JPS59127738A - 植毛収突起による布帛に模様を付す方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は雑貨、家具等の表層拐、建築用装飾材料に用い
られる布帛の表面に、簡単な操作によって熱可塑性合成
＠脂の模様状の植毛状突起を生せしめることにより模様
を付する方法に閃するものである。

従来不織布、紙等に接着剤を用いて植毛により模様を現
出する方法、又は特公昭３４−’７４３９号に記載の如
く、軟化した熱可塑性合成樹脂を織布の織目を通して押
出し毛状突起を形成させる方法は公知である。

本発明者は先に特開昭３’ｌ−／’１．）’Ｉｇ、２号
、並びに特開昭ｊＪ−−１０３３３！ｒ号にて金網を利
用して布帛を熱可塑性合成樹脂中に埋没させ、結果とし
て植毛状突起、を有する合成樹脂材料の製゛■方法を開
発し７、更にこの合成桶脂材料を用い−た植毛状突起を
有する布帛の模様付は方法を提案した。即ち凸部を設け
た基鈑を用いて部分的に加圧することにより、該加圧部
のみに植毛状突起を発生させる方法である。しかしなが
らこの方法では加圧されない部分は樹脂シートと織布が
離間して樹脂シートは織布の裏面にそのま＼残っている
ので機能上、意匠上なんら寄与しないばかりか、全体の
重量を重くし、感触性Ｐ低下させる等の欠点があった。

不発明けこれらの欠点を解消するために提案されたもの
である。以下本発明の実施例を図面゛（・′Ｃもとづい
て説明すると１−れば次の通りである。

第１図Ｇｊ木発明の実施例を示す説明図であり、図中（
１）けイ」Ｉな金網、（掲は密な金網、（３）Ｇま布帛
・（’ａ）は模様状厚肉層を設けた熱可塑性樹脂梠脂シ
ート、（５）はクラフト紙等の基材に熱可塑性樹脂をコ
ーティング処理したシート、（乙）は押１王ロールであ
る。

予め合成他側等を含浸又Ｇ才塗布した基材（５）に熱可
塑性樹脂をコーティング、又はプリントしゲル化させる
力）、又はフィルムをラミイ・−トシて設けた厚肉層（
４’）、及び布帛（３）を車ね、その上に網目密度の異
なる。２層以上の金網のｌａ４目の密なるｌ１ｌ（ｉに
（１）（，２）の如く重ね、これらを押圧ロール（滲を
通して加熱すると共に加圧する。

本発明に使用される基材としては、織布、編布、不織布
・紙・金層箔、無機質フィルム等一定の厚みと幅を有す
るもので、１００７：：以上の１ｉｏ’＋　ＥＣて熱変
形を生じないものであれば何んでも使＋ｑ＝＋出来るが
、特に経済性の点から、紙や薄手の不織布、寒冷紗、粗
目の鯖、布、薄いフィルム、又はこれらの、２柚以上の
重ね合せが好ましい。

基材をあらかしめ含浸、塗布して基材と基布を固ｉｆる
ための処理剤としては、塩化ビニル樹脂ペーストレジン
、アクリル系合成（信服エマルジョン、合成ゴムラテッ
クス等があり、又熱可塑性樹脂フィルムをラミネートす
ることも出来る、特に加工性の点から塩化ビニル４ｇ脂
ペーストレジン、アクリル系合成ＭｆＪ脂エマルジョン
が好ましい。又基材に含浸、塗布する処理剤の厚−゛り
みは、第２図及び第３図に見る如＜　、（１）基布との
固着層を形成するだけの目的の場合には、加圧されて基
布の細孔から浸み出さない厚みとすることが秘要であり
、（コ）基布の固着層Ｂ形成すると共に短かい植毛状の
突起を形成するための処理剤の厚みは、植毛状突起の長
さ、太さにより異なる。

本発明にて基材上に模様状の厚肉部を設ける方法として
は塩化ビニル制服ペーストレシンヲスクリーン印ｉ：１
ｉ１１θくにて厚み０／〜０．　ｇ　ｍｍ程度に俣柱状
にコーティング１−る方法が一般的であるか、その他、
グラビアコーティング法、フレキソ印ｌ１ｌＩ１１法、
又は模様をＩ；ＪＪり抜いたテンプレート状の力、（）
板全使ＩＪＪする方法等も用いることが出来る。

実施例／ ３０ｇ／ｉのクラフト紙上Ｋｍ化ビニル裕１脂ベースト
レジンを０００／〜０．２　ｍ／ｍの厚みに塗４ｊ＋　
％加熱炉を通して／、２０〜／ｇＯｃに加熱しゲル化さ
せ固着層を形成する。この処理された基イ剥」二ｒ（」
）情死ビニル＜−ｉｊ　ＩＩ旨ベーストレジンをスフ）
ｊ−ン印刷矢にて厚みθノル０．　ｇ　ｍ／ｍ程度に倹
−箔〈状に厚肉Ｉｓをつくり、次いで／りθ〜−！００
Ｃに４Ｊｌｌ　９１５してゲル化させる。

この模イう２状厚肉層を設けたクラフト紙、厚さ０ｌｍ
／ｍのポリ塩化ビニールシｉ、ト、１００メンシユの木
綿製平織白地１．２０メソシユ及び／、２メツシユの金
網をこの順序に車ね合せ上下共に／’ｌ０ＣＶこノル頷
された平滑な加圧ロー／Ｌ、を通させる。第Ω図の如き
模様状に印刷された厚肉部に植毛状突起を有する装面Ｉ
用表層拐が得られた。

実施例ユ 実施例／に於ける基材に塩化ビニル他側ペーストレジン
処理の厚みθ００７〜０．２１ｎ１１に代えて処理の厚
みを０．２〜θｇ　ａｍに塗布して加工すると、第３図
の如き短かい植毛状突起と厚肉部に形成される長い植毛
状突起を有する装飾用表層材が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の加工方法を説明する側断面図、第Ω図
、第３図は得られたシート材の植毛状突起を説明する断
面図、第９図はその拡大断面図である。 図の主要部分の説明 ハ・・粗な金網　　　　シ・・密な金網３・・・布　帛 ｑ・・・模様状厚肉層のある合成椿１脂シートＳ・・熱
可塑性格１肺処理をした基材 Ａ・・・押１土ロール　　　７・・・長い植毛状突起ｇ
・・・短い植毛状突起　　　９・・・厚肉部第１図 第２図　　　　　　第３図 第４図 手　続　補　正　書（方式） ％式％ ｌ　事件の表示 昭和！ｒ年特許願年３０３！号 ３　発明の名称 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 東京都千代田区神田小川町３−一ざ 久代理人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基材に模様状の熱可塑性合成樹脂の厚肉部を設け、その
   上に布帛を重ね、更にその上に網目密度の異なる一層以
   上の金網を網目の密なる順に重ね、これらを加熱加圧す
   ることにより布帛を模様状の熱可塑性合成樹脂の厚肉部
   に圧入埋へさせ、該埋没部における金網側の布帛面に多
   数の模様状の植毛状突起を生ゼしぬ、かつ厚肉部を設け
   ない布帛を基材に固着せしめることを特徴とする植毛状
   突起によりイ１テ帛に模様を付する方法。