JPS5912387Y2 - 建具用気密材 - Google Patents
建具用気密材Info
- Publication number
- JPS5912387Y2 JPS5912387Y2 JP8408978U JP8408978U JPS5912387Y2 JP S5912387 Y2 JPS5912387 Y2 JP S5912387Y2 JP 8408978 U JP8408978 U JP 8408978U JP 8408978 U JP8408978 U JP 8408978U JP S5912387 Y2 JPS5912387 Y2 JP S5912387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- vertical
- airtight material
- vertical frame
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建具用気密材、詳しくは窓枠内に嵌め込んだ戸
を閉鎖した時に窓枠の竪枠と戸の竪框との間を密閉する
気密材に関するものである。
を閉鎖した時に窓枠の竪枠と戸の竪框との間を密閉する
気密材に関するものである。
従来、窓枠の竪枠と戸の竪框との間を密閉する気密装置
としては斜面を有する引寄ブロックを戸の竪框、あるい
は窓枠の竪枠に取付けると共に、前記竪枠に気密材を前
記竪框の室内側側面と対向して設け、戸を閉鎖した時に
前記引寄ブロックの斜面を利用して戸を室内側に引き寄
せることによって前記気密材に竪框を当接し竪枠と竪框
との間を密閉するようにした引寄せ気密装置が知られて
いる。
としては斜面を有する引寄ブロックを戸の竪框、あるい
は窓枠の竪枠に取付けると共に、前記竪枠に気密材を前
記竪框の室内側側面と対向して設け、戸を閉鎖した時に
前記引寄ブロックの斜面を利用して戸を室内側に引き寄
せることによって前記気密材に竪框を当接し竪枠と竪框
との間を密閉するようにした引寄せ気密装置が知られて
いる。
しかし、このような引寄せ気密装置であるとそれぞれ別
体となった引寄ブロックと気密材とを必要とするから、
引寄ブロックと気密材とをそれぞれ別々に製作する必要
があるので、製造工程の多様化、並びに取付工程の複雑
化、及び製品（引寄ブロック、気密材）管理の乱雑化を
招き全体としてのコストが高くなるとの不具合を有する
。
体となった引寄ブロックと気密材とを必要とするから、
引寄ブロックと気密材とをそれぞれ別々に製作する必要
があるので、製造工程の多様化、並びに取付工程の複雑
化、及び製品（引寄ブロック、気密材）管理の乱雑化を
招き全体としてのコストが高くなるとの不具合を有する
。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は戸を閉鎖した時に窓枠の竪枠と戸の竪框との間を確
実に密閉できると共に、製造工程、取付工程及び製品管
理を単純化して全体としてのコストを安くすることがで
きるようにした建具用気密材を提供することである。
的は戸を閉鎖した時に窓枠の竪枠と戸の竪框との間を確
実に密閉できると共に、製造工程、取付工程及び製品管
理を単純化して全体としてのコストを安くすることがで
きるようにした建具用気密材を提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
取付用開口１を構或する柱２には窓枠３を構威する竪枠
４が固設してあると共に、窓枠３には外戸５、内戸（図
示せず）が引き違い開閉自在に嵌め込んである。
４が固設してあると共に、窓枠３には外戸５、内戸（図
示せず）が引き違い開閉自在に嵌め込んである。
前記竪枠４の内側面４ａには逆向コ字状の取付溝６が内
側に向けて一体形威してあり、該取付溝６には本考案に
係る気密材７が嵌挿してある。
側に向けて一体形威してあり、該取付溝６には本考案に
係る気密材７が嵌挿してある。
該気密材７は前記取付溝６内に嵌挿される嵌入部８と、
該嵌入部８と一体形威された引寄せ片９、当接片１０と
より構或され、嵌人部８と引寄片９は硬質ゴム・硬質樹
脂等の硬質弾力性素材により製作されかつ当接片１０は
軟質ゴム・軟質樹脂等の軟質弾力性素材により製作され
ている。
該嵌入部８と一体形威された引寄せ片９、当接片１０と
より構或され、嵌人部８と引寄片９は硬質ゴム・硬質樹
脂等の硬質弾力性素材により製作されかつ当接片１０は
軟質ゴム・軟質樹脂等の軟質弾力性素材により製作され
ている。
前記引寄せ片９の室内側面は前記外戸５の開閉方向に傾
斜した斜面９ａとなって外戸５の竪框１１における突起
片１１ ａと対峙している。
斜した斜面９ａとなって外戸５の竪框１１における突起
片１１ ａと対峙している。
また、前記当接片１０は嵌入部８に固設された薄肉片状
の基部１０ ａと、該基部１０ ａに一体的に形或され
た略弓形状の舌片１０ｂとにより構或され，該舌片１０
ｂは前記竪框１１の外側面１１ ｂと対ちしている。
の基部１０ ａと、該基部１０ ａに一体的に形或され
た略弓形状の舌片１０ｂとにより構或され，該舌片１０
ｂは前記竪框１１の外側面１１ ｂと対ちしている。
しかして、外戸５を閉鎖方向（矢印Ａ）に移動すると竪
框１１の突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに当接
する。
框１１の突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに当接
する。
（第２図参照）この状態から更に外戸５を閉鎖方向に移
動すると前記突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに
沿って移動するから外戸５は室内側に引寄せられながら
移動し、閉鎖状態となると当接片１０の舌片１０ ｂが
竪框１１の外側面１１ ｂ及び突起片１１ ａとの隅角
部１１ Ｃに密着して竪枠４と竪框１１との間を密封す
るから前記間から雨水等が室内側に浸入することを防止
できる。
動すると前記突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに
沿って移動するから外戸５は室内側に引寄せられながら
移動し、閉鎖状態となると当接片１０の舌片１０ ｂが
竪框１１の外側面１１ ｂ及び突起片１１ ａとの隅角
部１１ Ｃに密着して竪枠４と竪框１１との間を密封す
るから前記間から雨水等が室内側に浸入することを防止
できる。
（第３図参照）また、気密材７は嵌入部８と引寄せ片９
と当接片１０とを一体或形した構造であるから、製作工
程・取付工程・製品管理が単純化されてコスト安となる
。
と当接片１０とを一体或形した構造であるから、製作工
程・取付工程・製品管理が単純化されてコスト安となる
。
また、嵌入部８及び引寄せ片９は硬質弾力性素材によっ
て製作されているから、気密材７全体を竪枠４の取付溝
６に確実・強固に取付けることが出来ると共に、外戸５
を確実に室内側に引寄せることが出来る。
て製作されているから、気密材７全体を竪枠４の取付溝
６に確実・強固に取付けることが出来ると共に、外戸５
を確実に室内側に引寄せることが出来る。
また、当接片１０は軟質弾力性素材によって製作してあ
るから竪框１１の外側面１１ ｂに確実に密着し気密効
果が優れている。
るから竪框１１の外側面１１ ｂに確実に密着し気密効
果が優れている。
つぎに、第４図以降を参照して本考案の第２実施例を説
明する。
明する。
なお、第１実施例と同一部材は符号を同一とする。
取付用開口１を構戊する柱２には綱枠３を構成する竪枠
４が固設してあると共に、窓枠３には外戸５、内戸（図
示せず）が引き違い開閉自在に嵌め込んでいる。
４が固設してあると共に、窓枠３には外戸５、内戸（図
示せず）が引き違い開閉自在に嵌め込んでいる。
前記竪枠４の内側面（戸当り面）４ａには逆向コ字状の
取付溝６が内側に向けて一体形威してあり、該取付溝６
には本考案に係る気密材７が嵌挿してある。
取付溝６が内側に向けて一体形威してあり、該取付溝６
には本考案に係る気密材７が嵌挿してある。
該気密材７は前記取付溝６内に嵌挿される嵌人部８と、
該嵌入部８と一体或形された引寄せ片９、当接片１０と
より構威され、嵌入部８と引寄せ片９は硬質ゴム・硬質
樹脂等の硬質弾力性素材により製作されかつ当接片１０
は軟質ゴム・軟質樹脂等の軟質弾力性素材により製作さ
れている。
該嵌入部８と一体或形された引寄せ片９、当接片１０と
より構威され、嵌入部８と引寄せ片９は硬質ゴム・硬質
樹脂等の硬質弾力性素材により製作されかつ当接片１０
は軟質ゴム・軟質樹脂等の軟質弾力性素材により製作さ
れている。
前記引寄せ片９の室内側面は前記外戸５の開閉方向に傾
斜した斜面９ａとなって外戸５の竪框１１における突起
片１１ ａと対峙している。
斜した斜面９ａとなって外戸５の竪框１１における突起
片１１ ａと対峙している。
また、前記当接片１０は挿入部８に固設された薄肉片状
の基部１０ ａと、該基部１０ ａに一体的に形威され
た略弓形状の舌片１０ｂとにより構威され、該舌片１０
ｂは前記竪框１１の外側面１１ ｂと対峙していると共
に、基部１０ａと舌片１０ｂとの連結隅部には凹溝、す
なわち逃げ部１２が削設されて舌片１０ｂが基部１０
ａに対して変形し易くなっている。
の基部１０ ａと、該基部１０ ａに一体的に形威され
た略弓形状の舌片１０ｂとにより構威され、該舌片１０
ｂは前記竪框１１の外側面１１ ｂと対峙していると共
に、基部１０ａと舌片１０ｂとの連結隅部には凹溝、す
なわち逃げ部１２が削設されて舌片１０ｂが基部１０
ａに対して変形し易くなっている。
しかして、外戸５を閉鎖方向（矢印Ａ）に移動すると竪
框１１の突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに当接
する。
框１１の突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに当接
する。
（第５図参照）この状態から更に外戸５を閉鎖方向に移
動すると前記突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに
沿って室内側に移動するから外戸５は室内側に引寄せら
れながら移動し、閉鎖状態となると当接片１０の舌片１
０ ｂが竪框１１の外側面１１ ｂ及び突起片１１ ａ
との隅角部１１ Ｃに密着して竪枠４と竪框１１との間
を密封するから、前記間から雨水等が室内側に浸入する
ことを防止できる。
動すると前記突起片１１ ａが引寄せ片９の斜面９ａに
沿って室内側に移動するから外戸５は室内側に引寄せら
れながら移動し、閉鎖状態となると当接片１０の舌片１
０ ｂが竪框１１の外側面１１ ｂ及び突起片１１ ａ
との隅角部１１ Ｃに密着して竪枠４と竪框１１との間
を密封するから、前記間から雨水等が室内側に浸入する
ことを防止できる。
（第６図参照）また、気密材７は嵌人部８と引寄せ片９
と当接片１０とを一体戊形した構造であるから、製作工
程・取付工程・製品管理が単純化されてコスト安となる
。
と当接片１０とを一体戊形した構造であるから、製作工
程・取付工程・製品管理が単純化されてコスト安となる
。
また、嵌入部８及び引寄せ片９は硬質弾力性素材によっ
て製作されているから、気密材７全体を竪枠４の取付溝
６に確実・強固に取付けることができると共に、外戸５
を確実に室内側に引寄せることが出来る。
て製作されているから、気密材７全体を竪枠４の取付溝
６に確実・強固に取付けることができると共に、外戸５
を確実に室内側に引寄せることが出来る。
また、当接片１０は軟質弾力性素材によって製作してあ
るから竪框１１の外側面１１ ｂに確実に密着し気密効
果が優れている。
るから竪框１１の外側面１１ ｂに確実に密着し気密効
果が優れている。
また、当接片１０の基部１０ ａと舌片１０ｂとの連結
隅部には逃げ部１２が形威されて舌片１０ ｂは基部１
０ ａに対して変形し易くなっているから、竪框１１の
外側面１１ ｂに突出した当該竪框１１と横框（図示せ
ず）との連結用ビス１３のビス頭部１３ ａに舌片１０
ｂが当接すると、舌片１０ ｂはビス頭部１３ ａの
彎曲面に応じて竪枠４側に容易に変形することができる
。
隅部には逃げ部１２が形威されて舌片１０ ｂは基部１
０ ａに対して変形し易くなっているから、竪框１１の
外側面１１ ｂに突出した当該竪框１１と横框（図示せ
ず）との連結用ビス１３のビス頭部１３ ａに舌片１０
ｂが当接すると、舌片１０ ｂはビス頭部１３ ａの
彎曲面に応じて竪枠４側に容易に変形することができる
。
したがって、ビス頭部１３ａ周囲に隙間が生ずることが
ないと共に、当接した反作用力で外戸５が開方向（矢印
Ｂ）に動こうとすることが軽減されるから気密性が低下
せず、竪枠４と竪框１１との間を確実に密閉できる。
ないと共に、当接した反作用力で外戸５が開方向（矢印
Ｂ）に動こうとすることが軽減されるから気密性が低下
せず、竪枠４と竪框１１との間を確実に密閉できる。
本考案は前述のように構威したので、窓枠３の竪枠４と
外戸５の竪框１１との間を確実に密着した雨水等が室内
側に浸入することを防止できると共に、製造工程・取付
工程・製品管理を単純化できるから全体としてのコスト
を安くできる。
外戸５の竪框１１との間を確実に密着した雨水等が室内
側に浸入することを防止できると共に、製造工程・取付
工程・製品管理を単純化できるから全体としてのコスト
を安くできる。
第１図は本考案の第１実施例を示す全体横断向・図、第
２図はその要部拡大断面図、第３図はその閉鎖時の動作
説明図、第４図は本考案の第２実施例を示す全体横断面
図、第５図はその要部拡大断面図、第６図はその閉鎖時
の動作説明図である。 ３は窓枠、４は竪枠、５は戸、６は取付溝、７は気密材
、８は嵌入部、９は引寄せ片、１０は当接片、１１は竪
框。
２図はその要部拡大断面図、第３図はその閉鎖時の動作
説明図、第４図は本考案の第２実施例を示す全体横断面
図、第５図はその要部拡大断面図、第６図はその閉鎖時
の動作説明図である。 ３は窓枠、４は竪枠、５は戸、６は取付溝、７は気密材
、８は嵌入部、９は引寄せ片、１０は当接片、１１は竪
框。
Claims (2)
- （１）窓枠３の竪枠４と戸５の竪框１１との間に設けら
れる建具用気密材において、前記竪枠４の取付溝６に嵌
挿される嵌入部８および前記竪框１１の側部と対峙した
引寄せ片９ならびに前記竪枠１１の側部と対峙した当接
片１０とを一体或形したことを特徴とする建具用気密材
。 - （２）前記嵌入部８と引寄せ片９を硬質弾力性素材によ
り製作し、前記当接片１０を軟質弾力性素材によって製
作したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
記載の建具用気密材。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8408978U JPS5912387Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 建具用気密材 |
| GB7920279A GB2024295B (en) | 1978-06-21 | 1979-06-11 | Sealing members for windows or doors |
| AU48125/79A AU514589B2 (en) | 1978-06-21 | 1979-06-15 | Sealing member |
| PH22676A PH20315A (en) | 1978-06-21 | 1979-06-21 | Sealing member for fittings |
| SG48185A SG48185G (en) | 1978-06-21 | 1985-06-19 | Sealing members for windows or doors |
| HK33087A HK33087A (en) | 1978-06-21 | 1987-04-23 | Sealing members for windows or doors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8408978U JPS5912387Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 建具用気密材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS552924U JPS552924U (ja) | 1980-01-10 |
| JPS5912387Y2 true JPS5912387Y2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=13820770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8408978U Expired JPS5912387Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 建具用気密材 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912387Y2 (ja) |
| PH (1) | PH20315A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717757Y2 (ja) * | 1986-04-25 | 1995-04-26 | 不二サッシ株式会社 | 引戸用シ−ル材 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP8408978U patent/JPS5912387Y2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-06-21 PH PH22676A patent/PH20315A/en unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS552924U (ja) | 1980-01-10 |
| PH20315A (en) | 1986-11-25 |
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