JPS59121562A - 高精度自動読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）　発明の技術分野 本発明は自動読取り装置に係り、特に読取り図面の紙の
伸縮等を補正する高精度自動読取り装置に関する。

（２）　技術の背景 コンピュータの応用技術の進歩に伴い図面に関する処理
もコンピュータで行なわれるようになった。これらのコ
ンピュータによって処理される図面は機械図面や電気回
路図面である。例えばそ６処理は人手によって設計され
、特定のテンプレートを用いて書かれた電気回路図面を
図面読取り装置によってコンピュータに入力し、その後
のプリントパターン化やその配置をＣＡＤ等によって行
、うちのである。

前述のＣＡＤ等による処理は全てコンピュータによって
なされるものであり、人手を介することはない。

（３）　従来技術と問題点 前述のようなＣＡＤ等による処理に必要な入力図面のデ
ータはデジタイザーやドラムスキャン方式による図面読
取り装置によってデジタル化している。デジタイザーに
よる方式は図面上の位置たとえば各シンボルの位置に人
手によってカーソルをセットし入力するものである。こ
れは、それぞれのシンボルや結線等を人手によっそ行な
うので、時間が多くかかるという欠点を有している。ト
ラムスキャン方式による図面読取り装置は、図面を回転
トラムにセットし、ドラムを回転させるとともにセンサ
ーによって図面をデジタル化する装置である。この装置
は図面をセットするだけで後はすべて装置が自動的に読
取るので、デジタイザーによって入力する方式に比べは
るかにその読取り時間は早いという特徴を有している。

Ｌ二？−？七、１ノ士テノＹトスｐ１石のギーカ１．−
童　匁位置における図面上の白、黒を入力しただけのも
のであるので、コンピュータ内でその入力されたデータ
を用いてシンボル等の記憶がなされる。この記憶はパタ
ーンマツチング等によってなされるものであり、一部分
の位置が読み誤るとシンボルそのものも誤記憶してしま
う問題かある。前述の一部分の位置が読み誤る原因はほ
とんど紙の伸縮等によるものである。

（４）　発明の目的 本発明は前記問題点を解決するものであり、その目的と
するところは、入力時に紙の伸縮等を補正することによ
り図面の入力データを誤差なく読取る高精度自動読取り
装置を提供することにある。

（５）　発明の構成 本発明の特徴とすることろは、図面上の図形を検出する
センサーと、図面をセントする図面セント機構と、前記
センサーあるいは前記図面セント機構の少なくとも一方
を駆動系によって移動させて図面を読取る自動読取り装
置において、前記センサあるいは前記図面セント機構の
少なくとも一方の移動位置を検出する検出回路と、メモ
リと、該メモリに記憶されている補正データによって前
記検出回路の位置データ出力を補正する演算回路よりな
ることを特徴とした高精度自動読取り装置にある。

（６）　発明の実施例 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

一般的に特定の位置にセンサーを移動させた場合、装置
そのものの精度によって読取りデータが決定してしまう
。しかしながら、読み取る図面は紙に書かれたものであ
り、その紙は伸縮するので読取る図面のスケールに対応
して読取るのが一番読取り誤差か少なくなる。本発明は
図面の読み取り時にセンサー５の移動ならびにドラム８
の回転角を補正する、すなわち位置データを補正するこ
とによって、人力する図面が図面上のスケールＧこ対応
して精度よく読み取ることを可能としたものである。

第１図は本発明の実施例の構成図である。制御回路冒ご
は演算回路？、メモリ３、補助記憶４、センサー５、ス
テ・７プカウンク６、駆動系７が接続されている。また
演算回路２は制御回路１に接続されている。

制御回路１はドラムスキャン方式に係る制御を行う。ま
ず制御回路１においてトラム８並びにセンサー５の駆動
信号を発生する。その信号は駆動系７に入力し、駆動系
７はセンサー５とドラム８を駆動する。トラム８は軸へ
を中心に回転し、センサー５は軸Ａに対して垂直方向に
移動する。センサー５の１回の移動すなわちドラム８の
一端からトラム８の他端までのセンサー５の移動の間に
トラム８は複数回回転する。このセンサー５の１回の移
動でセンサー５はドラム８上の図面゛９を直列のデータ
にし制御回路１に出力する。ステ・ノブカウンタ６は駆
動系にセントされている例えば１ラム８と同期して回転
するロークリエンコーグや直列上の移動に対してクロ・
ツクを発生する回路からの信号をカウンタする。このス
テ・ノブカウンタ６によって前述のセンサー５より発生
する直列データの各ビットの位置が指定される。換言す
るならば、駆動信号によって駆動された駆動系はトラム
８を回転させるとともにセンサー５を移動させる。この
駆動と同時にステップカウンタ６にはトラム８の回転面
とセンサー５の位置を知らせるクロック信号が入力し、
ステンプカウンタＧはそのクロックをカウントし、この
ステンプカウンタ６のカウントデータはセンサー５のド
ラム８上の位置を示すデータとなる。

制御回路１ば駆動とほぼ同時にステンブカウンタ６で指
定される位置データを入力するとともにセンサー５より
発生ずるデータを入力する。ステノプカウンク６で指定
される位置テークはトラム８上の絶対位置であるので、
たとえはドラム８上にセットされた図面９は紙の伸縮等
によってそのスケールは異なる。この補正値は後述する
。メモ１１３に格納されているので、ステンブカウンタ
６より入力した位置データを用いて演算回路２で補正し
、この補正したデータを図面９上のアドレス値としてセ
ンサー５より人力するデータを格納する。メモリ３には
補正データが格納されているが、この補正データはドラ
ム８に図面９をセットしたときに手動でなされるイニシ
ャルセットによって発生したものである。以下、手動で
なされる補正について説明する。

図面９にドラム８をセントした時点で制御回路１は補正
動作を行なう。図面９にあらかじめ記入されている第２
図の如くスケール１ｏをセンナ−５が指すように手動で
センサー５と図面９を移動並びに回転させる。このとき
ステンプヵウンタ６はその位置と回転を検出しているの
で、ステンプカウンク６の出力を制御回路１は取り込む
。この動作を複数の点について行なう。図面９に記入さ
れているスケールは一般的に紙等に書かれたものであり
、ステノプカウンク６より入力したデータとはかならず
しも一致するとは限らないので、ステンプカウンタ６よ
り入力した値を用いて制御回路１は補正データを求める
。この補正データを求めるのが演算回路２であり、その
出力がメモリ３に格納される。

例えば、図面９上に記されたスケールが４．９ｃｍであ
ったとする。実際には５ｃｍ単位でのスケールであるが
紙のちぢみによって４．９ｃｍとなったとする。補正デ
ータはこの０．１ｃｍの誤差を補正するものであり、図
面データの入力時に位置データが４．９ｃｍを指したと
きにはその位置が５　ｃｍとなるように演算回路２にお
いてなされる。またスケールの補正は回転方向ならびに
センサー５の移動方向に対して複数回行なってもよく、
図面上の全エリアに対して行なえばさらに精度は向上す
る。

（７）　発明の効果 以上述べたように本発明は自動読取り装置における図面
の伸縮等に対する誤差をなくしたものであり、本発明に
よれば、パターンマツチング等を行なって各シンボルを
記憶する図面入力記憶装置における読取り誤差の少ない
高精度自動読取り装置が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成図、第２図は図面上のス
ケールを示す図である。 １・・・制御回路、　　２・・・演算回路、３・・・メ
モリ、　　　５・・・センサー、　　　６・・・ステ、
プカウンタ、　　７・・・駆動系、８・・・ドラム、　
　　９・・・図面、　　　１０・・・スケール。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）図面上の図形を検出するセンサーと、図面をセッ
   トする図面セント機構と、前記センサーあるいは前記図
   面セント機構の少なくとも一方を駆動系によって移動さ
   せて図面を読取る自動読取り装置において、前記センサ
   あるいは前記図面セント機構の少なくとも一方の移動位
   置を検出する検出回路と、メモリと、該メモリに記憶さ
   れている補正データによって前記検出回路の位置データ
   出力を補正する演算回路よりなることを特徴とした高精
   度自動読取り装置。
2. （２）前記図面セット機構はトラムであり、前記駆動系
   はセンサーを一次元方向移動、さらに前記ドラムを回転
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の高精
   度自動読取り装置。
3. （３）前記補正は、センサーの一次元方向の移動ならび
   に前記ドラムの回転のピンチに対して行ううことを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載の高精度自動読取り装
   置。