JPS59122462A - 5−チアプロスタグランジンe↓1類の製造法 - Google Patents
5−チアプロスタグランジンe↓1類の製造法Info
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- JPS59122462A JPS59122462A JP57227330A JP22733082A JPS59122462A JP S59122462 A JPS59122462 A JP S59122462A JP 57227330 A JP57227330 A JP 57227330A JP 22733082 A JP22733082 A JP 22733082A JP S59122462 A JPS59122462 A JP S59122462A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は5−チアプロスタグランジンEl類の製造法に
関する。更に詳しくは、7位と8位との間に二重結合を
有する5−チア−ミーグロスタグ2ンジンEI類を選択
的に還元するかあるいは7位に水酸基を有する7−ヒド
ロキシ−5−チアプロスタグランジンE、類から水酸基
を除去し、次′いて選択的に還元することにより5−チ
アブロスタグ2ンジンEl類を製造する新規な製造法に
関する。 天然プロスタグランジン類は生物学的および 6− 薬理学的に高度な活性をもつオータコイドであり、それ
ゆえにそれらの誘導体に関する研究が数多く行なわれて
いる。以前本発明者はプロスタグランジンE、の有する
薬理学的な欠点を克服した新しいプロスフグランジン類
を得るべく鋭意研究した結果、5−チアプロスタグラン
ジン類およびその製造法を見出した。 本発明者らが別途出願した5−チアプロスタグランジン
類およびその製造法によれば、この本のの製造工程はた
とえばチャート1に示すととくである。 この製造法によれば、出発物である保護された4−ヒド
ロキシ−2−シクロベンテノンよシ得られるセレン誘導
体からビニル誘導体を得、チャートI OH’ FI さらにラジカル反応によりチオール類を付加させ、目的
物である5−チアブロスタグ2ンジン類を得るものであ
る。 しか−しながら仁の製造法においてビニル誘導体に対し
チオール類をラジカル的に付加させる反応は、その反応
条件において高い温度を必要とすることなどにより、副
生成物が生じ、収率の低下及び生成物の分離が困難であ
るなどという欠点を有している。 本発明者らはかかる点に着目し、5−チアプロスタグラ
ンジンE1類の有利か化学合成法す寿わち(n反応条件
が温和である;0副生成物が生じない;(■)全収率が
高い等の利点を有する合成法を見出すべく鋭意研究した
結果、保護され 8− た4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンより一段階の
反応で高収率で得られる7−ヒドロキシ−5−チアプロ
スタグランジンEI類から、そのヒドロキシル基を脱離
除去して5−チアーΔ1−グロスタグランジンE、類と
し、次いで選択的に還元することにより5−チアプルス
タブ2ンジン鳥類が容易にかつ高収率で得られることを
見出し、本発明に到達したものである。 すなわち、本発明は下記式〔I〕 〇 9− で表わされる5−チアーΔ7−ゲロスタグ2ンジンE1
類を選択的に還元し、次いで必要に応じて脱保護及び/
又は加水分解反応に付することを特徴とする下記式[1
0 で表わされるグロスタグランジン4類の製造法、並びに
下記式0ff) で表わされる7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグラン
ジンE、類を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸
の反応訴導体と反応せしめて相10− 当スる7−有機スルホニルオキシプロスタグランジンE
1類を生成せしめ、次いで塩基性化合物の存在下に処理
し、次いで必要に応じて脱保護及び/又は加水分解反応
に付し、下記式〔1〕で表わされる5−チアー△7−プ
ロスタグランジンB、類を得、次いで選択的に還元し、
更に必要に応じて脱保護/又は加水分解反応に付するこ
とを特徴とする、下記式(IT) で表わされる5−チアプロスタグランジンE、類の製造
法である。 本発明方法において用いられる上記式〔川〕で表わされ
る7−ヒドロキシ−5−チア−プロスタグランジンEl
類は、下記する方法(チャート■)により保護された4
−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンより一段階の反応
により高収率でかつ容易に得られる。 チャート■ O8i乎 Oat主 上記式(IIIにおいて、R’ti水素原子又は炭素数
1〜10のアルキル基を表わす。炭素数1〜lOのアル
キル基としては例えば、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ヘキシル、デシル基などを挙げることができる。 これらのうちでもR1は水素原子、メチル、エチル基が
好ましい。 上記式(nT:] において、R2け買換もしくは非置
換の炭素数1〜10のアルキル基又は置換もしくけ非置
換の炭素数5〜6のシクロアルキル基を表わす。非置換
の炭素数1〜10のアルキル基としては、直鎖状又は分
岐状のいずれで本よく、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル。 ペンチル、ヘキシル、2−ヘキシル、 2−メfルヘ
キシル、ヘゲチル、オクチル、デシル基すどが挙げられ
る。非置換の炭素数5〜6のシクロアルキル基トしてけ
シクロペンチル、シクロヘキシル基が挙げられる。 非置換の炭素数1〜10のアルキル基又は非置換の炭素
数5〜6のシクロアルキル基の置換基としては、例えば
弗素、塩素、臭素などのハロゲン原子;アセトキシ基、
プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリ
ルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基
。 バレリルオキシ基、カプロイル基などのアシロキシ基;
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、クロロメチル基、ジ13− クロロメチル基、トリフルオロメチル基などのアルキル
基:メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基等が拳けられ
る。 かかるR2としては、ペンチル基、2−メチルヘキシル
基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基が好ましい
。゛ R11、R41Fi保護基を表わす。保論基としては、
後述する本発明において実施される反応および後処理行
程中において脱離することなく安定に存在しうる保誰基
であればいかなる保護基でもよい。保護基としては例え
ばトリメチルシリル。 トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリルなどのト
リ(Ct〜C4)アルキルシリル基;t−ブチルジフェ
ニルシリル基などのジフェニル(CI〜C4)アルキル
シリル等の) ’) (C+ −C1l )炭化水素シ
リル基(シリルエーテル型保護基)、あるいはメトキシ
メチル、1−エトキシエチル、2−メドキシー2−プロ
ピル、2−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエ
トキシ)メチル。 14− ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラニル、2
−テトラヒドロフラニル、6,6−シメチルー3−オキ
サ−ビシクロ(3+t+’l)ヘキス−4−イル基など
の酸素原子と共にアセタール結合を形JRする基(アセ
タール型保護基)などが挙げられる。こ九らのなかでL
−プテルンメチルシリル、2−テトラヒドロピラニル、
l−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル基。 (2−メトキシエトキシ)メチルが好ましい。 ■pl、 R41において用いられる保股基は同一であ
っても異なっていてもよい。 このような7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグランジ
ンE1類を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の
反応性誘導体と反応せしめる。 ここで用いる塩基性化合物としては、例えば有機アミン
、IP!jK第5級有第5ミ有が好ましく使用される。 かかる有機アミンの例としては、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、 1so−プロピルジメチルアミン
、ジ1ao−プロピル シクロヘキシルアミン、ジl5
o−プロピル エチルアミン。 ピリジン、2,6−ルチジン、 2,4.6−コリジ
ン。 4− (N、N−ジメチル)アミノピリジン、1,5−
ジアザビシクロ[4,3,Olノナ−5−エン。 1.4−一ンアザビシクロI)、z、2]オクタンの如
キ有機アミンが挙げもハ、る。なかでもトリエチルアミ
ン、ピリジン、2.6−ルチジン+ ’ (NIN
−2メチル)アミノピリジンが好ましい。 反応は、通常非プロトン性不活性有機溶媒中で好まし〈
実施される。かかる溶媒としては、例えばジクロルメタ
ン、クロロポルム、四塩化炭素、l、2−ジクロルエタ
ンなどのハロゲン化炭化水素;エチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水1;ヘキサン、
ペンタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素;酢酸
エチルなどのエステル類;ジメチルホルムアミド;ジメ
チルスルホキシド;ヘキサメチルホスホルアミド々どが
好ましく用いられる。 とれらのうち、ハロゲン化炭化水素が特に好ましい。 有機スルホン酸ハライド、有機スルホン酸無水物が好捷
しい。 かかる有機スルホン酸ハライドとしては、例えば、メタ
ンスルホン酸塩化物、エタンスルホン酸臭化物、n−ブ
タンスルホン酸塩化物、t−ブタンスルホン酸塩化物、
トリフルオロメタンスルホン酸塩化物、ノナフルオロブ
タンスルホン酸塩化物、ベンゼンスルホン酸塩化物、p
−トルエンスルホン酸塩化4に、4−7’ロモベンゼン
スルホン酸塩化物、ペンタフルオロベンゼンスルホン酸
塩化物、4−クロロ−3−二トロベンゼンスルホン酸塩
化物、 2,3.4− ト’) lロロベンゼンスル
ホン酸tM化物、2−フェニルエタンヌルホン酸塩化物
などが挙げられる。なかテモメタンスルホン酸塩化物、
トリフルオロメタンスルホン酸ffl 化物、 ベン
ゼンスルホン酸塩化物、p−)ルエンスルホン酸塩化物
が好オシい。 17− 有機スルホン酸無水物としては、例えばメタンスルホン
酸無水物、エタンスルホン酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸無水物、ノナフルオロブ
タンスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン酸無水物、P
−)ルエンスルホン酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸−ベンゼンスルホン酸混
合酸無水物、トリフルオロメタンスルポン酸−p−)ル
エンスルホン酸混合酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸−4−二トロベンゼンス
ルホン酸混合酸無水物などが挙げられる。なかでもメタ
ンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無
水物、p−hルエンスルホン酸無水物が好ましい。 反応は上記式〔l旧で表わされる7−しドロキシ−5−
チアプロスタグランジンE、類の7位の水酸基と有機ス
ルホン酸の反応性誘導体との反応であり、化学量論的に
EF、両者の化合物は等モルで反応する。実際に反応を
行なうに際しては、7−ヒドロキシ−5−チアプロスタ
グランジンE、類に対して、有機スルホン酸の反応性誘
導体 18− を1〜50倍モル、好ましけ1〜lO倍モル使用する。 反応温度は一20〜100℃、好ましくは0〜50℃で
ある。反応時間は1〜60時間、好ましくは2〜12時
間である。 かくして上記第1の反応によシ、上記式〔1旧の7−ヒ
ドロキシ−5−チアプロスタグランジンh類の7位の水
酸基が有機スルホニルオキシ基に変換された相当する7
−有機スルホニルオキシ−5−ナアブロスタグランジン
E□類が生成される。次いで7−有機スルホニルオキシ
−5−チアプロスタグランジン4類は塩基性化合物に」
:って処理される。7−有機スルホニルオキシ−5−チ
アプロスタグランジンE、類はかかる処理によって、相
当する有機スルホン酸を脱離し、7位の炭素原子と8位
の炭素原子との間に二重結合が生成した5−チアー△7
−プロスタグランジンEI類が得られる。この第2の反
応は、上記第1の反応と同様の塩基性化合物を用い、#
1ぼ同じ温度で進行せしめることができる。 @1及び8g2の反応は、第1の反応で生成した7−4
8スルホニルオキシ−5−チアプロスタグランジンEI
@を単離したのち、第2の反応を行なってもよく、ある
いは第1の反応で生成Li7−有機スルホニルオキシ−
5−チアプロスタグラ・ンジンE、類を反応系から単離
ぜず、同じ反応系中で、場合によっては反応系中に新た
に塩基性化合物を加えて第2の反応を実施することもで
きる。 尚、第1及び第2の反応において用いられる塩基性化合
物は異なっていてもよい。すなわち例えば、第1の反応
においてピリジン、トリエチルアミン、イソプロピルジ
メチルアミンなどの比較的弱い塩基性化合物を用い、陳
2の反応において、4−ジメチルアミノピリジン、1,
5−ジアザビシクロ(’+”+’)ノナ−5−エンなど
の強い塩基性化合物を用いて反応を行なうこともできる
。 反応終了後、目的物は通常の方法で処理することKより
分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗浄、乾燥、
濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせKよる方法によ
り分離される。 得られる目的物は更に必要に応じて脱保護及び/又は加
水分解反応に付してもよい。 水酸基の保護基(1m1 および/またはR41)の
除去、すなわち脱保膿反応は、保護基が水酸基の酸素原
子と共にアセタール結合を形成する基の場合には、例え
ば酢酸、P−)ルエンスルホン酸のピリジニウム塩又は
陽イオン交換樹脂等を触媒とし、例えば水、テトラヒド
ロフラン。 エチルエーテル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル等を反応溶媒とすることにより好適に実施される。脱
保鰻反応は通常−78℃+30℃の温度範囲で10分〜
3日間程度行なわれる。保護基がトリ(01〜Cg)炭
化水素−シリル基の場合には、例えば酢酸、ナト2プチ
ルアンモニウムフルオリド、セシウムフルオリド等、好
ましくはテトラプチルアンモニウムフルオリド、セシウ
ムフルオリドを用いて、好ましくはトリエチルアミン等
の塩基性化合物の存在下に21− 反応を行なうことKよって保護基が除去される。 かかる反応を行なう際に用いる溶媒としては、水、子ト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン、アセト
ン、アセトニトリル等、好ましくけテトラヒドロフラン
、エチルエーテル。 ジオキサン、アセトン、アセトニトリルが挙げられる。 また反応温度1反応時間け、上記した如き保設基が水酸
基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
の脱保護反応とほぼ同様である。 5−チアー△7−プロスタグランジンE1類の1位のカ
ルボキシル基の保護基の除去、すなわち1位のR1がC
1〜C8゜のアルキル基である場合の核エステル基の加
水分解反応は、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は
水を含むm媒中で一10℃〜+60℃の温度範囲で10
分〜24時間程度処理することKより行々われる。 反応後、通常の方法により後処理した後、クロマトグラ
フィー等の分離操作を行なうことにより、脱保護及び/
又は加水分解された5−チ22− アー△7−プロスタグランジンE1類が得られる。 かくして上記式CDで表わされる5−チアーd−プロス
タグランジンE、類が得られる。かかる化合物は次いで
選択的に還元される。 選択的に還元する方法としては、例えば亜鉛−釧、亜鉛
−銅等の亜鉛系還元剤による還元;ラネーニッケルによ
る接触還元又は有機スズ水素化物による還元が好ましく
挙げられる。 亜鉛還元剤を用いる場合には、反応は氷酢酸の共存下に
行なわれる。用いられる亜鉛系還元剤の量は原料化合物
〔1〕に対し1〜1000倍モル、好ましくは5〜20
0倍モルであり、氷酢酸は1〜2000倍モル、好まし
くは10〜1000倍モルの範囲である。この時使用す
る溶媒としては、例えばメタノール、エタノール。 インプロピルアルコール等のアルコール類;ジメトキシ
エタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、酢酸あるいはこれらの混合溶媒が好ましく、特に好ま
しいのは、メタノール、イソプロピルアルコール、酢酸
である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進行させるの
に十分な量があれば良く、通常は原料化合物〔1〕K対
し1〜2000倍容量、好壕しくは5〜1000倍容量
が用いられる。反応温度は使用する原料、試薬、溶媒に
よって異なるが、O℃〜115℃の範囲、好1しくはl
O℃〜80℃の範囲で行なわれる。反応時間は条件によ
り異なるが1〜48時間程度が好ましく、さらに好まし
いのは、3時間〜24時間である。反応の進行は薄層ク
ロマトグラフィー等の方法によシ追跡される。反応終了
後、上記式[IT)で表わされる5−チアープロスタグ
ランジンh類は、反応液を通常の方法で処理することに
より分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗浄、乾
燥。 凝縮、クロマトグラフィー等の組合わせによる方法によ
り分離精製される。 ラネーニッケルは原料に対し通常2〜3゜wlチ、好ま
しくは5〜2Q wt%の範囲で用いられる。水素添加
反応の圧力は通常、常圧〜5気圧、好ましくは常圧〜3
気圧の範囲で行なわれる。この時に使用する溶媒として
は例えばメタノール、エタノール、ブタノール等のアル
コール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン岬のエーテ
ル類;酢酸エチル等のエステルmu酢eニジメチルホル
ムアミド;またはこれらの混合溶媒が好ましく用いられ
る。特に好ましくはメタノールが用いられる。溶媒の使
用量は反応をすみやかに進行させるのに十分な量があれ
ば良く、通常は原料化合物〔
関する。更に詳しくは、7位と8位との間に二重結合を
有する5−チア−ミーグロスタグ2ンジンEI類を選択
的に還元するかあるいは7位に水酸基を有する7−ヒド
ロキシ−5−チアプロスタグランジンE、類から水酸基
を除去し、次′いて選択的に還元することにより5−チ
アブロスタグ2ンジンEl類を製造する新規な製造法に
関する。 天然プロスタグランジン類は生物学的および 6− 薬理学的に高度な活性をもつオータコイドであり、それ
ゆえにそれらの誘導体に関する研究が数多く行なわれて
いる。以前本発明者はプロスタグランジンE、の有する
薬理学的な欠点を克服した新しいプロスフグランジン類
を得るべく鋭意研究した結果、5−チアプロスタグラン
ジン類およびその製造法を見出した。 本発明者らが別途出願した5−チアプロスタグランジン
類およびその製造法によれば、この本のの製造工程はた
とえばチャート1に示すととくである。 この製造法によれば、出発物である保護された4−ヒド
ロキシ−2−シクロベンテノンよシ得られるセレン誘導
体からビニル誘導体を得、チャートI OH’ FI さらにラジカル反応によりチオール類を付加させ、目的
物である5−チアブロスタグ2ンジン類を得るものであ
る。 しか−しながら仁の製造法においてビニル誘導体に対し
チオール類をラジカル的に付加させる反応は、その反応
条件において高い温度を必要とすることなどにより、副
生成物が生じ、収率の低下及び生成物の分離が困難であ
るなどという欠点を有している。 本発明者らはかかる点に着目し、5−チアプロスタグラ
ンジンE1類の有利か化学合成法す寿わち(n反応条件
が温和である;0副生成物が生じない;(■)全収率が
高い等の利点を有する合成法を見出すべく鋭意研究した
結果、保護され 8− た4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンより一段階の
反応で高収率で得られる7−ヒドロキシ−5−チアプロ
スタグランジンEI類から、そのヒドロキシル基を脱離
除去して5−チアーΔ1−グロスタグランジンE、類と
し、次いで選択的に還元することにより5−チアプルス
タブ2ンジン鳥類が容易にかつ高収率で得られることを
見出し、本発明に到達したものである。 すなわち、本発明は下記式〔I〕 〇 9− で表わされる5−チアーΔ7−ゲロスタグ2ンジンE1
類を選択的に還元し、次いで必要に応じて脱保護及び/
又は加水分解反応に付することを特徴とする下記式[1
0 で表わされるグロスタグランジン4類の製造法、並びに
下記式0ff) で表わされる7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグラン
ジンE、類を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸
の反応訴導体と反応せしめて相10− 当スる7−有機スルホニルオキシプロスタグランジンE
1類を生成せしめ、次いで塩基性化合物の存在下に処理
し、次いで必要に応じて脱保護及び/又は加水分解反応
に付し、下記式〔1〕で表わされる5−チアー△7−プ
ロスタグランジンB、類を得、次いで選択的に還元し、
更に必要に応じて脱保護/又は加水分解反応に付するこ
とを特徴とする、下記式(IT) で表わされる5−チアプロスタグランジンE、類の製造
法である。 本発明方法において用いられる上記式〔川〕で表わされ
る7−ヒドロキシ−5−チア−プロスタグランジンEl
類は、下記する方法(チャート■)により保護された4
−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンより一段階の反応
により高収率でかつ容易に得られる。 チャート■ O8i乎 Oat主 上記式(IIIにおいて、R’ti水素原子又は炭素数
1〜10のアルキル基を表わす。炭素数1〜lOのアル
キル基としては例えば、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ヘキシル、デシル基などを挙げることができる。 これらのうちでもR1は水素原子、メチル、エチル基が
好ましい。 上記式(nT:] において、R2け買換もしくは非置
換の炭素数1〜10のアルキル基又は置換もしくけ非置
換の炭素数5〜6のシクロアルキル基を表わす。非置換
の炭素数1〜10のアルキル基としては、直鎖状又は分
岐状のいずれで本よく、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル。 ペンチル、ヘキシル、2−ヘキシル、 2−メfルヘ
キシル、ヘゲチル、オクチル、デシル基すどが挙げられ
る。非置換の炭素数5〜6のシクロアルキル基トしてけ
シクロペンチル、シクロヘキシル基が挙げられる。 非置換の炭素数1〜10のアルキル基又は非置換の炭素
数5〜6のシクロアルキル基の置換基としては、例えば
弗素、塩素、臭素などのハロゲン原子;アセトキシ基、
プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリ
ルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基
。 バレリルオキシ基、カプロイル基などのアシロキシ基;
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、クロロメチル基、ジ13− クロロメチル基、トリフルオロメチル基などのアルキル
基:メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基等が拳けられ
る。 かかるR2としては、ペンチル基、2−メチルヘキシル
基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基が好ましい
。゛ R11、R41Fi保護基を表わす。保論基としては、
後述する本発明において実施される反応および後処理行
程中において脱離することなく安定に存在しうる保誰基
であればいかなる保護基でもよい。保護基としては例え
ばトリメチルシリル。 トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリルなどのト
リ(Ct〜C4)アルキルシリル基;t−ブチルジフェ
ニルシリル基などのジフェニル(CI〜C4)アルキル
シリル等の) ’) (C+ −C1l )炭化水素シ
リル基(シリルエーテル型保護基)、あるいはメトキシ
メチル、1−エトキシエチル、2−メドキシー2−プロ
ピル、2−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエ
トキシ)メチル。 14− ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラニル、2
−テトラヒドロフラニル、6,6−シメチルー3−オキ
サ−ビシクロ(3+t+’l)ヘキス−4−イル基など
の酸素原子と共にアセタール結合を形JRする基(アセ
タール型保護基)などが挙げられる。こ九らのなかでL
−プテルンメチルシリル、2−テトラヒドロピラニル、
l−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル基。 (2−メトキシエトキシ)メチルが好ましい。 ■pl、 R41において用いられる保股基は同一であ
っても異なっていてもよい。 このような7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグランジ
ンE1類を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の
反応性誘導体と反応せしめる。 ここで用いる塩基性化合物としては、例えば有機アミン
、IP!jK第5級有第5ミ有が好ましく使用される。 かかる有機アミンの例としては、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、 1so−プロピルジメチルアミン
、ジ1ao−プロピル シクロヘキシルアミン、ジl5
o−プロピル エチルアミン。 ピリジン、2,6−ルチジン、 2,4.6−コリジ
ン。 4− (N、N−ジメチル)アミノピリジン、1,5−
ジアザビシクロ[4,3,Olノナ−5−エン。 1.4−一ンアザビシクロI)、z、2]オクタンの如
キ有機アミンが挙げもハ、る。なかでもトリエチルアミ
ン、ピリジン、2.6−ルチジン+ ’ (NIN
−2メチル)アミノピリジンが好ましい。 反応は、通常非プロトン性不活性有機溶媒中で好まし〈
実施される。かかる溶媒としては、例えばジクロルメタ
ン、クロロポルム、四塩化炭素、l、2−ジクロルエタ
ンなどのハロゲン化炭化水素;エチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水1;ヘキサン、
ペンタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素;酢酸
エチルなどのエステル類;ジメチルホルムアミド;ジメ
チルスルホキシド;ヘキサメチルホスホルアミド々どが
好ましく用いられる。 とれらのうち、ハロゲン化炭化水素が特に好ましい。 有機スルホン酸ハライド、有機スルホン酸無水物が好捷
しい。 かかる有機スルホン酸ハライドとしては、例えば、メタ
ンスルホン酸塩化物、エタンスルホン酸臭化物、n−ブ
タンスルホン酸塩化物、t−ブタンスルホン酸塩化物、
トリフルオロメタンスルホン酸塩化物、ノナフルオロブ
タンスルホン酸塩化物、ベンゼンスルホン酸塩化物、p
−トルエンスルホン酸塩化4に、4−7’ロモベンゼン
スルホン酸塩化物、ペンタフルオロベンゼンスルホン酸
塩化物、4−クロロ−3−二トロベンゼンスルホン酸塩
化物、 2,3.4− ト’) lロロベンゼンスル
ホン酸tM化物、2−フェニルエタンヌルホン酸塩化物
などが挙げられる。なかテモメタンスルホン酸塩化物、
トリフルオロメタンスルホン酸ffl 化物、 ベン
ゼンスルホン酸塩化物、p−)ルエンスルホン酸塩化物
が好オシい。 17− 有機スルホン酸無水物としては、例えばメタンスルホン
酸無水物、エタンスルホン酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸無水物、ノナフルオロブ
タンスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン酸無水物、P
−)ルエンスルホン酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸−ベンゼンスルホン酸混
合酸無水物、トリフルオロメタンスルポン酸−p−)ル
エンスルホン酸混合酸無水物。 トリフルオロメタンスルホン酸−4−二トロベンゼンス
ルホン酸混合酸無水物などが挙げられる。なかでもメタ
ンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無
水物、p−hルエンスルホン酸無水物が好ましい。 反応は上記式〔l旧で表わされる7−しドロキシ−5−
チアプロスタグランジンE、類の7位の水酸基と有機ス
ルホン酸の反応性誘導体との反応であり、化学量論的に
EF、両者の化合物は等モルで反応する。実際に反応を
行なうに際しては、7−ヒドロキシ−5−チアプロスタ
グランジンE、類に対して、有機スルホン酸の反応性誘
導体 18− を1〜50倍モル、好ましけ1〜lO倍モル使用する。 反応温度は一20〜100℃、好ましくは0〜50℃で
ある。反応時間は1〜60時間、好ましくは2〜12時
間である。 かくして上記第1の反応によシ、上記式〔1旧の7−ヒ
ドロキシ−5−チアプロスタグランジンh類の7位の水
酸基が有機スルホニルオキシ基に変換された相当する7
−有機スルホニルオキシ−5−ナアブロスタグランジン
E□類が生成される。次いで7−有機スルホニルオキシ
−5−チアプロスタグランジン4類は塩基性化合物に」
:って処理される。7−有機スルホニルオキシ−5−チ
アプロスタグランジンE、類はかかる処理によって、相
当する有機スルホン酸を脱離し、7位の炭素原子と8位
の炭素原子との間に二重結合が生成した5−チアー△7
−プロスタグランジンEI類が得られる。この第2の反
応は、上記第1の反応と同様の塩基性化合物を用い、#
1ぼ同じ温度で進行せしめることができる。 @1及び8g2の反応は、第1の反応で生成した7−4
8スルホニルオキシ−5−チアプロスタグランジンEI
@を単離したのち、第2の反応を行なってもよく、ある
いは第1の反応で生成Li7−有機スルホニルオキシ−
5−チアプロスタグラ・ンジンE、類を反応系から単離
ぜず、同じ反応系中で、場合によっては反応系中に新た
に塩基性化合物を加えて第2の反応を実施することもで
きる。 尚、第1及び第2の反応において用いられる塩基性化合
物は異なっていてもよい。すなわち例えば、第1の反応
においてピリジン、トリエチルアミン、イソプロピルジ
メチルアミンなどの比較的弱い塩基性化合物を用い、陳
2の反応において、4−ジメチルアミノピリジン、1,
5−ジアザビシクロ(’+”+’)ノナ−5−エンなど
の強い塩基性化合物を用いて反応を行なうこともできる
。 反応終了後、目的物は通常の方法で処理することKより
分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗浄、乾燥、
濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせKよる方法によ
り分離される。 得られる目的物は更に必要に応じて脱保護及び/又は加
水分解反応に付してもよい。 水酸基の保護基(1m1 および/またはR41)の
除去、すなわち脱保膿反応は、保護基が水酸基の酸素原
子と共にアセタール結合を形成する基の場合には、例え
ば酢酸、P−)ルエンスルホン酸のピリジニウム塩又は
陽イオン交換樹脂等を触媒とし、例えば水、テトラヒド
ロフラン。 エチルエーテル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル等を反応溶媒とすることにより好適に実施される。脱
保鰻反応は通常−78℃+30℃の温度範囲で10分〜
3日間程度行なわれる。保護基がトリ(01〜Cg)炭
化水素−シリル基の場合には、例えば酢酸、ナト2プチ
ルアンモニウムフルオリド、セシウムフルオリド等、好
ましくはテトラプチルアンモニウムフルオリド、セシウ
ムフルオリドを用いて、好ましくはトリエチルアミン等
の塩基性化合物の存在下に21− 反応を行なうことKよって保護基が除去される。 かかる反応を行なう際に用いる溶媒としては、水、子ト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン、アセト
ン、アセトニトリル等、好ましくけテトラヒドロフラン
、エチルエーテル。 ジオキサン、アセトン、アセトニトリルが挙げられる。 また反応温度1反応時間け、上記した如き保設基が水酸
基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
の脱保護反応とほぼ同様である。 5−チアー△7−プロスタグランジンE1類の1位のカ
ルボキシル基の保護基の除去、すなわち1位のR1がC
1〜C8゜のアルキル基である場合の核エステル基の加
水分解反応は、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は
水を含むm媒中で一10℃〜+60℃の温度範囲で10
分〜24時間程度処理することKより行々われる。 反応後、通常の方法により後処理した後、クロマトグラ
フィー等の分離操作を行なうことにより、脱保護及び/
又は加水分解された5−チ22− アー△7−プロスタグランジンE1類が得られる。 かくして上記式CDで表わされる5−チアーd−プロス
タグランジンE、類が得られる。かかる化合物は次いで
選択的に還元される。 選択的に還元する方法としては、例えば亜鉛−釧、亜鉛
−銅等の亜鉛系還元剤による還元;ラネーニッケルによ
る接触還元又は有機スズ水素化物による還元が好ましく
挙げられる。 亜鉛還元剤を用いる場合には、反応は氷酢酸の共存下に
行なわれる。用いられる亜鉛系還元剤の量は原料化合物
〔1〕に対し1〜1000倍モル、好ましくは5〜20
0倍モルであり、氷酢酸は1〜2000倍モル、好まし
くは10〜1000倍モルの範囲である。この時使用す
る溶媒としては、例えばメタノール、エタノール。 インプロピルアルコール等のアルコール類;ジメトキシ
エタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、酢酸あるいはこれらの混合溶媒が好ましく、特に好ま
しいのは、メタノール、イソプロピルアルコール、酢酸
である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進行させるの
に十分な量があれば良く、通常は原料化合物〔1〕K対
し1〜2000倍容量、好壕しくは5〜1000倍容量
が用いられる。反応温度は使用する原料、試薬、溶媒に
よって異なるが、O℃〜115℃の範囲、好1しくはl
O℃〜80℃の範囲で行なわれる。反応時間は条件によ
り異なるが1〜48時間程度が好ましく、さらに好まし
いのは、3時間〜24時間である。反応の進行は薄層ク
ロマトグラフィー等の方法によシ追跡される。反応終了
後、上記式[IT)で表わされる5−チアープロスタグ
ランジンh類は、反応液を通常の方法で処理することに
より分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗浄、乾
燥。 凝縮、クロマトグラフィー等の組合わせによる方法によ
り分離精製される。 ラネーニッケルは原料に対し通常2〜3゜wlチ、好ま
しくは5〜2Q wt%の範囲で用いられる。水素添加
反応の圧力は通常、常圧〜5気圧、好ましくは常圧〜3
気圧の範囲で行なわれる。この時に使用する溶媒として
は例えばメタノール、エタノール、ブタノール等のアル
コール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン岬のエーテ
ル類;酢酸エチル等のエステルmu酢eニジメチルホル
ムアミド;またはこれらの混合溶媒が好ましく用いられ
る。特に好ましくはメタノールが用いられる。溶媒の使
用量は反応をすみやかに進行させるのに十分な量があれ
ば良く、通常は原料化合物〔
【〕K対し1〜200倍容
量、好ましくは5〜100倍容量が用いられる。反応温
度は使用する原料、試薬、溶媒等によって異なるが、θ
℃〜60℃の範囲、好ましくはlO℃〜40℃の範囲で
行なわれる。反応の進行は薄層クロマトグラフィー等の
方法によシ追跡される。反応終了後、上記式[rI)で
表わされるブロスタグ2ンジンE、類は、反応液を通常
の方法で処理するととKよシ分離精製される。すなわち
、例えば、濾過濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせ
による方法により分離精製される。 25− 有機スズ水素化物による還元において用いられる有機ス
ズ類は水素化トリブチルスズ、水素化トリフェニルスズ
、水素化トリエチルスス2どが用いられ、そのtは原料
(r) K対して1当量から1000当量用いられ、好
ましくけ1当量から1000当量である。反応溶媒は必
要に応じて用いてもよく、アルコール系の溶媒などが用
いられるが、一般には無溶媒反応が好ましい。 反応を円滑に進行させるために遊離基開始剤を用いても
よく主にα、α′−アゾビスインブチロニトリルやビス
−1−ブチルバーオキシドなどが用いられ、その量は出
発原料〔1〕に対して0.01当量〜10当量、好まし
くは0.1当t〜1当量である。 反応温度はθ℃〜200℃の範囲で行われ、好ましくけ
30℃〜130℃の範囲で行われる1反応の進行は薄層
りpマドグラフィー等の方法により追跡される。反応終
了後、上記式〔■〕で表わされる5−チアブロスタグ2
ンジンE、類は、反応液を通常の方法で処理することに
よυ分離26− 精製される。すなわち、例えば、濾過濃縮、クロマトグ
ラフィー叫の組合わせによる方法により分離精製される
。 得られる目的物け、更に必要に応じて前述した如き脱保
護及び/又は加水分解反応に付してもよい。かくして目
的とする上記式〔lT)で表わされる5−チアプロスタ
グランジンE、類が得られる。 本発明によれば、温和な反応条件により、高収率で5−
チアプロスタグランジンE、類を得ることができる。 以下本発明を実施例により説明する。 参考例1 a (a) −t−ブチルジメチルシリルオキシル1−
ヨード−1−オクテン6.07 f (16,5mmc
+1)を30−の無水エーテルにとかしアルゴン気中=
78℃にてt−ブチルリチウム16.5ml(2M溶液
)(33mmo+)を加えその1ま1時間撹拌する。 次に1−ペンチニル銅(r) 2.1 s t (t
6.5mmol)及びヘキサメチルホスホラストリアミ
ド5.4 f (33mrr+ol )の25mの無水
エーテル溶液を加え、さらに−78℃で1時間撹拌した
。 4−t−7’チルジメチルシリルオキシ−2−シクロベ
ンテノン3.18 ? (15mmol)の無水エーテ
ル溶液20 rdを加え一78℃で30分間。 −50℃で10分間撹拌1〜だ。7−オキソ−5−チア
ヘプタン酸メチルエステル2.9 t (16,5nI
rno1)の無水エーテル10m1!溶液を一50℃に
冷却して加え、−50℃〜−40’Cで40分撹拌した
。pH4に調整した酢酸−酢酸す) IJウム緩衡液へ
反応液をあけ、ヘキサン抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグラフィーにて
分離精製し、?−ヒドロキシー5−チアプロスタグラン
ジンE、11゜15 −ビス−1−ブチルジメチルシリ
ルエーテル及びその鏡像体の15−エビ体の混合物5.
22(収率55係)を得た。 TLCRr:o、4s (溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=a : i ) I R(crn、 neat ) : 3500.2(+50.2880,1740,1460
゜1440.1360,1250゜ NMR(δPPtn in CDC4) :0.9 (
s 、 18H)、 0.9〜1.7(rn 、 I
I H)。 1.7〜3.1 (m 、 10H)、 3.7 (g
、 a■)。 3.7〜4.4(m、3H)、5.65(m、2H)。 実施例1 合成 7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグランジンE1メチ
ルエステル11.15−ビス−t−ブチル29− ジメチルシリルエーテル及びその伊像体の15−エビ体
の混合物1.259 (1,98mmol)を10m/
の無水ジクロロメタンにとかし、4−ジメチルアミノピ
リジン1.65 f (13,5mmol )を加え、
0℃にてメタンスルホニルクロリド0.5 tnl (
6,7mrnol )を加え、0℃で5時間撹拌し、
さらに室温にて1時間投拌した。水を加え、ジクロロメ
タンで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
後シリカゲルクロマドグ2フイーにて分#N製し、5−
チアー△7−プロスタグランジンE、メチルエステルI
I、15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテル及
びその鏡像体の15−エビ体f得た。そのうち7℃体を
590〜(収率49チ)および72体を1501ml(
収率12%)を得た。 TLCfE体、Rf:0.65(溶媒;ヘキサン:酢酸
エチル−3=1) 72体、Rf:0.68(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=3:1) 7℃体 30− −1 1R(crn 、neat ); 2980.2B70,1740,1640,1460゜
1360、 1255゜ NMR(δllPm in CDC4) ;0.9(
s、IFII()、0.7〜2.1(m、13)T)。 2.1〜2.8(m、6H)、3.0〜3.5(m、3
H)。 3.70 (s 、 3H)、 3.9〜4.3 (
m 、 2H)。 5.55 (m 、 2H)、 6.+l(dt 、
Ilf、 J =7.5 。 2.0 ) 72体 1 1R(閏 、neat ); 2980.2870.1741+、1450,1255
NMR(δppm in CDC/41 ) :0.
9 (a 、 18)T)、 0.7〜2.1 (m
、13H)。 2.1〜2.7 (m 、 6H)、 3.0〜3.
6 (m 、 3H)。 3.7 (a 、 3H)、 3.7〜4.35 (
m 、 27()。 5.3−5.9(m、IH)、5.55(m、2H)実
施例2 (Wg) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグラ
ンジンE、メチルエステル11.15−ビス−t−ブチ
ルジメチルシリルエーテル120■(0,2r+vr+
ol )をイソプロパツール2fIu!にとかじ、酢酸
0.4m/!を加えて、撹拌しながら亜鉛末】、4?
(21mmol )を加え室温で5時間撹拌する。 飽和炭酸水素す) IJウム溶液を加えて反応を終結さ
せ、エーテル抽出を行々う。乾燥後溶媒を留去し、薄層
クロマトグラフィー(Rf; 0.75n−ヘキサン:
酢酸エチル−3:1)で分離精製し、5−チアプロスタ
グランジンE1メチルエステル11.15−ビス−t−
ブチルジメチルシリルエーテル59■(収率49%)を
得た。 NMR(δI)pm In CDC4) :0.9(a
、18H)、1.1〜1.6(m、15H)。 1.7〜2.8 (m 、 9H)、 3.7 (s
、 3 H)。 4.15 (m 、 2H)、 5.65 (m 、
2H)実施例3 (7B) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル11.15−ビス−を一ブチ
ルジメチルシリルエーテル91q(0,15mmo+
)に水素化トリブチルスズ1 ml (3,7mmol
)およびビス−t−ブチルバーオキシド20■(0,2
mmol’)を加え100〜110℃にて10分間撹拌
する。冷却し、直接シリカゲルクロマトグラフィーに供
し、5−チアブロスタグ2ンジンE、メチルエステル1
1.15−ビス−t−7’チルジメチルシリルエーテル
59W(収率65%)を得た。 実施例4 5−チア−プロスタグランジンE、メチルニス33− チルおよびその8,11.12−エビ体の合成精製の5
−チアープロスタグランジン均メチルエステル11.I
s−ビスーt−プfルシメチルシリルエーテル及びその
8,11.12−エビ体の混合物36■を14艷のアセ
トニトリルに溶解し、室温にてフッ化水素酸(47%水
溶液)を0,7−加え30分撹拌する。反応後戻酸水素
す) +Jウム水溶液で中和し、通常の抽出操作を行々
う。 減圧下に溶媒を留去し、粗生成物を薄層クロマトグラフ
ィー(シクロヘキザン、/酢酸エチル−1/4)で精製
し、5−チア−プロスタグランジンE、メチルエステル
7■(収率30.9%)とその8.11.12−エビ体
7.5 mg(収率33%)を得た、。 TI、C(シリカゲル:シクロヘキサン/酢FIffエ
チル−1/4):5−チア−プロスタグランジンElメ
チルニスデルRf=0.15.8,11゜12−エビ体
Rf= 0.20 ) ゴ2− 34− NMR(in CDC/4 、 100 MHz )
:0.<1(m、3TI)、1.2〜1.6(m、1
2H)。 1.8〜2.8 (rn 、 10H)、 3.67
(1、3H)。 4.1〜4.2 (m 、 2H)、 5.7 (m
、 2H)。 Mass(70ev、m/l)、368(M’−18)
。 350.267.235 08.11.12−エビ体 NMR(lh CDCJ!4.100 MHz ) :
0.9 (m、 3H)、 1.1=1.6 (m
、 12H)、 1.8〜2J(m、l0H)、3.
67 (s 、3H)、4.1〜4.25(m、2H)
、5.7 (m、2H)。 Ma s s (70tv、m/l):368(M’−
18)、350,267.235゜35− 454−
量、好ましくは5〜100倍容量が用いられる。反応温
度は使用する原料、試薬、溶媒等によって異なるが、θ
℃〜60℃の範囲、好ましくはlO℃〜40℃の範囲で
行なわれる。反応の進行は薄層クロマトグラフィー等の
方法によシ追跡される。反応終了後、上記式[rI)で
表わされるブロスタグ2ンジンE、類は、反応液を通常
の方法で処理するととKよシ分離精製される。すなわち
、例えば、濾過濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせ
による方法により分離精製される。 25− 有機スズ水素化物による還元において用いられる有機ス
ズ類は水素化トリブチルスズ、水素化トリフェニルスズ
、水素化トリエチルスス2どが用いられ、そのtは原料
(r) K対して1当量から1000当量用いられ、好
ましくけ1当量から1000当量である。反応溶媒は必
要に応じて用いてもよく、アルコール系の溶媒などが用
いられるが、一般には無溶媒反応が好ましい。 反応を円滑に進行させるために遊離基開始剤を用いても
よく主にα、α′−アゾビスインブチロニトリルやビス
−1−ブチルバーオキシドなどが用いられ、その量は出
発原料〔1〕に対して0.01当量〜10当量、好まし
くは0.1当t〜1当量である。 反応温度はθ℃〜200℃の範囲で行われ、好ましくけ
30℃〜130℃の範囲で行われる1反応の進行は薄層
りpマドグラフィー等の方法により追跡される。反応終
了後、上記式〔■〕で表わされる5−チアブロスタグ2
ンジンE、類は、反応液を通常の方法で処理することに
よυ分離26− 精製される。すなわち、例えば、濾過濃縮、クロマトグ
ラフィー叫の組合わせによる方法により分離精製される
。 得られる目的物け、更に必要に応じて前述した如き脱保
護及び/又は加水分解反応に付してもよい。かくして目
的とする上記式〔lT)で表わされる5−チアプロスタ
グランジンE、類が得られる。 本発明によれば、温和な反応条件により、高収率で5−
チアプロスタグランジンE、類を得ることができる。 以下本発明を実施例により説明する。 参考例1 a (a) −t−ブチルジメチルシリルオキシル1−
ヨード−1−オクテン6.07 f (16,5mmc
+1)を30−の無水エーテルにとかしアルゴン気中=
78℃にてt−ブチルリチウム16.5ml(2M溶液
)(33mmo+)を加えその1ま1時間撹拌する。 次に1−ペンチニル銅(r) 2.1 s t (t
6.5mmol)及びヘキサメチルホスホラストリアミ
ド5.4 f (33mrr+ol )の25mの無水
エーテル溶液を加え、さらに−78℃で1時間撹拌した
。 4−t−7’チルジメチルシリルオキシ−2−シクロベ
ンテノン3.18 ? (15mmol)の無水エーテ
ル溶液20 rdを加え一78℃で30分間。 −50℃で10分間撹拌1〜だ。7−オキソ−5−チア
ヘプタン酸メチルエステル2.9 t (16,5nI
rno1)の無水エーテル10m1!溶液を一50℃に
冷却して加え、−50℃〜−40’Cで40分撹拌した
。pH4に調整した酢酸−酢酸す) IJウム緩衡液へ
反応液をあけ、ヘキサン抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグラフィーにて
分離精製し、?−ヒドロキシー5−チアプロスタグラン
ジンE、11゜15 −ビス−1−ブチルジメチルシリ
ルエーテル及びその鏡像体の15−エビ体の混合物5.
22(収率55係)を得た。 TLCRr:o、4s (溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=a : i ) I R(crn、 neat ) : 3500.2(+50.2880,1740,1460
゜1440.1360,1250゜ NMR(δPPtn in CDC4) :0.9 (
s 、 18H)、 0.9〜1.7(rn 、 I
I H)。 1.7〜3.1 (m 、 10H)、 3.7 (g
、 a■)。 3.7〜4.4(m、3H)、5.65(m、2H)。 実施例1 合成 7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグランジンE1メチ
ルエステル11.15−ビス−t−ブチル29− ジメチルシリルエーテル及びその伊像体の15−エビ体
の混合物1.259 (1,98mmol)を10m/
の無水ジクロロメタンにとかし、4−ジメチルアミノピ
リジン1.65 f (13,5mmol )を加え、
0℃にてメタンスルホニルクロリド0.5 tnl (
6,7mrnol )を加え、0℃で5時間撹拌し、
さらに室温にて1時間投拌した。水を加え、ジクロロメ
タンで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
後シリカゲルクロマドグ2フイーにて分#N製し、5−
チアー△7−プロスタグランジンE、メチルエステルI
I、15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテル及
びその鏡像体の15−エビ体f得た。そのうち7℃体を
590〜(収率49チ)および72体を1501ml(
収率12%)を得た。 TLCfE体、Rf:0.65(溶媒;ヘキサン:酢酸
エチル−3=1) 72体、Rf:0.68(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=3:1) 7℃体 30− −1 1R(crn 、neat ); 2980.2B70,1740,1640,1460゜
1360、 1255゜ NMR(δllPm in CDC4) ;0.9(
s、IFII()、0.7〜2.1(m、13)T)。 2.1〜2.8(m、6H)、3.0〜3.5(m、3
H)。 3.70 (s 、 3H)、 3.9〜4.3 (
m 、 2H)。 5.55 (m 、 2H)、 6.+l(dt 、
Ilf、 J =7.5 。 2.0 ) 72体 1 1R(閏 、neat ); 2980.2870.1741+、1450,1255
NMR(δppm in CDC/41 ) :0.
9 (a 、 18)T)、 0.7〜2.1 (m
、13H)。 2.1〜2.7 (m 、 6H)、 3.0〜3.
6 (m 、 3H)。 3.7 (a 、 3H)、 3.7〜4.35 (
m 、 27()。 5.3−5.9(m、IH)、5.55(m、2H)実
施例2 (Wg) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグラ
ンジンE、メチルエステル11.15−ビス−t−ブチ
ルジメチルシリルエーテル120■(0,2r+vr+
ol )をイソプロパツール2fIu!にとかじ、酢酸
0.4m/!を加えて、撹拌しながら亜鉛末】、4?
(21mmol )を加え室温で5時間撹拌する。 飽和炭酸水素す) IJウム溶液を加えて反応を終結さ
せ、エーテル抽出を行々う。乾燥後溶媒を留去し、薄層
クロマトグラフィー(Rf; 0.75n−ヘキサン:
酢酸エチル−3:1)で分離精製し、5−チアプロスタ
グランジンE1メチルエステル11.15−ビス−t−
ブチルジメチルシリルエーテル59■(収率49%)を
得た。 NMR(δI)pm In CDC4) :0.9(a
、18H)、1.1〜1.6(m、15H)。 1.7〜2.8 (m 、 9H)、 3.7 (s
、 3 H)。 4.15 (m 、 2H)、 5.65 (m 、
2H)実施例3 (7B) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル11.15−ビス−を一ブチ
ルジメチルシリルエーテル91q(0,15mmo+
)に水素化トリブチルスズ1 ml (3,7mmol
)およびビス−t−ブチルバーオキシド20■(0,2
mmol’)を加え100〜110℃にて10分間撹拌
する。冷却し、直接シリカゲルクロマトグラフィーに供
し、5−チアブロスタグ2ンジンE、メチルエステル1
1.15−ビス−t−7’チルジメチルシリルエーテル
59W(収率65%)を得た。 実施例4 5−チア−プロスタグランジンE、メチルニス33− チルおよびその8,11.12−エビ体の合成精製の5
−チアープロスタグランジン均メチルエステル11.I
s−ビスーt−プfルシメチルシリルエーテル及びその
8,11.12−エビ体の混合物36■を14艷のアセ
トニトリルに溶解し、室温にてフッ化水素酸(47%水
溶液)を0,7−加え30分撹拌する。反応後戻酸水素
す) +Jウム水溶液で中和し、通常の抽出操作を行々
う。 減圧下に溶媒を留去し、粗生成物を薄層クロマトグラフ
ィー(シクロヘキザン、/酢酸エチル−1/4)で精製
し、5−チア−プロスタグランジンE、メチルエステル
7■(収率30.9%)とその8.11.12−エビ体
7.5 mg(収率33%)を得た、。 TI、C(シリカゲル:シクロヘキサン/酢FIffエ
チル−1/4):5−チア−プロスタグランジンElメ
チルニスデルRf=0.15.8,11゜12−エビ体
Rf= 0.20 ) ゴ2− 34− NMR(in CDC/4 、 100 MHz )
:0.<1(m、3TI)、1.2〜1.6(m、1
2H)。 1.8〜2.8 (rn 、 10H)、 3.67
(1、3H)。 4.1〜4.2 (m 、 2H)、 5.7 (m
、 2H)。 Mass(70ev、m/l)、368(M’−18)
。 350.267.235 08.11.12−エビ体 NMR(lh CDCJ!4.100 MHz ) :
0.9 (m、 3H)、 1.1=1.6 (m
、 12H)、 1.8〜2J(m、l0H)、3.
67 (s 、3H)、4.1〜4.25(m、2H)
、5.7 (m、2H)。 Ma s s (70tv、m/l):368(M’−
18)、350,267.235゜35− 454−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 下記式〔■〕 で表わされる5−テアーΔ7−ゲロスタグランジンE、
類を選択的に還元し、次いで必要に応じて脱保護及び/
又は加水分解反応に付することを特徴とする下肥式〔■
〕 で表わされる5−チアプロスタグランジンE。 類の製造法。 2、 選択的還元を、亜鉛系還元剤、有機スズ水素化合
物又はラネーニッケルによって行なう特許請求の範囲第
1項記載の5−チアブロスタグ2ンジンE+lJIの製
造法。 3、 上記式〔■〕において R1は水素原子、メチル
基又はエチル基である特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の5−チアプロスタグランジンに、類の製造法。 4、 上記式(r)において、R1がペンチル基、2−
メチルヘキシル基、シクロペンチル基又ハシクロヘキシ
ル基である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1
項記載の5−チアプロスタグランジンEl類の製造法。 & 上記式〔【〕において、13 、 B4が同一もし
くは異なシ2−テトラヒドロビ2ニル基、1−ブチルジ
メチルシリル基、l−エトキシエチル基、2−メトキシ
−2−プロピル基又ハ(2−メトキシエトキシ)メチル
基である特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項
記載の5−チアプロスタグランジンE、類の製造法。 6、 下記式[m) で表わされる7−ヒドロキシ−5−チアプロスタグラン
ジンEl類を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸
の反応性誘導体と反応せしめて相当する7−有機スルホ
ニルオキシ−5−チア−プロスタグランジンE類を生成
せしめ、次いで塩基性化合物の存在下に処理し、次いで
必要に応じて脱保誦及び/又は加水分解反応に付し、下
記式〔1〕 で表わされる5−チアー△7−プロスタグランジンEl
類を得、次いで選択的に還元し、更に必要に応じて脱保
譲/又は加水分解反応に付することを特徴とする、下記
式〔旧 で表わされる5−チアプロスタグランジンE1類の製造
法。 7、 選択的還元を亜鉛系還元剤、有機スズ水素化合物
又はラネーニッケルによる接触還元によって行なう特許
請求の範囲第6項記載の5−チアプロスタグランジンE
1類の製造法。 8、 有機スルホン酸の反応性誘導体がメタンスルホニ
ルクロIJ)”、P−)ルエンスルホニルクロリド又は
無水メタンスルホン酸である特許請求の範囲第6項又は
7項記載の5−チアプロスタグランジンE、類の製造法
。 9、 塩基性化合物がアミン類である特許請求の範囲第
6項〜第8項のいずれか1項記載の5−チアプロスタグ
ランジンE1類の製造法。 10、上記式(III) においてR鵞がペンチル基、
2−メチルヘキシル基、シクロペンチル基、 又ttシ
クロヘキシル基である特許請求の範囲第6項〜第9項の
いずれか1項記載の5−チアゾ 5− ロスタグランジンEl類の製造法。 11、 上記式Cm) において、R8、14が同一
もしくは異なシ2−テトラヒト目ピラニル基、 1−
ブチルジメチルシリル基、1−エトキシエチル基、2−
メトキシ−2−プロピル基又は(2−メトキシエトキシ
)メチル基である特許請求の範囲第6項〜第10項記載
のいずれか1項記載の5−チアグロスタグランジンE。 類の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57227330A JPS59122462A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 5−チアプロスタグランジンe↓1類の製造法 |
EP83306792A EP0112633A3 (en) | 1982-12-20 | 1983-11-08 | Novel 5-thiaprostaglandin, process for production thereof, and pharmaceutical use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57227330A JPS59122462A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 5−チアプロスタグランジンe↓1類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122462A true JPS59122462A (ja) | 1984-07-14 |
JPS6411018B2 JPS6411018B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=16859113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57227330A Granted JPS59122462A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-28 | 5−チアプロスタグランジンe↓1類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122462A (ja) |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57227330A patent/JPS59122462A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6411018B2 (ja) | 1989-02-23 |
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