JPS5912638Y2 - 光電式検出装置 - Google Patents

光電式検出装置

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JPS5912638Y2
JPS5912638Y2 JP10629281U JP10629281U JPS5912638Y2 JP S5912638 Y2 JPS5912638 Y2 JP S5912638Y2 JP 10629281 U JP10629281 U JP 10629281U JP 10629281 U JP10629281 U JP 10629281U JP S5912638 Y2 JPS5912638 Y2 JP S5912638Y2
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JP
Japan
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light
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emitting element
light emitting
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Application number
JP10629281U
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JPS5812880U (ja
Inventor
邦雄 井上
Original Assignee
新光電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば複写機において紙の端部を検出する
際などに用いる光電式検出装置に関するものである。
複写機における被複写用紙の端部の検出は、これに続く
複写用紙の供給、画像の形或、転写、定着等のタイミン
グを決定する重要な意味があり、これを誤差なく正確に
行なう必要がある。
ところが、従来の光電式検出装置は、このような検出に
際して、ガラスのような鏡面反射面と、被複写用紙のよ
うな乱反射面の区別を明確に行ない難いものであった。
第1図a,l)は発光素子1および受光素子2をケース
3に平行に組込んだものであり、第2図a,bは出力特
性を高めるために発光素子1および受光素子2をそれぞ
れケース3に傾斜して取付け、発光素子1の発光角と受
光素子2の受光角を反射面4において一致させたもので
ある。
このような光電式検出装置を用いて被複写用紙の端部す
なわち鏡面反射面と乱反射面を比較し両者の境界を検出
しようとすると、前記検出装置はいずれも両反射面とも
反射光を直接受光し易い構造のためS/N比が小さく比
較検出が困難な欠点があった。
この考案は上記の欠点を除去し、発光素子の鏡面反射面
における反射光が受光素子の光軸からずれるように構戊
することにより、可能な限り構威を簡略化するとともに
鏡面反射面と乱反射面との比較の際のS/N比を向上し
精度の高い測定を行ない得る光電式検出装置を提供する
ことを目的とする。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第3図a−eにおいて、11は発光素子、12は受光素
子であり、ケース13内に発光素子11の発光角と受光
素子12の受光角を同一にし、発光素子11の光軸と受
光素子12の光軸が反射面14上で一致するように配設
しかつケース13を同図dから明らかなように発光素子
11および受光素子12のそれぞれの光軸を含む面が反
射面14に対し傾斜するように保持し発光素子11の鏡
面反射面14aにおける反射光が受光素子12の光軸か
らずれるように構或する。
この傾斜する角度θは通常垂直線に対して10〜30゜
に選ばれ、この角度を検出対象に応じて選択することに
より適切な検出を行ない得るものであるが必ずしもこの
範囲の角度のみにこだわるものではない。
なお、受光素子12には検出の精度を高めるためスリッ
ト状のフード15を設ける。
またケースの下端に取付けた透光性表面板16は発光素
子11側の部分16 aと受光素子12側の部分16
bに区分し部分16 bに可視光カットフィルタを用い
る。
この際、仕切壁17により部分16 a ,16 bを
光学的に分離した構造とする。
なお、複写機における充電式検出装置においては、発光
素子11として通常赤外光を発光するものを用いる。
この光電式検出装置は以上の構造を備えているので、発
光素子11より出た光は反射面14が第3図dに示すガ
ラス板のような鏡面反射面14 aの場合には、矢印の
方向に反射し光軸からずれるため受光素子12により受
光する光量は微小となる。
また反射面14が第3図eに示す被複写紙のような乱反
射面14 bの場合には、ケース13の傾きは受光量に
影響を及ぼすことが少ない。
したがって乱反射面14 bの場合の受光量は比較的大
きく、鏡面反射面14 aの場合は微小なものとなるの
で比較検出を容易に行なうことができる。
この際、受光素子12はスリット状のフード15によっ
てこれに入る受光範囲が制限されているので複写紙端部
の検出精度を一層向上することができる。
さらにこの検出装置は透光性表面板16の受光素子12
側の部分16bに可視光カットフィルタを用いているの
で赤外光のみを受光し、外乱光等の不要光の侵入を阻止
し誤動作を防止することができる。
また透光性表面板が第4図aに16′として示すように
一体の場合には外表面によって反射された光がその表面
板16′自体を通じて受光されて誤動作の原因になるの
に対しこれを同図bに示すように仕切壁17により区分
し外表面による反射光の侵入を遮断することができる。
第5図は、第1図に示した従来の光電式検出装置の場合
と第3図に示したこの考案の実施例の場とを対比して現
わした特性図である。
図中Iは第6図aに示すように従来の充電式検出装置2
1をガラス板22上約5.5mmに略垂直に配置し、比
較的薄い被複写紙23(例えば商品名コーヒ55)を図
示の位置から移動させた場合の移動距離に対する受光素
子の出力特性を示すものである。
また第5図のIIはこの考案の実施例による充電検出装
置24を第6図bに示すようにガラス板22上約5.6
mmで垂直線に対して約20゜傾けた状態に構威した場
合の被複写紙23の移動距離に対する受光素子の出力特
性を示すものである。
従来の出力特性■によると、反射面がガラス板22から
被複写紙23に変っても受光素子の出力は緩やかに増加
しその差は僅かに約14μAであり被複写紙23の端部
を判断し難いのに対し、この実施例の場合の出力特性I
Iによると、受光素子の出力は急激に立上りその差は約
103μAで被複写紙23の端部の判別を容易かつ明確
に行なうことかできる。
したがってこの検出装置は、複写機に組込まれた場合に
、被複写紙の端部の検出を1個の発光素子および1個の
受光素子を用いた構威により高精度で行なうことができ
、これに続く各工程のタイミングを正確にとらえること
ができるので良質な複写を行ない得るものである。
したがって、受光素子の出力側に増幅器を用いるとして
も1個ですみ、比較器も設定した基準個を越えると出力
を生ずるような比較的簡単な構成のものを用いることが
でき、全体の構戊を著しく簡略化できる特長がある。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく
要旨を変更しない範囲において種々変形して実施するこ
とができる。
例えばこの考案において鏡面反射面としてはガラスの外
に金属板、磁気テープ等を挙げることかでき、乱反射面
としては白い紙、透明度の高い紙反射マーク等を挙げる
ことができる。
したがってこのような鏡面反射面と乱反射面の識別に用
いることができ、上述した複写機における被複写紙端音
[の検出の他、例えば磁気テープのエンドマークの検出
等に用いることができる。
またこの考案において透光性表示板を発光素子側と受光
素子側を光学的に分離する手段としては、発光素子側と
受光素子側とを別体にしその間に空間を設けるようにし
てもよい。
以上述べたようにこの考案によれば、発光素子の鏡面反
射面における反射光が光軸からずれるようように構戊す
ることにより、可能な限り構或を簡略化するとともに鏡
面反射面と乱反射面との比較の際のS/N比を向上し精
度の高い測定を行ない得る光電式検出装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の光電式検出装置の一例を示す説明
図でaは平面図、bは正面図、第2図a,bは従来の光
電式検出装置の他の例を示す説明図でaは平面図、bは
正面図である。 第3図a−eはこの考案の一実施例を示すもので、aは
横断平面図、bは縦断正面図、Cは底面図、dは反射面
が鏡面反射面の場合の縦断側面図、eは反射面が乱反射
面の場合の縦断側面図、第4図a,l)は同実施例に用
いた透光性表面板を示すものでaはこれが一体の場合、
bはこれが仕切壁により光学的に分離された場合のそれ
ぞれ動作説明図、第5図は従来の充電式検出装置とこの
考案の実施例の場合とを対比して示した特性図、第6図
a,l)はそれぞれ第5図の特性I,IIに対応する構
威の概略図である。 1・・・・・・発光素子、2・・・・・・受光素子、3
・・・・・・ケース、4・・・・・・反射面、11・・
・・・・発光素子、12・・・・・・受光素子、13・
・・・・・ケース、14・・・・・・反射面、15・・
・・・・フード、16・・・・・・透光性表面板、17
・・・・・・仕切壁、21・・・・・・従来の光電式検
出装置、22・・・・・・ガラス板、23・・・・・・
被複写紙、24・・・・・・この考案の光電式検出装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個の発光素子の発光角と1個の受光素子の受光角を略
    等しくして両者の光軸が反射面上で一致するように対を
    なして配設しかつ前記発光素子および受光素子のそれぞ
    れの光軸を含む面を反射面に対して傾斜させることによ
    り前記発光素子の鏡面反射面における反射光が前記受光
    素子の光軸からずれるように構戊するとともにこの受光
    素子の側に光の通路を狭めるためのフードを設けたこと
    を特徴とする光電式検出装置。
JP10629281U 1981-07-17 1981-07-17 光電式検出装置 Expired JPS5912638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10629281U JPS5912638Y2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 光電式検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10629281U JPS5912638Y2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 光電式検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5812880U JPS5812880U (ja) 1983-01-27
JPS5912638Y2 true JPS5912638Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=29900794

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10629281U Expired JPS5912638Y2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 光電式検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105459591B (zh) * 2014-09-26 2019-11-22 精工爱普生株式会社 介质检测机构、介质检测方法、印刷装置
JP2016069186A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 セイコーエプソン株式会社 媒体検出機構、媒体検出方法、印刷装置

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JPS5812880U (ja) 1983-01-27

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