JPS59121B2 - 電磁石の鉄芯の製造方法 - Google Patents
電磁石の鉄芯の製造方法Info
- Publication number
- JPS59121B2 JPS59121B2 JP13022079A JP13022079A JPS59121B2 JP S59121 B2 JPS59121 B2 JP S59121B2 JP 13022079 A JP13022079 A JP 13022079A JP 13022079 A JP13022079 A JP 13022079A JP S59121 B2 JPS59121 B2 JP S59121B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- yoke
- fixed iron
- sectional area
- electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、リレーに用いるプランジャ型電磁石の鉄芯の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
この鉄芯としてコ字型のヨーク1とT字型の固定鉄芯2
とからなるものを用いる時、ヨーク1と固定鉄芯2とは
第1図aに示すふうに、ヨーク1の両端の対向せる内面
に夫々突起6、6を付与し、一端を少し曲げておいて両
端間に固定鉄芯2を配し同図bにA、Bで示す2点に電
極を接続してプロジェクション溶接を行ない、ヨーク1
と固定鉄芯2とを接合していた。
とからなるものを用いる時、ヨーク1と固定鉄芯2とは
第1図aに示すふうに、ヨーク1の両端の対向せる内面
に夫々突起6、6を付与し、一端を少し曲げておいて両
端間に固定鉄芯2を配し同図bにA、Bで示す2点に電
極を接続してプロジェクション溶接を行ない、ヨーク1
と固定鉄芯2とを接合していた。
ところがヨーク1は一対の電極が接触させられる2点が
つながつているために、ヨーク1に分流が流れて第1図
b中C部が部が溶断してしまうことがあつた。本発明は
このような点に鑑み為されたものであつて、その目的と
するところは溶接時に流す電流の分流電流によつてヨー
クが溶断することがなく、またヨークの一端の体積が小
とされていることからこの部分を応用変形の矯正個所と
することで固定鉄芯とヨークとの間の平行精度及び直角
精度を向上させることのできる電磁石の鉄芯の製造方法
を提供するにある。
つながつているために、ヨーク1に分流が流れて第1図
b中C部が部が溶断してしまうことがあつた。本発明は
このような点に鑑み為されたものであつて、その目的と
するところは溶接時に流す電流の分流電流によつてヨー
クが溶断することがなく、またヨークの一端の体積が小
とされていることからこの部分を応用変形の矯正個所と
することで固定鉄芯とヨークとの間の平行精度及び直角
精度を向上させることのできる電磁石の鉄芯の製造方法
を提供するにある。
以下本発明を図示実施例に基き詳述する。
第2図以下において、図中2は複数枚のT字型鉄片を積
層して鮫めピンTにより固定した固定鉄芯であり、1は
中央片4の中央に透孔8を有し且つ両側片3、3のうち
一片の端部が第3図に示すように細幅とされることで断
面積が小さくされているヨークである。この固定鉄芯2
とヨーク1とは次のようにして接合されている。すなわ
ち、ヨーク1の両側片3、3の端部の相対向面に夫々プ
ロジェクション溶接のための突起6、6を付与するとと
もに、一方の側片3の体積が小さくされている小断面積
部5を折曲して、ヨーク1両端間の間隔を広げる。そし
て、この両端間に第2図aに示すように固定鉄芯2を配
置し、まず小断面積部5を持たないヨーク1の一側片3
と固定鉄芯2とをプロジェクション溶接で接合する。こ
の時、ヨーク1の他側片3と固定鉄芯2との間には小断
面積部5の折曲にて間隔Dがあいているためヨーク1に
分流電流が流れることはない。この溶接が終つたならば
、同図dに示すように小断面積部5と固定鉄芯2とをこ
の両者間に流す電流によつてプロジェクション溶接をし
て接合する。この際、固定鉄芯2はすでにヨーク1の他
方の側片3を接合されているために分流が起きるが、第
2段階で電気抵抗溶接を行なつているのはヨーク1の一
側片3に設けた小断面積部5であり、このため分流が小
さく、ヨーク1に溶断が生じることがないものである。
またヨーク1と固定鉄芯2との間には直角精度及び平行
精度が要求されるのに対して、プロジエクシヨン溶接を
行うとすれば突起6を設ける関係上、少くとも一方の側
片3を溶接の前工程において折曲し、ヨーク1両端間の
間隔を広げなければならないが、一方の側片3に設けて
ある小断面積部5を折曲することで、側片3の一部を折
曲した状態においても小断面積部5を折曲した影響が他
部に及ぶことがなくて固定鉄芯2とヨーク1との間の平
行精度及び直角精度がくずれることがなく、また小断面
積部5を固定鉄芯2に溶接した後も、この小断面積部5
のみが再度折曲されるだけでこの小断面積部5を端部に
持つ側片3に影響を与えることがないものであつて、変
形する個所は応力に弱くなつている小断面積部5に集中
するためヨーク1全体としての固定鉄芯2に対する各精
度が良好に保たれるものである。以上のように本発明に
おいては、固定鉄芯の両端に接合される部分がつながつ
ているヨークと、固定鉄芯とを電気抵抗洛接で接合,す
るのに、分流によつてヨークに溶断が起きることがなく
,しかもこの分流電流を小さくしているヨークの小断面
積部によつてヨークと固定鉄芯との平行精度及び直角精
度を向上させるものである。
層して鮫めピンTにより固定した固定鉄芯であり、1は
中央片4の中央に透孔8を有し且つ両側片3、3のうち
一片の端部が第3図に示すように細幅とされることで断
面積が小さくされているヨークである。この固定鉄芯2
とヨーク1とは次のようにして接合されている。すなわ
ち、ヨーク1の両側片3、3の端部の相対向面に夫々プ
ロジェクション溶接のための突起6、6を付与するとと
もに、一方の側片3の体積が小さくされている小断面積
部5を折曲して、ヨーク1両端間の間隔を広げる。そし
て、この両端間に第2図aに示すように固定鉄芯2を配
置し、まず小断面積部5を持たないヨーク1の一側片3
と固定鉄芯2とをプロジェクション溶接で接合する。こ
の時、ヨーク1の他側片3と固定鉄芯2との間には小断
面積部5の折曲にて間隔Dがあいているためヨーク1に
分流電流が流れることはない。この溶接が終つたならば
、同図dに示すように小断面積部5と固定鉄芯2とをこ
の両者間に流す電流によつてプロジェクション溶接をし
て接合する。この際、固定鉄芯2はすでにヨーク1の他
方の側片3を接合されているために分流が起きるが、第
2段階で電気抵抗溶接を行なつているのはヨーク1の一
側片3に設けた小断面積部5であり、このため分流が小
さく、ヨーク1に溶断が生じることがないものである。
またヨーク1と固定鉄芯2との間には直角精度及び平行
精度が要求されるのに対して、プロジエクシヨン溶接を
行うとすれば突起6を設ける関係上、少くとも一方の側
片3を溶接の前工程において折曲し、ヨーク1両端間の
間隔を広げなければならないが、一方の側片3に設けて
ある小断面積部5を折曲することで、側片3の一部を折
曲した状態においても小断面積部5を折曲した影響が他
部に及ぶことがなくて固定鉄芯2とヨーク1との間の平
行精度及び直角精度がくずれることがなく、また小断面
積部5を固定鉄芯2に溶接した後も、この小断面積部5
のみが再度折曲されるだけでこの小断面積部5を端部に
持つ側片3に影響を与えることがないものであつて、変
形する個所は応力に弱くなつている小断面積部5に集中
するためヨーク1全体としての固定鉄芯2に対する各精
度が良好に保たれるものである。以上のように本発明に
おいては、固定鉄芯の両端に接合される部分がつながつ
ているヨークと、固定鉄芯とを電気抵抗洛接で接合,す
るのに、分流によつてヨークに溶断が起きることがなく
,しかもこの分流電流を小さくしているヨークの小断面
積部によつてヨークと固定鉄芯との平行精度及び直角精
度を向上させるものである。
第4図A,b,cはこのように形成された鉄芯を備えた
電磁継電器を示すものであつて、固定鉄芯2とヨーク1
、及び固定鉄芯2周囲にコイル枠10に巻回されて配置
されたコイル11にて電磁石を構成しており、この電磁
石には一端が連結板12に連結されたプランジヤ13が
取付けられている。
電磁継電器を示すものであつて、固定鉄芯2とヨーク1
、及び固定鉄芯2周囲にコイル枠10に巻回されて配置
されたコイル11にて電磁石を構成しており、この電磁
石には一端が連結板12に連結されたプランジヤ13が
取付けられている。
ヨーク1の透孔8を貫通して配置されているこのプラン
ジヤ13は、電磁石の励磁によつて吸引駆動され、ヨー
ク1より延設した支持板14に略中央で枢支されている
前記連結板12を回動させてこの連結板12の他端が係
合している接点1駆動板15をスライドさせ、固定接点
16と可動接点17とを接触させるのである。図中18
はボデイ、19はカバー 20は端子板を示す。
ジヤ13は、電磁石の励磁によつて吸引駆動され、ヨー
ク1より延設した支持板14に略中央で枢支されている
前記連結板12を回動させてこの連結板12の他端が係
合している接点1駆動板15をスライドさせ、固定接点
16と可動接点17とを接触させるのである。図中18
はボデイ、19はカバー 20は端子板を示す。
第1図A,bは従来例の動作説明図、第2図A,bは本
発明の動作説明図、第3図は平面図、第4図A,b,c
は本発明に係る鉄芯を備えた電磁継電器の破断正面図、
破断側面図及び平面図である。 1はヨーク、2は固定鉄芯、3は側片、5は小断面積部
を示す。
発明の動作説明図、第3図は平面図、第4図A,b,c
は本発明に係る鉄芯を備えた電磁継電器の破断正面図、
破断側面図及び平面図である。 1はヨーク、2は固定鉄芯、3は側片、5は小断面積部
を示す。
Claims (1)
- 1 コ字型のヨークの一側片端部に小断面積部を形成し
、この小断面積部とT字型固定鉄芯の一端とを離間させ
た状態でヨークの他側片端部と固定鉄芯とを電気抵抗溶
接で接合し、しかる後に固定鉄芯一端と小断面積部とを
電気抵抗溶接で接合することを特徴とする電磁石の鉄芯
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13022079A JPS59121B2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 電磁石の鉄芯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13022079A JPS59121B2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 電磁石の鉄芯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5654022A JPS5654022A (en) | 1981-05-13 |
JPS59121B2 true JPS59121B2 (ja) | 1984-01-05 |
Family
ID=15028951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13022079A Expired JPS59121B2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 電磁石の鉄芯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59121B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354739Y2 (ja) * | 1987-04-10 | 1991-12-04 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4525532A (en) * | 1983-08-22 | 1985-06-25 | The Dow Chemical Company | Impact resistant α-methylstyrene-styrene copolymer blends |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13022079A patent/JPS59121B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354739Y2 (ja) * | 1987-04-10 | 1991-12-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5654022A (en) | 1981-05-13 |
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