を含むオリゴマーの製造に慣用さ
れる方法により製造される。
この方法は、乳酸および/またはグリコール酸を遊離状
態で縮合させることにより行なわれる。
コオリゴマーを製造する場合、適当な量のグリコール酸
および乳酸を、脱水条件下、例えば水の加熱留去下に反
応させる。反応時間と温度は、当技術において知られ、
実施例に記載した広範囲内に制御することができる。
分子量500ないし5000を有し、少なくとも50重
量%の乳酸単位を含有する遊離酸形のコオリゴ・ラクチ
ド・グリコリドは、官能基、例えば遊離カルボキシ基が
存在するため、中間体としてきわめて有用であることが
判明した。
これらは新規であり、この発明の一部をなす。
これらは、50ないし90重量%の乳酸単位を含有する
のが好ましい。また、これらは蒸気圧低下法により測定
して分子量500ないし3000、特に750ないし3
000.例えば1000ないし2000を有するのが好
ましい。
この発明のアミドおよびエステル生産物は、薬理学的活
性物質のデボ−形薬剤を製造するのに特に有用である。
このようなデポ−形は、活性剤を含有するアミドまたは
エステル生産物のマトリックスからなることができる。
好ましいデポ−形は、移植体(例えば皮下投与用)およ
びマイクロカプセル(例えば経口および非経口投与、例
えば筋肉内投与用)である。
したがって、この発明は、薬理学的活性剤、例えばポリ
ペプチドを含有する、この発明による生産物のマトリッ
クスからなるデボ−形薬剤を提供するものである。
このようなデポ−形は新規であり、この発明の一部をな
す。
デポ−形は常法により製造することができ、この発明の
アミドおよびエステル生産物は取扱い容易であり、しば
しば活性剤を高濃度で含有し得る。
さらに、デポ−形は、活性剤の放出に特に有利な特徴を
、例えば公知の高分子量ポリ乳酸、コポリ・ラクチド・
グリコリドに較べてより平易な方法で、長期間にわたり
発揮することができる。さらに、この発明のアミドおよ
びエステルは、活性剤の全部放出後短時間に体内流体に
より分解される生理学上許容される生産物に分解される
マトリックス形態を作ることができ、それによりオリゴ
マーの蓄積を招かずに反復投与が可能となる。
マイクロカプセルを製造するには、活性剤をクロロホル
ムのような揮発性溶媒に溶解することができる。次いで
、例えば同一溶媒に溶かしたこの発明のアミドまたはエ
ステル生産物を加える。得られる均質混合物を空気中に
噴霧すると、噴霧中に乾燥されてマイクロカプセルにな
る。
別の方法として、活性剤を溶解またはけんだくし、この
発明のアミドまたはエステル生産物を揮発性、水混和性
溶媒に溶解することができる。
次いで有機相を、所望により乳化剤としてゼラチンまた
はポリビニルピロリドンを含む水溶液(こ激しく混和す
る。得られる乳液から有機溶媒を除き、生成するマイク
ロカプセルを濾過または遠心分離し、例えば緩衝液で洗
浄し乾燥する。
移植体を製造するには、活性剤をこの発明のアミドまた
はエステル生産物と混合し、揮発性溶媒に溶解する。溶
媒を蒸発させ、残渣を粉砕する。
常法により押出し、切断して移植体とする。
活性成分により異なるが、マイクロカプセルは平均60
重量%以下の活性成分を含むことができる。移植体は、
有効成分60重冊%以下、例えば工ないし20重量%を
含むように製造するのが好ましい。
活性成分としてサーモン力ルシトニンを用いる場合、活
性剤最高3%、特に約1.5%を含むマイクロカプセル
、および8%を含む移植体を製造することができる。
マイクロカプセルは、直径数サブミクロンないし数ミリ
メートルを有することができる。医薬用マイクロカプセ
ルでは、注射針内の通過を容易にするため、直径は最高
で250ミクロン、例えは10ないし60ミクロンであ
るのが目標とされる。
この発明のデボ−形は、極めて多種類の活性剤、例えば
避妊剤、トランキライザー、ステロイド、スルホンアミ
ド、ワクチン、ビタミン、抗偏頭痛剤、酵素、気管支拡
張剤、心臓血管剤、鎮痛剤、抗生物質、抗原、抗けいれ
ん剤、抗炎症剤、抗パーキンソン剤およびアンチマテリ
アル剤のような生物活性化合物の投与に用いることがで
きる。
医薬組成物のデボ−形は、対応する活性剤について公知
の指示にしたがって用いられる。
投与すべき活性剤およびデボ−形の量は、種々の要因、
例えば処置すべき状態、所望の処置期間、活性剤の放出
速度およびオリゴマーマトリックスの生物分解性により
異なる。
所望のものは、当技術において周知の方法により製剤さ
れる。必要な活性剤の量およびその放出速度は、インビ
ボまたはインビトロ法により、例えは血清中の活性剤濃
度が許容レベルでどれだけの長さ続くかを測定して決定
することができる。
マトリックスの分解性も、インビボまたはインビトロ法
により、例えば血液中の乳酸、グリコール酸またはオリ
ゴマー濃度を測定して、または組織学的方法により追跡
できる。
この発明のデボ−形は、例えはマイクロカプセルの形で
適当な液体担体中のけんたく液として皮下投与でき、ま
た移植体の形で皮下投与できる。
デボ−形の別の投与法は、マトリックスオリゴマーが、
例えば1ないし2力月後に充分分解される場合に行なう
ことができる。
好ましい化合物の用量の例としては、次のものが含まれ
る。
プロラクチン分;必;■制用プロそクリブチンとしては
、約10ないし15日間にわたってブロモクリプチンを
1日約2.5ないし7.5〜放出する、例えばブロモク
リプチン約20ないし100”P含有デポ−剤を製造で
きる。
ベージェット病治療用サーモンカルシトニンとしては、
約10ないし15日間にわたってサーモンカルシトニン
を1日約10ないし30マイクログラム放出する、例え
ばサーモン力ルシトニン約100ないし約500マイク
ログラム含有デポ−剤を製造できる。
同様にして、他の活性剤含有デボ−剤を製剤できる。
生物分解性ポリマーマトリックスと医薬活性物質として
サーモン力ルシトニンからなる例えばマイクロカプセル
および移植体形の医薬用デポ−剤は新規であり、この発
明の一部をなす。医薬活性物質としてブロモクリプチン
メシレートを含有する生物分解性ポリマーマトリックス
の噴霧乾燥マイクロカプセルもまた新規であり、この発
明の一部を構成する。
これらサーモン力ルシトニン製剤およびブロモクリプチ
ン製剤は、前記アミドおよびエステルがらのみでなく、
他のオリゴマーおよびポリマーからも製造し得る。これ
らは、公知方法またはこの発明のアミドおよびエステル
生産物で製造したデポ−形について本明細書中に記載し
た方法により製造および投与される。
以下の実施例において、温度は℃であり、未補正である
。ジラクチドは環状ラクトンとも呼ばれる。
〔出発物質の製造〕
実施例A、I DJ、−オリゴ−乳酸 温度計、ガス導入用キャピラリー、リービッヒ冷却管お
よび真空装置付2I!フラスコに、光学不活性乳酸16
00gを仕込み、アルゴン雰囲気下、浴温160℃に加
熱した。清澄無色透明蒸留物が8時間後に生成した。蒸
留を100トールで4時間、更に20トールで4時間、
それから10トールで3時間続けた。スラリーの酸価は
30であり、これは平均分子量1870に対応する。熱
い生成物を磁器皿に移し、冷却し、それから粉砕した。
融点:40〜60℃。酸価:30゜分子量(蒸気圧降下
により測定):20000生成物は完全な無定形であり
、室温でアセトンおよび塩化メチレンに容易に溶解した
第1表に示すデータを有するり、L−オリゴ−乳酸およ
びL−オリゴ−乳酸生成物を同様の方法で製造した。高
分子量生成物は長い反応時間を、低分子量生成物は短か
い反応時間を要した。
第1表 ])、L− A、3   オリゴ−乳酸  0.03 25.0  
2240   210OA、4   L4!Jコ−乳酸
104    538A、5   L−オリゴ−乳酸 
      63.5   882A、5  1−七−
リボ−乳酸       48.5   1154A、
7    D、Lゴ中すコ゛−甲り6安   0.01
   27.0     2070A、8    DJ
”−4−リ−r−ae    O,0118,8298
0A、9    D、L−t’)f−”MlR0,03
232400A、10  D、Lyh’)コ’−鎗  
         12      4590実施例A
、11 コーオリゴーD 、 L−ラクチド−グリコリド。
温度計、ガス導入用キャピラIJ−1還流冷却器および
真空装置付21フラスコに、光学不活性乳酸1350.
0g(72重量%水溶液)およびグリコール酸150.
6gを仕込んだ。
混合物中に弱いアルゴン気流を通過させ、スラリ一温度
160℃に加熱した。還流冷却器を、蒸留物を除去する
ために用いる降下型冷却器に交換した。8時間後、水を
含む蒸留物295m1を分離した。圧力を100トール
に減少させ2時間保った。更に圧力を20トールに減少
させ8時間保った。スラリ一温度は180℃に上昇した
。この時に測定したスラリーの酸価は48で、平均分子
量1170に対応する。圧力を10トールで更に8時間
保った。酸価は31.7であった(平均分子量1770
)。全体で蒸留物555rnlを集めた。熱い生成物を
磁器皿に移し、冷却して粉砕した。淡黄色粉末を得た。
融点=40〜60℃。酸価:31.7゜□蒸気圧降下に
より測定した分子量: xc>oo。
元素分析:C48,20%、H5,61%、046.3
0%。NMR分析によると乳酸単位84重量%。
第2表に示すデーターを有するコーオリゴーD。
L−ラクチド−グリコリドを同様の方法で製造した。
第   2   表 分子量 A、1223 2430 1820 89A、1323
 2430 ’1870 81A、1429 1930
 1770 84 48.25.646.3A、153
1 1soo  1800 75 413.05.54
6.7A、1628 2000 1910 71A、1
725 2240 1820 50実施例A、18 オリゴ−グリコール酸。
温度計、リービッヒ冷却管およびガス導入用キャピラリ
ー付750mA’フラスコに固形グリコール酸500g
を仕込み、スラリ一温度160℃に加熱した。蒸留を、
初めに常圧で2時間、100トールで2時間、最後に1
0トールで更に2時間行なった。まだ熱いスラリーを磁
気皿に移すと、スラリーはすぐに固まり白色ワックス状
塊になった。
酸価ニア9゜分子量ニア50(蒸気圧降下により測定)
。融点:140〜190℃。
〔この発明のアミドおよびエステルの製造〕実施例8.
1 (コ)オリゴ−D 、 L−ラクチド−グリコリド−コ
レステリルエステル。
温度計、リービッヒ冷却器、ガス導入用キャピラリーお
よび攪拌機を付したアルゴン雰囲気下の21フラスコ中
で、実施例A、15のコーオリゴーD、L−ラクチド−
グリコリド927gおよびコレステロール298.21
C0,77モル;コオリゴマー:コレステロール(モル
比)’=1 : 1..5 )を溶融し、攪拌した。ス
ラリ一温度は170℃であった。10トールで6時間攪
拌を行なった。熱い黄褐色の塊を磁気皿に移し、冷却し
た。
酸価:14.6゜鹸化価:588゜ヨウ素価=14、O
o蒸気圧降下により測定した分子量:1140゜未反応
コレステロール含量:1.0〜2.0重量%(薄層クロ
マトグラフィーにより測定)。未反応ジ−ラクチド:1
.0重量%。含水量70.25%。融点=70〜90℃
。元素分析:C56,60%、H6,90%、036.
30%。
第3表に示すデータを有するD 、 L−オリゴ−乳酸
コレステリルエステル(実施例B、3)およびコオリゴ
ーD、L−ラクチド−グリコリドコレステリルエステル
(実施例B、4)生成物を同様の方法で製造した。
第   3   表 生成物      R,2B、3   B、4酸   
  価        17.6  13.2   1
5.7鹸化価   643 582 575 分子量(蒸気圧降下より)     1370  11
50   1140ジラクチド含量(重量%)    
   1.3  0.99    1.0含  水  
量                  0.20溶融
範囲(77−C)  40−50°40−50°60−
80゜C(重量%)54.0 57.6  56.9H
(重量%)       6.4  6.8  6.8
0(重量%)       39.2 35.8  3
6.3実施例8.5 D、L−オリゴ−ラクトイル−N−(L)−フェニルア
ラニン。
a)  D、L−オリゴ−乳酸とヒドロキシスクシンイ
ミドのエステル。
実施例A、7からのり、L−オリゴ−乳酸30g(0,
015モル)オよびN−ヒドロキシスクシンイミド1.
7p(0,015モル)を酢酸エチル100m1に分散
させた。ジシクロへキシルカルボジイミド3.1(0,
015モル)をこの分散液へ1分以内で少しずつ加えた
。添加とともに発熱がおこった。混合物を水浴で冷却し
た。茶ベージュー色分散液はゆっくりと粘稠な白色分散
液に変化した。
23時間後、分散液を濾過し、濾過ケーキを酢酸エチル
10−で2回洗った。清澄母液を浴温50℃で回転式エ
バポレーターで蒸発させた。極めて粘稠な塊を真空下5
0℃で24時間乾燥した。以下のNMRスペクトルを有
する薄黄色樹脂状生成物を得た。
’H−NMR36QMHz、溶媒 CDCl!3:5.
50 PPm (m、 I H、ポリマー鎖末端CH−
0■])  : 5.18 (m 、 278 、ポリ
マー鎖CH−C−):4.39(m、IH,ポリマー鎖
末端C見−C−0−) :2.86 (s 、 4 H
、スクシンイミジルCH2) :  1.72 (” 
) 3 ” pポリマー鎖末端CQ3−C−OH) :
 1.57 (m 、 81 H、ポリマー鎖CH3−
):  1.48 (d 、 31T 、ポリマー鎖末
端cH3−C−)。
b)D、L−オリゴ−ラクトイル−N −(r−) −
フェニルアラニン。
L−フェニルアラニン2.4y(0,0145モル)を
炭酸水素ナトリウム1.217(o、ot4sモル)と
水104dの溶液に分散させた。10分間攪拌後、(±
)オリゴ−ラクトイルヒドロキシスクシンイミド30.
0ダ(0,6145モル)とテトラヒドロフラン104
m1.の溶液を25分間以内で1滴ずつ加えた。添加す
ると少し発熱があった。
反応混合物を室温で72時間攪拌した。最終的にpHが
6.6であったが、IN塩酸を用いて4.0に調節した
。層分離し、水層を塩化メチレン200■ −で2回抽出した。有機層を合わせて水100m/で2
回洗った。それから溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、
回転式エバポレーターで蒸発させた。
残渣を真空上室温で48時間乾燥した。微黄色物質を得
た。
NMR−360MHz 、溶媒CDCl3: 7.25
ppm (m、 3,8 H,Ar −NH);  5
.38 (8m。
IH,ポリマー鎖末端−CH−C−): 5.21 (
m 。
27H,ボ!J7−鎖−CH−C−) : 5.06 
(m 。
0.6H,ポリマー鎖末端CH−OH):4.38 (
m 、 Q、5H、−CH−N ) :  3.07〜
3.32 (m。
1.2H、CH2−”) ;1.57 (m 、 81
)I 。
ポリマー鎖ノメチ/I/ ) : 1.46 (”’ 
+ 6 H*ポリマー鎖末端CH3−)。
cp c 、 MW 4 s 60 :Mn 3200
 ;My/Mn=1.52゜酸価17.3゜ NMRおよびゲル透過クロマトグラフィー(GPC)の
結果によると生成物は純粋なものであった。
〔アミドおよびエステルの精製〕
実施例0.1 61) 実施例B、4からのコオリゴーD 、 L−ラクチドー
クリコリドーコレステリルエステル1000gを室温で
酢酸イソプロピル2.5jに溶解した。溶液をシリカゲ
/L、 [Merck 60粒子寸法0.063〜0.
200x (A7734 ) )を充填したり07トグ
ラフイカラムに入れ、酢酸イソプロピルで溶出した。各
分画を浴温140℃で回転式エバポレーターにて乾燥す
るまで蒸発させ、それから1トール、130℃で6時間
乾燥した。
第4表に各分画のデータを示す。
第   4   表 分画番号    乾燥重量(g)   酸  価1  
       1.80.2 2         22、9      0.43 
        98、 OO,24192、OO,6 5196、03,8 6136、98,0 781、812,8 865、815,5 951、320,3 1022、224,9 868、9 初めの4つの分画を一緒にし、乾燥し、混合し、130
℃で2時間加熱し、冷却後粉砕した。遊離コレステロー
ル=0.5%、 酸価: 0.5 、 ヨウ1g価:1
3.7.鹸化価+600.重金属含量=20ppm  
未満9分子量(蒸気圧降下より測定):1320、融点
=40〜60℃、ジラクチド含量=0.2重量%未満、
ジグリコリド含量:0.5重量%未満、酢酸イソプロピ
ル含量: 0.02 % 、強熱残渣:0.03%未満
9元素分析:C59,70%。
H7,62%、032.90%1分子量(cpc):M
、w =2980 Mn == 2000゜実施例c、
2 実施例B、2からのコオリゴーD、L−ラクチド−グリ
コリド−コレステリルエステルを同様の方法で精製した
。酸価1.5未満の分画を一緒にし、更に操作を続けた
。次の特徴を有する生成物を得た。
遊離コレステロール含量:1.5%p 酸価: 1.2
゜ヨウ素価:13.7.鹸化価:590.重金属含量:
 20 ppm  未満9分子量(蒸気圧降下により測
定) : ]−160、融点:40〜60℃、遊離ラク
チド(環状)含ift:0.2重量%、遊離グリコリド
(環状)含量:0,5重量%未満、酢酸イソプロピル含
量:0.02%、灰分:0.03重量962元素分析:
C59,50%、 87.60%、033.20%。
分子量(ゲル沖過クロマトグラフィー):Mw−285
0、Mn =2021゜ 〔活性剤のマイクロカプセル化〕 実施例り、1 実施例B、5からのり、L−オリゴ−ラクトイル−N−
(L)−フェニル−アラニン9850m!i+と塩化メ
チレン180m1の溶液を、サーモンカルシトニン15
0ηlとメタノール20−の溶液に加えた。生成する均
一相を、前もってメタノール10%と塩化メ゛チレン9
0%の溶媒混合物を用いて定条件に調節し、噴霧乾燥し
てマイクロカプセルにした〔装置:ミニスプレィドライ
ヤー(ビュツヒ、型式190)、ムロ温度60±1℃、
出ロ温度39±1℃に調節〕ポンプ容量を約600yn
J/時に設定した。通気を位置14〜15に調節し、空
気の流通は300〜350/’/時に設定された。加熱
抵抗は3.2であった。
こうして得られたマイクロカプセルマトリックスはサー
モンカルシトニン理論含量91%を有する。マイクロカ
プセルは容易に分散でき、筋肉内に注射針によって適用
できる。
比較のために、実施例A、17(遊離酸ポリマー)から
製造したポリマーを用いて同様の方法でマイクロカプセ
ルを製造した。
生体外での放出をpH4,2,37℃(酢酸緩衝液)で
測定した。
結果を第5表に示す。
第5表 サーモンカルシトニンの放出(96) 5       1、5          16.2
30       5.6         41.6
60      8.1          46.0
120      10、0         51.
4240      10、1         52
.3360      10、2         5
2.81320       9、4        
 52.0実施例n、2 サーモンカルシトニン300〜をメタノール4〇−に溶
解し、実施例B、3からのり、L−オリゴ−乳酸コレス
テリルエステル9.70fを塩化メチレン360m7!
に溶解した。2つの溶液を混合し、実施例DJの方法を
くり返した。
ペプチド20001E(100IE=25μg)を含む
タイプD、lおよびり、2のマイクロカプセルをウサギ
へ筋肉注射後、特異的ラジオイムノアッセイにより、1
週間にわたってカルシトニン温度約0.5〜1nf/r
nlが測定された。
実施例り、3 ブロモクリプチンメシレート2.5■をメタノール20
艷に溶解し、D、L−オリゴ−ラクトイル−N−(L)
−フェニルアラニン(実施例B、5カラ)7.5pを塩
化メチレン180rnlに溶解した。2つの溶液を混合
し、以下の条件下で実施例り、lと同様の方法でスプレ
ー乾燥した。
ポンプの排出容量:600m//時。
入口温度:59℃。
出口温度=39℃ 通気位置:11゜ 空気流通:31ON//時。
得られたマイクロカプセルは0.125mm未満の直径
を有し、凝集塊を形成せずにきわめて容易に分散でき、
注射針によって適用できた。マイクロカプセルは総重量
から計算して、ブロモクリプチンメシレート20%を含
んでいた。
PH4,2,37℃(シトレート/ホスフェート緩衝液
)での生体外での放出を、回転槽法(米国薬局方XX、
959ページ)によって1.2 Orpmで測定した。
結果を第6表に示す。
第   6   表 60  2.4 120  2.4 180  2.5 300  2.6 420  2.6 1440  3.1 実施例り、4 実施例0.2からの精製り、L−コーオリゴーラクチド
ーグリコードーコレステリルエステルl。
gを塩化メチレンに攪拌しながら溶解した。ジヒドロエ
ルゴタミン10gを加え、激しく攪拌した。
得られた分散物を、55℃のスプレードライヤーに10
分間以内でスプレーした。形成するマイクロカプセルは
さらさらした粉末として得られた。
マイクロカプセルの粒子寸法は、0.125 rrrm
未満であった。比較試験として、ある量の純粋な活性゛
成分およびマイクロカプセルに入った等量の活性成分を
pH4,37℃の同容量の緩衝液にそれぞれ溶解した。
純粋活性成分がほぼ100%溶解するのに要する時間に
、同条件下で活性成分の7%だけが、カプセルから放出
された。このことは、活性成分の少なくとも93%がカ
プセルに吸着または保持されていることを示す。
〔移植体の製造〕
実施例E、1 サーモン力ルシトニン25mgおよびり、L−コーオリ
ゴーラクチドーグリコリドーコレステリルエステル(実
施例8.1参照)475mgを混合し、粉砕した。生成
粉末を塩化メチレン25m1に溶解した。
溶、媒を、回転式エバポレーターにより減圧上室温で2
0分以内に蒸発させた。残渣を温浴により50℃で10
分間温めた。得られたフィルムを粉砕し、温度66〜6
8℃で直径1mmに押出した。
押出し物を長さ20 mmに切り、移植体として使用し
た。この移植物を皮下に注入した。
同様の方法で以下の成分の移植体を製造した。
実施例E、2 ケトチフエン25■およびり、L−コーオリゴーラクチ
ドーグリコリドーコレステリルエステル(実施例B、4
参照)475”9゜ 実施例E、3 ブロクリプチンメシレート25■およびり、■、−△ オリゴ−ラクチド−コレステリルエステル(実施例8.
2g照) 47 s m9゜ 実施例E、4 ジヒドロエルゴタミン25■おヨヒD、、L−:] −
オリゴ−ラクチド−コレステリルエステル(実施例c、
1参照)475■。
〔水性媒体中での分解速度〕
a)−生体外試験 本発明のアミドおよびエステル生成物はヒドロキシカル
ボン酸ポリマーおよびヒドロキシカルボン酸コポリマー
より速く水中で分解し、加えて、未反応ヒドロキシカル
ボン酸コオリゴマーよす遅く分解することがわかった。
′第6表に示す生成物のフィルムを37℃で水中に保存
し、所定時間後に重量損失を求めた。結果を第6表に示
す。
第   6   表 b)生体内試験 a)で得た実施例0.2 のオリゴマーのディスク(直
径7mm、厚さQ、 s mm )をラットの腹膜内に
移植した。
C02のオリゴマーの分解は39%であった(取り出し
たディスクの重量より測定)。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人
弁理士青山 葆  外1名 H)[有]7373782 0発 明 者 パルター・ブリコスツォビッヒスイス国
ツエーハー−4123アル シユビル・グラーベンマットベ −761番 0発 明 者 ツブネック・ブリッヒ スイス国ツエーハー−4102ビニ ンゲン°ホレーホルツベーク63

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)乳酸および/またはグリコール酸から誘導された
    オリゴマーであって、そのオリゴマーの分子量は500
    ないし10000であり、オリゴマーの遊離カルボン酸
    残基は少なくとも部分的にアミノ酸とのアミドまたはス
    テロールとのエステルの形にされている、オリゴマー生
    産物。 (2)オリゴマーか少なくとも40重計%の乳酸!11
    位を含む、特許請求の範囲第1項記載の生産物。 (3)オリゴマ一部分が60重量%以下のグリコール酸
    単位を含んでいる、特許請求の範囲第1または2項記載
    の生産物。 (4)オリゴマーか分子量750ないし50oOを有す
    る、特許請求の範囲第1.2および3項の何れか1つに
    記載の生産物λ (5)酸価が1.5または未満である、特許請求の範囲
    第1.2.3および4項の何れか1つに記載の生産物。 (6)ステロールがコレステロールである、特許請求の
    範囲第1ないし5項の何れか1つに記載の生産物。 (7)アミノ酸が芳香族アミノ酸である、特許請求の範
    囲第1.2および3項の何れか1つに記載の生産物。 (8)グリコール酸および/または乳酸から誘導された
    オリゴマーを適当にアミド化またはエステル化すること
    からなり、該オリゴマーが分子量500ないし1000
    0を有するものである、特許請求の範囲第1ないし7項
    の何れか1つに記載の生産物の製法。 (9)薬理学的活性剤を含有する特許請求の範囲第1な
    いし7項の何れか1つに記載の生産物でできたマトリッ
    クスからなる、デボ−形薬剤。 (10筋肉内または皮下投辱用マイクロカプセルの形で
    ある、特許請求の範囲第9炉記載のデポ−形薬剤。 (11)活性剤として薬理学的活性ポリペプチドを含有
    する、特許請求の範囲第9または10項記載のデボ−形
    薬剤。 (12)  活性剤としてサーモンカルシトニンを特徴
    する特許請求の範囲第11項記載のデボ−形薬剤。 (13)生体内分解性ポリマーマトリックスからなり、
    サーモンカルシトニンを含有する、デボ−形薬剤。 (14)活性剤として、マトリックス中に埋封されたブ
    ロモクリプチンまたはサーモン力ルシトニンを含有し、
    上記マトリックスの少なくとも40重量%か体内流体中
    で3か月以内に分解される、デボ−形薬剤。 (15)薬理学的活性剤としてブロモクリプチンメシレ
    ートを含有する、生体内分解性ポリマーマトリックスで
    てきた噴霧乾燥マイクロカプセル。 (16)分子量500ないし5000を有し、少なくと
    も50重量%の乳酸(K位を含有する、遊離酸形のコオ
    リゴ・ラクチド・グリコリド。 (17)50ないし90重量%の乳酸111位を含有(
    3) する、特許請求の範囲第16項記載のコオリコ・ラクチ
    ド・グリコリド。 (18)蒸気圧低下法で測定して分子量500ないし3
    000を有する、特許請求の範囲第16または17項記
    載のコオリゴ・ラクチド・グリコリド。 (19)蒸気圧降下法で測定して分子量750ないし2
    000を有する、特許請求の範囲第16ないし18項の
    何れか1つに記載のコオリゴ・ラクチド・グリコリド。 (20)分子量1000ないし2000を有する、特許
    請求の範囲第19項記載のコオリゴ・ラクチド・グリコ
    リ ド。 (4)−1 (21) 乳酸および/またはグリコール酸の単位から
    なる変性オリゴマーにおいて、オリゴマ一部分か分子量
    500ないし10000を有し、末端カルボキシ基がア
    ミノ酸とのアミドまたはステロールとのエステルの形に
    されている、変性オリゴマー。 (22) 前項記載の変性オリゴマーと前項記載の未変
    性オリゴマーとを混合してなる、混合物。
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