JPS6042392Y2 - 時計ケ−スの防水構造 - Google Patents

時計ケ−スの防水構造

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JPS6042392Y2
JPS6042392Y2 JP18984080U JP18984080U JPS6042392Y2 JP S6042392 Y2 JPS6042392 Y2 JP S6042392Y2 JP 18984080 U JP18984080 U JP 18984080U JP 18984080 U JP18984080 U JP 18984080U JP S6042392 Y2 JPS6042392 Y2 JP S6042392Y2
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JP
Japan
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watch case
compressed
waterproof structure
glass edge
glass
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Expired
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JP18984080U
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JPS57112274U (ja
Inventor
英朝生 山縣
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は時計ケースの防水構造に関するものである。
一般に、時計ケースにおいては、ガラス縁と胴との間に
リング状で断面り型のL型パツキンを介在させて防水を
図っている。
前記り型パツキンは、ガラス縁の下面に係合する内側フ
ランジ部と、ガラス縁の外周部と胴の内周部とて挟持さ
れる圧縮部とよりなり、巻真パイプを逃げるように巻真
パイプに対応したフランジ部が切欠かれている。
このように、L型パツキンの切欠き部分にはガラス縁の
下面に係合する内側フランジ部がないために、ガラス縁
にL型パツキンをはめ込んで胴に組込む時に切欠き部分
が巻真パイプより離れる方向に大きく伸ばされて圧縮代
が変化し、切欠き部分が防水不良となる欠点があった。
本考案は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、優
れた防水効果を発揮する時計ケースの防水構造を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第1図は本考案になる時計ケースの防水構造の一実施例
を示す断面図である。
ガラス縁1と胴2の間に介在させるL型パツキン3は、
第2図に示すようにガラス縁1の下面1aに係合する内
側フランジ部3aと、ガラス縁1の外周部1bと胴2の
内周部2aとて挾持される圧縮部3bとよりなり、巻真
パイプ4を逃げるように巻真パイプ4に対応したフラン
ジ部3aの部分に切欠き部3cが形成されてなる点は従
来と同じである。
本考案の実施例に示すL型パツキン3には、更に切欠き
部3cに対応した反対面に突出部3dが形成され、また
外周下面側に内側に向けてテーパ部3eが形成されてい
る。
また前記胴2の内周上面側に外側に向けてテーパ部2b
が形成されている。
なお、図中、5はガラス、6は見返しリング、7は裏蓋
、8は巻真、9はリューズ、10〜12はパツキンで、
これらは本考案の要旨と直接関係なく、またその構造も
周知であるので、その説明は省略する。
次に、その作用について説明する。
まず、ガラス縁1の外周にL型パツキン3の圧縮部3b
をはめ込み、ガラス縁1の下面1aにL型パツキン3の
内側フランジ部3aを当接させる。
次に、L型パツキン3がはめ込まれたガラス縁1をL型
パツキン3のテーパ部3eを胴2のテーパ部2bに合せ
て圧入する。
これにより、L型パツキン3の内側フランジ部3aはガ
ラス縁1の下面1aに完全に密着係合し、また圧縮部3
bはガラス縁1の外周部1bと胴2の内周部2aとで挟
持圧縮されて防水効果を発揮する。
またこの組込み時に切欠き部3cに対応した圧縮部3b
の部分3eは巻真パイプ4側と反対方向に伸びようとす
るが、ガラス縁1の外周側下面1cに突出部3dが当り
伸ばされないので、正常な圧縮代を保持し、優れた防水
効果が得られる。
以上の説明から明らかな如く、本考案になる時計ケース
の防水構造によれば、L型パツキンには巻真パイプを逃
げるように形成された切欠き部に対応し、かつガラス縁
の外周下面に当接する突出部が形成されているので、組
込み時に、切欠き部に対応する圧縮部がガラス縁上方に
引張られなくなり、正常な圧縮代が保持され、優れた防
水効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる時計ケースの防水構造の一実施例
を示す断面図、第2図はL型パツキンの要部を拡大して
示し、aは側面図、bは斜視図である。 1・・・・・・ガラス縁、2・・・・・・胴、3・・・
・・・L型パツキン、3c・・・・・・切欠き部、3d
・・・・・・突出部、4・・・・・・巻真パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス縁の下面に当接する内側フランジ部に巻真パイプ
    を逃げるように切欠き部を形成したL型パツキンの圧縮
    部を前記ガラス縁の外周部と胴の内周部とで挟持圧縮し
    てなる時計ケースの防水構造において、前記り型パツキ
    ンの圧縮部には、前記切欠き部に対応し、かつ前記ガラ
    ス縁の外周下面に当接する突出部が形成されていること
    を特徴とする時計ケースの防水構造。
JP18984080U 1980-12-27 1980-12-27 時計ケ−スの防水構造 Expired JPS6042392Y2 (ja)

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JPS57112274U JPS57112274U (ja) 1982-07-12
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