JPH031321Y2 - - Google Patents

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JPH031321Y2
JPH031321Y2 JP5541787U JP5541787U JPH031321Y2 JP H031321 Y2 JPH031321 Y2 JP H031321Y2 JP 5541787 U JP5541787 U JP 5541787U JP 5541787 U JP5541787 U JP 5541787U JP H031321 Y2 JPH031321 Y2 JP H031321Y2
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JP
Japan
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frame
vehicle body
wheeled vehicle
wheel
center
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JP5541787U
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JPS63162673U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、修理工場などにおいて、事故により
破損した二輪車を修理するために用いる二輪車修
理用の作業台に関するものである。
〔従来の技術〕
二輪車が事故によつて破損する場合、大半の破
損個所は、ハンドルや前輪を支持するフロントフ
オークなどの車体前部に生ずることが多い。修理
工場においてこのような破損二輪車を修理する際
には、まず車体ボデーからフロントフオークを取
り外す作業が必要となるが、従来ではそのための
作業として、後輪は床面上に設置したままの状態
とし、車体中央部の下面を床面上に配置したジヤ
ツキにより持ち上げることによつて、車体前部を
取り外すという方法によつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来における二輪車の修理方法では、上記のよ
うに破損した車体前部を車体から取り外すための
手段として、車体を床面上に配置したジヤツキに
より単に上方へ持ち上げるだけなので、作業時に
おける車体の保持が極めて不安定であり、車体前
部の着脱作業のために力を加えた場合に車体が容
易に転倒し易く、作業員に対する危険性が著しく
大きいという問題点がある。
また、車体の保持が不安定なために作業が行い
難いという問題点に加えて、作業の際に不安定な
車体を保持しておくため複数の作業員を必要とす
ることとなり非能率であるという問題点、更に
は、作業終了時において、前輪が取り外された状
態の重い車体を移動運搬するのに極めて手間がか
かるなど多くの問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、従来における上記のような二輪車の
修理作業における問題点を解決するために、二輪
車を自由に移動可能な架台上に安定よく保持でき
るようにして、安全に修理作業を行えるような作
業台を提供しようとするものである。
また本考案はそのための手段として、横梁の中
央部に縦梁を直角に交差させた略T字形の架台
を、下面に設けたキヤスターにより移送可能と
し、前記横梁の上面中央部に二輪車のフレーム下
部を支えるためのジヤツキを設けると共に、縦梁
の上面後部には二輪車の後輪を保持するための車
輪受枠を設け、更に縦梁の上面両端部間には二輪
車ボデーを該架台上に緊縛保持するための固定索
を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案に係る作業台を用いて修理作業を行う
に際しては、予じめこの作業台を、横梁上のジヤ
ツキを収縮させると共に、縦梁を後端の車輪受枠
が横枠に接近させるように短縮させた状態とし
て、前輪をいずれか片側に回動した破損二輪車の
下側に、車体前方から後輪方向に挿入する。横梁
上のジヤツキが車体中央部の車体フレーム下面に
位置したとき、このジヤツキを上昇させて車体前
部を持ち上げる。この状態では、ジヤツキを支点
として車体前部が持ち上がつているので、一人の
作業員が後輪を手で持ち上げると共に、別の作業
員が縦梁を後方に引延ばして、持ち上げられた後
輪を縦梁後端の車輪受枠内に嵌合させる。次に、
この状態で横梁の一端に連結された固定索を車体
中央部上方から他端側へ廻して、該固定索の他端
を横梁の他端連結部に連結しながら、車体が架台
上にしつかりと緊締されるように固定する。二輪
車は、架台上において車体中央部下面がジヤツキ
により、また後輪が車輪受枠により支持された状
態で車体中央部が上方から固定索により緊縛され
るので、架台上に安定よく保持される。
〔実施例〕
次に、本考案に係る作業台の好ましい実施例を
図面により説明すると、第1図は二輪車を搭載す
る前における架台の全体斜視図であり、この架台
1は横梁2と、この横梁2の中央部に直角に交差
させた縦梁3とによつて略T字形に構成され、横
梁2の両側部下面及び縦梁3の後輪部下面には
夫々キヤスター4が設けられている。また前記縦
梁3は、横梁2に対してスライドできるように組
み合わされていて、架台1に搭載される二輪車の
ホイールベースに合わせて該縦梁3の長さが調整
できるようになつている。横梁2の下面中央部に
は、長さが調整された縦梁3を横梁2に固定する
ためのねじ形のストツパー15が設けられてい
る。一方横梁2の中央部上面には、夫々昇降用回
転軸6が縦梁3と平行な向きとなるようにした、
一対のパンタグラフ形ジヤツキ5が取付けられて
いる。また、これらのジヤツキ5は上端に二輪車
の車体フレーム7における中央部下面を支持する
ための受部8を備えていると共に、第2図に示す
ように下面に突設したピン9が横梁2の長さ方向
に沿つて設けた長孔10に挿通されていて、二輪
車の車体フレーム7の横幅間隔に応じて、夫々の
ジヤツキ5が横梁2上を自由に移動できるように
なつている。
また、この横梁2における両端部上面には、架
台1に搭載される二輪車の車体フレーム7を上方
から架台1上へ押え付けて固定するための固定索
11が設けられている。この固定索11は、例え
ばベルトからなつていて、固定端11aが横梁2
の一端に連結固定され、他方の自由端11bを車
体フレーム7の上方から横梁他端方向へ廻して、
横梁他端上に設けた締付金具12に通し、車体の
締付けが維持できるように連結されるべく構成さ
れている。
一方、縦梁3の後端部上面には、二輪車の後輪
14を嵌め込むための車輪受枠13が設けられて
いる。
〔効果〕
本考案に係る二輪車用修理用作業台は、上記の
ように横梁と縦梁とをT字形に組み合わせて横梁
上にジヤツキ、縦梁の後端部に後輪の受枠を設け
たので、車体フレーム中央部をジヤツキより持ち
上げると共に、二輪車後輪を車体受枠上に嵌合す
ることによつて、車体を適宜の高さに持ち上げた
状態で前輪フオークの取外し作業及び修理後の取
付け作業を能率よく行うことができる。また、横
梁2の両端にはジヤツキより持ち上げられた状態
の車体を架台上にしつかりと緊縛するための固定
索を設けたので、修理期間中車体を架台上に確実
に保持固定でき、前輪フオークの着脱作業に際し
て車体が転倒することがなく、修理作業を安全に
行うことができる。
また、架台はキヤスターにより自由に移動でき
るので、一日の修理作業を終えた後、工場の隅な
どへ移動するのに便利であり、しかもこのような
移動に際しても前記固定索の車体固定によつて車
体の転倒が防止できるので保管面での安全性も期
待できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る二輪修理用作業台の一実
施例の構成を示す斜視図、第2図は第1図の−
線における断面図、第3図は使用状態を示す斜
視図である。 1……架台、2……横梁、3……縦梁、4……
キヤスター、5……ジヤツキ、6……回転軸、7
……車体フレーム、8……受部、9……ピン、1
0……長孔、11……固定索、12……締付金
具、13……車輪受枠、14……後輪、15……
ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横梁の中央部に縦梁を直角に交差させた略T字
    形の架台を、下面に設けたキヤスターにより移送
    可能とし、前記横梁の上面中央部に二輪車のフレ
    ーム下部を支えるためのジヤツキを設けると共
    に、縦梁の上面後部には二輪車の後輪を保持する
    ための車輪受枠を設け、更に横梁の上面両端部間
    には二輪車ボデーを該架台上に緊縛保持するため
    の固定索を設けたことを特徴とする二輪車の修理
    用作業台。
JP5541787U 1987-04-14 1987-04-14 Expired JPH031321Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5541787U JPH031321Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5541787U JPH031321Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63162673U JPS63162673U (ja) 1988-10-24
JPH031321Y2 true JPH031321Y2 (ja) 1991-01-16

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ID=30883299

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JP5541787U Expired JPH031321Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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JPS63162673U (ja) 1988-10-24

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