JPS5911987Y2 - 玉掛作業補助具 - Google Patents

玉掛作業補助具

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Publication number
JPS5911987Y2
JPS5911987Y2 JP7593079U JP7593079U JPS5911987Y2 JP S5911987 Y2 JPS5911987 Y2 JP S5911987Y2 JP 7593079 U JP7593079 U JP 7593079U JP 7593079 U JP7593079 U JP 7593079U JP S5911987 Y2 JPS5911987 Y2 JP S5911987Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frames
pipes
wire ropes
attached
covers
Prior art date
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Expired
Application number
JP7593079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55176283U (ja
Inventor
照弥 岩佐
茂喜 鈴
幸次 都甲
Original Assignee
日新製鋼株式会社
新星鋼業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日新製鋼株式会社, 新星鋼業株式会社 filed Critical 日新製鋼株式会社
Priority to JP7593079U priority Critical patent/JPS5911987Y2/ja
Publication of JPS55176283U publication Critical patent/JPS55176283U/ja
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Publication of JPS5911987Y2 publication Critical patent/JPS5911987Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパイプ製造プロセスなどにおいてパイプの玉掛
作業に用いる玉掛作業補助具に関するものである。
パイプ製造プロセスにおけるパイプの玉掛作業、例えば
電縫鋼管又はステンレス鋼管製造プロセスにおける玉掛
作業においては、パイプ製造後にパイプに冷却液をかけ
て冷却し、サイジングロールで歪整形してから油を塗布
してカッターで定寸に切断し、この定寸に切断されたパ
イプを順次移送台に乗せて1箇所に集めて所定数になる
と束にしてクレーンなどで次工程に移送する玉掛作業を
行なっているが、従来はパイプが所定数集められた束が
できると、その度毎にワイヤロープをパイプの束にいち
いち回して玉掛けを行ない、このワイヤロープをクレー
ンフックなどに引掛けて移送している。
この玉掛けされるパイプて外部表面を美しく塗装された
パイプである場合には、ワイヤロープの外周にナイロン
製の保護毛を取り付けて塗装面にキズが付かないように
したワイヤーロープを使用する必要があり、また定寸に
切断されたスケール、油、冷却液などが付着しているパ
イプを玉掛けする場合などでは一定時間の水切りを行な
って、スケール、油、冷却液などがワイヤロープに付着
しないようになってからワイヤーロープを前記の如くパ
イプの束にいちいち差し渡して玉掛けを行なわなければ
ならず、このように一定時間の水切りを行なってから玉
掛けを行なうのはパイプ製造プロセスにおいて生産性が
低下する原因となり、また所定数集められたパイプの束
にいちいちワイヤロープを差し渡して玉掛けするのは人
手を要し作業能率が悪いなどの問題点があった。
本考案はかかる問題点を解消したものであり、パイプの
玉掛けを行なう前にワイヤロープを予めパイプに集めて
束にする箇所の下部に装着しておくフレームを有してい
て、このフレームに装着されたワイヤロープにパイプか
らしたたり落ちるスケール、油、冷却液が付着しないよ
うに保護する移動自在のカバーが設けられており、玉掛
けに際して一定時間の水切りを行なう必要がなく、しか
もパイプの束にいちいちワイヤロープを差し渡して玉掛
けを行なうことなく能率良く玉掛け作業を行なうことが
できる玉掛け作業補助具を提供するものである。
更に詳しくは、本考案はパイプの束に玉掛けするワイヤ
ロープをそれぞれ装着する断面し型のチャンネルよる或
るフレームが開口部を上向きに所定の間隔を有して台の
両側にそれぞれ固定されており、該台の上にはフレーム
の長手方向に対して直角に移動自在の台車が該フレーム
の開口部を覆うカバーを取り付けられてそれぞれ設けら
れていることを特徴とする玉掛作業補助具に関するもの
である。
以下、図面により本考案に係る玉掛け作業補助具につい
て詳細に説明する。
第1図は本考案に係る玉掛作業補助具の1実施例を示す
一部切欠斜視図、第2図は第1図におけるワイヤーロー
プの装着部分の斜視図、第3図は玉掛けされた吊荷の移
送状態を示す部分斜視図である。
図面中1,1′は外周にナイロン製の保護毛が取り付け
られていて所定数集められたパイプの束の両端部を玉掛
けするワイヤーロープ、2,2′は所定の間隔を有して
本考案に係る玉掛作業補助具の両端部を構或している断
面−型のチャンネルより或るフレームであり、このフレ
ーム2,2′は開口部が上向きになっていてこのフレー
ム2,2′内にパイプの束に玉掛けするワイヤーロープ
1,1′がそれぞれ装着される。
3a,3a’はフレーム2,2′のそれぞれの一方の端
部に直立して取り付けられ、フレーム2,2′内に装着
するワイヤロープ1,1′のそれぞれの一方の端部を引
掛ける軟鋼製などの支柱、3b,3b’はフレーム2,
2′のそれぞれの他方の端部に上方に向って緩やかに傾
斜して設けられたフレーム2,2′に装置するワイヤー
ロープ1,丁のそれぞれの他方の端部が置かれ、玉掛の
際にワイヤーロープ1,1′を取り出す取出し部である
この取出し部3b,3b’はフレーム2,2′内に装着
されたワイヤーロープ1,1′で玉掛けする際に取出し
部3b,3b’上のワイヤーロープ1,1′を手で取り
やすいように上方に傾斜して設けられたものである。
4,4′はフレーム2,2′のそれぞれの開口部を覆う
ためにフレーム2,2′の長手方向に対して直角に移動
自在に設けられた台車に取り付けられたカバー、5はフ
レーム2,2′が所定の間隔を有して両側に溶接などに
よって固定されている軟鋼製などの台、5a,5a’は
カバー4,4′の中央部側の下面がそれぞれ取り付けら
れ台5の上をフレーム2,2′の長手方向に対してそれ
ぞれ直角に移動する台車6b,6b’は台車6a,6a
′の上部に固定されておりフレーム2,2′の長手方向
と平行の横枠である。
7は両端部が台車6aの横枠6bのフレーム2側の側面
と台車5a’の横枠6b’のフレーム2′側の側面とに
連結されているナイロン製などのひも、7′は一方の端
部が台車6aの横枠6bの中央部側の側面に連結されて
いるナイロン製などのひも、7″は一方の端部が台車5
a’の横枠6b’の中央部側の側面に連結されているナ
イロン製などのひもである。
このひも7/, 7′1のつれぞれの他方の端部は台5
の中央部にフレーム2,2′の長手方向と平行に移動自
在に設けられた把手8の先端部に連結されている。
9は台5の中央部に固定され把手8の先端部が挿入され
ているパイプであり、このパイプ9内を通ってひも7/
, 7//の端部が把手8の先端部に連結されている。
9/, 9//はフレーム2及び2′の中央部側の側面
に設けられひも7が挿通されているパイプである。
10. 10’は支柱3a,3a’の上隊端部に設けら
れていてワイヤーロープ1,1′をフレーム2,2′に
装着される際にワイヤーロープ1,1′のそれぞれの一
方の端部を引掛けるフック、11はワイヤーローブ1,
1′で玉掛けされた例えばパイプの束より或る吊荷であ
る。
本考案に係る玉掛作業補助具は以上の如き構戒より威る
ものであり、これを使用するには、例えば定寸に切断さ
れスケール、油、冷却液などにまみれたステンレスパイ
プなどのパイプが順次移送されてくる下部に隙間を有す
る別置の移送台(図示せず)の端部の下方の床の上にフ
レーム2,2′の長手方向をパイプの進行方向に対して
直角に設置する。
次いで把手8を引張ってひも7′,7“を介して台5上
の台車6a,6a’を台5の中央部の方向に向って動か
してカバー4,4′を中央部側にそれぞれ移動させてか
ら、ワイヤーロープ1,1′の一方の端部を支柱3a,
3a’のフック10, 10’にそれぞれ引掛けてフレ
ーム2,2′の開口部からワイヤーロープ1,1′をフ
レーム2,2′内に装着し、ワイヤーロープ1,1′の
他方の端部を取出し部3b,3b′の上に置く。
ワイヤーロープ1,1′をフレーム2,2′に装着して
からひも7を引張ってカバー4,4′をフレーム2,2
′側に引き出すようにすれば、台5の上の台車6a,6
a’はそれぞれフレーム2,2′の方向に動くのでカバ
ー4,4′が移動してフレーム2,2′の開口部の上が
カバー4,4′で覆われる。
このような状態にした本考案に係る玉掛作業補助具の上
に順次移送されて来たパイプを積み重ねて行くのである
が、積み重ねられたパイプがらはスケール、油、冷却液
がしたたり落ちるが、スケール、油、冷却液がワイヤー
ロープ1,1′の上に落下するのがカバー4,4′で保
護されている。
パイプが積み重ねられて所定数のパイプの束ができる頃
にはもはやスケール、油、冷却液はパイプの直下に落下
せず端面を伝わって落ちるようになり、カバー4,4′
の上にも落下しないようになる。
所定数のパイプの束ができた時点で把手8を引張ると、
ひも7/, 7//を介して台車6a,6a’が台5の
上を台5の中央部の方向に向ってそれぞれ移動してフレ
ーム2,2′の開口部を覆っていたカバー4,4′が開
放されるので、玉掛作業者は取出し部3b,3b′上の
ワイヤーロープ1,1′のそれぞれの端部を引き上げる
と共に、フック10, 10’に引掛けてあるワイヤー
ロープ1,1′のそれぞれの端部を取り外して、第3図
の如くパイプの束の吊荷11に玉掛けして、このワイヤ
ーロープ1,1′のそれぞれの両端部をクレーンフック
に引掛けて吊荷11を移送する。
このように所定数のパイプの束の玉掛けを終れば、別の
ワイヤーロープ1,1′を前記と同様にフレーム2,2
′にそれぞれ装着した後、ひも7を引張って台車6a,
6a’をフレーム2,2′の方向に向って移動させてワ
イヤーロープ1,1′の開口部をカバー4,4′でそれ
ぞれ覆ってがら、パイプを積み重ねて所定数の束になれ
ば把手8を引張ってひも7′,7“を介してカバー4,
4′を開放させ、ワイヤーロープ1,1′で玉掛けを行
なうのである。
このように本考案に係る玉掛作業補助具はパイプを積み
重ねて所定数の束にするまではワイヤーロープ1,1′
がカバー4,4′で保護されているため、前記の如く定
寸に切断されたスケール、油、冷却液にまみれたパイプ
を積み重ねても、ワイヤーロープ1,1′にスケール、
油、冷却液などが付着するのが保護されているので、一
定時間の水切りを行なうことなく玉掛けを行なうことが
でき、また玉掛けを行なう際に所定数のパイプの束がで
きた時点でいちいちパイプの束にワイヤーロープの差し
渡しを行なって玉掛けする作業を必要とせず、能率的に
玉掛け作業を行なうことができるのである。
以上詳述した如く、本考案に係る玉掛け作業補助具はパ
イプの玉掛けを行なう前にワイヤーローフ1,1′を装
着しておくフレーム2,2′を有シていて、このフレー
ム2,2′に装着したワイヤーロープ1,1′を保護す
るカバー4,4′がフレーム2,2′の長手方向に対し
て直角に移動自在の台車6a,6a′にそれぞれ取り付
けられているため、パイプを所定数集めて束にする箇所
の下部に設置しておき、フレーム2,2′にワイヤーロ
ープ1,1′を予め装着してカバー4,4′でワイヤー
ロープ1,1′を覆っておけば、スケール、油、冷却液
がしたたり落ちるパイプを積み重ねてもスケール、油、
冷却液がワイヤーロープ1,1′に落下するのが保護さ
れるので、一定時間の水切りを行なうことなく所定数の
パイプの束ができればカバー4,4′を開放して直ちに
玉掛けを行なうことができ、また玉掛けに際しては予め
パイプの下にワイヤーロープ1,1′が準備してあるの
で、いちいちパイプの束にワイヤーロープ1,1′を差
し渡しする作業の必要がなく、能率良く玉掛作業を行な
うことができるなどの優れた利点を有しており、またパ
イプの玉掛作業は連続した単調な繰返し作業であるので
作業のムダが多かったが、本考案に係る玉掛作業補助具
はかかるムダを省くことができると共に油や冷却液で汚
れた床上での作業であるから滑ったり転んだりする危険
も防止でき安全に作業を行なうことができるなどの種々
の優れた利点を有していて、その実用的価値は大きなも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る玉掛作業補助具の1実施例を示す
一部切欠斜視図、第2図は第1図におけるワイヤーロー
プの装着部分の斜視図、第3図は玉掛けされた吊荷の移
送状態を示す部分斜視図である。 1,1′・・・ワイヤロープ、2,2′・・・フレーム
、3a,3a′・・・支柱、3b,3b’・・・取出し
部、4,4′・・・カバー5・・・台、5 a, 5a
’一台車、6 b, 6b’・・・横枠、7,7′,7
“・・・ひも、8・・・把手、9. 9’, 9“・・
・パイプ、10,10′・・・フック、11・・・吊荷

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パイプの束に玉掛けするワイヤロープ1,丁をそれ
    ぞれ装着する断面口型のチャンネルより或るフレーム2
    ,2′が開口部を上向きに所定の間隔を有して台5の両
    側にそれぞれ固定されており、該台5の上にはフレーム
    2,2′の長手方向に対して直角に移動自在の台車5a
    ,5a’が該フレーム2,2′の開口部を覆うカバー4
    ,4′を取り付けてそれぞれ設けられていることを特徴
    とする玉掛け作業補助具。 2 カバー4,4′が取り付けられた台車5a,5dが
    該台車6aの横枠6bと該台車6a′の横枠6b′とに
    両端部を連結されたひも7を介してフレーム2,2の方
    向に移動し、該台車6a,6a′の横枠6b,6b’に
    一方の端部をそれぞれ連結された他方の端部を台5の中
    央部に設けられフレーム2,2′の長手方向と平行に移
    動自在の把手8の先端部にそれぞれ連結されたひも7/
    , 7//を介して台5の中央部の方向に移動する実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の玉掛作業補助具。 3 フレーム2,2′の一方の端部にフツク10, 1
    0を先端部に設けられた支柱3a,3a’が直立してそ
    れぞれ取り付けられ、他方の端部に上方に向って緩やか
    に傾斜している取出し部3b,3b′がそれぞれ設けら
    れている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の玉掛作業補助具。
JP7593079U 1979-06-06 1979-06-06 玉掛作業補助具 Expired JPS5911987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7593079U JPS5911987Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 玉掛作業補助具

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JP7593079U JPS5911987Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 玉掛作業補助具

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Publication Number Publication Date
JPS55176283U JPS55176283U (ja) 1980-12-17
JPS5911987Y2 true JPS5911987Y2 (ja) 1984-04-11

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ID=29309452

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JP7593079U Expired JPS5911987Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 玉掛作業補助具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136451A (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 鹿島建設株式会社 モルタル上塗りコンクリ−ト構造物の施工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6453180B2 (ja) * 2015-07-23 2019-01-16 日中東北物産有限会社 長尺物吊下げ用治具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136451A (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 鹿島建設株式会社 モルタル上塗りコンクリ−ト構造物の施工法

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JPS55176283U (ja) 1980-12-17

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