JPS59120880A - 携帯時計ケース部品及び該部品の製造方法 - Google Patents

携帯時計ケース部品及び該部品の製造方法

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JPS59120880A
JPS59120880A JP58232889A JP23288983A JPS59120880A JP S59120880 A JPS59120880 A JP S59120880A JP 58232889 A JP58232889 A JP 58232889A JP 23288983 A JP23288983 A JP 23288983A JP S59120880 A JPS59120880 A JP S59120880A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は携帯時計(ウォッチ)のケース部品の製造方法
に関するものである。 従来技術 携帯時計(以下単に「時計」と称する)のケースのガラ
スに環状形のヒール状留め具を設けt1ガラスをケース
のガラス縁や胴に取引し自在に取り付は得るように11
り成することは周知である。この場合、環状形ヒール状
留め具を個別に・理外した上で、ガラスと留め具とを例
えば熱圧Eあるいは接着によって絹み立てる。しかしこ
の方法は、ヒールがそもそも別部品であるため余分なコ
ストがかかる上に、ヒールに使用できる材料の、を択か
かなり制限される。一般にヒールは、ガラス脣たはサフ
ァイヤから作られる時計ケースガラスの性質に非常に良
く似た性質の材料から作る心安があり、従ってヒールな
らびにこれに適用iiJ能なねじ穴などの固定手段の侍
械加工にかなり手のかかることになる。更に、このよう
にして製作された組立体の堅固性ならびにその密封性は
長期間にわたって完全なものとは言えない。 発明の目的 本発明の目的は、時計ケース用ガラスに留め具を種々の
材料から形成し得る方法、特に加工容易な材料を用いて
必要に応じどんな形状にでも形成可能な方法を提供する
ことにある。 発明の構成 本発明は、時計ケース用ガラスと、該ガラスを時計ケー
スの他の1つの部品に留めるだめの留め具とを含む携帯
時計ケース部品を製造する方法において、 (a)  前記ガラスの周辺の少なくとも1部に金属コ
ーティングを施す工程、及び (b)  該コーティング上にそれの金属に対し親和性
を有する溶融材料をモールディングして前記留め具を形
成する工程、 を含むことを特徴とする携帯時計ケース部品の製造方法
を提供するものでおる。 本発明はtlヒ、時計ケース用ガラスと、該ガラス用の
開口を有する他の1つの時計ケース部品と、該時計ケー
ス部品にガラスを留めるための留め具とを含む携帯時計
ケース部品の製造方法において、(a)  前記力゛ラ
スの周辺近傍にエンドレスの金属コーティングを施す工
程、 (b)  該コ〜ティ/グ上にそれの金属に対し親和性
を有する溶融旧料をモールディングしてエンドレスのヒ
ール状留め具を形成する工fH。 (c)前記他の時計ケース部品にそれの聞(]側におい
て、前記ヒール状留め具金該部品とガラスとの間の密封
性が得られる如くしまり嵌め挿入し得るエンドレスの溝
を形成する工程、及び(d)  前記ヒール状留め具を
前記溝にし寸り嵌めする工程、 を含むことを特徴とする携帯時計ケース部品の製造方法
を提供するものである。 実施例 以下本発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明す
る。 第1図から第7図は本発明による種々の時計ガラスを示
す。 第1図に示す時計ガラス1け留め具2を具備する。ガラ
ス1と留め具2との間の接合領域に、金属コーティング
3をガラス周辺部上にて付着させである。コーティング
3は留め具2を被覆すると共に、組立体の大きな堅固性
を実現する役目をする。ガラス1は所望の形とすること
ができ、また留め具2もそれに相当する形状とすること
ができ、この例では環状形ヒール状としである。このヒ
ールはガラス全周にわたって延在させる必要はなく、例
えば正方形などの矩形のガラスの1対の対向辺に延在さ
せるだけでも良い。 第2図に示す例では、偏平なガラス4上に金属コーティ
ング領域5を設けである。これらのコーティング領域5
の中央には、ガラス平面に垂直に延びて留め具を構成す
る栓(スタッド)6を固定しである。 上記の留め具2及び6は、従来のようにそれぞれ個別に
作られた上で往々にして不満足な方法でガラスに取り付
けられるのではなく、溶融材料をモールディングするこ
とによってそれぞれの金属コーティング上に直接形成さ
れる。留め具の材料としては、金属コーテイング材t1
に適合し且つそれとの良好な親和性を有するものであれ
ば、時計製造分野あるいは精密エンジニアリングにおい
て慣用されている金属合金の大部分を含む広範囲の材料
を用いることができる。 例えば、留め具は亜鉛、すす、銅、または金などの純粋
金属またはそれらの合金から作ることができる。特に、
亜鉛、アルミニウム、マグネシウム及び銅の合金である
ザマック(za+ηae)という金属を使用可能である
。共融合金は、合金の共融組成−に、溶融温度が低いの
で特に好適である。 留め具とガラスとの接合部に伺着させるコーティングは
真空蒸着まだは電解メッキなどの1・[々の既知の方法
で形成可能である。このコーティングは複数の膜層から
成る。例えは、ガラスとの良好な接合性を得ると共に留
め具を被覆するためにクロムの第1層膜を形成し、その
−ヒにモールディング時の適正な金属接着性をイ得るた
めに留め具材料と似た材料の第2層膜を形成する。例え
ば、ザマックの留め具の接合には亜鉛の外層膜を用い、
金の留め具の接合には金の外層膜を用いる。 モールドから取り出したときの留め具の表面状態は非常
に良好であるから、その後のこれらの表面の機械仕上げ
は不要である。 第3図及び第4図は偏平な時d1ガラス20及び20′
の下面図であり、それぞれ外周辺にヒール21及び21
′を設けである。それぞれのヒールの幅は変化しており
、このためヒールはガラス平面に平行な平面内でわずか
に変形可能であり、例えばヒール形成材料の冷却時に生
ずる歪捷たはガラスとヒールの膨張係数の差による歪を
吸収できる。 このヒール幅の変化は、ヒールの全体形状を狭くするこ
とにより、または穴22(第3図)を形成するかあるい
はモールディング時にヒールの両側のエツジに切欠22
′(第4図)を互い違いに形成することにより可能であ
る。ヒール21及び22′により構成された留め具はね
じ穴23及び23′を用いて時計ケースの胴に固定する
ことができる。 第5図に示す例では、留め具24はそれの全周の少なく
とも一部において偏平な時計ガラス25の斜めエツジを
乗り越えて延びている。更に、留め具24はガラスエツ
ジの高さ部分にわたって上向きに延び、留め具材料の同
化及びそれに伴う収縮時にガラスエラ・ゾを包み込む。 ガラス25及び留め具を適当な寸法とすることにより、
留め具がガラスをくさび作用によって1円持し■つそハ
の密封シールを構成する如くなすととがで八る。 第6図に示す例では、<↑1製のねじ伺き栓からなるイ
ンサート27が留め具28にそのモールi″′イング時
に一部埋め込んで設けられ、これによって留め具を時計
ケースの他の1つの部品に固定することができる。図か
ら明らかなように留め具28は、他の部分が偏平なR’
A、Fガラス30の下面の斜め部分29−トにコーティ
ング31を施しだ後で形成される。 第7図に示す例では、留め具33は、一点鎖線34によ
り公印された異なる材料から成る2つの隣シ合う部分を
含む。例えば、ガラス3G上のコーディング35に近い
方の部分はコーティング35との良好な接着を得るため
にすず膜層で(!・
【成し、またこの膜層の下側の部分
し1それよりも良好な機械的特性を有する宵銅で形成す
る。両部分とも溶融状態で形成され、一点り白線34は
両部分の明確な境界を示すものではなく、単に両イ」利
の相互拡散領域を示すものである。更に、留め具33の
周囲を硬質材ネ゛1または金などの貴金属で作られたリ
ム36が取り囲んでいる。このリムは保護または装飾の
ためのものであり、例えば留め具33にそれの形成後に
嵌められるか、あるいは留め具形成用のモールドの内側
に設けておく。 第8図は第1図に示す構造の製作に使用する装置6.を
示す。−11ラス1は射出成形機の2枚のプレート8及
び9間に配置する。プレート9は形成すべきヒール状留
め具に相応した形状の溝10を有する。溶融材料は穴1
1から溝10内へ注入する。 ソfラス1は射出成形機内で加熱しても良く、また溶融
材料のモールディング方法としては例えば遠心成形法や
、あるいは使用材料の融点を下げるために低温に保った
炉内で成形する方法など、種々の方法を用いること・が
可能である。 以上に説明し且つ図示した留め具の製作には金属材料を
用いるのが好適であるが、特に第7図に示すように留め
具をリムで取り囲んで補強する場合には例えば合成樹脂
などの有機材料も使用可能である。 第9図に示す例では、−ト述の方法で作られた留め具1
3が、ガラス14を時計ケース15の他の部品、例えば
胴またはガラス飾νの頂部にIi!、1定するためばか
りでなく、組立体の密」”l性をイ]fるためにも用い
られている。そのために、留め具13H時計ケース部分
15に形成しだ溝】6の周囲にl、jJ、(接し得るよ
うな拐料から作ら)11、仁の溝にし1り嵌めされる。 留め具13ど溝16の周囲との係合を更に強化するため
、留め具の内側にテンションリング17を当てである。 内側テンションリングを設ける場合は、ガラス14の下
面に施す金属コーティングI8をテンションリングより
も内側まで延在させて留め具及びテンションリングの双
方を被覆するようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本発明による種々の時計ガラスを示
す図、第8図は本発明方法の実施に使用する装置の一例
の断面図、第9図吋本発明による別の時計ガラスを嵌着
させた時計ケース部分の横断面図である。 1.4,14,20.20’、25,30.36・・・
時計ガラス、2,6,13.21.21’、24゜28
.33・・・留め具、3,5.18,31.35・・・
コーティング、8,9・・・射出成形機のプレート、1
0・・・溝、11・・・穴、15・・・時計ケース部分
、16・・・溝、17・・・テンションリング、22・
・・穴、22′・・・切欠、23.23’・・・ねじ穴
、27・・・ねじ付きスタッド、36・・・リム。 特許出願人 モントレ  ラドし ソシエテアノニム特許出願代理人 弁理士 宵 木   朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 中 山 恭 介 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 Fノ途、l ラフ・2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時計ケース用ガラスと、該ガラスを時計ケースの他
    の1つの部品に留めるだめの留め具とを含む携帯時計ケ
    ース部品を製造する方法において、(、)  前記ガラ
    スの周辺の少なくとも1部に金属コーティングを施す工
    程、及び (b)  該コーティング上にそれの金属に対し親和性
    を有する溶融材料をモールディングして前記留め具を形
    成する工程、 を含むことを特徴とする携帯時計ケース部品の製造方法
    。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記留
    め具を、ガラスの片面上に環状ヒール状に形成する方法
    。 3、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記留
    め具を、ガラス平面に対し直角をなす複数の栓状に形成
    する方法。 4 特許H’l’J求の範囲第2項記載の方法において
    、前記ヒールの幅を変化させて、ガラス平面に平行な平
    面内でわずかに変形可能に形成する方法。 5、特許61育求の範囲第1項記載の方法において、前
    記留め具に固定用インサートを形成する方法。 6 特許請求の範囲第5項記載の方法において、前記イ
    ンザ−トをねじ付き伜とする)j7h 。 7、特許請求の範囲第1項記j1・ρの1月)、:にお
    いて、前記留め具の材料を金属とする方法。 8 特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記留
    め具の4A料を有磯物とする方法。 9 時計ケース用ガラスと、該ガラス用の開口を有する
    他の1つの時計ケース部品と、該時開ケース部品にガラ
    スを留めるための吊め具とを含む携帯時旧ケース部品の
    製造方法において、(、)  前記ガラスの周辺近傍に
    エンドレスの金刊コーティングを施す工程、 (b)  該コーティング上にそれの金属に対し親和性
    を有する溶融材料をモールディングしてエンドレスのヒ
    ール状留め具を形成する工程、(c)  前記他の時計
    ケース部品にそれの開口側において、前記ヒール状留め
    具を該部品とガラスとの間の密封性が得られる如くしま
    り嵌め挿入し得るエンドレスの溝を形成する工程、及び
    (d)  前記ヒール状留め具を前記溝にしまり嵌めす
    る工程、 を含むことを特徴とする携帯時計ケース部品の製造方法
    。 10、特許請求の範囲第9項記載の方法において、前記
    ヒール状留め具及び溝を環状となし、且つ前記ヒール状
    留め具を該留め具の内側に当てたテンジョンリングによ
    って前記溝の周壁面に抑圧係合させる方法。
JP58232889A 1982-12-14 1983-12-12 携帯時計ケース部品及び該部品の製造方法 Granted JPS59120880A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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CH726282A CH650634GA3 (ja) 1982-12-14 1982-12-14
CH7262/82-7 1982-12-14

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JPS59120880A true JPS59120880A (ja) 1984-07-12
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EP (1) EP0111449B1 (ja)
JP (1) JPS59120880A (ja)
KR (1) KR890000083B1 (ja)
CH (1) CH650634GA3 (ja)
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