JPS59127499A - クロマafc回路 - Google Patents

クロマafc回路

Info

Publication number
JPS59127499A
JPS59127499A JP58002211A JP221183A JPS59127499A JP S59127499 A JPS59127499 A JP S59127499A JP 58002211 A JP58002211 A JP 58002211A JP 221183 A JP221183 A JP 221183A JP S59127499 A JPS59127499 A JP S59127499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
phase
pal
frequency division
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58002211A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0117637B2 (ja
Inventor
Noboru Kojima
昇 小島
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
Akira Shibata
晃 柴田
Himio Nakagawa
一三夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP58002211A priority Critical patent/JPS59127499A/ja
Publication of JPS59127499A publication Critical patent/JPS59127499A/ja
Publication of JPH0117637B2 publication Critical patent/JPH0117637B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は輝度信号をFM信号に変換し、クロマ信号を低
域に変換して記録するビデオテープレコーダに係り、特
にクロマ信号の記録再生回路に関する。
〔従来技術〕
現在、クロスアジマス方式ヘリカルスキギン形ビデオテ
ープレコーダに用いられているクロマ信号記録方式とし
て、β方式およびVIIS方式がある。しかし、これら
の方式には以下のような問題点がある。
例えばβ方式では、NTSC方式とPAL方式のクロマ
信号用ICの兼用化が困難である。一方VH,S方式で
は、pAL方式時に副搬送波周波数(約4.43 MH
z )を発振するためのクリスタルを2ケ必要とする。
このため、ICまたは周辺部品のコストアップ、回路規
模の増大を招く。
以上、これらの問題点について簡単に説明する。
β方式ではNTSC時の低域変換クロマ信号用fgは水
平周波数)で発振するVCO(電圧制御発振器)出力を
1/4雰周したキャリア信号から作られる。PAL時の
低域変換クロマ信号周波数はり、353 fxと351
fNで発振するVCOを/分周器 したキャリア信号から作られる、したがって、このVC
OをA’T、5(1’とPALとで共用化を図ると、V
COの発振周波数を6段階に切換える必要があり、その
回路構成を考慮すると、ICの兼用化が困難であり、I
Cコストが増大するという欠点がある。
一方、VMS方式では、NT、5c時の低域変換クロマ
信号周波数を40 fx 、 PAL時の低域変換クロ
マ信号周波数を(40+−)fHに選んでいる。
この場合、クロマ信号処理用ICのNTSCとPALと
の兼用化を図るために、NTSC、PALともVCOの
発振周波数を160fHとし、この出力を1/分局した
キャリア信号を用いる反面、PAL時には、ApC(自
−動位相制御)ループに用いられるfsc (副搬送波
周波数)用のクリスタルVCOと、クロマ信号の周波数
変換用のクリスタル発振器の周波数を(fsc ” f
H/8 )と異ならしめることで、低域変換クロマ信号
周波数にfH/8オフセットを持たせている。このため
、高価なりリスタルが2個必要となるとともに、周辺部
品が増大するという欠点がある。
以上の従来例の欠点を補う方法として、特願昭56−1
75677号に記す方法があり、低域変換キャリア発生
用のVCOの発振周波数をNTSCとPALとで異なら
しめることで、PAL時においてもクロマ信号の周波数
変換用のクリスタル発振器をApCループ用のfsc用
クリスタル発振器と兼用化が可能となる。
第1図は、従来例の欠点を補うクロマ信号の記録処理方
法の一実施例を示す図である。
第1図において、1はクロマ信号の入力端子2は低域変
換されたクロマ信号の出力端子、3は水平同期信号の入
力端子、4はAFC回路(自動周波数補正回路)、5は
VCO16は第1の分局器、7は第20分周器、9は第
3の分局器、10は移相器、11は第1の周波数変換器
、12はBpF (帯域通過型フィルタ)、13は第2
の周波数変換器、14はLPF (低域通過型フィルタ
)、15はパーストゲート回路、16は位相比較器、1
7はfsc用VCOテある。
記録時、fsc VCO17の出力1号fscと第3の
分周器9および移相器10からの低域変換キャリアft
5cの和周波数が、第1のコンバーター1オよびBPF
12を通して第2のコンバータに導かれ入力端子1から
のクロマ信号と乗算され、その差周波数fLscが低域
変換クロマ信号としてLPF14の出力端子2に導かれ
る。
この場合、例えばNTSC時のVCO5の発振周波数を
378fHとすると、第6の分局器9で1/分周された
後の低域変換キャリア周波数ft、scは(47+−)
fHとなる。この低域変換キャリアを一方のフィールド
のみ1H(1水平期間)毎にPI(180°位相反転)
することで、低域変換クロマ周波数がfx/4の奇数倍
のオフセットを持ち、かつフィールド毎に972オフセ
ツトを持ち、低域変換クロマ信号の必要条件である次の
ことを満足する。mNTsc時にはfH/4の奇数倍の
オフセットを持たせることで、低域変換クロマ信号の2
次歪成分と輝度FMとの混変調によるビート妨害をfH
/2インタリーブさせる。(2)フィールド毎にfx 
/ 2のオフセットを持たせることで、隣接ビデオトラ
ックからのクロマ信号のクロストーク成分を1B<シ形
フィルタで除去することを可能ならしめる。
一方、例えばpAL時のVCO5の発振周波数を575
fHとすると、第30分周器9で/分周された後の低域
変換キ+ ’)ア周波数fLscは(47−−)fHと
なる。この低域変換キャリアを一方のフィールドのみ1
H毎に一90°PS(位相シフト)することで、低域変
換クロマ信号の周波数は(47−−)fxと(47−−
) fxとなる。この結8 果、低域変換クロマ信号の周波数はfi/8の奇数倍の
オフセットを持ち、かつフィールド毎にfx/4オフセ
ットを持つため、低域変換クロマ信号の必要条件である
次のことを満足する。
(11PAL時にはfx/8の奇数倍のオフセットを持
たせることで、低域変換クロマ信号の2次歪成分と輝度
FMとの混変調とによるビート妨害をfH/4インタリ
ープさせる。(2)フィールド毎にfx/4オフセット
を持たせることで、隣接ビデオトラックからのクロマ信
号のクロストーク成分を2B<シ形フィルタで除去する
ことを可能ならしめる。
したがって、pAL時においてfsc発振器に従来VE
S方式のようにfx/8オフセットを持たせる必要がな
(、f5oVCO17との兼用化が図れ、1個のクリス
タルで実現できる。また、VCO5の発振周波数をNT
SCとPALとでのみ切換えれば良く、IC化が容易で
ある。
しかし、ここで問題となるのはI/C05の発振周波数
の安定化を図るAFC回路4の構成である。
以下、これについて説明する。
第1図の一実施例ではAFC回路4はyco5゜第1の
分局器6.第20分周器71位相比較器8とで構成され
ている。例えば、VCO5の発振周波数がN−fi(た
だし、Nは正の整数)の場合、第1.第2の分周器6,
7でVCO5の出力信号が1/v分周され、周波数fx
のパルス信号が得られる。この分周fzのパルス信号と
入力端子3からの水平同期信号もしくは水平同期信号に
同期した信号とを位相比較器8で位相比較し、この位相
比較により得られたエラー信号でVCO5の発振周波数
が制御される。従来、一般に用いられているAFC回路
では、上記の分周fy信号はLPFでノコギリ波に変換
され、このノコギリ波と水平同期信号とを位相比較する
ことによって得られたエラー信号でVCOの発振周波数
を制御していた。しかし、IC化した場合、LPFが外
付けとなるとともに、LpFK接続するためのICのピ
ンを必要とし、ICのコスト低減を妨げる原因とはって
いた。これを解決する技術として、ノコギリ波を用いず
、矩形波の分周fxをダイレクトに用いるものがある。
しかし、従来例で上記したようにNTSCとPALとで
VCO8の発振周波数を切換えたAFC回路はなく、こ
の場合、基準となる水平同期信号と位−相比較する分周
fHとして矩形波を用いると、NTSCとpALとでA
FC特性にアンバランスを生じ、AFCの引込み特性の
劣化、引込み範囲のアンバランス等の不都合を生じる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来のビデオテープレコーダ
に用いられていたクロマ信号処理回路の欠点を補う新し
いクロマ信号処理回路に適したAFC回路を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、VCOの出力を分周する第
1.第2の分周器の分周比をNTSCとPALとで切換
えるとともに、第2の分周器から位相比較器に導かれる
位相比較用分周のデユーティを共に、はぼ50%とする
とともに、他の分局(例えば電流制限用分周fE )の
デー−ティも共にほぼ等しい値に選らぷものである。
〔発明の実施例〕
本発明のAFC回路の一実施例を第2図に示す。
第2図において、18はNTSCとPALとの切換(i
号(7)入力端子、19は水平同期信号またはそれと同
期した水平パルス信号の入力端子、2oはVCO121
は分周器、22は位相比較器である。
本発明では、VCO20の発振周波数がNTS(、’と
PALとで、例えば夫々N、・fgとN2・fH(ただ
し、#、 、 #、とも正の整数)に切換えられる。こ
の場合、分周器21の分周比をNTSCとPALとで夫
々1/A、、と1//N2  とに切換えることにより
、分周器21の出力にはh7’sc 、 PALとも周
波数fgの分周fx倍信号h、3cが得られる。AFC
回路は、一般にこの分局fHと、基準となる入力端子1
9がらの水平同期信号3dどの位相比較を行ない、位相
比較によるエラー信号でVCOを制御し、VCO出力を
水平同期信号に位相ロックさせる。第2図の一実施例で
は、この位相比較用の分周fHとして、2つの信号3b
と3cを用いた場合を示している。
ここで、信号3zは、一般にデー−ティが50%で周波
数がfiであり、かつ水平同期信号またはそれと同期し
た水平パルスと位相比較することKより、VCOの発振
周波数のずれ方向を知る信号であることから、位相比較
用分周fHと呼ぶ。
また、信号3Cは、周波数がfxであり、かつ上記同様
に位相比較することKより、VCOの発振周波数のずれ
が小さいことを検出し、検波電流を抑制して検波感度を
下げ、AFCの安定化を図る信号であることから電流制
限用分周fgと呼ぶ。
本発明では、これらの位相比較用分周fx3b。
電流制限用分局931?のデユーティがNTSC,pA
Lどでほぼ等しく選ぶことを特徴としている。さらに、
位相比較用分周fg5bのデユーティはNTSC。
PALともほぼ50%とし、電流制限用分周fry 3
1?のパルス幅τC1水平同期信号3dのパルス幅をτ
dとした場合、IVTSC、PALとも τd〈IC〈2°τd ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ (11を満足することを
特徴としている。
以下、本発明を用いることにより、AFC回路ニオイテ
、7vTSCトPALトチVCO20)発振周波数を切
換える場合におし・ても、正常なAP’C%性が得られ
ることを説明する。
まず、本発明による効果を説明するに当り、第2図のA
FC回路の具体的な回路動作を説明する。第3図は、第
2図の各部の信号波形例であり、信号3b、3CはAF
C回路が位相ロックしているときの信号、信号5hr 
、 5crはVCOの発振周波数が高−・方にシフトし
ているときの信号、信号3brr 、 50#はVCO
の発振周波数が低い方にシフトしているときの信号であ
る。
このように、VCO20の発振周波数により、分周器2
1から位相比較器22に導かれる位相比較用分周fg 
3bと電流制限用分周fg 5cと水平同期信号6dど
の位相関係が変化する。この位相変化を位相比較器22
で検出し、周波数エラー信号としてVCO20に帰還す
ることにより、V(、’Oの発振周波数がほぼN1・D
となるように制御される。
第4図は第2図の位相比較器22の具体的な一笑施例で
ある。第4図において、23,24.25は夫夫信号5
b、3c、3dの入力端子、26はAND回路、27は
検波端子、28は検波用のLPFである。また、q記号
はトランジスタを、R記号は抵抗を、E記号バイアスを
表わす。
例えば、NTSCK オイて、VCO2oの発振周波数
が屓、・fxで位相ロックしているとすると、入力端子
23,24.25に入力される信号は夫々第6図の3b
、3c、5dであり、 AND回路26の出力は”Lo
w”となり、水平同期信号3d、が”Eigk”の期間
のみトランジスタQ+oがONシ、トランジスタQ4 
、 Qsのエミッタ電流が流れる。このとき、位相比較
用分周fg 3hが”Low”の期間ではトランジスタ
Q4がON、トランジスタQ、がOFFシ、トランジス
タQ、からLPF 28に電流が充電される。
”High”の期間ではトランジスタQ4がOFF、ト
ランジスタQ、がON L、LPF 28からトランジ
スタQ、に電流が放電される。したがって、水平同期信
号6dが”Eigh”の期間の位相比較用分周fH3b
の“Jiigh”と”Low”′の゛【期間が等しい場
合には、J、PF2Bの充・放電量が等しくなり、検波
端子27の電位は、バイアスE1に保たれ、vc−o2
oの発振周波数はN、 −fHに保たれる。
一方、VCO25の発振周波数がN1・fgより高くな
ると、入力端子23,24.25に入力される信号は夫
々第3図の5b’、 3c’、 5dとなり、水平同期
信号3dがHigh″の期間では位相比較用分周fi 
3h’は”Higk”であるから、トランジスタQ4が
OFFトランジスタQ、がONシ、LpF2Bから電流
が放電され、検波端子27の電位が低下する。さらに水
平同期信号6dと電流制限用分周fx 5c’が共に’
High″の期間のみトランジスタQ、がON L、L
PF 2Bの放電電流が増太し、検波端子27の電位の
低下を促進する。その結果、VCO2oの発振周波数が
低くなり、N1・fgに戻される。
また、lICO20の発振周波数が低くなると、入力端
子23,24.25に入力される信号は夫々第6図の”
、b”、 3c”、 5d、となり、水平同期信号3d
が”High′の期間では位相比較用分周frrsh〃
は”Low“であるから、トランジスタQ4がC)#、
トランジスタq、がOFF L、LPF 28 K電流
が充電され、検波端子28の電位が上昇する。さらに、
上記と同様に水平同期信号3dと電流制限用分周fg5
C“が共に”Highoの期間において充電電流が増大
し、検波端子27の電位の上昇を促進する。
その結果、VCO20の発振周波数が高くなり、ハ・f
gに戻される。
第5図は、上記の回路動作時のAFC回路の検波特性を
示す一例である。図のように、検波感度は位相ロックし
ている近傍では低く、位相差(またはVCOの周波数変
動)が大きくなると、検波感度が増大し、VCO20の
発振周波数が早期に位相ロックし、N1・fgに引込む
よう動作する。
以上は、VCOの発振周波数がNTSCにおいてN、−
fxの場合の一例について説明した。
次に、PAL時において第2図のVCO20の発振周波
数がN2・fxに切換えられた場合について説明する。
このとき、分局器21の分局比は入力端子18かちの制
御信号により1/vに切換えられるが、分周比が異なる
ため、回路構成も当然ながらNTSCと異なる。この結
果、分局器21から位相比較器22に導かれる夫々の信
号3b、3CのデユーティおよびタイミングがNTSC
と異なってしまう。
第6図は、PAL時に第2図の分局器21から位\ 相比較器22に導かれる位相比較用分周fH”d)と電
流制限用分周fx 5cの内、位相比較用分周fish
のデユーティが第6図のNTSC時と異なり、デユーテ
ィが50チからずれた一例である。
このように位相比較用分周fiのデー−ティがアンバラ
ンスになると、位相比較用分周934と水平同期信号3
dどの位相が太きくずれたときの検波出力にアンバラン
スを生じ、AFCの引込み特性が劣化する。したがって
、本発明ではNTSCとPALとでVCOの発振周波数
を切換える場合にお(・ても、第2図の位相比較器22
に導かれる位相比較用分周fxのデー−ティを共にほぼ
50チに選ぶ。
第7図は、PAL時に第2図における位相比較用分周f
x 3hのデー−ティおよび電流制限用分周fxのデユ
ーティと位相とが第3図のNTSC時と異なった一例で
ある。この場合、上記と同様にAFCの引込み特性が劣
化する。さらに、電流制限用分周fxのパルス幅τCと
水平同期信号のパルス幅τdの関係が τC〉2・τd ・・・・・・凹・・・叩・・四・叩・
・曲・・・−・ 12+となり、10式の条件を満足し
なくなると、検波特性は第8図のようにアンバランスを
生じる。
このため、 AFCの引込み範囲にアンバランスを生じ
、引込み領域が狭くなり、検波感度を示す傾きが00と
ころでANCが引込まなくなるという不都合を生じる。
また、電流制限用分周fxのパルス幅τgが τC〈τd ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・曲・・・・・・・・・・・開・・・・団・ (3)の
場合には、AFCの引込み範囲の近傍での検波感度が高
くなり過ぎ、引込み速度の劣化を生じる。また、電流制
限用分周fgのパルス幅τCが+11式を満足している
場合でも、位相まγこはデー−ティが異なると、引込み
領域のダイナミックレンジをNTSC、PALとも最大
に設定することができず、ANCの引込み範囲および引
込み速度の劣化をもたらすという不都合を生じる。
すなわち、本発明を用いることにより、VCO20の発
振周波数がN TS CとPAL とで異なるにもかか
わらず、AFC特性をNTSC、PALとも最適に設定
することができる。特に、ビデオテープレコーダの色信
号処理回路においては、AFC特性は画質に大きな影響
を与えるため、最適に設定する必要がある。ま1こ、ビ
デオテープレコーダの他のセットとの記録・再生の互換
性の面からも、色信号の記録特性を十分良好なものとす
る必要かある。
次に、本発明を用いた具体的なAFC回路について説明
する。
第9図は、第1図の色信号処理回路のAFC回路4のよ
り具体的なブロック図の一例である。
図において、29,30.31は分局器、32は切換ス
イッチ、3易まデコーダであり、他は第1図と同様であ
る。分周器29,30.31+’iA’7’ScとPA
Lとで切換えられ、例えばNT SC時には夫々の分周
比は’/7 + ’/3 + ’/6に、PAL時には
115 + ’15 +115となる0まず、NTSC
時では、例えばyc。
5の発振周波数を37817とすると、第1の分局器6
で1/3分周された周波数126fHのパルスが分周器
29,30.31に導かれ、スイッチ32に周波数fx
の分周fH倍信号導かれる。この場合、最終段の分周器
610分周比が1/6と偶数となるためスイッチ32に
導かれる分周frrのデユーティをほぼ50%とするこ
とができる。し1こがって、この分周fxをスイッチ6
2を介して位相比較用分周fi 31!lとして位相比
較器8に導く。また、夫々の分周器29,30.31か
らデコーダ33に成る位相のパルスが導かれ、ここで最
適な電流制限用分周fy 31?にデコードされ、位相
比較器8に導かれる。この結果、NTSC時に、例えば
第3図のような最適な分周fxを得、最適なAFC%性
を得ることができる。
一方、PAL時では、例えばVCO5の発振周波数を3
75 fiとすると、第1の分局器6で1/3分周され
た周波数125fHのパルスが分周器29,30゜31
に導かれる。この場合、最適段の分周器31の分周比は
115と奇数となるため、分局器31からスイッチ32
に導かれる分周fiのデユーティは50%とならず、は
ぼ40%となる。したがって、この分周9をIVTSC
同様に位相比較用分周fishとして用いることは適さ
ない。第9図の例では分局器29,30.31からデコ
ーダ易に導かれたパルスにより、デー−ティがほぼ50
%で水平同期信号5己との位相関係が、はぼ第6図のよ
うになるパルスをデコードし、スイッチ32を介して位
相比較器8に位相比較用分周fgとして導かれる。
また、IVTSCとPALとで分周器29,30,31
0分周比が異なる1こめ、デコーダに導かれるパルス位
相が異なり、電流制限用分周fxも異なったものとなる
。し1こがって、デコーダをNTSCとpALとで切換
え、PAL時に最適な電流制限用分周fx3cをデコー
ドし、位相比較器8に導かれる。この結果、pAL時に
おいてもNTSC時同様に最適なAFC特性を得ること
ができる。
第10図は、第9図のAFCNC回路ける夫々の分局6
,29.’30.31とスイッチろ2とデコーダ33の
具体的な回路の一実施例である。第10図において、3
4〜50はフリップフロップ、51〜64はNAND 
回路、 65〜69 ハAND回路、70〜73はイン
バータ回路、75はVCO5出力信号の入力端子、76
はpAL ”Higk ” 、 NTSC″Low ”
の制御信号の入力端子、77はNTSC″Bりん”、 
pAL“Low”の制御信号の入力端子、78は位相比
較用分周fHの出力端子、79は電流制限用分周fHの
出力端子である。第9図の詳細な動作説明は省くが、第
9図の第1の分周回路6はフリップフロップ34.35
で、分周回路29はフリップフロツノ36〜39で、分
周回路60はフリップフロップ40〜42で、分周器6
1はフリップフロッグ43〜45で、デコーダ63はフ
リップフロッグ46〜50で構成される。入力端子75
からのVCO5の出力信号は各フリップフロップで分周
され、NTSC時にはフリップフロップ43からデー−
ティがほぼ50%の分周fyが、PAL時にはフリップ
フロップ49からデー−ティがほぼ50チの分周fgが
夫夫OR回路74に導かれ、夫々のモードでの位相比較
用分周fx ”、hとして出力端子78に導かれる。
また、NTSC時にはフリップフロッグ41がらのパル
スか、 PAL時にはフリップフロップ48からのパル
スが夫々フリップフロップ50に導かれ、デコードされ
て電流制限用分周fH’)cとして出力端子79に導か
れる。
以上は、VCO5の発振周波数がN7’、SC時378
fi 、 PAL時ろ750に切換えられるAFCNC
回路合について説明したが、本発明は上記の場合のみに
限定されるものではなく、例えばNTSC時378 f
x 、 PAL時38tfHの場合にも適用でき、特に
VC’00周波数について限定するものではない。
本発明を用いたANC回路の他の一実施例を第11図に
示す。第11図の一実施例が第2図と異なる点は、分周
器21から位相比較器22に導かれる分周fryとして
、デユーティがほぼ50%の位相比較用分周fyshの
みを用いることである。この場合、入力端子19から導
かれる基準となる水平同期信号と同期した水平パルス6
dのパルス幅を第2図の例よりも広く設ける方が良い。
これは、第21¥1.lのように電流制限用分周fgを
設けることで検波感度を切換えていないため、ANCの
引込み範囲が劣化すbためである。また、この場合、第
2図の例に比べてAFCの引込み速度も劣化する。しか
し、 AFC特性は劣化するがAFCNC回路て用いる
ことは可能であり、本発明では、NTSCとpALとで
VCO20の発振周波数を夫夫N1・fxとN、・fx
に切換える場合に、分周器21から位相比較器22に導
かれる位相比較用分周fnのデユーティを共にほぼ50
%とし、かつ位相関係がほとんど変化しないように選ぶ
第12図は、第11図の一実施例の各部の信号波形例で
あり、これによ、す、本発明を用い、ない場合の不都合
について説明する。
例工ば、IVTSC時のVCO20の発振周波数がN、
・fiで、AFCがロックしている場合の位相比較用分
周fHを6b、入力端子19からの水子ノくルスを3d
とする。この場合、位相比較用分周fHのデユーティは
ほぼ50%であり、かつ位相比較用分周fx ’!d)
のエツジ部が水平パルス5dのゲート期間のほぼ中心に
位置するように選ばれているため、AFCの引込み範囲
および引込み速度が最適に選ばれる。この場合の検波特
性の一例を第13図に示す。
一方、PAL時のVCO20の発振周波数がN、・Dに
切換わり、位相ロックしている場合の位相比較用分周f
iを3b’とすると、位相比較用分周fx 31!l’
のデー−ティは50%からずれるためにAFCの引込み
速度が劣化する。
したがって、本発明では、このようなAFCの引込み速
度の劣化が抑圧される。
本発明を用(・1こAFCNC回路の一実施例を第14
図に示す。第14図の一実施例の特徴は、位相比較用分
周D5bと電流制限用分周fx 3cの他に、もう1つ
第2の電流制限用分周03gを設けていることである。
この一実施例の各部の信号波形を第15図に示す。この
場合、水平同期信号3d、のパルス幅τd、第1の電流
制限用分周fx 3cのパルス幅τC2第2の電流制限
用分周frrstのパルス幅をτeとすると、夫々のパ
ルス幅の関係は τd〈τCく1g (2・τd・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(3)に選ぶのが望ましい。
この一実施例でのAPでの検波1癲の一例を第16図に
示す。検波感度は水平同期信号3dが第1の電流制限用
分周fi 5cのパルス幅τCおよび第2の電流制限用
分周fH5eのパルス幅τeからずれる毎に変化し、図
のように6段階に切換わる。このようにすることで、A
FCの引込み速度を早め、引込み範囲を拡くすることが
できる。しかし、この場合にも、 NTSCとpALと
でVCO20の発振周波数を切換えろ場合本発明のよう
に、夫々の分周fxのデユーティおよび位相関係をNT
 SCとpALとでほぼ等しい値に選ぶことで、両モー
ドでのAFC特性の最適化を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明を用いることにより、NTSCとpALとでVC
Oの発振周波数や異なるクロマ信号処理用のAFCNC
回路現することができる。また、本発明を用いたAFC
NC回路C化に適しており、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、AFC用のVCOの発振周波数がNTSCと
PALとで異なるクロマ信号処理回路の一実施例を示す
ブロック図、第2図は、本発明を用いたAFCNC回路
実施例を示すブロック図第6図は、第2図の各部信号波
形の一例を示す波形図、第4図は、第2図における位相
比較器の具体的な回路の一実施例を示す回路図、第5図
は、第2図のAFCNC回路波特性の一例を示す特性図
、第6図は、本発明を用いない場合の問題点を説明する
信号波形例を示す波形図、第7図は、本発明を用いない
場合の他の問題点を説明する信号波形例を示す波形図、
第8図は、第7図の問題点を生じた場合の検波特性の一
例を示す特性図、第9図は、第1図に本発明を用いた場
合のAFCNC回路体的なブロックの一例を示すブロッ
ク図、第10図は、第9図のブロックの内で各分局器と
スイッチとデコーダの具体的な回路の一実施例を示す回
路図、第11図は、本発明を用いたANC回路の他の一
実施例を示すブロック図、第12図は、第11図の各部
の信号波形例を示す波形図、第16図は、第11図のA
FC回路の検波特性の一例を示す特性図、第14図は、
本発明を用いたAFC回路の他の一実施例を示すブロッ
ク図、第15図は、第14図の各部の信号波形例を示す
波形図、第16図は、第14図のAFC回路の検波特性
の一例を示す特性図である。 3・・・・・・・・・・・・・・水平同期信号またはそ
れと同期したパルスの入力端子 4・・・・・・・・・・・・・・・AFC回路5.20
・・・・・・VCO 6・・・・・−・・・・・・・・第1の分局器7・・・
・・・・・・・・・・・・第2の分局器8.22・・・
・・・位相比較器 29〜61・・・分局器 32・・・・・・・・・・・・ スイッチ33・・・・
・・・・・・・・テコ−タ嶌 1 図 ん 第 2 口 0 も 3 霞 〜        It−1− 3α〜印胴服−−−−−−−−−−−−−一一−−−−
朧捌■3C゛′〜−1」−一 属 4 口 5 55 ″9 l    ら   a〕 第 r′7  日 連 参 n 遁 9  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 色信号を低域搬送波に変換して記録するビデオテープレ
    コーダのクロマ信号処理回路において、電圧制御発振器
    と、該発振器の出力を分周する分周器と、該分周器の出
    力信号と水平同期信号または水平同期信号と同期した信
    号と比較する位相比較器と、該位相比較器からの出力信
    号により該電圧制御発振器の発振周波数の変化を抑制す
    る手段を具備し、かつ該手段によりNTSC方式とpA
    L方式とでの該電圧制御発振器の中心発振周波数を異な
    らしめるとともに、該分周器から該位相比較器に導かれ
    る信号のデー−ティおよび位相関係をほぼ等しく選ぶこ
    とを特徴とするクロマAFC回路。
JP58002211A 1983-01-12 1983-01-12 クロマafc回路 Granted JPS59127499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002211A JPS59127499A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 クロマafc回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002211A JPS59127499A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 クロマafc回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127499A true JPS59127499A (ja) 1984-07-23
JPH0117637B2 JPH0117637B2 (ja) 1989-03-31

Family

ID=11523009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58002211A Granted JPS59127499A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 クロマafc回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59127499A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244596B2 (en) 2002-10-22 2007-07-17 Purac Biochem B.V. Separation of biomass from lactic-acid containing fermentation products by means of flocculation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244596B2 (en) 2002-10-22 2007-07-17 Purac Biochem B.V. Separation of biomass from lactic-acid containing fermentation products by means of flocculation

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0117637B2 (ja) 1989-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0548037B2 (ja)
JPS59127499A (ja) クロマafc回路
EP0078542B1 (en) Color video signal recording apparatus
US4079412A (en) Signal processing circuit in a color video signal recording and/or reproducing apparatus
EP0091102B1 (en) Color signal processing circuit for video tape recorders
US4220968A (en) Circuit for generating a constant reference oscillation from a video signal affected by a time error
US5153712A (en) Apparatus for inserting color character data into composite video signal
US4630000A (en) Apparatus for controlling the frequency of a voltage controlled oscillator
JPS6086986A (ja) 時間軸補正装置
EP0476922B1 (en) Circuit for processing the frequency of a signal for a video cassette recorder
JP3134264B2 (ja) 色信号低域変換回路
JP2923067B2 (ja) デジタル受信回路
JPS6230494A (ja) ビデオレコ−ダ回路
JPH01103092A (ja) 色信号処理装置
JPH046318B2 (ja)
JPS6054591A (ja) 磁気記録再生回路
JPS6046879B2 (ja) 色副搬送波発生方式
JPH0421395B2 (ja)
JPH046319B2 (ja)
JPH04192722A (ja) Pll回路
JPS59115689A (ja) カラ−バ−スト插入回路
JPH0439271B2 (ja)
JPS61234138A (ja) 位相同期回路
JPH0714223B2 (ja) 色信号処理方法
JPH02202178A (ja) テレビジョン信号用同期抽出回路