JP2736735B2 - 新燃料搬入検査作業方法 - Google Patents

新燃料搬入検査作業方法

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JP2736735B2
JP2736735B2 JP6087753A JP8775394A JP2736735B2 JP 2736735 B2 JP2736735 B2 JP 2736735B2 JP 6087753 A JP6087753 A JP 6087753A JP 8775394 A JP8775394 A JP 8775394A JP 2736735 B2 JP2736735 B2 JP 2736735B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば沸騰水型原子力
発電所に搬入された新燃料の原子炉に装荷する前に行わ
れる輸送時の損傷の有無を確認するための外観,寸法等
の検査である所謂「新燃料搬入検査作業方法」の工夫に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は搬送状態の新燃料を内部に収容す
る搬送容器の搬入作業を説明する説明図である。沸騰水
型原子力発電所に搬入される新燃料は、輸送容器(1) に
収納されて原子炉発電所まで輸送される。この輸送容器
(1) は、チャンネルボックスを被覆していない新燃料を
2体密閉収納する燃料容器(5) と、この燃料容器(5) を
梱包して保護する保護容器(4) とからなる。
【0003】図5に示す通り、輸送容器(1) を積んだ輸
送車(2) が原子力発電所に到着後、クレーン車(3) によ
って発電所構内の指定された場所に降ろされる。そこで
保護容器(4) を開梱され、内部の燃料容器(5) が取出さ
れて専用トラック(6) に載せられて、原子炉建屋(7) の
大物搬入口(8) より搬入される。
【0004】原子炉建屋内に搬入後、燃料容器(5) は4
個積みの燃料容器吊上用治具(9) と原子炉建屋内の天井
クレーン(10)とで吊下げられ、最上階の指定された仮置
き場所(11)に仮置きされる。即ち、燃料容器(5) は、平
行に渡された一対の枕木(12)に直交するように並べら
れ、その上に更に一対の枕木(12)を平行に渡し、更に燃
料容器(5) を載せるように仮置きされる。
【0005】図6は燃料容器の開梱の手順を示す説明図
であり、a図〜d図は個々の手順を示す説明図である。
図7は新燃料の保管作業を示す説明図であり、e図〜g
図は個々の手順を示す説明図である。
【0006】図6のa図に示す通り、仮置き場所(11)に
仮置きされた燃料容器(5) は天井クレーン(10)のフック
(13)で横倒状態で吊下げられて燃料容器開梱場所(14)ま
で移送される。次に、燃料容器(5) の上蓋(15)と頭蓋(1
6)とを天井クレーン(10)を用いて取外して開梱が行われ
る。即ち、燃料容器(5) の頭蓋(16)をずらして外し、更
に上蓋(15)の両側面にフック(13)を介して天井クレーン
(10)と繋げ、天井クレーン(10)を引上げて取外す。
【0007】次に、図6のb図に示されるように、開梱
された燃料容器(5) は、該容器(5)の両側部に設けられ
た2つの吊環に竪吊り治具(17)を取付け、天井クレーン
(10)を引上げて竪吊りして、図6のc図に示す通り、コ
ンテナスタンド(18)に燃料容器(5) を立て掛けた状態で
取付ける。燃料容器(5) 取付け後、新燃料(0) を吊下
げ、燃料容器(5) より取出して、d図に示されるように
新燃料(0) の上部の把手(20)をフック(13)を介して吊下
げながら検査台(19)に取付ける。
【0008】この検査台(19)に取付けた後、新燃料(0)
の取出し、新燃料(0) の検査の順で作業が行なわれる。
検査台(19)に取付けられた新燃料(0) は外観,寸法検査
等の検査が行わる。
【0009】検査終了後、検査台に取り付けられている
手巻きウィンチ(図示せず)によって、図7のe図に示
したように、チャンネルボックス(21)が装着される。更
に、f図に示すように、チャンネルボックス付き新燃料
(0a)を天井クレーン(10)で吊下げて移送し、g図に示す
ように、使用済燃料貯蔵プール(22)の燃料収納機(23)に
取付け、プール(22)に保管する。尚、チャンネルボック
ス付き新燃料(0a)を使用済燃料貯蔵プール(22)内に保管
しない場合は、新燃料貯蔵ラック(図示せず)に収納す
る。
【0010】最後に空の燃料容器(5) を天井クレーン(1
0)で吊下げ、蓋を付けて、もとの仮置き場(11)の指定場
所へ置く。
【0011】以上の作業を新燃料搬入検査作業と称す
る。図8はこの従来の新燃料搬入検査作業のタイムスケ
ジュールを示す説明図である。図において、各工程の黒
塗四角は天井クレーンの動作を示し、斜線四角は、燃料
検査台に取り付けられている手巻きウィンチの動作を示
す。また、各々の四角の幅はその作業に係る時間(分)
を示す。
【0012】図に示す通り、天井クレーン(10)は休みな
く、(a) 燃料容器移動、(b) 燃料容器開梱、(c) 燃料容
器竪吊り移動、(d) 燃料容器スタンド取付、(e) 新燃料
移動、(f) 新燃料検査、(g) チャンネルボックス装着、
(h) チャンネルボックス(C/B) 付き新燃料移動、(i) 空
燃料容器竪吊り移動、(j) 空燃料蓋取付移動の工程をほ
ぼ連続運転している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、クレー
ン運転者は緊張の連続でかなりの疲労となる。万一誤操
作等によりトラブルが生じると社会的影響が大きい。一
方、最近では原子炉建屋内での他の点検作業等も増加
し、新燃料搬入検査作業に要する工期も充分確保できず
短縮化傾向にある。一方、放射線取扱い作業に従事する
作業員の作業時間は1日最大10時間の規制がある。
【0014】このような制約の中で1日当たりの新燃料
検査数量を増加させるためには、天井クレーン(10)のス
ピードをアップさせるものも一案ではあるが、先に述べ
た通り、安全作業確保の観点から好ましいことではな
い。各原子力発電所の仕様が異なるため、1日当たりの
新燃料検査数量は一定ではないが、現状では16体/日
から24体/日程度である。
【0015】この間、天井クレーン(10)は休みなく連続
運転となり、クレーン運転者は緊張の連続でかなりの疲
労となる。何故なら、万一誤操作等によりトラブルが生
じた場合には社会的影響が大きいためである。また、最
近では原子炉建屋内での他の点検作業等も増加し、新燃
料搬入検査作業に要する工期も充分に取れず、短縮化傾
向にある。
【0016】本発明は、このような状況下で、新燃料搬
入検査作業の安全作業を確保し、尚且作業の効率化を達
成するための新燃料搬入検査作業方法を得ることを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本請求項1に記載の発明
に係る新燃料搬入検査作業方法では、原子炉建屋内の仮
置き場所に積まれた新燃料入り燃料容器を同じく原子炉
建屋内の検査場所まで搬送し、前記燃料容器から内部の
新燃料を取出して検査台に立設状態で装着し、前記新燃
料の検査を行うと共に該新燃料にチャンネルボックスを
装着する新燃料搬入検査作業方法において、前記仮置き
場所に積まれた燃料容器の前記検査場所までの搬送を、
前記新燃料入り燃料容器を吊持する門型クレーン付きの
台車で行い、前記検査場所で取出した新燃料を別の台車
に移し替え、前記検査台への前記新燃料の立設装着を前
記別の台車ごと行うものである。
【0018】
【作用】本発明においては、仮置き場所に積まれた燃料
容器の前記検査場所までの搬送を、前記新燃料入り燃料
容器を吊持する門型クレーン付きの台車で行い、前記検
査場所で取出した新燃料を別の台車に移し替え、前記検
査台への前記新燃料の立設装着を前記別の台車ごと行う
ものであるため、原子炉建屋内に設置された天井クレー
ンは、少なくとも検査場所までの搬送と、検査台への新
燃料の立設を行う必要がなくなり、クレーン運転者の運
転への負担が軽くなる。従って、安全作業を確保し、尚
且作業の効率化を達成することができる。
【0019】ところで、仮置き場所と検査場所とは一般
に互いに離れた所にあるものではなく、同じ階上にあ
る。そこで、従来の天井クレーンで燃料容器を搬送する
のではなく、仮置き場所に積まれた燃料容器の検査場所
までの搬送を行う門型クレーン付きの台車で、燃料容器
を持ち上げ、持ち上げた燃料容器を搬送させるようにす
るものである。
【0020】即ち、具体的には、燃料容器を横倒状態で
上方に牽引する牽引手段と、該牽引手段と上方に牽引さ
れた燃料容器とを横方向に移送する台車とを備えた門型
クレーン付きの台車で行う。この門型クレーン付きの台
車は、構成が簡単であり、作業具が安価に作成でき、操
作も単純である。
【0021】尚、牽引手段の駆動源としては、作業員が
ウインチを巻き上げるような人力によるものでも良い
し、電動モータ等の機械力を用いたものでも良い。更
に、台車の移送も作業員が人力によっておすものでも良
いし、別の電動モータ等の機械力で移送させる構成とし
ても良い。尚、機械力を用いる場合には、操作盤を作業
具に付属させてもよいし、遠隔操作ができるようにして
もよい。
【0022】また、検査場所で取出した新燃料を別の台
車に移し替え、前記検査台への前記新燃料の立設装着を
前記別の台車ごと行うものとしては、具体的には、燃料
容器を横倒状態で支持する台車と、前記燃料容器を支持
した台車を立設状態で保持する立設台と、前記立設台上
に設置された前記台車の一端を上方に牽引する牽引手段
と、前記立設台の側面に設けられた前記台車の一方の車
輪を載せる軌条とを備え、台車の一端を牽引させて、一
方の車輪を軌条に載せて、軌条を外れることなく持ち上
げて、台車ごと立設させるものがある。
【0023】この検査場所で取出した新燃料を別の台車
に移し替え、前記検査台への前記新燃料の立設装着を前
記別の台車ごと行うものは、構成が簡単であり、作業具
が安価に作成でき、操作も単純である。
【0024】尚、同様に、牽引手段の駆動源としては、
作業員がウインチを巻き上げるような人力によるもので
も良いし、電動モータ等の機械力を用いたものでも良
い。機械力を用いる場合には、操作盤を作業具に付属さ
せてもよいし、遠隔操作ができるようにしてもよい。
【0025】
【実施例】図1は本発明の新燃料搬入検査作業のタイム
スケジュールを示す説明図である。図2は本発明の方法
で用いる作業具の一実施例の構成を示す説明図である。
図3は図2の作業具の使用を示す説明図である。図4は
本発明の方法で用いる別の作業具の一実施例の構成を示
す説明図であり、a図は上面図,b図は平面図,c図は
側面図である。尚、図において、従来例と同一の符号は
同一又は相当部分を示す。
【0026】図1において、各工程の白抜四角は本発明
の方法で用いる作業具の動作を示し、黒塗四角は天井ク
レーンの動作を示し、斜線四角は、燃料検査台に取り付
けられている手巻きウィンチの動作を示す。また、各々
の四角の幅はその作業に係る時間(分)を示す。
【0027】図1に示す通り、本発明では、仮置き場所
(11)に積まれた燃料容器(5) を検査場所まで搬送する工
程と、新燃料をコンテナスタンド(立設台)に立設する
工程とを専用の作業具で行うものである。
【0028】即ち、天井クレーン(10)は、この2つの工
程には関与せず、コンテナスタンド(18)に燃料容器(5)
と共に立設された新燃料(0) を竪吊りして検査台(19)に
移動する工程と、外観,寸法検査等が行なわれ、装着さ
れたチャンネルボックス付き新燃料(0a)を移送して使用
済燃料貯蔵プール(22)の燃料収納機(23)に取付け、プー
ル(22)に保管するか、新燃料貯蔵ラックに収納する工程
とを行う。
【0029】従って、クレーン運転者の運転への負担が
軽くなり、安全作業を確保し、尚且作業の効率化を達成
することができる。
【0030】仮置き場所(11)に積まれた燃料容器(5) の
吊下げ、移動、開梱及びコンテナスタンド(18)までの移
動の作業には、図2に示した搬送作業具(30)で行う。こ
の搬送作業具(30)は、回転方向が自在に変わる車輪(31)
が装着された4本の支柱(32)を互いに桁(33)で組んだ門
型様の外観を有している。長手方向の長さ及び幅は燃料
容器の長さ及び幅よりも大きな外観を有している。尚、
長手方向の長さ又は幅の一方が燃料容器よりも大きけれ
ば使用可能であるが、双方が大きい方が持ち上げた時に
安定がある。
【0031】搬送作業具(30)の中心位置には、滑車(34)
が取りつけてあり、この滑車(34)には支柱(32)の一本に
燃料容器(5) を吊下げるウィンチ(35)からワイヤ(36)が
延びている。このウィンチ(35)を巻上げることにより、
燃料容器(5) の側面の4か所の吊環にフックを引っ掛
け、横倒状態で吊り上げる。
【0032】作業員は、前述の図5で示す燃料容器仮置
き場(11)まで手押しにより搬送作業具(30)を移動させ、
ウィンチ(13)を巻上げて燃料容器(5) を吊り上げ、同じ
く手押しにより、燃料容器(5) を吊り上げた搬送作業具
(30)を押して、コンテナスタンド(18)の近傍の検査場所
まで移動させる。この搬送作業具における移動作業は従
来の天井クレーンで行うものと比べて、燃料容器(5) の
近くで操作を行うことができるため、操作時間が約半分
に短縮できる。
【0033】更に、図3に示すように、コンテナスタン
ド(18)まで、移動させたなら、燃料容器(5) を台車(41)
に載せ、燃料容器(5) の上蓋(15)及び頭蓋(16)を取外し
て燃料容器(5) を開梱する。次に、開梱された燃料容器
(5) は立設させるため、図4に示す竪吊り治具(17)を台
車(41)の一端側の側面に設けられた2つの吊環(34)に取
付ける。
【0034】図4に示す通り、コンテナスタンド(18)に
は、従来天井クレーン(10)で燃料容器(5) を竪吊りして
いたものを、天井クレーン(10)を使わずに、燃料容器
(5) を竪吊りし、コンテナスタンド(18)に立て掛ける機
能を備える。
【0035】即ち、搬送作業具(30)で移動してきた燃料
容器(5) をコンテナスタンド(18)の手前で台車(41)に載
せて固定する。次にコンテナスタンド(18)の上段に取付
けたジブクレーン(42)で巻上げ、台車(41)の車輪(43)を
コンテナスタンド(18)のレール(軌条)(44)に沿って燃
料容器(5) を立て起す。
【0036】立て起し後、コンテナスタンド(18)に燃料
容器(5) を固定し、竪吊り治具(17)を外す。以降は、天
井クレーン(10)で新燃料(0) を吊り上げ、前述の図6に
示した検査台(19)に取付ける。
【0037】以上のように、仮置き場所に積まれた燃料
容器を検査場所まで搬送する工程と、新燃料をコンテナ
スタンド(立設台)に立設する工程とを専用の作業具で
行うことにより、燃料容器(5) の移動からコンテナスタ
ンド(18)への取付けまで天井クレーンを施用することな
く作業を進めることができる。
【0038】図1に示す本実施例のタイムスケジュール
と、図8に示す従来のタイムスケジュールとを比較する
と、 (1) 作業効率については、従来法では、新燃料検査数量
はA〜Hまで、8本、本法では新燃料検査数量はA〜N
まで、14本となり、作業効率は75%向上する。 (2) クレーン運転状況 従来法では、クレーン運転時間;180分連続運転 本法では、クレーン運転時間;70分運転 従来比の40%弱となり、大幅に軽減される。
【0039】以上のように、図1のタイムスケジュール
に示す通り、天井クレーンの運転状況は、従来法の図8
と比較しても明らかな通り、大幅に軽減される。同時
に、作業の効率化を図ることができ、大きな効果を得る
ことができる。従来は、クレーンの運転に制約され、例
えば、新燃料(0) の移動と燃料容器(5) の同時移動は不
可能であったが、本方法を採用することにより移動作業
が同時進行可能となり、作業の効率化を図ることができ
る。また、クレーン運転者は新燃料(0) 及びチャンネル
ボックス付き新燃料(9) の移動にのみ集中すればよく、
疲労度は大幅に軽減される。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、仮置き場所
に積まれた燃料容器の前記検査場所までの搬送を、前記
新燃料入り燃料容器を吊持する門型クレーン付きの台車
で行い、前記検査場所で取出した新燃料を別の台車に移
し替え、前記検査台への前記新燃料の立設装着を前記別
の台車ごと行うものであるため、原子炉建屋内に設置さ
れた天井クレーンは、少なくとも検査場所までの搬送
と、検査台への新燃料の立設を行う必要がなくなり、ク
レーン運転者の運転への負担が軽くなる。従って、安全
作業を確保し、尚且作業の効率化の達成が可能であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の新燃料搬入検査作業のタイムスケジュ
ールを示す説明図である。
【図2】本発明の方法で用いる作業具の一実施例の構成
を示す説明図である。
【図3】図2の作業具の使用を示す説明図である。
【図4】本発明の方法で用いる別の作業具の一実施例の
構成を示す説明図であり、a図は上面図,b図は平面
図,c図は側面図である。
【図5】搬送状態の新燃料を内部に収容する搬送容器の
搬入作業を説明する説明図である。
【図6】燃料容器の開梱の手順を示す説明図である。
【図7】新燃料の保管作業を示す説明図である。
【図8】従来の新燃料搬入検査作業のタイムスケジュー
ルを示す説明図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉建屋内の仮置き場所に積まれた新
    燃料入り燃料容器を同じく原子炉建屋内の検査場所まで
    搬送し、前記燃料容器から内部の新燃料を取出して検査
    台に立設状態で装着し、前記新燃料の検査を行うと共に
    該新燃料にチャンネルボックスを装着する新燃料搬入検
    査作業方法において、 前記仮置き場所に積まれた燃料容器の前記検査場所まで
    の搬送を、前記新燃料入り燃料容器を吊持する門型クレ
    ーン付きの台車で行い、 前記検査場所で取出した新燃料を別の台車に移し替え、
    前記検査台への前記新燃料の立設装着を前記別の台車ご
    と行うことを特徴とする新燃料搬入検査作業方法。
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JP2017211188A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 三菱重工業株式会社 キャスク用施設、キャスクのハンドリング方法

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