JPS59126487A - 鑑識用シ−ト - Google Patents

鑑識用シ−ト

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Publication number
JPS59126487A
JPS59126487A JP58001698A JP169883A JPS59126487A JP S59126487 A JPS59126487 A JP S59126487A JP 58001698 A JP58001698 A JP 58001698A JP 169883 A JP169883 A JP 169883A JP S59126487 A JPS59126487 A JP S59126487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic resin
vinyl acetate
weight
sheet
identification sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58001698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kuroki
黒木 斉
Yutaka Kusunoki
楠 豊
Yoichi Sakai
洋一 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei Chemicals Ltd
Taihei Kagaku Siehin KK
Tosoh Corp
Original Assignee
Taihei Chemicals Ltd
Taihei Kagaku Siehin KK
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taihei Chemicals Ltd, Taihei Kagaku Siehin KK, Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Taihei Chemicals Ltd
Priority to JP58001698A priority Critical patent/JPS59126487A/ja
Publication of JPS59126487A publication Critical patent/JPS59126487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鑑識用シートに関する。更に詳しくは指紋、床
上等の靴跡などを採取するだめの鑑識用シートに関する
ものである。
これまで指紋などを鑑定するには、アルミパウダー又は
タルク等の微粉を指紋などの付着物件に散布し付着分を
残し、残余の粉末を除去し、指紋等を滓出させるか、又
は付着分を粘着シート等に再転写して、これを写真撮影
するという手法が採られていた。しかしながらこの手法
は熟練者でも長時間を要し能率的でない。
本発明者らは、極めて短時間に、かつ正確に指紋等を採
取可能な器財を求めて鋭意検討した結果、特定組成を有
するホットメルト系別粘剤を塗布した基材シートが指紋
のみを転写し、雑誌、新聞などの印刷インク及び紙の繊
維質を接着しないという知見を得て本発明を完成したも
のである。
すなわち、本発明は熱可塑性樹脂からなる支持体フィル
ム表面に、酢酸ビニル含有量20重量%以上のエチレン
酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、テルペン樹脂
10〜70重量部を含むホットメルト系別粘剤を塗布し
、これを基材とし、その塗布面を熱可塑性樹脂からなる
離型フィルムで被覆してなる鑑識用シートを提供するも
のである。
本発明に於て上記ホットメルト系別粘剤に2.6−ジー
t−ブチルパラクレゾール(BIT)、4.4−チオビ
ス−6−t−ブチルフェノールのような酸化防止剤やペ
ンタエリスリチル−テトラキス[3−(3・5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
のような着色防止剤を添加することは本発明の鑑識用シ
ートの長期間の経時変化を阻止するだめの好ましい態様
の一つである。
また、本発明の鑑識用シートを使用するに際し、ごみ、
はこり等の付着を妨ぐために、熱可塑性樹脂からなる支
持体フィルムは半導性表面を有し、表面抵抗値が106
Ω−α以下に調整された透明性良好なものを用いること
も本発明の好ましい態様の一つである。
本発明に於て、支持体フィルムを構成する熱可塑性樹脂
及び離型フィルムを構成する熱可塑性樹脂の材質として
はポリプロピレン、ポリエチレン。
ポリエチレンテレフタレート、エチレン酢酸ビニル共重
合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セロハン
紙などが挙げられる。支持体シートを構成するフィルム
は直接写真撮影可能な特に表面性及び透明性の良好なも
のが選ばれる。離型用フィルムとしては、上記樹脂から
なるフィルムの表面をシリコン焼き付けなどの一般的手
法により離型処理を施しだ表面性の良いものが選ばれる
前記支持体フィルムの厚さは一般には20〜100μ、
好ましくは30〜70μであり、離型フィルムの厚さは
一般に10〜100μである。
これらの厚さは更に厚いもの用いてもよいが経済的に得
策ではない。
次に本発明で用いるホットメルト系別粘剤であるが、こ
れは酢酸ビニル含有量20重量%以上のエチレン酢酸ビ
ニル共重合体100重量部に対し、テルペン樹脂10〜
70重量部含むことが必須である。
ここで酢酸ビニル含有量20重量%以上のエチレン酢酸
ビニル共重合体としてはそのメルトインデックスが30
〜100のものが好ましく用いられる。
テルペン樹脂としては天然若しくは合成テルペン樹脂が
挙げられ、特にテルペンフェノール樹脂が好ましく用い
られる。
前記エチレン酢酸ビニル共重合体テルペン樹脂との配合
比は前者100重量部に対し、後者が10〜70重ハ1
゛部、好ましくは20〜40重量部用の加熱型の混合釜
やニーダなどにより加温下に行われる。
この混合に際し、2.6−ジーt−ブチルバラクレゾー
ル(BHT)、4.4’−チオビス−1−i;−ブチル
フェノールのような酸化防止剤やペンタエリスリチル−
テトラキス〔3−3・5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕のような着色防止剤を
添加することにより、得られる鑑識用シートの老化等の
経時変化を阻止することができる。これらの酸化防止剤
又は着色防止剤の添加量はホットメルト光器粘剤100
重量部に対してα1〜1.0重量部で充分その効果を発
揮する。
前述したホットメルト光器粘剤は受持体表面上に塗布さ
れ、離型フィルムが該弱粘剤塗布表面上に被覆され、本
発明の鑑識用シートが得られる。
この被覆は従来公知の押出しコーテング加工(ラミネー
ト加工)、プレス加工、カレンダー加工などによシ行わ
れる。
本発明によれば、0°Cl2O°C140°Cの各温度
に於てポールタック(角度′50°)&1〜5(Jxs
 z o2sy)の透明性のよい鑑識用シートが得られ
る。
従って、通常の使用条件では夏冬ともいかなる地方に於
ても指紋等の被付着物体から指紋を転写(採取)するた
めに有効に用いることができる。
本発明°で得られる鑑識用シートの使用法は対象物件に
離型フィルムの一部を残し離型し、ホットメルト糸屑粘
剤塗布面を露出させ、これを指紋被付着物件に押しつけ
指紋等を転写すことにより容易に指紋等を採取し鑑定用
に供することができる。
上記のとおり本鑑識用シートは保存性も良好で天然のニ
カワ質を基材シートとしたものの如く乾燥湿潤等で変化
することがない。
更に、本発明に於て支持体フィルムとして、支持体フィ
ルム表面を半導電性処理を施したものを使用した場合に
は、支持体シート表面の帯電防止が可能で、指紋等を採
取するに際し、支持体シート表面にごみ、はこりなどの
異物の付着によるトラブルの発生を抑制することができ
る。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこの実
施例により何ら限定されるものではない。
以下、部及びチは全て重量部及び重量%を示すものであ
る。
実施例1 酢酸ビニル含有t 4091rのエチレン酢酸ビニル共
重合体(gvA、東洋曹達工業■、商品名「ウルトラセ
ン760」)部、テルペンフェノール樹脂(安原樹脂■
、商品名「マイティエースG125J)35部、BHT
(酸化防止剤)12部及びペンタエリスリチル−テトラ
キス[3−(3・5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート(着色防止剤、チバガイギー
社製、商品名「”イルガノックスJ ) 0.2部を加
熱ジャケット付ニーダ−に投入し、180゛″Cにて5
0分間混練しホントメルト不倒粘剤を?Jた。次いでこ
の弱粘剤をjすさ50 ltのポリエステル透明フィル
ムに塗布J”1500μに塗布し、その上面をシリコン
離型処理を施しだ厚さ60μのポリプロピレンで被覆シ
、鑑識用シートを作成した。得られた鑑識用のシートの
牛ν性、すなわちボールダック(JIS Z 02s7
に記載の手法による。測定角度30度)、透明性、新聞
紙テストの結果を、ホッ、トメルト光器粘剤の組成と共
に第1表に示す。
実施例2〜5.比較例 実施例1に準じて第1表に示する組成比によりホントメ
ルト不倒粘剤を調製し、これを実施例1に準じ鑑識用シ
ートを作成し、緒特性を測定した。その結果を実施例1
の結果と共に第1表に示す。
テスト法 新聞紙テスト;新聞紙面に鑑識用シートの表面の離型フ
ィルムを剥がし、基材シート面を露出させ、これを新聞
紙面の採取部位にのせ、軽く押しつけた後、再び離型フ
ィルムを重ねる。基材シートに印刷インク、紙繊維等が
付着するか、紙質破損が起こるか等の程度により判定す
る。
評価基準;破損×、一部インク転写△。
破損なし○ 指紋部評価基準;転写良好0.転写乱れ×特許出願人 
 東洋曹達工業株式会社 ほか2名

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  熱可塑性樹脂からなる支持体フィルム表面に
    、酢酸ビニル含有量20重量%以上のエチレン酢酸ビニ
    ル共重合体100重量部に対しテルペン樹脂10〜70
    重量部を含むホットメルト光器粘剤を塗布し、これを基
    材とし、その塗布面を熱可塑性樹脂からなる離型フィル
    ムで被覆してなる鑑識用シート。
  2. (2)  熱可塑性樹脂がポリプロピレン、ポリエチ 
    ・レン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン酢酸ビ
    ニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン又
    は七ロノ・ン紙である特許請求の範囲第(1)項に記載
    の鑑識用シート。
  3. (3)  酢酸ビニル含有量20重量%以上のエチレン
    酢酸ビニル共重合体のメルトインデックスが50〜10
    0である特許請求の範囲第(11項又は第(2)項に記
    載の鑑識用シート。
  4. (4)  テルペン樹脂がテルペンフェノール樹脂であ
    る特許請求の範囲第(1)項ないt、’i;S)’1l
    li:’;”?e載の鑑識用シート。
  5. (5)熱可塑性樹脂フィルムにシリコン焼き付は処理を
    施しだ表面性良好な離型フィルムを用いる特許請求の範
    囲第(1)項ないし第(4)項のいずれかの項に記載の
    鑑識用シート。
  6. (6)  熱可塑性樹脂からなる支持体フィルムとして
    半導性表面を有し、表面抵抗値が108Ω−α以下に調
    整された透明性良好なフィルムを用いる特許請求の範囲
    第(1)項ないし第(4)項のいずれかの項に記載の鑑
    識用シート。
JP58001698A 1983-01-11 1983-01-11 鑑識用シ−ト Pending JPS59126487A (ja)

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