JPS6132940Y2 - - Google Patents

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JPS6132940Y2
JPS6132940Y2 JP11219582U JP11219582U JPS6132940Y2 JP S6132940 Y2 JPS6132940 Y2 JP S6132940Y2 JP 11219582 U JP11219582 U JP 11219582U JP 11219582 U JP11219582 U JP 11219582U JP S6132940 Y2 JPS6132940 Y2 JP S6132940Y2
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JP
Japan
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drum
filament
fixed
link chain
holder
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JP11219582U
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JPS5918757U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はドラムに巻き付けられた線条体の端
部を止める金具に関するものである。
従来ドラムに巻き付けられた線条体の端部は、
ドラムの架台に載つている際は架台フレームやド
ラムの鍔に取り付けられた把持金具に把持せしめ
ている場合があるがこの状態では車からドラムを
降して転がすことが出来ない。一方線条体を巻き
付けたドラムは、数人の作業員でなければ持ち運
べない程に重く、従つて転がす場合が非常に多
い。
そこで従来はドラムの鍔の孔に線条体の端部を
差し込んだり、線条体の端部をステツプルで鍔に
止めたりしていた。しかしこの状態では車から降
ろすときに衝激を与えたり、地上を転がしたりす
るときにはドラムに巻かれた線条体には鋼より線
など剛性の強いものが多く、線条体の先端がドラ
ムの孔から抜けたり、ステツプルが外れたりする
危険があつた。またドラムのはしまでいつぱいに
鋼より線等の線条体を巻き付けてあるため、線条
体先端の把持具や止め具が大きいものはドラムの
鍔内側に取り付けられないものであつた。そこで
極めて小型かつドラムを車から落したり、転がし
ても外れたりしない堅固な止め具が要求されてい
る。
この考案はこれらの点に鑑みて考案されたもの
で、上述のステツプル等の代わりとなるような極
めて簡単かつ低コストで製造し得る止め金具を提
供し、ドラムに巻かれた線条体がたとえ剛性の強
いものであつても端部を止めて容易に外れること
のないようにし、さらにドラムの移送時に、ドラ
ムを落したり、転がしても外れることなく、線条
体を繰り出す際も邪魔にならず、取扱いが極めて
簡単であり、鋼より線を切断するときにも利用で
きるものである。
即ち従来ドラムに巻かれた鋼より線をドラムか
ら引き出し、適宜の箇所を切断する場合、鋼より
線自体が持つ剛性により、はね返りによる免走現
象が見られ、これを防ぐため切断に際しては切断
箇所の両側を予め手で押えたり、足で押えたりし
なければならず、二三人の作業員を要していた。
しかし切断時に電線の押えが充分でなかつたりし
て切断の際の免走現象により作業員又は周囲の一
般人が負傷するおそれがあり、相当の危険があつ
た。
これをこの考案を利用して、切断する鋼より線
の切断部両側を止め、絶対にはね返つたり免走現
象を起さないようにできるものである。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
周側の中央に透孔1を穿つた円柱状のホルダ2
の一端面より上記透孔1に向つて穿つた螺孔に押
圧用ボルト3を螺入して線条体締着体を設け、ホ
ルダ2の他端面から突出したボルト部4およびナ
ツト5で板体6の一側を貫通固着し、この板体6
の他側を貫通せしめたボルト7およびナツト8で
リンクチエン9の一端を固着し、リンクチエン9
の他端にナスカン状のフツク10を取り付けた連
結体を設け、屈折した板体11の一側の透孔12
に上記フツク10を着脱自在に掛け止め、他側に
も透孔13を穿つた被係止体を設けて成る止め金
具である。
この考案は以上の構成であり、この考案を使用
してドラム14に巻き付けた線条体15の先端を
止めるには、ドラム14の胴と鍔とを固定するた
めの通常鍔16の外側面に突出したボルト17に
被係止体たる板体11の透孔13を嵌め込み、ナ
ツト18で止め、この板体11の一方の透孔12
に連結体であるリンクチエン9の一端のフツク1
0を掛け、このリンクチエン9の他端に板体6で
連結した線条体締着体のホルダ2の透孔1に線条
体15の先端を挿入し、押圧用ボルト3で締め付
け、ホルダ2に線条体15の先端を固定する。こ
の際第3図に示す如くドラム14に巻き付けた線
条体15を締め込む方向にこの考案の連結体たる
リンクチエン9を引つ張り乍ら鍔16外周縁を越
えてその端部を鍔16外面の略同方向に位置する
板体11にフツク10を介して止める。これによ
り線条体15端は鍔16外方へ浮き上がらずにこ
の考案を介してドラム14に強固に固定される。
なお連結体たるリンクチエン9が鍔16外周縁
を越える箇所の鍔16外周縁に予め木製の鍔の場
合ノコギリ等でV字状に溝を入れておくと、上述
の如くこの考案により線条体15端を固定する際
リンクチエン9を溝内に入れ、この連結体たるリ
ンクチエン9を固定し、より線条体15端の固定
が安定する。しかもリンクチエン9が鍔16外周
縁から突出せず、スムーズに転がすことができる
とともに、連結体の魔耗を防ぐことができる。
またこの考案のフツク10とホルダ2との間を
連結するリンクチエン9等の連結体は鍔16外周
縁を越えて掛け止められてる場合でもドラム14
を転がしたり、車から落したりする際の衝激に耐
え得る強度を有するものを使用している。従つて
この考案を使用すればドラム14に巻かれた線条
体15の先端は確実にドラム14のボルト17に
係止され、ドラム14を車から降ろしたり、地上
を転がしたりしても線条体15先端が外れたり、
はね返つたりするおそれがないものである。
さらに第4図に示す如くこの考案の止め金具の
ホルダ2の一側に沿つてフツクを設け、このフツ
クに二つの連結体夫々の一側を係止し、これらの
連結体端を夫々ドラム4両側の鍔16外面のボル
ト17に係止した被係止体たる板体11に掛け止
めることにより、ホルダ2がドラム14の略中央
に位置して固定され、上記実施例のものよりより
安定して固定することができる。これは鍔16が
古くなつている場合等には特に適している。
またドラム14に巻かれた線条体15の先端が
この考案のホルダ2に止められている線条体15
を繰り出すには、ホルダ2の押圧用ボルト3をゆ
るめ、フツク10を板体11から外す。この状態
で第5図に示す如く線条体15先端を繰り出す
と、この考案の線条体締着部と連結部とは自重で
ドラム14そばに残り、線条体15のみが繰り出
されていく。そして繰り出した線条体15端を切
断し、ドラム14に巻き残つた線条体15端を再
び止める際には上述と同様に連結体たるリンクチ
エン9端のフツク10をドラム14の鍔16外側
のボルト17に固定した板体11に掛け止め、ホ
ルダ2の透孔1内に線条体15端を挿入して押圧
用ボルト3を締め付ければよい。この様にしてい
つたん新しいドラム14にこの考案を装着すれ
ば、ドラム14に巻き付けた線条体15がなくな
るまでこの考案を使用できる。そしてさらに線条
体15がなくなれば、別のドラム14にこの考案
を取り付けることができ、従つて汎用性があり、
それ故低コストのものとなる。
更にドラム14から繰り出した線条体15を切
断するときは、第6図に示す線把持金具20を用
いる。この線把持金具20はボルト21で連結し
た相対向する板体22および23の一側に押圧ダ
イス24および受ダイス25を夫々固着し、他側
には板体22に固着し、板体23の透孔を貫通す
るガイドシヤフト26を設け板体22と23との
間のガイドシヤフト26外周にコイルバネ27を
巻き付け、上記板体22外方に突出した上記ボル
ト21端に締付ナツト28を螺着し、一方の板体
23を貫通するボルト29及びナツト30とでリ
ンクチエン31の一端を固定し、このリンクチエ
ン31の他端にはフツク32を設けたものであ
る。そして第7図に示す如く切断する線条体15
の切断箇所の一側にはリンクチエン9の一端をド
ラム14の板体11に固着したこの考案のホルダ
2をもつてきて押圧用ボルト3を締め付けて固定
し、リンクチエン9のリンク一箇所に線把持金具
20のリンクチエン31端のフツク32を掛け止
め、線条体15の切断箇所の他側を線把持金具2
0の板体22,23の押圧ダイス24及び受ダイ
ス25で挾み、コイルバネ27の力に抗して締付
ナツト28を締め付け、押圧ダイス24と受ダイ
ス25とで線条体15を挾持せしめておき、この
考案のホルダ2と線把持金具20との間の線条体
15を切断するものである。
この様にすれば線条体15が剛性を有する鋼よ
り線等であつても、線条体15の切断端両側はこ
の考案と線把持金具20とで夫々押えられている
ので切断された各線条体15端部にはね返つた
り、免走したりするおそれがない。従つて一人の
作業員でもつて極めて簡単かつ安全に切断できる
ものである。
以上の如くこの考案は線条体を挾持自在な線条
体締着体に一端を連結した可撓性のありかつ強度
の高い連結体の他端を、ドラムの鍔の外側面に突
出したボルトにナツトを介して固定した被係止体
に、着脱自在に連結したもので、線条体がたとえ
剛性の強いものであつても端部を強固に止め、ド
ラムを落したり、転がしたりする際の衝激に対し
てもむやみに外れることがなく、しかも小型とな
り場所をとらず、線条体繰り出しの際も邪魔にな
らず、取扱いの容易なものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はこの
考案の一部断面正面図、第2図はこの考案の使用
状態を示す正面図、第3図は同側面図、第4図は
この考案の他の実施例における使用状態を示す正
面図、第5図はこの考案を装着したままドラムか
ら線条体を繰り出す状態を示す側面図、第6図は
この考案と組み合わせて使用する線把持金具の一
部断面正面図、第7図はこの考案と線把持金具と
の使用状態を示す正面図である。 なお図中1は透孔、2はホルダ、3は押圧用ボ
ルト、6は板体、9はリンクチエン、10はフツ
ク、11は板体、12,13は透孔、14はドラ
ム、15は線条体、16は鍔、17はボルト、1
8はナツト、20は線把持金具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラムの鍔外面に突出したボルト端にナツトを
    介して被係止体を固定し、ドラムに巻き付けた線
    条体端を挾持自在な線条体締着体を設け、この線
    条体締着体に一端を連結した可撓性のある強度の
    高い連結体の他端を上記被係止体に着脱可能に連
    結したことを特徴とするドラムに巻き付けた線条
    体の止め金具。
JP11219582U 1982-07-26 1982-07-26 ドラムに巻き付けた線条体の止め金具 Granted JPS5918757U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219582U JPS5918757U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 ドラムに巻き付けた線条体の止め金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219582U JPS5918757U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 ドラムに巻き付けた線条体の止め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5918757U JPS5918757U (ja) 1984-02-04
JPS6132940Y2 true JPS6132940Y2 (ja) 1986-09-25

Family

ID=30260185

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11219582U Granted JPS5918757U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 ドラムに巻き付けた線条体の止め金具

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JPS5918757U (ja) 1984-02-04

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