JPS6137592Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6137592Y2 JPS6137592Y2 JP17801180U JP17801180U JPS6137592Y2 JP S6137592 Y2 JPS6137592 Y2 JP S6137592Y2 JP 17801180 U JP17801180 U JP 17801180U JP 17801180 U JP17801180 U JP 17801180U JP S6137592 Y2 JPS6137592 Y2 JP S6137592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- retainer
- winch
- fixing
- lock plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車に塔載された車載用ウイン
チのためのフツク係止装置に関するものである。
チのためのフツク係止装置に関するものである。
従来、非使用時のウインチのフツクは、通常、
紐や針金などの結着材でガイドローラブラケツト
または牽引ワイヤに縛られていた。したがつて、
結着材によるフツクの結び止め、およびその解き
外しが煩雑であるばかりでなく、フツクを結び止
めた結着材が不測にも緩んだり、切れたりして、
フツクおよび牽引ワイヤが道路上に垂れ下がつた
状態で走行されるという危険があつた。
紐や針金などの結着材でガイドローラブラケツト
または牽引ワイヤに縛られていた。したがつて、
結着材によるフツクの結び止め、およびその解き
外しが煩雑であるばかりでなく、フツクを結び止
めた結着材が不測にも緩んだり、切れたりして、
フツクおよび牽引ワイヤが道路上に垂れ下がつた
状態で走行されるという危険があつた。
そこで、この考案が目的とすることは、ウイン
チのフツクを簡単に脱着することができ、かつフ
ツクを確実に保持することのできるフツク係止装
置を提供することである。
チのフツクを簡単に脱着することができ、かつフ
ツクを確実に保持することのできるフツク係止装
置を提供することである。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。自動車の前部を斜視図で示した第１図
において、ウインチ１０はボデイ１１とフロント
バンパ１２との間に、前後のベースアングル２
０，２１および取り付けボルト２２を介して設置
されている。このウインチ１０は自動車のエンジ
ンの駆動力を利用し、ウインチドラム１４を駆動
伝達力の中継のギヤケースレバーの操作により正
逆回転されることで、同ドラム１４に対する牽引
ワイヤ１５の巻き付けおよび巻き戻しをなし得
る。そして、牽引ワイヤ１５の先端には、第３図
に示すように、フツク１６が連結されている。一
方、前記ベースアングル２０上には、左右のロー
ラブラケツト１７，１７が取り付けられている。
このローラブラケツト１７，１７上端部は前記ベ
ースアングル２１より突出されたサポート１３，
１３により支えられている。そして、各ローラブ
ラケツト１７，１７にはガイドローラ１８がそれ
ぞれ水平回転し得るように垂直状に設けられてい
る一方、このローラブラケツト１７，１７間には
上下のガイドローラ１９，１９が垂直回転し得る
ように水平状に設けられている。上記ローラブラ
ケツト１７，１７を本例ではボデイ１１の一部と
みなしている。
説明する。自動車の前部を斜視図で示した第１図
において、ウインチ１０はボデイ１１とフロント
バンパ１２との間に、前後のベースアングル２
０，２１および取り付けボルト２２を介して設置
されている。このウインチ１０は自動車のエンジ
ンの駆動力を利用し、ウインチドラム１４を駆動
伝達力の中継のギヤケースレバーの操作により正
逆回転されることで、同ドラム１４に対する牽引
ワイヤ１５の巻き付けおよび巻き戻しをなし得
る。そして、牽引ワイヤ１５の先端には、第３図
に示すように、フツク１６が連結されている。一
方、前記ベースアングル２０上には、左右のロー
ラブラケツト１７，１７が取り付けられている。
このローラブラケツト１７，１７上端部は前記ベ
ースアングル２１より突出されたサポート１３，
１３により支えられている。そして、各ローラブ
ラケツト１７，１７にはガイドローラ１８がそれ
ぞれ水平回転し得るように垂直状に設けられてい
る一方、このローラブラケツト１７，１７間には
上下のガイドローラ１９，１９が垂直回転し得る
ように水平状に設けられている。上記ローラブラ
ケツト１７，１７を本例ではボデイ１１の一部と
みなしている。
次に、この考案の要部であるフツク係止装置に
ついて、第２図および第３図を参照して述べる。
前記左右のローラブラケツト１７，１７の後面に
は、リテーナ１が前記上下のガイドローラ１９，
１９間に位置するように架設されている、このリ
テーナ１の中央部には固定部２が前記フツク１６
の下部内周縁にほぼ沿うように上方へ打ち出し形
成されている。この固定部２の中央には透孔３が
貫設されている。円形板状のロツクプレート４
は、その中央部が前記フツク１６の上部内周縁に
ほぼ沿うように下方へ打ち出し形成されていると
ともに、その中央部に透孔５を有している。この
ロツクプレート４は前記リテーナ１に対し固定ボ
ルト６と固定ナツト７とにより締着される。な
お、本例では固定ボルト６に六角ボルトを使用
し、また、固定ナツト７に蝶ナツトを使用する。
ついて、第２図および第３図を参照して述べる。
前記左右のローラブラケツト１７，１７の後面に
は、リテーナ１が前記上下のガイドローラ１９，
１９間に位置するように架設されている、このリ
テーナ１の中央部には固定部２が前記フツク１６
の下部内周縁にほぼ沿うように上方へ打ち出し形
成されている。この固定部２の中央には透孔３が
貫設されている。円形板状のロツクプレート４
は、その中央部が前記フツク１６の上部内周縁に
ほぼ沿うように下方へ打ち出し形成されていると
ともに、その中央部に透孔５を有している。この
ロツクプレート４は前記リテーナ１に対し固定ボ
ルト６と固定ナツト７とにより締着される。な
お、本例では固定ボルト６に六角ボルトを使用
し、また、固定ナツト７に蝶ナツトを使用する。
上記のフツク係止装置によるウインチ１０のフ
ツク１６の係止手順を述べる。リテーナ１の固定
部２上にフツク１６を載せ、このフツク１６上に
ロツクプレート４を置いたのち、リテーナ１およ
びロツクプレート４の透孔３，５に固定ボルト６
を挿通し、この固定ボルト６に固定ナツト７を螺
合して緊締する。さすれば、フツク１６はリテー
ナ１とロツクプレート４との間に確実に挾持され
ることになる（第２図参照）。この状態より、上
記の逆順をすれば、フツク１６をフツク係止装置
から取り外すことができる。
ツク１６の係止手順を述べる。リテーナ１の固定
部２上にフツク１６を載せ、このフツク１６上に
ロツクプレート４を置いたのち、リテーナ１およ
びロツクプレート４の透孔３，５に固定ボルト６
を挿通し、この固定ボルト６に固定ナツト７を螺
合して緊締する。さすれば、フツク１６はリテー
ナ１とロツクプレート４との間に確実に挾持され
ることになる（第２図参照）。この状態より、上
記の逆順をすれば、フツク１６をフツク係止装置
から取り外すことができる。
上記したフツク係止装置は、フツク１６の引き
出しおよび引き込みの軌跡上に設けてあるので、
使用上便利であるばかりでなく、フツク１６の保
持した状態も整然とした外観を呈する。
出しおよび引き込みの軌跡上に設けてあるので、
使用上便利であるばかりでなく、フツク１６の保
持した状態も整然とした外観を呈する。
また、リテーナ１とロツクプレート４とを固定
ボルト６と固定ナツト７とで連結した状態にして
おいて、そのリテーナ１とロツクプレート４との
間にフツク１６を介入させて、固定ナツト７を固
定ボルト６に緊締すれば、より簡単にフツク１６
の係止を行うことができる。
ボルト６と固定ナツト７とで連結した状態にして
おいて、そのリテーナ１とロツクプレート４との
間にフツク１６を介入させて、固定ナツト７を固
定ボルト６に緊締すれば、より簡単にフツク１６
の係止を行うことができる。
なお、固定ボルト６は予じめリテーナ１に固定
するとよい。また、リテーナ１側に固定ナツト７
を設ける一方、ロツクプレート４側に固定ボルト
６を設けても何んら差し支えない。
するとよい。また、リテーナ１側に固定ナツト７
を設ける一方、ロツクプレート４側に固定ボルト
６を設けても何んら差し支えない。
すなわち、この考案は自動車のボデイの一部に
設けたリテーナにロツクプレートを固定ボルトと
固定ナツトとにより締着し、このリテーナとロツ
クプレートとの間にウインチのフツクを挾持する
ものであるから、フツクを簡単に脱着することが
でき、かつフツクを確実に挾持し得る。
設けたリテーナにロツクプレートを固定ボルトと
固定ナツトとにより締着し、このリテーナとロツ
クプレートとの間にウインチのフツクを挾持する
ものであるから、フツクを簡単に脱着することが
でき、かつフツクを確実に挾持し得る。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図は自動車の前部を略示した斜視図、第２図はフ
ツク係止装置の断面拡大図、第３図はフツク係止
装置の分解斜視図である。 １……リテーナ、４……ロツクプレート、６…
…固定ボルト、７……固定ナツト、１０……ウイ
ンチ、１１……ボデイ、１７……ローラブラケツ
ト（ボデイの一部）、１５……牽引ワイヤ、１６
……フツク。
図は自動車の前部を略示した斜視図、第２図はフ
ツク係止装置の断面拡大図、第３図はフツク係止
装置の分解斜視図である。 １……リテーナ、４……ロツクプレート、６…
…固定ボルト、７……固定ナツト、１０……ウイ
ンチ、１１……ボデイ、１７……ローラブラケツ
ト（ボデイの一部）、１５……牽引ワイヤ、１６
……フツク。
Claims (1)
- ウインチを塔載したボデイの一部にリテーナを
取り付け、このリテーナ上に前記ウインチのフツ
クを挾持し得るように、ロツクプレートを前記リ
テーナに固定ボルトと固定ナツトとにより締着し
たことを特徴とする車載用ウインチのためのフツ
ク係止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17801180U JPS6137592Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17801180U JPS6137592Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5798958U JPS5798958U (ja) | 1982-06-17 |
| JPS6137592Y2 true JPS6137592Y2 (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=29972412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17801180U Expired JPS6137592Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137592Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5980698B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2016-08-31 | 住友建機株式会社 | 吊りフックのロック機構 |
-
1980
- 1980-12-10 JP JP17801180U patent/JPS6137592Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5798958U (ja) | 1982-06-17 |
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