JPS59118542A - 車輌用前照灯の光軸調整装置 - Google Patents

車輌用前照灯の光軸調整装置

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JPS59118542A
JPS59118542A JP57228151A JP22815182A JPS59118542A JP S59118542 A JPS59118542 A JP S59118542A JP 57228151 A JP57228151 A JP 57228151A JP 22815182 A JP22815182 A JP 22815182A JP S59118542 A JPS59118542 A JP S59118542A
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drive motor
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headlight
detection
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JP57228151A
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Hitoshi Takeda
仁志 武田
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/076Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車輌用前照灯の光軸調整装置に関し、特に前照
灯の光軸を上下方向に動かす駆動モークが光軸調整機構
の故障等によって異常に大きな負荷を継続して受けて焼
損することを確実に防止することができる新規な車輌用
前照灯の光軸調整装置を提供しようとするものである。
背景技術とその問題点 車輌用前照灯の光軸を駆動モーフによって上下方向に動
かすようにした光軸調整装置においては、何らかの原因
で前照灯の傾動が阻止されたりあるいは傾動がスムース
にいかないという比較的中¥微な事故が発生すると、そ
れに伴って駆動モーフが焼損するという比較的大きな事
故が発生し、非常に大きな損害が生じる惧れがあった。
これを一つの光軸調整装置を例にしてより詳細に説明す
ると次の通りである。即ち、車輌用前照灯の光軸調整装
置として、前照灯の光軸の角度を検出する光軸検出部の
出力とノブ等の操作によっであるいは自動的に前照灯の
角度を設定する光軸設定部の出力との差の正負を求め、
その差の正負に応じて駆動モータを正逆回転せしめるこ
とにより常に前照灯の光軸な光軸設定部によって設定し
たとおりの角度になるようにしたものが考えられている
このような光軸調整装置において前照灯の傾動機構の故
障、例えば傾動機構の一部に障害物が挟ヰる、あるいは
傾動機構が凍結する等の故障によって前照灯の光軸があ
る位置からは例えば下方向へ動かないというような状態
が発生した場合に、若1〜光軸設定部によって前照灯の
光軸を上記の位置よりも下方向を向くような設定が為さ
れると次のようなことが起きる。即ち、駆動モータは前
照灯をその光軸が設定された角度になるように下向きに
傾動せしめようとするが、前照灯はその光軸が設定され
た角度になる前に動かなくなり、駆動モータは前照灯か
ら異常に大きな負荷を受けて停止し、駆動モータに異常
に大きな電流が流れる状態となる。そして、このような
状態が長く続くと駆動モータはそれに流れる異常に大き
な電流によって焼損してしまうことになる。
発明の目的 そこで、本発明は、前照灯の光軸を上下方向に動かす駆
動モータが光軸調整機構の故障等によって異常に大きな
負荷を受けて焼損することを確実に防止することができ
る新規な車輌用前照灯の光軸調整装置を提供しようとす
るものである。
発明の構成 上記目的を達成するための本発明の構成は、前照灯の光
軸の角度に応じた大きさの電気的信号を出力する光軸検
出部と、前照灯の光軸の角度を手動等の操作によっであ
るいは自動的に設定することができ、その設定量に応じ
た大きさの電気的信号を出力する光軸設定部と、該光軸
設定部の電気的信号が光軸検出部の電気的信号よりも大
きいとき検知信号を発生する比較器と、光軸検出部の電
気的信号が光軸設定部の電気的信号よりも大きいとき検
知信号を発生する比較器と、正逆回転して前照灯の光軸
を上下方向に動かす駆動モータと、−上記2つの比較器
に対応して設けられ該比較器の検知信号に制御されて駆
動モータに加わる電源電圧の極性を切換える2つの切換
回路と、からなり、上記2つの比較器のいずれか一つか
ら検知信号が発生されたときその検知信号を受けた方の
上記切換回路が動作することによって前記駆動モータが
電源の供給を受けて回転するようにされ、動作する切換
回路の違いに応じて駆動モータの回転方向が異なるよう
にされた車輌用前照灯の光軸調整装置であって、上記各
切換回路に対応して該切換回路の動作時間を規制するタ
イマー回路が設けられ、該タイマー回路によって駆動モ
ータの通電状態が所定の時間以上継続しないようにされ
てなることを特徴とするものである。
実施例 以下に、本発明車輌用前照灯の光軸調整装置の詳細を添
付図面に示した実施例に従って説明する。
第1図は本発明車輌用前照灯の光軸調整装置に用いられ
る光軸調整機構の一例を示すものであり、同図において
1は前照灯、2は該前照灯1の支持部材、3は前照灯1
を保持するためのステーで、その一端が車体4に固定さ
れている。5はステー3の他端に固定された軸で、該軸
5には前照灯1の支持部材2の上端部が回動可能なるよ
うに支承されている。Mは端子に受ける電圧の極性によ
って回転方向が逆になるように回転する駆動モータで、
減速機を内蔵しており、その出力軸6にはピニオン7が
固着されている。8は該ピニオン7に噛合せしめられた
ラックで、駆動モータMの出力軸6の回転により車体4
の前後方向に移動するように配置されている。該ラック
8の前端には伝動軸9が一体に形成されており、該伝動
@9の前端には球10が一体に形成されている。11は
前照灯1の支持部材2の下端部に固定された受部で、該
受部11には後方に開口した球状凹部12が形成されて
いる。そして、該球状凹部12に伝動軸9前端の球10
を嵌合することによって伝動軸9と前照灯1の支持部材
2の下端部とを球継手状に連結している。
13は光軸検出用の可変抵抗器で、その本体13aはラ
ック8の裏面にそれと適宜離間して対向するように車体
4に固定されており、その可動子13bはラック8の裏
面に固定されている。そして、この可変抵抗器13の各
端子はリード線を介して後述する光軸調整回路に接続さ
れる。
しかして、駆動モータMが正逆回転せしめられるとその
出力軸6に固着されたピニオン7と噛合するランク8が
前後方向に移動せしめられる。すると、ラック8の伝動
軸9と球継手状に連結された前照灯1の支持部材2の下
端部が前後に移動され、前照灯lは支持部材2の上端を
支承する軸5を支点として回動し、その光軸は上下方向
に動かされる。又、ラック8が移動するとそれに応じて
可変抵抗器13の可動子13bが移動し、可変抵抗器1
3の抵抗値が変化し、その抵抗値は前照灯1の光軸の角
度に応じた大きさとなる。
このような光軸調整機構は左右の前照灯に対応して2個
設けられている。尚、光軸調整用の可変抵抗器13は一
方例えば左側の光軸調整機構のみに設けられている。
第2図は左右の前照灯1を傾動する駆動モータML、M
rを回転せしめて前照灯1の光軸の角度を調整する光軸
調整回路の一例を示すものである。同図において、VR
Iはノブ等の回動に応じて可動子Sの位置が移動するよ
うにされた光軸角度設定用の可変抵抗器、VH2は第1
図に示した光軸検出用の可変抵抗器(13)である。可
変抵抗器VRI及びVH2はそれぞれその一方の端子が
イグニッションスイッチSWを介して電fiEの陽極に
接続されており、その電源Eの陰極は接地されている。
又、光軸設定用の可変抵抗器VRIの他方の端子は木調
用可変抵抗器VR3を介して接地され、光軸検出用の可
変抵抗器VR2(13)の他方の端子は直接に接地され
ている。しかして、イグニッションスイッチSWを投入
すると可変抵抗器VRI及びVH2の可動子S及びDe
と接地との間には電圧か生じる。この電圧の大きさは可
動子S及びDeの位置によって変化し、可動子S及びD
eが電源Eの陽極側端子寄りに移動するとその電圧が大
きくなり、逆に接地側の端子寄りに移動するとその電圧
が小さくなる。しかして、光軸設定用の可変抵抗器VR
Iの可動子Sと接地との間の電圧即ち光軸設定電圧vS
はノブの回動等の操作量に応じた大きさとなり、又、可
変抵抗器VR2(13)の第1図に示す光軸調整機構の
ラック8に固定されている可動子De(13b)と接地
との間の電圧即ち光軸検出電圧Vdは前照灯の光軸の角
度に応じた大きさとなる。尚、木調用可変抵抗器VR3
はノブ等の操作量がOのときにおける光軸設定電圧Vd
を適宜な値に微調整するだめのものである。
COMI及びC0M2は例えば差動増幅器からなる比較
器で、光軸設定電圧Vsと光軸検出電圧Vdとを比較す
るようにされている。比較器C0M1は光軸設定電圧V
sを非反転入力端子に受け、光軸検出電圧Vdを反転入
力端子に受けて、V s > V、dの時には「ハイ」
レベル(電源電圧Eレベル)の出力電圧Vcomlを発
生する。それ以外の時には、即ちVs<Vdの時及びV
s=Vdの時にはその出力端子は接地レベルとなる。比
較器C0M2は光軸検出電圧Vdを非反転入力端子に受
け、光軸設定電圧Vsを反転入力端子に受けて、V s
 < V dの時には「ハイ」レベルの出力電圧Vco
m2を発生する。それ以外の時には比較器C0M2の出
力端子は接地レベルとなる。
比較器COMI及びC0M2の出力端子は励磁時間規制
用タイマー回路TMI及びTM2と、リレー駆動回!!
15 RD V 1及びRvD2とにそれぞれ接続され
ている。上記タイマー回路TMIは抵抗R1、R2及び
コンデンサC1からなる時定数回路と、PNPトランジ
スタQlとによって構成されている。該時定数回路TM
IはイグニッションスイッチSWの反電源側の端子と接
地との間に抵抗R1,R2及びコンデンサC1からなる
直列回路を接続してなり、そして、一端が接地されたコ
ンデンサC1の抵抗R2と接続された他端はダイオード
Di及び抵抗R3を介して比較器COMIと接続されて
おり、比較器COMIの出力電圧Vcomlが「ロウ」
になった時、即ち、出力端子が接地レベルになった時ダ
イオードD1、抵抗R3及び比較器COMIによってコ
ンデンサC1の両端子間が短絡される。該時定数回路T
MIの抵抗R1とR2との接−読点にはトランジスタQ
1のベースが接続されており、該トランジスタQlのエ
ミッタはイグニッションスイッチSWの反電源側の端子
と接続され、コレクタはリレー駆動回路RDV 1と接
続されている。
リレー駆動回路RDVIは抵抗R4、R5及びR6から
なる直列回路と、NPN型のリレー駆動用トランシスク
Q2とからなる。その直列回路は上記トランジスタQ1
のコレクタと、接地との間に接続されている。該直列回
路の抵抗H4と抵抗R5との接続点はダイオードD2を
介して比較器COMIの出力端子と接続され、抵抗R5
とR6との接続点はリレー駆動用トランジスタQ2のペ
ースと接続されている。該リレー駆動用トランジスタQ
2はエミッタか接地され、コレクタがリレーRLIの一
端と接続されている。
又、比較器C0M2の出力端子は比較器C0M1のそれ
と同様に抵抗R7及びダイオードD3を介して励磁時間
規制用タイマー回路TM2に接続され、又、ダイオード
D4を介してリレー駆動回路RDV2にも接続されてい
る。そして、タイマー回路TM2のトランジスタQ3の
コレクタはタイマー回路TM]のトランジスタQ1のそ
れと同様にリレー駆動回路RDV 2に接続されている
そして、該リレー駆動回路RDV 2のトランジスタQ
4のコレクタはリレーRL2の一端と接続されている。
尚、励磁時間規制用タイマーTM2はTMIと構成、動
作が全く同じであり、又、リレー駆動回路RDV2はR
DVIと構成、動作が全く同じであり、従って、TM2
及びRDV2の詳細な説明は省略する。
リレーRLI及びRL2のトランジスタQ2及びQ4の
コレクタと接続された端子と反対側の端子はイグニッシ
ョンスイッチSWの反電源側の端子と接続されている。
ダイオードD5及びB6はリレーRLI及びRL2と並
列に接続されたトランジスタ保護用のダイオードである
。リレーRL1の共通端子Cmlは駆動用モータML及
びMrの一方の端子(第2図における上側の端子)に接
続され、リレーRL2の共通端子Cm2は駆動用モータ
ML及びMrの他方の端子(第2図における下側の端子
)に接続されており、そして、リレーRL1及びRL2
のメータ接点M1及びM2は共にイグニ・ンションスイ
ッチSWの反電源側の端子に接続され、ブレーク接点B
1及びB2は共に接地されている。しかして、リレーR
LIは駆動用モータM1及びMrの一方の端子を、リレ
ーRL2は駆動用モータML及びMrの他方の端子を、
それぞれ接地レベルにしたり電源電圧Eレベルにしたり
する働きをする。
以下に光軸調整回路の動作について説明する。
(1)光軸設定電圧Vsと光軸検出電圧Vdとが等しい
場合 光軸設定電圧Vsと光軸検出電圧Vdとが等しい場合に
は比較器COMI及びC0M2の出力電圧V c o 
m 1及びV c o m 2は共に0で、その出力端
子は共に接地レベルの状態に保たれる。従って、リレー
駆動回路RDV 1及びRDv2の抵抗R5、R6から
なる直列回路及び抵抗R11,R12からなる直列回路
はダイオードD2及びD4によって実質的に短絡された
状態に保たれる。従ってトランジスタQ2及びQ4はオ
フ状態を保ち、リレーRLI及びRL2は共に非励磁状
態に保持される。リレーRLI及びRL2が非励磁状態
の時は駆動用モーフMt及びMrの2つの端子は共に接
地レベルなので、駆動用モータML及びMrは回転しな
い。
(2)光軸設定電圧Vsが光軸検出電圧Vdよりも高く
なった場合 前照灯を上向きに傾動させる設定操作が為され、光軸設
定電圧Vsが上昇して光軸検出電圧Vdよりも高くなっ
た場合には、比較器C0M1の出力Vcomlは「ハイ
」となり、その出力端子のレベルは電源電圧Eレベルに
上昇するのでダイオードD、2が非導通状態になる。一
方、トランジスタQ1は、ベース電流が抵抗R2からダ
イオードD1.抵抗R3及び比較器C○M1の出力部を
通して接地側に流れていた状態から比較器COMIの出
力電圧Vcomlの上昇に伴うダイオードD1の非導通
化によってコンデンサC1に流れる状態に変化するにす
ぎず、導通状態を保っている。従って、トランジスタQ
1及び抵抗R4を流れる電流は抵抗R5を通してトラン
ジスタQ2のベースに流れ、トランジスタQ2はターン
オンする。すると、リレーRLlが励磁され、その共通
端子Cmlはメータ接点M1と接触した状態となる。従
って、駆動用モーフML及びMrの一方の端子(第2図
における上側の端子)は接地された状態から電源Eの陽
極に接続された状態に変化する。それに対して、駆動用
モータML及びMrの他方の端子(第2図における下側
の端子)は接地されたままの状態を保つ。従って、駆動
用モータML及びMrは一方の端子が電源Eの陽極に接
続され、他方の端子が接地された状態になって正方向に
回転し、前照灯を上向きに傾動せしめる。
そして、前照灯が上向きに傾動すると光軸検 1出電圧
Vdが上昇し、該光軸検出電圧Vdか光軸設定電圧Vs
と同じ値に達すると、比較器COMIの出力電圧Vco
mlは「ロウ」に戻る。すると、タイオードD1が非導
通状態から導通状態に変化し、トランジスタQ1がら抵
抗R4及びR5を通してトランジスタQ2に流れていた
電流は抵抗R4からダイオードD2を経由して比較器V
 c o m lの出力部を通して接地側に流れる状態
に変化する。従って、抵抗R5及びR6には電流が流れ
ない状態になり、トランジスタQ2はターンオフする。
すると、リレーR1,1は消磁され、その共通端子Cm
lはブレーク接点B1に接触するので駆動用モータM1
及びMrの第2図における上側の端子は電源Eの陽極に
接続された状態から接地された状態になり、駆動用モー
タML及びMrは停止する。しかして、前照灯の光軸は
光軸設定電圧■Sに対応した角度に保たれる。
(3)光軸設定電圧Vsが光軸検出電圧Vdより氏くな
った場合 前照灯を下向きに傾動させる設定が為され、光軸設定電
圧Vsが低下して光軸検出電圧Vdよりも低くなった場
合には、比較器C0M2の出力Vcom2が「ハイ」と
なる。すると、励磁時間規制用タイマーTM2及びリレ
ー駆動回路R,D V 2が上述の(2)の場合におけ
るTMl及びDRV2と同様の動作をし、その結果、リ
レーRL2が励磁される。すると、その共通端子Cm2
はメーク接点M2と接触した状態になり、駆動用モータ
ML及びMrの他方の端子(第2図における下側の端子
)が電源電圧Eレベルになる。従って、駆動用モータM
L及びMrは上述の(2)の場合とは逆方向に回転して
前照灯を下方向に傾動せしめる。
そして、前照灯の傾動によって変化する光軸検出電圧V
dが光軸設定電圧Vsと等しい値になった時にその傾動
が停止することは上述の(2)の場合と同じである。
ところで、(2)、(3)で述べたのは光軸調整装置が
正常な状態の時における動作である。
(4)光軸調整装置に異常が発生し、光軸設定電圧Vs
と光軸検出電圧Vdとの間に差が生じた状態が所定時間
以上継続した場合 比較器COMIあるいはC0M2の出力電圧Vcoml
あるいはVcom2が「ハイ」になった時励磁されたリ
レーRLIあるいはRL2が励磁された状態を保つのは
所定時間(この時間は後述するように、前照灯の光軸が
上下限界点の一方から他方へ傾動するに必要とする時間
ないしはそれより稍長い時間である。〕に限られる。
即ち、比較器COMIあるいはC0M2の出力端子が「
ハイ」レベルになり、ダイオードD1あるいはD3が非
導通状態になると、抵抗R1及び抵抗R2を流れた電流
はコンデンサC1あるいはC2に流れ込み、コンデンサ
C1あるいはC2が充電される。その結果、コンデンサ
゛C1あるいはC2の端子電圧が上昇し、トランジスタ
Q1あるいはC3のベースレベルも上昇する。そして、
そのベースレベルがそのエミッタのレベルと略同じ程度
になると、換言すれCヨベースと接地との間の電圧が略
電源電圧Eと等しい値に達すると トランジスタQ1あ
る1/1はC3がカットオフ状態になり、トランジスタ
Q2あるいはC4にはベース電流が供給されなくなる。
その結果、それまで励磁されていたリレーRL 1ある
いはRL2は消磁される。すると、回転していた駆動用
モータM1及びMrには電流が流れない状態になる。
しかして、光軸設定電圧Vsと光軸検出電圧Vdとの間
に生じた差が存在し続けても駆動用モータML及びMr
は電流の供給を受けない状態になる。従って、駆動用モ
ータML及びMrが傾動せしめようとしている前照灯に
よってロックされた状態で電流の供給を長い時間受は続
けるということを回避することができ、延l/1ては駆
動用モータML及びMrの過熱焼損を防止することがで
きる。
尚、リレーRLIあるいはRL2が励磁された状態を保
つ時間は抵抗R1、R8及びR2、R9と、コンデンサ
C1、C2との時定数を変えることによって適宜に調整
することができるが、その時間は前照灯の光軸を上下の
限界点の一方から他方へ傾動せしめるに必要な時間と略
等しいか、あるいは、それよりも適宜稍長い時間になる
ように設定されている。これは、前照灯を傾動せしめる
正常な動作が完全に終了しないのに駆動モータML、M
rが停止してしまうことがないようにするためである。
以上に述べたように、本発明車輌用前照灯の光軸tA整
装置は、前照灯の光軸の角度に応じた大きさの電気的信
号を出力する光軸検出部と、前照灯の光軸の角度を手動
等の操作によっであるいは自動的に設定することができ
、その設定量に応じた大きさの電気的信号を出力する光
軸設定部と、該光軸設定部の電気的信号が光軸検出部の
電気的信号よりも大きいとき検知信号を発生する比較器
と、光軸検出部の電気的信号が光軸設定部の電気的信号
よりも大きいとき検知信号を発生する比較器と、正逆回
転して前照灯の光軸を上下方向に動かす駆動モータと、
上記2つの比較器に対応して設けられ該比較器の検知信
号に制御されて駆動モータに加わる電源電圧の極性を切
換える2つの切換回路と、からなり、上記2つの比較器
のいずれか一つから検知信号が発生されたときその検知
信号を受けた方の上記切換回路が動作することによって
前記駆動モーフが電源の供給を受けて回転するようにさ
れ、動作する切換回路の違いに応じて駆動モータの回転
方向が異なるようにされた車輌用前照灯の光軸調整装置
であって、上記各切換回路に対応して該切換回路の動作
時間を規制するタイマー回路が設けられ、該タイマー回
路によって駆動モータの通電状態が所定の時間以上継続
しないようにされてなることを特徴、とするものである
。従って、前照灯を駆動する駆動モータに電流が供給さ
れた状態が一定時間以上継続した場合には自動的に駆動
モータへの電流の供給を停止することができる。依って
、前照灯を傾動させる傾動機構の異常等によって駆動モ
ータがロックされて焼損されてしまうことを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明車輌用前照灯の光軸調整装置の実施の一例
を示すもので、第1図はそれに用いられる光軸調整回路
の概略側面図、第2図は光軸調整回路の回路図である。 符号の説明 1・・・前照灯、 VRI・・・光軸設定部、VH2−
−一光軸検出部、  C0M1、C0M2・−・比較器
、 ML、MrΦ・舎駆動モータ、 RDV 1、RL
、1.RDV、RL2−・・切換回路、 TMI、TM
2・・・タイマー回路 出 願 人 株式会社小糸製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前照灯の光軸の角度に応じた大きさの電気的信号
    を出力する光軸検出部と、前照灯の光軸の角度を手動等
    の操作によっであるいは自動的に設定することができ、
    その設定量に応じた大きさの電気的信号を出力する光軸
    設定部と、該光軸設定部の電気的信号が光軸検出部の電
    気的信号よりも大きいとき検知信号を発生する比較器と
    、光軸検出部の電気的信号が光軸設定部の電気的信号よ
    りも大きいとき検知信号を発生する比較器と、正逆回転
    して前照灯の光軸を上下方向に動かす駆動モータと、上
    記2つの比較器に対応して設けられ該比較器の検知信号
    に制御されて駆動モータに加わる電源電圧の極性を切換
    える2つの切換回路と、からなり、上記2つの比較器の
    いずれか一つから検知信号が発生されたと4きその検知
    信号を受けた方の上記切換回路が動作することによって
    前記駆動モータが電源の供給を受けて回転するようにさ
    れ、動作する切換回路の違いに応じて駆動モータの回転
    方向が異なるようにされた車輌用前照灯の光軸調整装置
    であって、上記各切換回路に対応して該切換回路の動作
    時間を規制するタイマー回路が設けられ、該タイマー回
    路によって駆動モータの通電状態が所定の時間以上1#
    続しないようにされてなることを特徴とする車輌用前照
    灯の光軸調整装置
  2. (2)タイマー回路+iよって切換回路の動作時間が前
    照灯の光軸を上下限界点の一方から他方に変化せしめる
    に要する時間ないしはそれより稍長い時間に規制されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌
    用前照灯の光軸調整装置
JP57228151A 1982-12-23 1982-12-23 車輌用前照灯の光軸調整装置 Pending JPS59118542A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02155850A (ja) * 1988-12-09 1990-06-14 Stanley Electric Co Ltd ランプ光軸調整装置

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JPS4967336A (ja) * 1972-10-31 1974-06-29
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