JPS6033425Y2 - 時計ケ−スにおける胴とガラス縁の固定部の構造 - Google Patents

時計ケ−スにおける胴とガラス縁の固定部の構造

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JPS6033425Y2
JPS6033425Y2 JP15371280U JP15371280U JPS6033425Y2 JP S6033425 Y2 JPS6033425 Y2 JP S6033425Y2 JP 15371280 U JP15371280 U JP 15371280U JP 15371280 U JP15371280 U JP 15371280U JP S6033425 Y2 JPS6033425 Y2 JP S6033425Y2
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JP
Japan
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glass edge
watch case
resistance welding
fixed part
glass
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JP15371280U
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JPS5775586U (ja
Inventor
征司 梅沢
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計ケースにおける胴とガラス縁の固定部の
構造に関する。
従来、胴とガラス縁の固定部の構造は、第1図に示す様
に、ガラス縁2をテフロン、ナイロン、ポリカーボネー
ト等の合成樹脂バッキング3を介して胴1に固定してい
た。
しかし上記構造によるものは胴1とガラス縁2との安定
した固定力、防水性を保持するため、合成樹脂バッキン
グ3の高さが少なくとも1.277EIXは必要とされ
ており、従って、第1図に示す胴1の立ち上がり内周面
の高さhは、1.2m++以上となり、今日の時計ケー
ス薄型、小型化の要求に充分応えることができなかった
本考案は、前記した欠点を解消し、時計ケースの薄型、
小型化を可能とする胴とガラス縁の固定部の構造を提供
するものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示す断面図、第3図aは
、ガラス縁2の単体の断面図、第3図すは、第3図aを
矢印方向より見た側面図である。
1は胴、2はガラス縁、3はOリング、4は抵抗溶接に
よる溶融部である。
胴1は、Oリング3をガラス縁2と防水シール固定する
ための段部1bとガラス縁2の段部2aと嵌合する内周
面1aを有している。
ガラス縁2は、1211tG側と6時側に抵抗溶接を可
能とするために厚さtが300〜1000μ風の薄肉で
、高さHがl〜2順のの段部2aを有し、この段部2a
の溶融部4の近傍には、切り欠き2bが形成されている
胴1とガラス縁2は、1満側と6時側の2ケ所に形成さ
れた抵抗溶接による溶融部4で固定されており、更に、
胴1とガラス縁2の間は、Oリング3を防水シール固定
する事により防水シールされている。
ガラス縁2の段部2aの厚さtが前記した値の下限より
薄い場合には加工が困難となり、量産性に乏しく、また
上限より厚い場合には抵抗溶接の条件が厳しくなり、胴
1およびガラス縁2の外観が損なわれてしまう。
更に高さhが、前記した値の下限より低い場合には、抵
抗溶接の上電極を当接させることが不可能となり、また
高い場合には時計ケースを薄くする事ができなくなって
しまつ。
ガラス縁2の切り欠き2bは抵抗溶接を行なう場合の加
圧が直接ガラス縁2の形状に影響することを妨たげてい
る。
前記した本考案の実施例は、防水シールに01Jングを
用いた構造であったが、ほかにロー材や接着剤による構
造も適応が可能である。
本考案は、前記した如く胴とガラス縁を1詩側と6時側
の2ケ所で抵抗溶接により固定するため下電極を鉄又に
当接でき溶接後の圧痕が時計ケースの外観に影響するこ
とがない。
また、固定方法と防水シール方法が別方法であるため時
計ケースの薄型、小型化が可能となる。
更に完成品同志の接合を行なうことにより、胴とガラス
縁の外観の仕上げ違いなどデザインバリエーションが拡
大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来構造の断面図、第2図は、本考案の実施
例の断面図、第3図aは、本考案のガラス縁単体の断面
図、第3図すは、第3図aを矢印方向より見た側面図で
ある。 1・・・・・・胴、1a・・・・・・内周面、2・・・
・・・ガラス縁、2a・・・・・・段部、2b・・・・
・・切り欠き、3・・・・・・Oリング、4・・・・・
・抵抗溶接による溶融部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計ケースにおけるガラス縁の1濁側および6時側に薄
    肉で抵抗溶接ができるスペースと溶接部の近傍に切り火
    きとを有し、胴内周面と嵌合する段部を設け、該胴内周
    面と該段部の間に抵抗溶接による溶融部を設け、更に上
    記胴とガラス縁の間にOリングを防水シール固定した事
    を特徴とする時計ケースにおける胴とガラス縁の固定部
    の構造。
JP15371280U 1980-10-28 1980-10-28 時計ケ−スにおける胴とガラス縁の固定部の構造 Expired JPS6033425Y2 (ja)

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JPS5775586U JPS5775586U (ja) 1982-05-10
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