JPS59128937A - 内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法 - Google Patents

内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法

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JPS59128937A
JPS59128937A JP58002543A JP254383A JPS59128937A JP S59128937 A JPS59128937 A JP S59128937A JP 58002543 A JP58002543 A JP 58002543A JP 254383 A JP254383 A JP 254383A JP S59128937 A JPS59128937 A JP S59128937A
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region
engine
fuel
air
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JP58002543A
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Noriyuki Kishi
岸 則行
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方
法に関し、特に、フィードバック制御運転領域以外の領
域の一部に於て所定の燃料供給制御係数値を適用して燃
料供給を行うと共に排気ガスの還流を停止させるように
した内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法に関
する。
内燃エンジン、特にガソリンエンジンの燃料噴射装置の
開弁時間を、エンジン回転数と吸気管内の絶対圧とに応
じた基準値に、エンジンの作動状態を表わす諸元、例え
ば、エンジン回転数、吸気管内に絶対圧、エンジン水温
、ムロノ1〜ル弁開度、排気濃度(酸素濃度)等に応じ
た定数および/または係数を電子的手段により加算およ
び/または乗算することにより決定して燃料噴射量を制
御し。
もってエンジンに供給される混合気の空燃比を制御する
ようにした燃料供給装置が本出願人によす提案されてい
る(例えば特願昭56−023994号)。
この提案に係る燃料供給装置に依れば、エンジンの通常
の運転状態ではエンジンの排気系に配置された排気濃度
検知器の出力に応じて係数を変化させて理論空燃比又は
それに近似した空燃比を得るように燃料噴射装置の開弁
時間を制御する空燃比のフィードバック制御(クローズ
トループ制御)を行う一方、エンジンの特定の運転状態
(例えばアイドル域、混合気リーン化域、スロワ1〜ル
弁全開域、フューエルカット域)では、領域により夫々
固有の前記係数と共に、フィードバック制御領域で算出
した前記最初の係数の平均値を併せて適用して各特定の
運転状態に最も適合した所定の空燃比をそれぞれ得るよ
うにしたオープンループ制御を行い、これによりエンジ
ンの燃費の改善や運転性能の向上を図っている。
しかしながら、上記燃料供給装置におけるように、オー
プンループ制御時に所定の燃料供給制御係数値を適用し
て各特定運転領域において夫々の空燃比を得るようにし
ても、エンジン運転状態の各種検出器、燃料噴射装置の
駆動制御系等の製造上のばらつきや経年変化により実際
の空燃比が所定空燃比からずれる可能性が多分にあり、
また、前記フィードバック制御時の係数の平均値を上記
特定運転領域での制御に適用しても、これらの特定運転
領域の中にはフィードバック制御領域と運転条件が多分
に異なるためかかる特定運転領域で得られる空燃比がそ
れぞれの所定の空燃比からなり異なるものになる場合か
ある。かかる場合所要のエンジン作動の安定性や運転性
能が得られないことになる。
又、エンジンの運転中、その排気の一部を排気還流路を
介して吸気通路に還流させて混合気の燃焼温度の過上昇
を抑制し、大気汚染の一要因となる窒素酸化物の発生を
防止する方法(以下これをrEcRJ と呼ぶ)も既に
広く知られている。
EGRは上述のように排気ガス対策上有効な手力である
一方、エンジン温度が低いときにEGRを行なうと機関
の燃焼が不安定になり運転性が悪化するのでEGRを停
止し、又、高負荷運転時には所定のエンジン出力を確保
し燃料消費率を低減させると共に排気ガス特性を維持さ
せるために排気還流量を減少させる等、エンジンの運転
状態に応じて排気還流量を制御する必要がある。
したがって、排気還流制御装置を備えたエンジンの燃料
供給制御を行う場合には、エンジンの運転領域がフィー
ドバック域および特定運転域のいずれであるかを判別す
ると共に排気ガスの還流を行う排気還流運転域にあるか
否かの判別を別途行わねばならず、前述の電子的手段に
おける処理が18となり該処理を行うための実行時間が
長時間となる。そして、この電子的手段は処理および演
算能力に一定の限界がある一方、上記燃料供給及び排気
還流制御に加えその他種々の処理および演算を行うもの
であるから、上記処理および演算の実行時間の短縮化を
図ることが望まれる。
この課題を解決するために排気還流制御を燃料供給制御
と関連づけて行うべくエンジンの冷間状態を暖機センサ
により検出して空燃比をオープンループ制御すると同時
に排気還流を停止させるようにした排気還流制御装置が
提案されている(特開昭51.−1.02721号)。
この装置によれば、冷同時には排気還流停止条件を別途
判別する必要はないが、それ以外の運転状態例えばスロ
ットル弁全開時、アイドル運転時、高回転時では依然と
して排気還流を停止すべきか否かを判別する必要があり
、電子的手段に於る処理の簡略化が更に望まれる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、空
燃比のフィードバック制御運転領域において内燃エンジ
ンの排気系に配置される排気能度検出器の出力に応じて
変化する係数を用いてエンジンに供給される混合気の空
燃比を電子的にフィードバック制御すると共に、排気還
流運転領域においてエンジンの吸気通路と排気通路とを
連通ずる排気還流路を介して排気ガスを還流するように
構成された内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方
法において、前記空燃比フィードバック制御運転領域お
よびフィードバック制御運転領域以外の複数の特定運転
領域のいずれの領域でエンジンが運転されているかを検
出し、フィードバック制御運転領域での運転時に得られ
た前記係数の平均値を算出し、複数の特定運転領域のう
ち所定の運転領域においては前記係数として前記係数の
平均値を適用して燃料供給を行い、その他の特定運転領
域においては前記係数の平均値に代えて所定値を適用し
て燃料供給を行うと共に排気ガスの還流を停止させるよ
うにし、各運転領域し;於て、空燃比が最適値をとるよ
うに燃料供給量を制御すると共に、燃料供給制御及び排
気還流制御のための判別処理を短時間で行うようにした
内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法を提供す
るものである。
以下本発明の方法の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の方法が適用される燃料供給及び排気還
流制御装置の全体構成図であり、符号1は例えば4気筒
の内燃エンジンを示し、エンジン1には吸気管2が接続
され、吸気管2の途中にはスロットル弁3が設けられて
いる。スロットル弁3にはスロットル弁開度センサ4が
連結されてスロットル弁の弁開度を電気的信号に変換し
電子コントロールユニツ1〜(以下rECUJ と言う
)5に送るようにされている。
吸気管2のエンジンIとメロツi・ル弁3間には燃料噴
射弁6が設けられている。この燃料噴射弁6は吸気管2
の図示しない吸気弁の少し」1流側しこ各気筒ごとに設
けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続
されていると共にECU3に電気的に接続されて、EC
U3からの信号によって燃料噴射の開弁時間が制御され
る。
一方、スロットル弁3の直ぐ下流には絶対圧センサ8が
設けられており、この絶対圧センサ8によって電気的信
号に変換された絶対圧信号は前記ECU3に送られる。
また、その下流には吸気温センサ9が取付けられており
、この吸気温センサ9も吸気温度を電気的信号に変換し
てECU3に送るものである。
エンジン本体1にはエンジン水温センサ】0が設けられ
、このセンサ10はサーミスタ等から成り、冷却水が充
満したエンジン気筒周壁内に挿着されて、その検出4水
7憔信号をECU3に供給する5工ンジ゛ン回転数セン
サ(以下rNeセンサ」と云う)11がエンジンの図示
しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取付けられてお
り、TDC信号即ちエンジンのクランク軸の】80°回
転毎にキ定クランク角度位置で1パルスを出力するもの
であり、このパルスはECU3に送られる。
エンジン1の排気管j3には三元触媒14が配置され排
気ガス中のHC,Co、NOx成分の浄化作用を行なう
。この三元触媒J4の上流側には02センサ15が排気
管13に挿着されこのセンサ15は排気中の酸素濃度を
検出しその検出値信号をECU3に供給する。
更に、E CU 5には車速スイッチ7が接続されてお
り、車速スイッチ7は、例えば、車速が毎時45kmを
越えたときオン信号をI+”: CU 5に供給する。
前記三元触媒14上流の排気管13に開口し1、スロッ
トル弁3下流の吸気4f!:2に連通ずる排気還流路1
2が設けられ、この排気還流路12途中に設けられた制
御弁16によって排気還流量の制御を行なう。制御弁1
6は負圧応動装置19のダイアフラム1.9 aに連結
されている。負圧応動装置】9はダイアフラム19aに
より画成される負圧室19dと下室19cとを有し、負
圧室19dに装着されたバネ19bはダイアフラム19
aを制御弁18が閉じる方向に抑圧している。下室19
cは大気に連通し、負圧室19dは連通路20を介して
スロットル弁3下流の吸気管2に連通している。この連
通路20途中には電磁三方弁】7が設けられており、電
磁三方弁17のソレノイ+<t7bが付勢されたとき弁
体17aはフィルタ18を介して大気に連通ずる開口1
.7 cを閉成すると共に連通路20を開成状態にして
スロットル弁下流の吸気管2内の負圧PBAを負圧応動
装置19の負圧室]、 9 dに導入する。負圧室19
dに負圧PBAが導入されるとダイアフラム19aの両
面に作用する圧力差によってダイアフラム19aはバネ
10bに抗して変位し制御弁!−6を開弁させる。すな
わち、電磁圧i+17のソレノイド17bを°付勢する
と制御弁1qは、加昇じて排気ガスを排気還流路12を
介して吸気管2に還流させる。次に、電磁三方弁17の
ソレノイド17bが消勢されると弁体17aは連通路2
Ωの開口20aを閉塞すると共に開口L7cを開成して
大気を負圧応動装置19の負圧室19dに導入する。こ
のときダイアフラム19aの両面に作用する圧力差は零
となりダイアフラム19aはバネ19bによって押圧さ
れて変位し、制御弁16を開成状態とする。すなわち電
磁三方弁17のソレノイド17bを消勢すると制御弁1
6は全開となって排気ガスの還流を遮断する。
電磁三方弁17のソレノイド17bは電気的にECU3
に接続されており、後述するエンジン運転状態に応じて
オン−オフ信号をECU3から供給される。
更に、ECU3には、大気圧を検出するセンサ21およ
びエンジンのスタータスイッチ22が接続されており、
ECU3はセンサ2Iからの検出値信号およびスタータ
スイッチのオ〉゛・オフ状態信号を供給される。
更に、ECU3にはバッテリ23およびアイドル調整用
可変電圧電源24が接続され、それぞれECU動作電圧
および後述のアイドル時の空燃比補正用電圧vIDLを
供給される。
ECU3は上述の各種センサ及び車速スイッチ7からエ
ンジンパラメータ信号に基づいてエンジン運転状態を判
別して上述の電磁三方弁17にオン−オフ信号を供給す
ると共に以下に示す式で与えられる燃料噴射弁6の燃料
噴射時間T OU Tを演算する。
TOUT=TiX(KTA−KTw−KwoT・K+−
51KD*0KcAT0Ko2)+T + o L  
     ・・・自(1)ここにゴーは燃料噴射弁6の
噴射時間の基準値であり、エンジン回転数Neと吸気管
内絶対圧PBAに応じて決定される。K、TAは吸気温
度補正係数、KTWはエンジン水温補正係数であってそ
れぞれ吸気温度TAおよびエンジン水温Twに−) 応じて決定される。KWOT、KLS、KDRは定数で
あって、K w OT cfスロットル弁全全開時混合
気のリッチ化係数、K +−sは混合気のリーン化係数
である。KDRは低回払オープンループ制御領域におい
てエンジンの発進時の運転性能向上の目的で適用される
リッチ化係数である。KCATは高回転オープンループ
制御域に於て三元触媒14の焼損防止の目的で適用され
るリッチ化係数である。TIDLは燃料噴射弁の噴射時
間補正変数であって、適用するエンジン等の特性に応じ
てメインテナンス時等に調整されるアイドル調整用可変
電圧電源19からの設定電圧により決定される。K o
 2はフィードバック制御時に排ガス中の酸素濃度に応
じて変化する空燃比補正係数であって、フィードバック
制御を行なわない複数の特定運転領域では各運転領域に
応じて設定される係数である。
E CU、5は上述のようにして求めた燃料噴射時間T
Oυ丁に基いて燃料噴射弁6を開弁させる駆動信号を燃
料噴射弁6に供給する。
第2図は第1図のECU3内部の回路構成を示す図で、
第1図のNeセンサ11からのエンジン回転数信号は波
形整形回路501で波形整形された後、TDC信号とし
て中央処理装置(以下rCPUJという)503に供給
されると共にMeカウンタ502にも供給される。Me
カウンタ502はNeセンサ11からの前回所定位置信
号の入力時から今回所定位置信号の入力時までの時間間
隔を計数するもので、その計数値Meはエンジン回転数
Neの逆数に比例する。Meカウンタ502はこの計数
値Meをデータバス510を介してCPU503に供給
する。
第1図のスロットル弁開度センサ4、吸気管内絶対圧P
BAセンサ8、水温センサ10等の各種センサからの夫
々の出力信号はレベル修正回路504で所定電圧レベル
に修正された後、マルチプレクサ505により順次A/
Dコンバータ506に供給される。A/Dコンバータ5
06は前述の各センサから出力信号を順次デジタル信号
に変換して該デジタル信号をデータバス510を介して
CPU503に供給する。
第1図の車速スイッチ7のオン−オフ信号はレベル修正
回路512で所定電圧レベルに修正された後、データ入
力回路513で所定のデジタル信号に変換されデータバ
ス510を介してCP U303に供給される。
CPU503は、更に、データバス510を介してリー
ドオンメモリ (以下rRO’MJ という)507、
ランダムアクセスメモリ(RAM) 508及び駆動回
路509,5]1↓こ接続されており、RAM508は
CPU503での演算結果等を一時的に記憶し、ROM
507はCPU503で実行される後述する燃料供給及
び排気還流制御等の制御プログラムを記憶している。
CPU503はROM50’7に記憶されて・いる制御
プログラムに従って前述の各種エンジンパラメータ信号
に応じて、詳細は後述するようにエンジン運転状態を判
別し、排気還流量を制御する電磁三方弁17のオン−オ
フ制御信号を駆動回路5,11に供給すると共に、エン
ジン運転状態に応じた燃料噴射弁6の燃料噴射時間T 
o u Tを演算し、この演算値をデータバス510を
介して駆動回路509に供給する。駆動回路509は前
記演算値に応じて燃料噴射弁6を開弁させる制御信号を
該噴射弁6に供給し、駆動回路511は電磁三方弁17
をオン−オフさせるオン−オフ駆動信号を電磁三方弁1
7に供給する。
第3図は本発明の方法に係るフィードバック運転領域及
び各特定運転領域並びに排気還流運転領域の設定例を、
各領域で適用される各係数値と共に示す。特定運転領域
のうちフューエルカッ1−城及び混合気リーン化域は、
フィードバック制御域と運転条件がさほど離れていない
ため、これらの領域では係数Ko2としてフィードバッ
ク制御時に得たK・)2の平均値KREFを適用するこ
とにより所定の空燃比を得ることができる。一方、その
他の特定運転領域は、いずれもフィードバック域とは運
転条件がかなり異なるので、上記KREF値を適用する
ことにより所定の空燃比を得るこ、どか困難である。そ
こで、02センサ未活性時、アイドル時、スロットル弁
全開時、後述する低回転オープンループ制御時および高
回転オーブンループ制御時の各特定運転領域においては
、K RE Fに代えて所定値KPROを領域により単
独に、又は対象となる領域に固有の補正係数と共に適用
することにより、これらの領域で夫々最適な値の空燃比
を得るようにしている。KpRo値は通常1.0又はそ
の近傍値例えは0.8・6〜1.14に設定される。具
体的には、エンジン製造ラインにおいて生産コツ1−毎
に適用対象となるエンジンにとり最適の運転性能、排ガ
ス特性、燃費等の諸特性が得られる空燃比に制御し得る
K p RO値を求め、第2図のV P RO調整器5
14の抵抗を該求められたKPRO値に対応する値に選
定しその出力電圧V p ROを調節する。
第4図は、第3図の各運転領域に適用される空燃比補正
係数K o 2 、 K RE F 、 K r RO
を設定するサブルーチンのフローチャー1−を示す。
先ず、02センサの活性化が完了しているか、否かを判
別しくステップ])、その答が否定(No’)であると
きは、Ko2をKPROに設定する(ステップ2)、。
ステップ1の答が背定(Yes)のときは、エンジンが
アイドル状態にあるが否かを判定しくステップ卸、その
答が肯定(Yes)のとき、即ち、回転数Neが所定回
転数NIDI、(例えば]000rpm)より小さく、
且つ絶対圧PBAも所定FflPnrv+−(例えば3
60mmHg)より小さいときにはアイドル状態である
としてK o 2をK PROに設定する(ステップ2
)。一方、答が否定(NO)のときは、エンジンが低回
転オーフッループ制御域にあるが否かを判別する(ステ
ップ4)。そして、エンジン回転数Neがメロツ1−ル
弁がアイドル位置での回転数(例えば65o−700r
prn)より若干高い所定の回転数(例えば900rp
m)より低く且つ吸気管内絶対圧PBAがアイドル域の
所定の上限値(例えば360mm)ig)より高い領域
すなわち低回転オープンループ制御域にあると判別され
たときはステップ2へ移行してKO2をKFROに設定
する。すなわち、アイ1ヘル状態(例えばアイドル点1
)から発進する場合、通常は第3図のA線で示すように
この低回転オープンループ制御域に通過するので、この
領域では固有の係数Kn R(例えは1.1)と共にK
rpo値を適用して混合気をリッチ化して発進時の運転
性能を向上させるようにしている。
ステップ4において低回転オープンループ制御域でない
と判別したときはスロットル弁開域であるか否かをスロ
ットル弁開度Othと吸気管内絶対圧PBAとにより判
別する(ステップ5)。
その結果、全開であればK o 2をKPROに設定す
る(ステップ2)。すなわち、全開時には高出力が要求
されるため、この領域では固有の係数KWOT (例え
は1.2)と共に、KFRO値を適用して混合気をリッ
チ化して運転性能を向上させるようにしている。全開で
ない場合には、エンジンが高回転オープンループ制御域
にあるか否かを生学する(ステップ6)。エンジン回転
数Neが所定回転数例えば4000rpm以上の領域す
、なわち高回転オープンループ制御域において空燃比を
フィードバック制御により理論空燃比に近似した値に制
御した場合、排気温度が高くなり三元触媒14の床温度
が過上昇して、焼損する危険がある。従って、かかる高
回転域ではオープンループ化してエンジンが富負荷状態
になるにつれて増大する固有の補正係数KCAT (例
えば1.05乃至1.2)を適用するど共にKO2をK
PRO正設定型設定ステップ2)ことにより混合気をリ
ッチ化し、これによって排気中の酸素(o2)を濃度を
低下させて三元触媒を保護するようにしている。
ステップ6ての判定結果か背定(Yes)であれば上述
のようにK o 2をK P ROに設定する(ステッ
プ2)一方、否定(No)であればエンジンがフューエ
ルカット状態にあるが否かを吸気管内絶対圧とエンジン
回転数とにより判定しくステップ7)、フューエルカッ
ト状態にあ九ばK o 2を前回のフィードバック制御
時に得られたKO2の平均値KREFに設定する(ステ
ップ8)。他方、上記フューエルカット状態にないと判
別し場合(No)には混合気リーン化域の補正係数KL
・Sが1より小さいか否か、すなわち、エンジンが吸気
管内絶対圧とエンジン回転数とにより定まる混合気リー
ン化領域にあるか否かを判別しくステップ9)、その答
が背定(Yes)、のときは、KO2を平均値KREF
に設定する(ステップ8)。
上記ステップ9の答が否定(No)のときはフィードバ
ック制御に移る。そして、この空燃比補正係数K o 
2によるフィードバック制御は以下のようにして行う(
ステップ10)。先ず、02センサの出力レベルが反転
したか否かを判定し、反転したと判断された場合には前
回の空燃比補正がオープンループであるか否かを判別し
、オープンループでない場合には比例制御(P項制御)
を行なう。
このP項制御時における補正値PiはROM50・7内
のN e −P iテーブル(図示せず)からエンジン
回転数Neにより読み出さ九、02センサの出力しベル
の反転時に係数Ko2に加算又は減算される。一方、o
2センサ出力レベルが反転しなか、ったと判断され、ま
たは前回がオープンループであったと判断された場合に
は積分制御(1項制御)が行われる。すなわち、TDC
信号のパルス数のカラン1〜値と02センサ出力がロー
レベルかハイレベルかの判定とに基づきROM507か
ら所定値Δkが読み出され加算又は減算される。
次いで、斯く得られたK o 2を基にして現在の運転
が属しているフィードバック域のKozの平均値KRE
Fを算出する(ステップ11)。この平均値KREFは
下記式により算出される。
K REF : CRE F・Ko2r・1/A+(/
l−CRt::  F  ) ・ K  RE   F
  ・ J / ハ ・ ・ ・ (2)但し、Ko2
pは比例項(P項)動作直前または直後のK o 2の
値、Aは定数(例えば、256)、CREFは実験的に
設定される変数で、■乃至へのうち適当な値に設定され
るもの、KREFは前回までに得られたKozの平均値
である。
変数CREFの値によって各P項動作時のKoz P値
のKREFに対する割合が変わるので、このCRE F
値を適当な値に設定してエンジン等の仕様に応じた最適
なKREFを得ることかできる。
第5図はKQl′2PをP項動作直後に検出する状態を
示すグラフである。・印は各P項動作直後におけるK 
o 2 pを示し、KO□Plは最新、即ち現在時比お
けるKO2Fである。
第6図は本発明の方法による排気還流制御のフローチャ
ートである。
先ず、エンジン水温Twが所定温度より低いか否かを判
別しくステップ1)、その答が背定(Yes)であれは
、電磁三方弁17のソレノイド17bを消勢させて、排
気ガスの還流を停止させる(ステップ2)。エンジン温
度が低いときにEGRを行うと機関の燃焼が不安定にな
りエンジンの運転性能が低下するので、これを回避する
必要があるからである。
ステップ1の答か否定(NO)である場合には。
空燃比補正係数K o 2が所定値KPROであるか否
かを判別しくステップ3)、その答が背定(Yes)な
らば、ステップ2に移行して排気ガスの還流、を停止さ
せる。すなわち本発明において、排気ガスの還流が行わ
れ排気還流運転領域(E G IR域)は、第3図に2
点鎖線で示すように該領域を区画する境界が特定運転領
域の一部(第3図の斜線部分)の境界と重なるように設
定され、云い換えれば■EGR域の判別条件と特定運転
領域のそれとが半ば同一条件であるようにされている。
そして、前記ステップ3で係数Ko2として所定値KP
ROが適用されていると判別した場合に直ちにEGR域
以外の領域であると判別するようにしてエンジンがEG
R域で運転されているか否かの判別を簡略化しCPU5
03における該判別のための処理実行時間を大幅に短縮
している。
次に、ステップ3の答が否定(No)の場合には、吸気
管内絶対圧PBAが所定圧PnA+−(例えば263 
rn m Hg )以下であるか否かを判別し、この判
別結果が肯定(Yes)ならばステップ2に移行して排
気還流を停止させる。吸気管内絶対圧P Br\か所定
圧PIIA+−以下であることはエンジンが減速状態に
あることを意味し、吸入空気圧力が低く不完全燃焼が生
じ易いので、当該領域では排気還流を停止させるのであ
る。
ステップ4の答が否定(NO)であれば、続いて車速が
所定車速(例えば毎時15km)以上であるか否かすな
わち車速スイッチ7がオン状態であるか否かを判別する
(ステップ5)。判別結果が背定(Yes)であれば、
吸気管内絶対圧PBAか所定圧Pr3AH+  (例え
ば680mrnHg)より大きいか否かを判別しくステ
ップ6)、その答が肯定(Yes)である場合には排気
還流を停止しくステップ2)、一方、答が否定(NO)
である場合にはステップ7に移行して電磁三方弁17の
ソレノイドL7bを付勢し排気カスを還流させる。
ステップ5の判別の答が否定(No>であれは、続いて
ステップ8において吸気管内絶対圧PFIAが前記所定
圧P e A HIより小さい値の所定圧PBAH2よ
り大きいか否かを判別し、答が肯定(Yes)の場合に
はステップ2に移行して排気還流を停止させ、答が否定
(NO)の場合には・ステップ7に移行して排気を還流
させる。このように車速が低速の時にのみE G R域
を縮少させるのは、アイドル点Iからの発進加速時にお
ける発進加速ラインA(第3図)がEGR域内をほとん
ど通過しないようにして発進時の加速性能を向上可能と
し、且つ高速時の排気ガス特性の悪化を抑制可能にする
ためである。
なお、第4図のステップ3ないし7ならびに第6図のス
テップ1.3〜6および8の各判別に用いる判別値を、
各運転領域及びEGR域に突入するときと離脱するとき
とで異なる値に設定してヒステリシス特性をもたせ、エ
ンジンの運転性能の円滑化を図ることが好ましい。
上記実施例では、第4図のサブルーチンにしたがい空燃
比補正係数を設定し、続いて第6図のサブルーチンにし
たがって排気還流運転領域であるか否かの判別を行い、
該判別に於て、前記係数としてKPROが適用されてい
るか否かを判別するようにしているが、後者の判別を省
略しても良い。
すなわち、第4図に破線で示すように、その他の特定運
転領域にあると判別されたときに補正係数としてKPR
Oを設定する(ステップ2)のに続いて電磁三方弁17
を直ちにオ)して(ステップ2′)排気ガスの還流を停
止するように構成しても良い。この変形例は、排気還流
運転領域をフィードバック制御域及び所定の特定運転領
域の全域に亘るように設定することが可能な場合に特に
有用である。
以上のように、本発明によれは、空燃比のフィードバッ
ク制御運転域において排気濃度検出器の出力に応じて変
化する係数を用いて混合気の空燃比を電子的にフィード
バック制御すると共にMr気還流運転領域において排気
ガスをエンジンの吸気通路に還流させるエンジンの制御
方法において、フィードバック制御領域外の所定の特定
運転領域例えばリーン化領域においてフィードバック制
御時に得た前記係数の平均値を適用し、他の特定運転領
域例えばアイドル域及びスロットル弁全訓域等では前記
係数の平均値に代えて所定値を適用して燃料供給を行う
と共に排気ガズ1の還流を停止させ・るようにしたので
、エンジンがいず址の運転領域で運転される場合にもエ
ンジンに供給さ−れる混合気さ空燃比が所定の空燃比と
されるように燃料供給量を制御できると共に排気還流運
転領域で所定の排気ガスの還流を行うように制御でき、
さらに、これらの制御のための電子的手段に於る判別処
理を簡略化でき該処理を短時間で実行できる内燃エンジ
ンの燃料供給及び排気還流制御方法が提供される。
また、上記実施例によれば、空燃比補正係数設定後に引
き続き排気還流領域であるか否かの判別を行い、該判別
の一部を、空燃比補正係数K o 2として所定値KP
ROが適用されているか否かを判別することにより簡単
に行うようにしたので、排気還流運転領域をフィードバ
ック域及び所定の特定運転領域の一部領域に亘るように
設定する場合に於ても短時間内に排気還流制御のための
判別処理をなし得る内燃エンジンの燃料供給及び排気還
流制御方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用される燃料供給及び排気還
流制御装置を示す全体構成図、第2図は第1図の電子コ
ントロールユニツ1−(ECU)内部の回路構成を示す
ブロック回路図、第3図は本発明の方法におけるフィー
1くバック運転領域及び特定運転領域ならびに排気還流
運転領域を示すグラフ、第4図は第3図の各領域に於る
空燃比補正係数K O2の設定サブルーチンのフローチ
ャート第5図は第4図の平均値KREFの算出に用いら
れる比例項動作直後のKo2の値Ko2pの変動を例示
するグラフ、第6図は本発明の方法による排気還流制御
のフローチャー1・である。 1・・・内燃エンジン、2・・・吸気管、5・・・電子
コントロールユニット、6・・・燃料噴射弁、7・・・
車速スイッチ、8・・・絶対圧センサ、10・“・・エ
ンジン水温センサ、11・゛・・エンジン回転数センサ
、12・・・排気還流路、13・・・排気管、14・・
・三元触媒、15・・・02センサ、16・・・制御弁
:17・・・電磁三方弁。 出願人  本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 渡部敏彦 児3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 空燃比のフィードバック制御運転領域において内
    燃エンジンの排気系に配置される排気濃度検出器の出力
    に応じて変化する係数を用いてエンジンに供給される混
    合気の空燃比を電子的にフィードバック制御すると共に
    、排気還流運転領域においてエンジンの排気通路と吸気
    通路とを連速する排気還流路を介して排気ガスを還流す
    るように構成された内燃エンジンの燃料供給及び排気還
    流制御方法において、前記空燃比フィードバック制御運
    転領域およびフィードバック制御運転領域以外の特定運
    転領域のいずれの領域でエンジンが運転されているかを
    検出し、フィードバック制御運転領域での運転時に得ら
    れた前記係数の平均値を算出し、複数の特定運転領域の
    うち所定の運転領域においては前記係数として前記係数
    の平均値を適用し、その他の特定運転領域においては前
    記係数の平均値に代えて所定値を適用して燃料供給を行
    うと共に排気ガスの還流を停止させることを特徴とする
    内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法。 2、前記係数として前記所定値が適用されているか否か
    を判別し、前記所定値が適用されているときは前記排気
    還流運転領域でないと判別して排気ガスの還流を停止さ
    せるようにした特許請求の範囲第1項記載の内燃エンジ
    ンの燃料供給及び排気還流制御方法。 3、前記所促の特定運転領域は混合気をリーン化する領
    域であり、前記その他の運転領域は前記排気濃度検出器
    の未活性時の運転状態、エンジンアイドル域、スロット
    ル弁全開域、エンジン回転数がスロットル弁がアイドル
    位置で得られる回転数より若干高い所定の回転数より低
    く且つ吸気管内圧力がアイドル域の所定の上限値より高
    い領域、およびエンジン回転数がエンジンの排気系に配
    された三元触媒の床温度が空燃比が理論空燃比又はその
    近傍値のとき許容床温度より高くなる所定の高回転域に
    ある領域を含む特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    内燃エンジンの燃料供給及び排気還流制御方法。
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