JPS5926303Y2 - 時計ケ−ス - Google Patents

時計ケ−ス

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Publication number
JPS5926303Y2
JPS5926303Y2 JP15578278U JP15578278U JPS5926303Y2 JP S5926303 Y2 JPS5926303 Y2 JP S5926303Y2 JP 15578278 U JP15578278 U JP 15578278U JP 15578278 U JP15578278 U JP 15578278U JP S5926303 Y2 JPS5926303 Y2 JP S5926303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
side portion
backing
groove
corner
Prior art date
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Expired
Application number
JP15578278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5572182U (ja
Inventor
秀隆 土屋
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
Priority to JP15578278U priority Critical patent/JPS5926303Y2/ja
Publication of JPS5572182U publication Critical patent/JPS5572182U/ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計ケースのガラス固定部材の構造に関するも
のである。
従来時計ケースにおいては、その風防ガラスを接着する
ことによりケース部材のガラス固定部分に固定した場合
には落下衝撃に弱く接着剤層に亀裂ができたり、ガラス
がはがれたりし、長期間による接着剤の老化および温度
変化や温度変化等による劣化により接着剤がはがれ又は
ガラスの割れの時ガラスを交換して再生することの難し
さなどの欠点があった。
更に機械的にガラスを保持固定した場合には、ケース部
材のガラス固定部及びガラスの周形状に微小曲率部を有
する時には外観状好ましい状態にパツキンを目立たさず
配設することができない。
本考案は以上の如き欠点を除き、微少曲率部をケース部
材のガラス固定部に有するケースに対してガラスが確実
に保持固定され、耐衝撃性が得られ、防水性Q必要なも
のには完全な防水性を与えられ、長期の使用に耐えられ
る時計ケースを提供することを目的とするもので、微少
曲率を有するコーナ一部によって分離された溝を有する
辺部により構成されたガラス固定部材と、該ガラス固定
部材の上端開口部の内周に形成した段部と、該段部に配
設したパツキンと、該パツキンを介して前記段部に嵌着
したガラスとより成り、前記パツキンは前記溝と前記ガ
ラス外周面で挟圧される辺部と、該辺部に対してくびれ
て形成され且つ該ガラス外周面とガラス固定部材の辺部
で挟圧される辺部を有することを特徴とする時計ケース
である。
従ってバッキングの前記辺部に対応する部分に対して微
少曲率部に対応する部分は圧縮量を少なくしてより大き
い圧縮比がとれケース及びガラスとの接触圧を大きくす
ることができる。
そして性質の安定した合成樹脂のバッキングを使い長期
に完全な防水性を保持できる。
以下図面につき本考案の実施例を説明する。
第1図、第2図、第3図に示すように、例えば胴1の平
面矩形なるガラス固定部2の上端開口部にツバ2aと段
部2bによって溝2Cを形成し、この溝2Cは辺部の両
端部において次第に浅くなるようにし、ガラス固定部2
の微少曲率部のコーナー2dの中央では深さを零として
溝2Cを辺部毎に分離する。
この溝2Cに第4図と第5図A。Bに示すバッキング3
を配置する。
このバッキング3は図示のように辺部3aは従来使われ
ているバッキングの厚さと同様の厚さを有しその大部分
は溝2Cの中に収納されており、ツバ2aからはみ出た
分は圧縮量とツバ2aとガラス4のスキマ分の厚さであ
る。
そしてコーナ一部3bはガラス4とコーナー2dのスキ
マをうめる長さに圧縮量を加えた厚さを有し、辺部3a
に対し極端にくびれでいる。
又ガラス4の外周面4aとガラス固定部2の溝2C及び
コーナー2dの内周面との間にバッキング3を挟圧する
ようにし、ガラス4の端部の外周面4aがバッキング3
に喰い込み、バッキング3とガラス上斜面4bと重なる
このためガラス4に抜こうとする力がかかるとバッキン
グ3のガラス4との重なり部分がガラス4の端部とツバ
2aでせん断される状態となり、その反力でガラス4の
固定が確実強固になされる。
ガラス4の下面の下斜面4Cはガラス4の圧入を容易に
している。
図において溝2C及びコーナー2dの内周形状はコーナ
一部においてバッキング3のコーナ一部3bの外周形状
と異なり、ガラス3のコーナ一部外周形状とバッキング
3のコーナ一部3bの内周形状と異なるガラス4が圧入
できてバッキング3の形状の異なる所が変形させられガ
ラス4の外周面4aとガラス固定部2の内周面に挟圧さ
れ密着すれば何ら問題となるところは無い。
バッキング3の形状が対応するガラス4とガラス固定部
2の形状と同様であっても熱論よい。
以上述べてきたごとく本考案によれば確実にガラスを固
定し落下衝撃に強く、長期に防水性を保つこともでき、
ガラス固定部の上端開口の周形状が切削加工できないよ
うな微小曲率部を有するにもかかわらずバッキングの大
部分を溝の中にかくし外観−ヒすぐれ、ガラスの取り付
は取り外しに際しガラスとケース部材を損なうことはな
い。
又本考案を強固な防水性を必要としない防汗ケースに使
えることは熱論のことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における時計ケースの部分平
面図、第2図及び第3図は夫々第1図のA−A線断面図
及びB−B線断面図、第4図はバッキングの要部平面図
、第5図A及びBは夫々第4図のC−C線及びD−D線
断面図である。 1・・・・・・胴、2・・・・・・ガラス固定部、2a
・・・・・・ツバ2b・・・・・・段部、2C・・・・
・・溝、2d・・・・・・コーナー3・・・・・・バッ
キング、3a・・・・・・辺部、3b・・・・・・コー
ナ一部、4・・・・・・ガラス、4a・・・・・・外周
面、4b・・・・・・ガラス上斜面、4C・・・・・・
下斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 微少曲率を有するコーナ一部によって分離された溝を有
    する辺部により構成されたガラス固定部材と、該ガラス
    固定部材の上端開口部の内周に形成した段部と、該段部
    に配設したパツキンと、該パツキンを介して前記段部に
    嵌着したガラスとより成り、前記パツキンは前記溝と前
    記ガラス外周面で挟圧される辺部と、該辺部に対してく
    びれて形成され且つ該ガラス外周面とガラス固定部材の
    辺部で挟圧される辺部を有することを特徴とする時計ケ
    ース。
JP15578278U 1978-11-13 1978-11-13 時計ケ−ス Expired JPS5926303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15578278U JPS5926303Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 時計ケ−ス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15578278U JPS5926303Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 時計ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5572182U JPS5572182U (ja) 1980-05-17
JPS5926303Y2 true JPS5926303Y2 (ja) 1984-07-31

Family

ID=29145130

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JP15578278U Expired JPS5926303Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 時計ケ−ス

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JPS5572182U (ja) 1980-05-17

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