JP3184640U - 育苗箱持ち上げ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウス内の地面に敷設された育苗箱を、腰や膝を曲げることなく軽力で持ち上げ、軽トラック等の搬送手段に積載するまでの一連の作業を1人で効率よく行うことができるようにするための育苗箱持ち上げ具を提供する。
【解決手段】一端部が把手部1となった長尺の棒体の他端部に育苗箱を引掛ける引掛け爪部3を設け、引掛け爪部3を育苗箱の縁部に係合させた後、把手部1を斜め上方向に持ち上げることによって、作業者がしゃがむことなく、苗箱を片手で持ち上げることが可能となるよう構成した。また吊下げ部を設け、ハウス縦方向上部に張ったひもから垂らしたもう1本のひもと連結することにより、把手部1を手放した後も育苗箱持ち上げ具12は倒れずに、自立するよう構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、ハウス内に敷設されてある育苗箱を運搬する際に、作業者がしゃがんだり腰を屈めたりしないで育苗箱を持ち上げ、その育苗箱を両手で持って軽トラック等の搬送手段に積載するまでの一連の作業を、1人で行うことが出来るようにするための育苗箱持ち上げ具に関するものである。
従来、ハウス内の地面に敷設されている育苗箱を軽トラック等の搬送手段に積載ためするには、まず作業者が一旦しゃがんで、両手で育苗箱を持って立ち上がるという動作を要した。
特開2000−50737号公報に示される育苗箱運搬用保持具は、育苗箱の側周壁をフック等で上下から挟み、それに連結したハンドル部を両手で持って運搬する運搬用保持具で、実用新案登録第3160619号公報に示される育苗箱持ち上げ具は、両手に1本づつ育苗箱持ち上げ具を持ち、それぞれを育苗箱の縁部に引っ掛けて持ち上げて運搬する育苗箱持ち上げ具である。
この作業者の負担を軽減するために、特開2000−50737号公報や実用新案登録第3160619号公報に示すような育苗箱持ち上げ具が提案されている。
特開2000−50737号公報
実用新案登録第3160619号公報
本考案は、ハウス内の地面に敷設された育苗箱を腰や膝を曲げることなく持ち上げ、軽トラック等の搬送手段に積載することを1人の作業者で効率よく行うことが出来る育苗箱持ち上げ具を提案することを目的とする。
従来、ハウス内の地面に敷設されている育苗箱を軽トラック等の搬送手段に積載するには、作業者が一旦しゃがんで、両手で育苗箱を持って立ち上がるという動作を要した。
この作業者の負担を軽減するために、特開2000−50737号公報や実用新案登録第3160619号公報に示すような育苗箱起き上げげ具が提案されている。
しかし特開2000−50737号公報に示される育苗箱運搬用保持具と実用新案登録第3160619号公報に示される育苗箱持ち上げ具のいずれも、両手で運搬用保持具または持ち上げ具を持っているために、育苗箱を軽トラック等の搬送手段に積載する際には、非常に無理な姿勢になるか、あるいは育苗箱を一旦中継台等に置き、その育苗箱を別の作業者が軽トラック等の搬送手段まで持ち運ぶという作業を要した。この方法では、一旦持ち上げた育苗箱をもう一度置くという効率の悪さと、作業者が2人必要となるなどコスト面の課題があった。
本考案は、これらの問題点を解決するためになされたものである.
本考案は、長尺の棒体2と、この棒体2の一端側の把手部1と、棒体2の他端側の引掛け手段(引掛け基体部5と引掛け爪部3)、さらに棒体2の折曲部4近辺または把手部1に吊下げ手段(吊下げ用リング6と吊下げ用フック7)とを有して構成している。
把手部1は棒体2に対しておよそ直角に曲げて構成されており、引掛け爪部3を育苗箱縁部11に引っ掛けた後、育苗箱持ち上げ具12を斜め上方向に持ち上げようとする際に、より力が出しやすいように構成されていることを特徴とする。
引掛け手段は引掛け基体部5と引掛け爪部3とを有して構成されており、引掛け基体部5には2個の引掛け爪部3がボルト等で固着されており、2個の引掛け爪部3の間の引掛け基体部5は半円形にえぐれている。これは育苗箱縁部11の真中のリブを避けるためである。また引掛け爪部3はL字状に曲折している。引掛け手段は以上の構成を特徴とする。
棒体2は引掛け基体部5と溶接等で固着しているが、図4に示すように引掛け基体部5の面に対して、垂直ではなく、80度程度に傾いて構成したことを特徴とする。これは作業のやりやすさを考慮したものである。
吊下げ手段として吊下げ部リング6,吊下げ部フック7を設け、図6に示すようにハウス内上部縦方向ひも9から、このひもに沿って移動可能な吊下げ用ひも8を垂らし、このひもに吊下げ部フック7を結わえ、該吊下げ部フック7を吊下げ部リング6に引っ掛けることにより、苗箱を両手で持つために把手部1を手放した際にも、育苗箱持ち上げ具12は倒れることなく、自立するよう構成したことを特徴とする。
また同じく図6に示すようにハウス内上部縦方向ひも9、10は、それぞれ育苗箱3〜4列ごとに1本張ってあり、それぞれから垂れている吊下げ用ひも8、13のいずれにも吊下げ用フックを結わえておくことを特徴とする。これは運搬しようとする苗箱の場所を変更しようとする際に、例えば吊下げ用ひも8に結わえられた吊下げ用フック7から吊り下げ用リング6をはずし、吊下げ用ひも13に結わえられた吊下げ用フック7に吊下げリング6を取り付ければ、育苗箱持ち上げ具12の設置が簡単に出来ることを目的としている。
以上のように本考案によれば、引掛け爪部を苗箱縁部に係合させた後、把手部を斜め上方向に引き上げることによって、作業者は腰を屈めたり、しゃがんだりすることなく軽い力で育苗箱の一方を持ち上げることが出来る。
また吊下げ手段(吊下げ用リングと吊下げ用フック)を有する構成となっているので、たとえ把手部を手放しても育苗箱持ち上げ具は倒れることがない。従って作業者は育苗箱を両手で持って軽トラック等の搬送手段に積載することが出来る。このように作業者の肉体的負担を軽減し、かつ一連の作業を効率よく1人で行うことを可能とした構成となっている。
さらに図6で示すように、ハウス縦方向上部のひもは育苗箱の列3〜4列に1本の割合で張り、そこからもう1本別のひもを垂らし、そのひもそれぞれに吊下げ用フックを結わえておくことで、運搬しようとする育苗箱を別の3〜4列に移行する際にも、吊下げ用リングから現在の吊下げ用フックを取り外し、移行する場所のフックに取り付けることで、容易に育苗箱持ち上げ具をセットすることが出来るように構成されており、作業時間の短縮が可能となる。
本実施例を示す外観斜視図である。 本実施例の把手部と吊下げ部の拡大斜視図である。 本実施例の爪部を育苗箱縁部に引掛けた状態を示す説明断面図である。 本実施例の使用状態を示す説明図である。 本実施例の使用状態を示す説明図である。 本実施例の引掛け部の拡大斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1に示すように本考案は、長尺の棒体2と、この棒体2の一端側の把手部1と、棒体2の他端側の引掛け手段(引掛け基体部5と引掛け爪部3)、さらに棒体2の折曲部4近辺または把手部1に吊下げ手段(吊下げ用リングと吊下げ用フック7)とを有して構成している。
図3に示すように把手部1は棒体2に対しておよそ直角に曲げて構成されており、引掛け爪部3を育苗箱縁部11に引っ掛けた後、育苗箱持ち上げ具12を斜め上方向に持ち上げようとする際に、より力が出しやすいように構成されていることを特徴とする。
図2に示すように引掛け手段は引掛け基体部5と引掛け爪部3とを有して構成されており、引掛け基体部5には2個の引掛け爪部3がボルト等で固着されており、2個の引掛け爪部3の間の引掛け基体部5は半円形にえぐれている。これは育苗箱縁部11の真中のリブを避けるためである。また引掛け爪部3はL字状に曲折している。引掛け手段は以上の構成を特徴とする。
棒体2は引掛け基体部5と溶接等で固着しているが、図4に示すように引掛け基体部5の面に対して、垂直ではなく、80度程度に傾いて構成したことを特徴とする。これは作業のやりやすさを考慮したものである。
吊下げ手段として吊下げ部リング6,吊下げ部フック7を設け、図6に示すようにハウス内上部縦方向ひも9から、このひもに沿って移動可能な吊下げ用ひも8を垂らし、このひもに吊下げ部フック7を結わえ、該吊下げ部フック7を吊下げ部リング6に引っ掛けることにより、育苗箱を両手で持つために把手部1を手放した際にも、育苗箱持ち上げ具12は倒れることなく、自立するよう構成したことを特徴とする。
また同じく図6に示すようにハウス内上部縦方向ひも9、10は、それぞれ育苗箱3〜4列ごとに1本張ってあり、それぞれから垂れている吊下げ用ひも8、13のいずれにも吊下げ用フック7を結わえておくことを特徴とする。これは運搬しようとする育苗箱の場所を変更しようとする際に、例えば吊下げ用ひも8に結わえられた吊下げ用フック7から吊り下げ用リング6をはずし、吊下げ用ひも13に結わえられた吊下げ用フック7に吊下げリング6を取り付ければ、育苗箱持ち上げ具12のセットが簡単に出来ることを目的としている。
本考案を実施するときは、図5に示すように作業者は育苗箱の長尺縁側に対して正対して立ち、育苗箱持ち上げ具12を持った手の側と反対側の育苗箱の縁部に引掛け爪部3を引っ掛け、育苗箱を引掛けた側と反対側方向の斜め上方向に把手部1を持ち上げる。次に空いている方の手で持ち上がった育苗箱の縁をつかむ。把手部1を放し、つかんでいる育苗箱を片手で少し持ち上げ、空いているもう一方の手でもう一方の育苗箱縁部をつかむ。そのまま両手で育苗箱を持って軽トラック等の搬送手段に行き、積載する。このとき育苗箱持ち上げ具12は吊下げ用ひも8と連結しているので倒れずに自立している。
また図6に示すように、ハウス縦方向上部にひもが苗箱の列3〜4列に1本の割合で張ってあり、それぞれからもう1本別のひもを垂らし、吊下げ用フック7を結わえあるので、運搬する育苗箱を別の3〜4列に移行する際には、育苗箱持ち上げ具12の現在のフックを取り外し、移行する場所のフックに取り付けることで、容易に育苗箱起き上げ具12のセットが出来、作業時間の短縮が可能となる。
ハウスから育苗箱を搬出する際にしゃがまずに育苗箱を持ち上げることが出来るので、作業者への肉体的負担が大幅に軽減され、また作業には、複数人数を必用とせず、1人で出来るので人件費のコスト削減につながる。さらにハウス縦方向上部に複数のひもを張り、ひもの端部に吊下げ用フックを結わえておくことで、育苗箱持ち上げ具12の設置が容易に出来るので作業時間の短縮につながる。
1 把主部
2 棒体
3 引掛け爪部
4 折曲げ部
5 引掛け基体部
6 吊下げ用リング
7 吊下げ用フック
8 吊下げ用ひも
9 ハウス内上部縦方向ひも
10 ハウス内上部縦方向ひも
11 育苗箱縁部
12 育苗箱持ち上げ具
13 吊下げ用ひも

Claims (4)

  1. 一端部が把手部となった長尺の棒体の他端部に、育苗箱を引掛ける引掛け手段を設け、該引掛け手段は、育苗箱の縁部に引掛け可能な引掛け爪部を持ち、該引掛け爪部を育苗箱の縁部に係合させた後、前記棒体の把手部を育苗箱の引掛けた側と反対側方向の斜め上方向に持ち上げることによって、育苗箱の片側を地表より持ち上げるように構成したことを特徴とする育苗箱持ち上げ具。
  2. 棒体の折曲部近辺または把手部に吊下げ手段を設け、吊下げ手段は、吊下げ用リングと吊下げ用フックとで構成し、ハウス縦方向上部に張ったひもから、該ひもに沿って移動可能な別のひもを垂らし、そのひもと吊下げ用フックを結わえることによって、前記把手部から手を放しても、倒れずに自立しているように構成した育苗箱持ち上げ具。
  3. 棒体は引掛け基体部と溶接等で固着しているが、引掛け基体部の面に対して、垂直ではなく、80度程度に傾いて構成したことを特徴とする育苗箱持ち上げ具。
  4. 把手部は棒体に対しておよそ直角に曲げて構成されており、引掛け爪部を育苗箱縁部に引っ掛けた後、育苗箱持ち上げ具を斜め上方向に持ち上げようとする際に、より力が出しやすいように構成されていることを特徴とする育苗箱持ち上げ具。
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