JPS5913004B2 - 電磁シヤツタ− - Google Patents

電磁シヤツタ−

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JPS5913004B2
JPS5913004B2 JP11809375A JP11809375A JPS5913004B2 JP S5913004 B2 JPS5913004 B2 JP S5913004B2 JP 11809375 A JP11809375 A JP 11809375A JP 11809375 A JP11809375 A JP 11809375A JP S5913004 B2 JPS5913004 B2 JP S5913004B2
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JP
Japan
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shutter
excitation
excitation coil
permanent magnet
signal
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進 藤田
精次郎 櫛部
博司 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラの電磁シャッターに係わり、とくに電
磁シャッターの駆動方式に関する。
シャッターの開閉に電磁制御方式を採用した、いわゆ
る電磁シャッターは、従来から公知であるが、励磁コイ
ルや永久磁石小片の素材、あるい&A駆動回路に格別の
技術的工夫が加えられてこなかつたために、最高のシャ
ッタースピードでも“01/30秒以下と遅く、かつ、
シャッタースピードの繰返し安定性に欠け、しかも励磁
コイルが大きいものであつたから、シャッター全体力゛
大型化する等、カメラに組込む上では、未だ幾多の問題
が残されていて、構造が簡単で、かつ、耐久性も高いに
もかかわらず、現在でも実用化されるに至つていない。
斯かる問題点に鑑みて、本発明の出願人が、発明の名称
「電磁シャッター」(特願昭50一115250号)に
おいて、少なくとも1枚のシャツター部材に、一対の永
久磁石小片を互いに極性が逆になるように取付けて、少
なくとも1つの励磁コイルに対して、一方の永久磁石小
片はシャッター部材が全閉位置において駆動力が最大と
なるように臨ませ、他方の永久磁石小片はシャッタ’5
−部材が全開位置において駆動力が最大となるように臨
ませて構成し、励磁コイルに臨む位置による一つの永久
磁石小片の駆動力の変化を互に相殺させて一定の駆動力
でシャッター部材を開閉作動させるようにし、小型の電
磁コイルであつても安定した作動を可動として小型カメ
ラにも無理なく組み込めるようにした電磁シャッターを
新規に提案した。
本発明は、上記電磁シャッター、特にプログラム電磁シ
ャッターに最適な駆動回路を提供しようとするもので、
基本的には、シャッター部材を全開方向へ作動させる第
1励磁コイルと、シャッター部材を全閉方向へ作動させ
る第2励磁コイルに対して、夫々、開き信号を印加する
第1励磁回路と、閉じ信号を印加する第2励磁回路とを
設まて、例えば、露出メーターのようなタイミング設定
手段からのタイミング信号により、開き信号の途中で閉
じ信号を印加するようにして開き信号に対して閉じ信号
の一部を重複させ、第2励磁コイルの励磁力によるシャ
ツタ一部材の全開方向のブレーキ効果で慣性を減少させ
て、安定に、かつ、迅速に全閉方向へ作動させるように
して、より高速のシヤツタースピードを得ることができ
るようにしたものである。
以下、本発明を、いわゆるキロチッ型式のシャツタ一を
例にとつた実施例を示す添附図面に従つて詳細に説明す
る。
第1図において、シヤツタ一基板(図示せず)に穿設し
た撮影孔1(図中破線で示す)とほぼ同径の露出孔2及
び3を夫々有する帯板状の第1シヤツタ一部材4及び第
2シヤツタ一部材5は、面対面の関係で重ね合わされた
状態で、露出孔2及び3が撮影孔1を開閉するべくシヤ
ツタ一基板上を一方向に往復摺動自在に案内される。
第1シヤツタ一部材4は、常時は撮影孔1を閉じるべく
、露出孔2が撮影孔1の中心に対して僅かに左側へずれ
た位置にあるよう、全体が左方向に摺動された状態で、
左側支持腕6に、長手方向に設けた長溝7の右端が支軸
8を当て止められて定位している。
第2シヤツタ一部材5は、第1シャツタ一部材と同様、
常時は撮影孔1を閉じるべく、露出孔3が撮影孔1の中
心に対して僅かに右側へずれた位置にあるよう、全体が
右方向に摺動された状態で、左側支持腕9に、長手方向
に設けた長溝10の左端が支軸8に当て止められて定位
している。
上記第1シャツタ一部材4と第2シャツタ一部材5とは
、互いに逆方向に連動して摺動するように、たすき掛け
部材11により連係される。このたすき掛け部材11は
、中央部を上記支軸8で揺動自在に軸支され、下端側の
ピン12は、第1シャツタ一部材4の左側支持腕6の下
側側縁で、支軸8に対して常時は左側に位置するように
設けた突出部13の長溝13aに嵌合させると共に、上
端側のピン14は、第2シヤツタ一部材5の左側支持腕
9の上側側縁で、支軸8に対して常時は右側に位置する
ように設けた突出部15の長溝15aに嵌合させている
〇したがつて、例えば、第2シヤツタ一部材5を左方向
へ摺動させると、該部材5の突出部15を介して、たす
き掛け部材11が反時計回りに揺動されて、第1シヤツ
タ一部材4は、突出部13を介して右方向へ摺動され、
第2図に示すように、夫々の露出孔2及び3は、撮影孔
1の中心に対して徐々に重なり合うようになつて、撮影
孔1を開放する。
上記第1シヤツタ一部材4の長手右方向に設けた右側支
持腕16と、第2シヤツタ一部材5の左側支持腕9は、
夫々、ほぼ同じ駆動特性を有する励磁コイル17,18
の中空部17a,18aに遊嵌させている。
第2シヤツタ一部材5の左側支持腕9には、シヤツタ一
全閉時(第1図参照)に励磁コイル17の吸入側の位置
Aに内側端面19aが一致し、シャツタ一全開時(第2
図参照)に励磁コイル17の中央付近に位置する、内側
端面19aがN極の永久磁石小片19、及びシヤツタ一
全閉時に励磁コイル17の中央付近に位置し、シャツタ
一全開時に励磁コイル17の出口側の位置Cに外側端面
20aが一致する、外側端面20aがN極の永久磁石小
片20が取り付けられている。
一方、第1シヤツタ一部材4の右側支持腕16には、シ
ヤツタ一全閉時に励磁コイル18の吸入側の位置Bに内
側端面21aが一致し、シヤツタ一全開時に励磁コイル
18の中央付近に位置する、内側端面21aがS極の永
久磁石小片21及びシャツタ一全閉時に励磁コイル18
の中央付近に位置し、シャッタ一全開時に励磁コイル1
8の出口側の位置Dに外側端面22aが一致する、外側
端面22aがS極の永久磁石小片22が取り外けられて
いる。
なお、永久磁石小片19,20,21,22の素材とし
ては、例えば磁力が強い希土類コバルトを採用すれば、
励磁コイルの小型化を助成することができる。ここで、
励磁コイル内に配された永久磁石小片に加わる力の原理
について説明すると、第3図A,bに示すように励磁コ
イル17内に永久磁石小片19,20を臨ませた時、励
磁コイル17を左側がS極、右側がN極となるように励
磁すると(第3図a)、第4図aに示すように、励磁コ
イル17の位置C及び位置Aにおいて最大で、励磁コイ
ル17の中央0に向かうに従つて小さくなり、中央0で
ゼロとなる駆動力が永久磁石小片19,20に働く。
従つて、永久磁石小片19に働く駆動力は最初は最大で
次第に小さくなり、永久磁石小片20に働く駆動力は最
初は最小で次第に大きくなるので永久磁石小片19,2
0に働く駆動力の変化が相殺されて、二点鎖線で示すよ
うな一定の駆動力となる。一方、励磁コイル17を左側
がN極、右側がS極となるように励磁すると(第3図b
)、第4図bに示すように、励磁コイル17の中央にお
いてゼロで、中央から左右に行くに従つて大きくなり、
励磁コイル17の位置C及び位置Aにおいて最大となる
排斥力が永久磁石小片19,20に働く。
従つて永久磁石小片19に働く駆動力は最初は最小で次
第に大きくなり、永久磁石小片20に働く駆動力は最初
は最大で次第に小さくなるので、永久磁石小片19,2
0に働く駆動力の変化が相殺されて、二点鎖線で示すよ
うな一定の駆動力となる。上記の構成よりなる電磁シャ
ツタ一を駆動する駆動回路は、第5図に示すように、基
本的には二系統の励磁回路を組合せたもので、第6図に
示した波形a−1を参照しながら説明すると、一方側の
励磁回路は、シヤツターレリーズに連係してオンするレ
リーズスイツチ30により、セツト入力S(a)が印加
されてセツトされるフリツプフロツプ回路31のセツト
出力Q(e)で、NPNトランジスタ32をオンして、
第1励磁コイル17に開きパルスfを印加する第1励磁
回路である。
他方側の励磁回路は、レリーズスイツチ30のオンで、
露光量調整用の可変抵抗器33と、接地したコンデンサ
ー38を介して一方端34aに露光量の設定電圧bが、
他方端34bに予じめ定められた閾値電圧j(第6図b
に破線で示す)が印加されて、露光量設定電圧bが閾値
レベル以上になつたときに、該レベルから立上つた信号
cを出力する電圧比較器34を備え、該電圧比較器34
の出力信号cを、ワンショットマルチパイプレーダー3
5を介した出力信号gで、NPNトランジスタ36をオ
ンして、励磁コイル18に閉じ信号hを印加する第2励
磁回路である。
また、第2励磁回路の電圧比較器34からの出力信号c
は、遅延回路37を介して第1励磁回路のフリツプフロ
ツプ回路31に、りセツト入力R(d)として印加する
ようにしている。
即ち、シャツターレリーズで、まず、第1励磁回路によ
り開きパルスfで、励磁コイル17が励磁開始されて、
永久磁石小片19,20を介して、シヤツタ一部材4,
5を全開方向に往摺動させる一方、可変抵抗器35から
の出力信号bにより、閾値レベルになるまでの時間Ts
遅れで、閉じ信号hにより励磁コイル18が一定時間T
a励磁されて、永久磁石小片21,22を介してシヤツ
タ一部材4,5を全閉方向に復摺動させると共に、遅延
回路37で設定した時間Td後に、励磁コイル17の励
磁を停止させ、励磁コイル17,18の駆動サイクルを
終了するものである。
この場合、可変抵抗器33の抵抗値が小さい被写体の明
るい場合には、第2励磁コイル18の励磁開始までの時
間Tsは少なくなり、第7図に基本波形図で示すように
、励磁コイル17,18の開き及び閉じ信号F,hが、
ハツチング部において、見掛上重復して、励磁コイル1
7によるシヤツタ一部材4,5の往摺動途中で励磁コイ
ル18によりシャツタ一部材4,5を復摺動させるよう
に作用し、シャツタ一部材4,5の往摺動にブレーキが
かけられ、かつ全開方向への慣性が減少された状態で、
図中1で示す如く、ハツチング部をピークとした急激な
立上り、立下りでシヤツタ一が高速開閉するようになる
また、可変抵抗器33の抵抗値が大きい被写体の暗い場
合には、図示しないが、出力信号bは緩やかに立上つて
、時間Tsは長くなり、第2励磁コイル13の励磁開始
が遅くなつて、シヤツタ一が低速開閉するようになる。
この関係は、縦軸に時間Tsを、横軸に輝度1をとつた
第8図に示すグラフからも明らかなように、被写体輝度
が明るい11の時は、時間t1は少なくて早いシヤツタ
ースピードとなり、逆に被写体輝度が暗い12の時は、
時間T2は多くなり、遅いシヤツタースピードとなる特
性を示すものである。
次に、本発明の実施例の動作について説明する。
今、第1図に示したシヤツタ一全閉時において、シャツ
ターレリーズに連係してレリーズスイツチ30をオンす
ると、フリツプフロツプ回路31にセツト入力S(a)
が印加されて、該回路31のセツト出力Q(e)でNP
Nトランジスタ32がオンされて励磁コイル17に開き
信号fが印加され、励磁コイル17を左端面17cがS
極・右端面17bがN極となるよう励磁すると、前述し
たように、永久磁石小片19には左右に最大の駆動力が
働き、永久磁石小片20には駆動力はほとんど働かない
。従つて、第2シヤツタ一部材5は左方向に駆動され、
該第2シヤツタ一部材5の突出部15を介してたすき掛
け部材11が反時計方向に揺動されることにより、第1
シヤツタ一部材4は右方向に摺動され、夫々のシヤツタ
一部材に設けられた露出孔3,2は、撮影孔1の中心に
対して徐々に重なり合い、撮影孔1を開放してゆく。こ
の時、永久磁石小片19に働く駆動力は次第に小さくな
るが、永久磁石小片20には次第に左方に大きな駆動力
が働くようになり、永久磁石小片19,20に働く駆動
力の変化が相殺されて、ほぼ一定した駆動力により安定
したシャツタースピードが得られる。一方、シヤツター
レリーズによるレリーズスイツチ30のオンで、今、被
写体が明るいとして抵抗値を小さく設定した可変抵抗器
38から出力する急激に立上つた露光量設定電圧bと、
予じめ定められた閾値電圧jとが印加される電圧比較器
34からは、露光量設定電圧bが閾値レベル以上になる
比較的早い時期に、信号cが出力し、この出力信号cを
ワンショットマルチパイプレーダー35を介して得た出
力信号g′C′NPNトランジスタ36がオンされて励
磁コイル18に閉じ信号hが印加され、励磁コイル18
が左端面18bがN極、右端面18cがS極となるよう
に励磁され、永久磁石小片22に左方に最大の駆動力が
働き、第1シヤツタ一部材4が左方向に駆動され、たす
き掛け部材11を介して第2シャッタ一部材5が右方向
に摺動され、撮影孔1を全閉する。この場合も上記した
と同様に永久磁石小片22に働く駆動力と、永久磁石小
片21に働く駆動力の変化が相殺されて、ほぼ一定した
駆動力により安定したシヤツタースピードが得られる。
第6図に示すように、励磁コイル17,18の開き及び
閉じ信号F,hは、ハツチング部において、重復するこ
ととなり、励磁コイル17によるシャツタ一部材4,5
の往復作動途中で、励磁コイル18によりシヤツタ一部
材4,5は復摺動させられるようになり、シヤツタ一部
材4,5は、往摺動にブレーキがかけられて、全開方向
への慣性が減少された状態で、永久磁石小片21,22
が左方に駆動されることにより、第1シヤツタ一部材4
を急激に左方向へ摺動させ、たすき掛け部材11を介し
て第2シヤッタ一部材5を右方向へ摺動させて撮影孔1
を閉止していく。このように、被写体が明るい場合のシ
ヤツタ一部材4,5は、励磁コイル18の励磁とほぼ同
時に、全閉方向に復摺動を開始するので、第6図1に示
すように、励磁コイル18の励磁開始をピークとした急
激な立上り、立下りで往復摺動して、高速で撮影孔1を
開閉する。
つぎに、被写体が暗いとして、可変抵抗器33の抵抗値
を大きく設定すると、該抵抗器33からの出力信号bは
、電圧比較器34での閾値レベルに達するまでに相当の
時間を要して時間Tsは長くなり、したがつて、第2励
磁コイル18の励磁開始が遅くなつて、長時間撮影孔1
が開放されることになり、低速のシヤッタースピードと
なる。
第2励磁回路の電圧比較器34からの出力信号cは、遅
延回路37を介してフリツプフロツプ回路31に、りセ
ツト入力R(d)として印加され、遅延回路37で設定
される時間Td後に、励磁コイル17の励磁を停止する
。上記励磁コイル17,18の開き及び閉じ信号F,h
の重なり量は、この遅延回路37の設定時間Tdによつ
て任意に変えることができる。上記実施例の駆動回路で
は、励磁コイル17を開き信号専用に、励磁コイル18
を閉じ信号専用にしてシヤツタ一を開閉制御するように
したが、両励磁コイル17,18に開き信号と閉じ信号
を同時に印加するようにしてもよい。
即ち、この実施例の駆動回路は、第9図に示すように基
本的には上記の実施例の駆動回路をプツシユブル化した
もので、上記実施例の遅延回路37に代えて、開き及び
閉じ信号の重なり量を設定する遅延回路37aと、閉じ
信号巾を設定する遅延回路37bとを設ける一方、フリ
ツブフロツプ回路31に代えて、励磁コイル17の開き
信号用フリツプフロツプ回路31aと閉じ信号用フリツ
プフロツプ回路31b1励磁コイル18の開き信号用フ
リツプフロツプ回路31cと閉じ信号用フリツプフロツ
プ回路31dとを設けて構成したものである。
なお、本実施例においては、第2励磁回路の作動開始タ
イミングを計るタイミング設定手段として、可変抵抗器
33を利用したが、被写体の明るさを電気的な抵抗値に
変換するCdS露出計を用いれば、EE式の電磁シャツ
タ一とすることができるものである。
また、シヤツタ一型式としては、実施例のようなキロチ
ッシャッターに限られるものではなく、回動(揺動)型
のシヤツタ一にも容易に適応することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、シヤツタ
一部材を全開方向へ作動させる第1励磁コイルには開き
信号を印加する第1励磁回路を、また、シヤツタ一部材
を全閉方向へ作動させる第2励磁コイルには閉じ信号を
印加する第2励磁回路を夫々設けると共に、開き信号の
途中で閉じ信号を印加するようにタイミング信号を出力
するタイミング設定手段を設けて、開き信号に対して、
閉じ信号を一部重復させるようにしたものであるから、
とくに高速シヤツタ一時は、第2励磁コイルの励磁力が
、第1励磁コイルによるシヤツタ一部材の全開方向への
作動に、ブレーキカとして作用するので、シャツタ一部
材の全開方向への慣性が吸収され、迅速に全閉方向へ作
動させることができ、高速のシヤツタースピードを得る
ことができる。
また、開き信号と閉じ信号を重復させるものであるから
、閉じ信号の印加でシヤツタ一全閉方向への切替えが、
事実上静止状態で行えるようになり、シヤツタ一開閉の
安定化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る励磁シャツタ一の全閉時を示す
正面図、第2図は、第1図のシャッタ一の全開時を示す
正面図、第3図A,bは励磁コイルに臨む位置による永
久磁石小片の駆動力の変化の原理説明図、第4図A,b
は第3図A,bにおける永久磁石小片の駆動力Pを縦軸
に、移動距離1を横軸にとつた駆動力特性図、第5図は
、本発明に係る電磁シヤツタ一の駆動回路の一例を示す
回路図、第6図a−1は、第5図の回路の信号波形図、
第7図は、励磁電流の重なりを原理的に説明するための
信号波形図、第8図は、縦軸に時間Tsを、横軸に輝度
1をとつた被写体輝度とシヤツタースピードの関係を示
すグラフ図、第9図は、駆動回路の他の実施例を示す回
路図である。 4・・・・・・第1シャツタ一部材、5・・・・・・第
2シヤツタ一部材、11・・・・・・たすき掛け部材、
17・・・・・・第1励磁コイル、18・・・・・・第
2励磁コイル、19,20,21,22・・・・・・永
久磁石小片、30・・・・・・レリーズスイツチ、31
,32・・・・・・第1励磁回路、34,35,36・
・・・・・第2励磁回路、33,38・・・・・・タイ
ミング設定手段、37・・・・・・遅延回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 撮影孔を開閉する一対のシャッター部材を、連動部
    材により全閉位置と全開位置とに連動させるようにして
    、該シャッター部材を永久磁石小片と励磁コイルから成
    る一対の電磁駆動手段により開閉するようにした電磁シ
    ャッターであつて、シャッターレリーズに連係して第1
    励磁コイルに開き信号を印加する第1励磁回路と、該開
    き信号の途中で、タイミング信号を出力するタイミング
    設定手段と、該タイミング信号によつて閉じ信号を第2
    励磁コイルに印加する第2励磁回路と、上記タイミング
    信号が出力された後、所定時間で上記第1励磁回路の作
    動を停止させる遅延回路とを備えたことを特徴とする電
    磁シャッター。
JP11809375A 1975-09-23 1975-09-29 電磁シヤツタ− Expired JPS5913004B2 (ja)

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DE19762642601 DE2642601C2 (de) 1975-09-23 1976-09-22 Elektromagnetisch betätigter Verschlußmechanismus
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DE3277576D1 (en) * 1981-05-22 1987-12-10 Nippon Denso Co Control circuit system for automobiles
JPS59143217A (ja) * 1983-02-04 1984-08-16 株式会社デンソー 自動車用スイツチ装置

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