JPH09263174A - トラツク輸送する場合の、スクーター安定機具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スクーターをトラツクで輸送する
場合、ロープ等を使用せずに、ハンドルだけを固定し
て、スクーターを安全に支える機具の提供を目的とす
る。 【解決手段】 先端に輪をつけた棒１を、カラー６を介
してバンド５で板７に取付ける。先端に輪ををつけた棒
２を、パイプ３に差し込み、任意の位置にボルト４で固
定するものである。本機具はトラツクの鳥居の天板に取
付けて使用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、スクーター等をト
ラツク輸送する時、スクーターを支える機具に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、スクーターを支えるには、ロープ
等で数ヶ所から引っぱり、完全に固定しなければ安定し
なかった。そのために、スクーターにかけたロープ等を
引っぱる時、トラツクの左側に行ったり右側に行ったり
で、交通の混雑している時は危険であるし、最近のスク
ーターは全面がカバー等で覆われて、ロープ等を引っか
けるのがむづかしくなってきた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、誰でも素早
く簡単に、スクーターをトラツクの荷台に安全にセツト
することができる、スクーター安定機具の提供を目的と
するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、先端に輪をつ
けた棒１を、カラー６を介してバンド５で板７に取付け
る。先端に輪をつけた棒２をパイプ３に差込み、任意の
位置にボルト４で固定する。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図示のスクーター安定機具は、トラ
ツクの鳥居の天板に取付けることによって、ロープ等に
かわる作用をする。トラツクの荷台にスクーターを乗
せ、スタンドをかけないで棒１の輪を、スクーターのハ
ンドルの右グリツプに差込み、棒２の輪を左グリツプに
差込み、両方の輪で互いに内側に軽く押さえてボルト４
で固定すれば、スクーターは安全に支えられる。

【０００６】

【実施例１】図１に基づいて実施例１を説明する。先端
に輪をつけた棒１にパイプ３をつけておき、先端に輪を
つけた棒２をパイプ３に差込み、棒１をカラー６を介し
てバンド５で板７に取付ける。板７をトラツクの鳥居に
取付ける。以上の構造であるから、棒をスクーターのハ
ンドルの高さに持ち上げて、左右のグリツブにはめ込
み、ボルト４で締め付ける。

【０００７】

【実施例２】図２に基づいて実施例２を説明する。棒１
の両端に輪をつけ、その棒の左右にステー取付部８を設
け、ミゾを切ったステー３を自在になるように、それぞ
れ左右の８に取付ける。それぞれのステーをボルト４で
固定する。以上の構造であるから、棒１を左右に開きな
がら輪をグリツプにはめ込む。

【０００８】

【実施例３】図３に基づいて実施例３を説明する。グリ
ツプにスリ割りの入ったテーパーカラー９をかぶせる。
以上の構造であるから、棒１を左右に開きながら輪をグ
リツプにはめ込む。

【０００９】

【発明の効果】本発明の機具においては、ハンドルのグ
リツプ部に取付くものであるから、すべてのスクーター
に使用可能であるし、ロープ等に比較して、短時間で取
付けられ、スクーターのボデイカバーの傷付きの心配も
ない。また、取付作業の際は、トラツクの後方より乗り
降りするので、トラツクの側方通過の人や車に対して安
全である。そしてスクーターを垂直に保持し、ハンドル
はまっすぐの位置で固定しており、車体の上下の運動は
固定しないで前後のクツシヨンを利用しているので、悪
路、急発進、急ブレーキの時でも安定している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の実施１の形態を示す斜視図である。

【図２】本案の実施２の形態を示す斜視図である。

【図３】本案の実施３の形態を示す斜視図である。

【図４】本案の取付状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 棒 ２ 棒 ３ パイプ ４ ボルト ５ バンド ６ カラー ７ 板 ８ 取付部 ９ テーパーカラー １０ ハンドル、グリツプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 先端に輪をつけた棒（１）を、カラー
   （６）を介してバンド（５）で板（７）に取付る。先端
   に輪をつけた棒（２）を、パイプ（３）に差し込み、任
   意の位置にボルト（４）で固定して、スクーターを安全
   に支えるスクーター安定機具。