JPS5911453B2 - トラツク用自動シ−ト掛け装置 - Google Patents

トラツク用自動シ−ト掛け装置

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JPS5911453B2
JPS5911453B2 JP54160683A JP16068379A JPS5911453B2 JP S5911453 B2 JPS5911453 B2 JP S5911453B2 JP 54160683 A JP54160683 A JP 54160683A JP 16068379 A JP16068379 A JP 16068379A JP S5911453 B2 JPS5911453 B2 JP S5911453B2
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vibrating
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arm
frame
fixed
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JP54160683A
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文明 長谷川
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トラックの荷台を自動的に隠蔽開放するトラ
ック用自動シート掛は装置に関する。
従来、この種トラック用自動シート掛は装置として■特
開昭51−39819号、■実開昭49−131609
号、■実開昭51−38823号があり、この第1の従
来技術に共通な基本的隠蔽手段を説明的に図示したもの
が第7図である。
この従来技術のものは、左右サイドアオリ50の上部に
サイドアオリに添って回動軸51を配設し、該回動軸5
1に荷台奥行長さの横幅を有する長方形状のシート取付
枠52の長辺側を固定し、該シート取付枠52にシート
53を張設し、前記回動軸51を正逆回動することζこ
よって左右2枚のシート53で荷台54を隠蔽開放する
ようにした最も単純な構造のものである。
ところが、大型トラック等のように荷台の横幅が大きい
ものの場合、荷台の完全隠蔽を期するためにシート取付
枠52の短辺側のアーム55を長くすると完全隠蔽はで
きるが、荷台を開放したときアーム55の下端部が下り
過ぎるし、逆に、下がり過ぎないようにアーム55を短
くすれば荷台54の完全隠蔽はできないという不都合が
ある。
そこでこれらを解消するため案出されたのが■実開昭5
1−66911号であり、この第2の従来技術の基本的
隠蔽手段を説明的に図示したのが第8図である。
この従来技術のものは、前記従来技術と同じく左右のサ
イドアオリ56の上部にサイドアオリ(こ添って回動軸
51を配設し、該回動軸57の前後に上部リンク58を
固定突設し、かつサイドアオリ56の外側面に該−L部
リンク58と上下2段状態で下部リンク59を揺動自在
に枢着突設し、該下部リンク59の先端部に荷台60の
横幅の半分の長さのシート取付枠61のアーム62基端
部を枢着連結し、該アーム62の中程部に前記上部リン
ク58の先端部を枢着連結し、前記上部リンク58の基
部から、上部リンク58先端部とアーム62との枢着連
結位置を経て、アーム62の上端部へとシート63を張
設し、前記回動軸57を正逆回動することによって上部
リンク58、下部リンク59、アーム62で成るリンク
機構を作動し、荷台開放時にはシート63をV状から2
つ折りに折畳みし、荷台隠蔽時には2つ折りのシートを
1枚ものに延ばし展開して荷台、60を完全隠蔽するよ
うにしたものである。
この第2従来技術の場合、トラック側方部の展開スペー
スは小さくてよいという利点があると共にシート63は
折り畳まれていることからこの折り畳まれたシート63
が下がり過ぎることはないという利点がある。
しかし下部リンク59の下端部とアーム62の下端部と
の連結部は下がり過ぎ、結果的ζこは第1従来技術のも
のとは大差がないのである。
それは、第8図で明らかなようにシート63は上部リン
ク58の回動軸57側基部から、上部リンク58先端部
とアーム62中程部との枢着位置を経て、折り返されて
アーム62の上端部へと張られており、この各長さだけ
が荷台隠蔽に有効な隠蔽長となっており、該アーム等下
方の下部リンク59及びアーム62の下端部から上部リ
ンク58先端部を枢着する中程位置までの長さは有効隠
蔽長には全く関係のない部分であり、これらは上部リン
ク58及びシート取付枠61を折畳んだり展開するため
にだけ必要なものなのであり、この有効隠蔽長に関係の
ない部分の、下部リンク59先端部とアーム62との枢
着連結部が接地する程に下がり過ぎるのである。
これではシートを折畳みできるといっても実質的には前
記第1従来技術のものとは隠蔽長に大差はないのである
それ(こ、前記下部リンク59及びアーム62の下端部
から上部リンク58先端部を枢着する中程位置までの部
分が、土砂等の荷積み時には逆に邪魔な存在となるので
ある。
更には、トラックの荷台60への取付けにあっては、軸
受64をサイドアオリ56に取付けることの他に前記有
効隠蔽長に関係のない下部リンク59の基端部をサイド
アオリ56の外側面に枢着連結する必要があり、すなわ
ち、組付けておいたシート掛は装置を軸受64及び下部
リンク59の2点をサイドアオリ56に取付けることに
よってはじめてトラックへの取付けができるのである。
ところがこの2点の取付けは、シート取付枠61が荷台
60の奥行に合って長いことから、2点間の取付ピッチ
及び前後の取付ピッチを正確にしないと折畳み展開のリ
ンク機構が円滑に作動せず、継続使用にあっては全く作
動しないことにもなる。
これでは、取付けに慎重を期する分だけ組付作業能率が
低下すると共に、素人では組付けが無理になり、これに
よって組付厄介という更なる不都合があった。
本発明は、これらの不都合を解消することのできるトラ
ック用自動シート掛は装置を提供しようとするものであ
る。
以下、本発明を添付図面を参照にしながら説明する。
本発明は以下のイル二の構成を有するトラック用自動シ
ート掛は装置を要旨とするものである。
イ、トラック1の左右のサイドアオリ2の上部に軸受4
を設け、該軸受4に2本以上の振動アーム7を固着した
回動軸3を回動自在に設け、適宜な駆動源により回動軸
3を正逆回動させると振動アーム7はサイドアオリ2に
添った垂下位置から荷台上方の略水平位置まで回動する
ように構成する。
口、該振動アーム7の先端部に振動枠12基部を連結軸
8により軸着して振動アーム7に振動枠12を延長状態
に連設し、かつ連結軸8を中心に2つ折りに折り畳み出
来るように構成する。
へ前記軸受4又はサイドアオリ2に固定スプロケット1
0を固着し、前記振動枠12を振動アーム7に対して回
動させる回動スプロケット9を振動枠12に対して固定
的に設け、該固定スプロケット10と回動スプロケット
9とに伝動チェーン11を掛回し、固定スプロケット1
0と回動スプロケット9との歯数比を選定して、前記回
動軸3を中心にした振動アーム7の外方上向き回動に伴
って折り畳み状態の振動枠12が連結軸8を中心にシー
ト展開廻動し、振動枠12を振動アームTの延長状態に
展開するように構成する。
二、前記振動アーム1間及び振動枠12に、振動枠12
の折畳並びに展開動作に支障のない状態でシート13を
張設する。
更に本実施例を詳述する。
第1図、第2図、第3図は第1実施例を示し、第4図、
第5図、第6図は第2実施例を示している。
第1実施例と第2実施例の相異点は伝動チェーン11の
掛回しが異なることと、回動スプロケット9と固定スプ
ロケット10との歯数比が異なることであって、他は共
通しているので、この共通点は一諸に詳述する。
本実施例の回動軸8は、車体5に正逆回動自在なモータ
6を取付け、とのモータ6の主軸にスプロケツ) 15
、15’を固定し、左右の回動軸3にスプロケット1
6 、16’を固定し、このスプロケット15とスプロ
ケット16とは平行掛は状態にチェーンを掛回し、スプ
ロケット15′とスプロケット16′とに十字掛は状態
にチェーンを掛回し、モータ6の正逆回動によって左右
の回動軸3を互いに異方向に回動させるようにしている
また、水容実施例では振動アーム7の基端部は回動軸3
に溶接固定され、振動アーム7の先端部には前記連結軸
8が回動自在に軸受され、前記軸受4に固定スプロケッ
ト10が固定され、前記連結軸8の前端部には回動スプ
ロケット9が固定され、連結軸8の中央部には前記振動
枠12が固定されている。
また、振動アーム71こはゴム環18が取付けられてお
り、サイドアオリ2の外側面にクッション作用を伴って
当接するようになっている。
これらの共通的構造において第1実施例のものにあって
は、固定スプロケット10の歯数を12個とし、回動ス
プロケット9の歯数を16個とし、この固定スプロケッ
ト10と回動スプロケット9とに伝動チェーン11をタ
ーンバックル17によって十字掛は状態に掛回している
また、第2実施例のものにあっては固定スプロケット1
0の歯数を12個とし、回動スプロケット9の歯数を1
8個とし、固定スプロケットと回動スプロケット9とに
伝動チェーン11を平行掛は状態に掛回している。
第1実施例は上記構成であるから、第3図に示す如く、
シート13を2つ折りに折り畳み閉納した実線で示す状
態からモータ6の回動によって回動軸3を回動し、振動
アーム7を回動軸3を中心として反時計方向に回動させ
ると回動スプロケット9と固定スプロケット10とに十
字掛は状態に掛回された伝動チェーン11の作用によっ
て、振動枠12は連結軸8を中心として反時計方向に回
転し、これによってシート13を除々に展開し、図中の
各段階を経て振動アーム7が略270度回動すると振動
枠12は略180度回動し、振動アーム7の先端部に延
長状態に振動枠12を突出し、シート13はV字状から
1枚ものへと展開し、左右のシート13で荷台14を隠
蔽する。
また、逆方向に回動軸3を回動させると展開状態のシー
ト13はV字状を経て2つ折りに折り畳み閉納される。
また、第2実施例にあっては、第6図に示す如く、シー
ト13を2つ折りに折り畳み閉納した実線で示す状態か
らモータ6の回動によって回動軸3を回動し、振動アー
ム7を回動軸3を中心として反時計方向に回動させると
、回動スプロケット9と固定スプロケット10とに平行
掛は状態に掛回された伝動チェーン11の作用によって
、振動枠12は連結軸8を中心として時計方向に回転し
、これによってシート13を除々に展開し、図中の各段
階を経て、振動アーム7が略270度回動すると、振動
枠12は略180度回動し、振動アーム7の先端部に延
長状態に振動枠12は突出し、シート13はV字状か1
枚ものへと展開し、左右のシート13で荷台14を隠蔽
する。
また、逆方向に回動軸8を回動させると展開状態のシー
ト13はV字状を経て2つ折りに折り畳み閉納される。
尚、固定スプロケット10は軸受4に固定しなくともサ
イドアオリ2に固定してもよく、これでも、同作動を行
うし、回動スプロケット9と振動枠12との結合関係に
あっても本実施例に限定されるものではない。
また、回動軸3及び連結軸8の構造にあっても本実施例
に限定されるものではない。
また、第1実施例の振動枠12の運動方向にあってはV
字状のシート13間に泥土が溜まることがない点で有利
であるが、トラックの側方に第2実施例のものより展開
スペースを必要とする点では不利であり、このような観
点から第1実施例にするか第2実施例にするかを判断す
ればよい。
本発明は上述の如くであり、特に イ、 トラック1の左右のサイドアオリ2の上部に軸受
4を設け、該軸受4に2本以上の振動アーム7を固着し
た回動軸3を回動自在に設け、適宜な駆動源により回動
軸3を正逆回動させると振動アーム7はサイドアオリ2
に添った垂下位置から荷台上方の略水平位置まで回動す
るように構成する。
口、該振動アーム7の先端部に振動枠12基部を連結軸
8により軸着して振動アームTに振動枠12を延長状態
に連設し、かつ連結軸8を中心をこ2つ折りに折り畳み
出来るように構成する。
へ前記軸受4又はサイドアオリ2に固定スプロケット1
0を固着し、前記振動枠12を振動アーム7に対して回
動させる回動スプロケット9を振動枠12に対して固定
的に設け、該固定スプロケット10と回動スプロケット
9とに伝動チェーン11を掛回し、固定スプロケット1
0と回動スプロケット9との歯数比を選定して、前記回
動軸3を中心にした振動アーム1の外方上向き回動に伴
って折り畳み状態の振動枠12が連結軸8を中心にシー
ト展開回動し、振動枠12を振動アーム7の延長状態に
展開するように構成する。
二、前記振動アーム7時及び振動枠12に、振動枠12
の折畳並びに展開動作に支障のない状態でシート13を
張設する。
の構成を有するトラック用自動シート掛は装置としたか
ら、回動軸3を回動させることによって振動アーム7を
サイドアオリ2に添った垂下位置から荷台14上方の略
水平位置まで回動軸3を中心に回動させると、振動アー
ム7と振動枠12との連結軸8を中心とする折り畳みに
よって2つ折りに折り畳まれているシート13は、荷台
14上方の略水平位置では振動枠12の開き運動によっ
て1枚ものに展開され、荷台14を隠蔽することができ
、反対に回動軸3によって振動アーム7を荷台14上方
の略水平位置からサイドアオリ2に添つた垂下位置まで
回動軸3を中心に回動させると、振動アーム7と振動枠
12との、連結軸8を中心とする折り畳みによって1枚
ものに展開されているシート13を2つ折りに折り畳ん
で閉結することができる。
この際、第8図の如く前記第2従来技術と比較して振動
アーム7及び振動枠12の下方には、有効隠蔽長には無
用の、しかも邪魔なリンク部材が全くないから、大型の
トラックのように隠蔽長を長く必要とする場合にあって
も、構成部材が、下がり過ぎることが無く、第7図の第
1従来技術のものと比較すれば振動アーム7の長さの2
倍の有効隠蔽長が得られることになり、それだけ、用途
を拡大することもでき、土砂の搬入、搬出も楽になり、
しかも簡素な構造となるので製作コストも低減すること
ができる。
更には、トラック1への取付けにあっても軸受4をサイ
ドアオリ2に取付ける、ただ1個所の取付けでよいから
、容易に取り付けることができ、当該作動もこれによっ
て円滑に作動させることができる。
また、伝動チェーン11による折り畳み展開運動である
からそれだけ一層円滑に作動させることができる。
また、回動スプロケット9と固定スプロケット10とで
振動アーム7に対する振動枠12の開閉運動の範囲を規
制しているので、回動スプロケット9と固定スプロケッ
ト10との歯数比、即ち、角速度比を選択すれば種々の
、トラックに最適な開閉運動が得られ、それだけ的確な
折り畳み開放運動ができる。
以上、所期の目的を光分達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものにして、第1図は第
1実施例の全体側面図、第2図はその要部の斜視図、第
3図はその作動状態を示す正断面図、第4図は第2実施
例の全体側面図、第5図はその要部の斜視図、第6図は
その作動状態を示す正断面図、第7図は第1従来技術の
断面図、第8図は第2従来技術の断面図である。 1・・・・・・トラック、2・・・・・・サイドアオリ
、3・・・・・・回動軸、4・・・・・・軸受、7・・
・・・・振動アーム、8・・・・・・連結軸、9・・・
・・・回動スプロケット、10・・・・・・固定スプロ
ケット、11・・・・・・伝動チェーン、12・・・・
・・振動枠、13・・・・・・シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下のイル二の構成を有するトラック用自動シート
    掛は装置。 イ、 トラックの左右のサイドアオリの上部に軸受を設
    け、該軸受に2本以上の振動アームを固着した回動軸を
    回動自在Oこ設け、適宜な駆動源により回動軸を正逆回
    動させると振動アームはサイドアオリに添った垂下位置
    から荷台上方の略水平位置まで回動するように構成する
    。 ロ6該振動アームの先端部に振動枠基部を連結軸により
    軸着して振動アームに振動枠を延長状態に連設し、かつ
    連結軸を中心に2つ折りに折り畳み出来るように構成す
    る。 ハ、前記軸受又はサイドアオリに固定スプロケットを固
    着し、前記振動枠を振動アームに対して回動させる回動
    スプロケットを振動枠に対して固定的に設け、該固定ス
    プロケットと回動スプロケットとに伝動チェーンを掛回
    し、固定スプロケットと回動スプロケットとの歯数比を
    選定して、前記回動軸を中心にした振動アームの外方上
    向き回動に伴って折り畳み状態の振動枠が連結軸を中心
    にシート展開回動し、振動枠を振動アームの延長状態に
    展開するように構成する。 二、前記振動アーム間及び振動枠に、振動枠の折畳並び
    に展開動作に支障のない状態でシートを張設する。
JP54160683A 1979-12-10 1979-12-10 トラツク用自動シ−ト掛け装置 Expired JPS5911453B2 (ja)

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JPS5682632A JPS5682632A (en) 1981-07-06
JPS5911453B2 true JPS5911453B2 (ja) 1984-03-15

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101835A (ja) * 1981-12-11 1983-06-17 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd ダンプトラツクにおける天蓋開閉装置

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