JPS59113695A - 電磁波シ−ルド性内装材 - Google Patents

電磁波シ−ルド性内装材

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JPS59113695A
JPS59113695A JP22332182A JP22332182A JPS59113695A JP S59113695 A JPS59113695 A JP S59113695A JP 22332182 A JP22332182 A JP 22332182A JP 22332182 A JP22332182 A JP 22332182A JP S59113695 A JPS59113695 A JP S59113695A
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JP
Japan
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synthetic resin
electromagnetic shielding
conductive
electromagnetic
interior
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JP22332182A
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JPH037160B2 (ja
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江原 敏夫
沖汐 行雄
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Kyowa Leather Cloth Co Ltd
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Kyowa Leather Cloth Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁波シールド性を有する内装制に関し、さら
に詳しくは電磁波シールドされたデジタル電子機器筐体
の/−ルド効果を二次的に補足するために使用する内装
材であって、装飾性を有すると共に電磁波シールド性を
有する内装拐を提供するものであり、その目的とする処
は電磁波障害(EMI)のシールド手段において、第1
に一次的にシールドされた室内設置デジタル電子機器筐
体(/・ウジノブ)の構造上の微細な間隙又はノ・ウジ
ノブの貫通部より不可避的に漏洩放射される障害性電波
をシー/しl;’ して室外への放射を防止すると共に
、第2に外界より入射する障害性電波をンールドし、こ
れら室内外における電磁波の相互両立性(EMC)を確
立することにある。
本発明における電磁波シールドとは、10KHz〜IG
Hzに亘る広い周波数帯における高インピーダンス電界
(E波)、低インピーダンス磁界(H波)、平面波(P
波)における放射障害性電波に対し、その電磁波エネル
ギーを反射又は吸収することによって電磁波の伝播を妨
げ減衰せしめることを云う。
近年デジタル電子機器の目ざましい発展に伴い、EMI
は主として不特定多数の不要電波を放射する発信側の問
題として大きくクローズアンプされている。
周知の如くデジタル電子機器は、IC、LSI等の集積
回路の開発によって、これら集積回路をパッケージし/
こ機器の小型化が進行し、テレビジョン、ラジオ、ビ・
響機器等の各種通信機器ばか9でなく、商工業、交通、
輸送機関等の各種産業界に於ても普及しているが、電磁
回路はそれ自体発信回路を内蔵しており電磁波ノイズを
放射して電波公害の原因となる。
また、電子機器はIC、LSI等の超小型集積回路によ
って装置が小型化されており、使用する電流も微弱であ
るため、外部より侵入する電磁波の影響を受は機器の誤
動作等の障害を生ずるおそれもある。
そのため、アメリカFCC(連邦通信委員会)では、1
0 KHz以上の周波数帯の電磁波をシールドするよう
義務づけると共に、放射最大許容値として周波数に応じ
た電界強度を厳しく規制している。
しかしながら、FCCの規制は放射最大許容値の規制で
あってシールド方法の規制ではないため、FCCの規制
値をクリアーするだめ各種のシールド方法が提案され、
例えば非導電性プラスチックの筐体に導電性塗料を吹4
=Jけ又は金属溶射を施し、成るいは各種導電性高分子
複合材を用いて筐体を射出成形する方法などが一般に知
られているが、何れにしても筐体の成形は構造上密閉す
ることが不可能であるため必然的に間隙が発生すること
は避けられず、かつ電極等を筐体にジヨイントする部材
の貫通部が必要なため、たとえ規制により1次的な筐体
のシールド効果は得られたとしても、筐体の構造上の間
隙及び部拐の貫通部から2次的に漏洩放射される電磁波
障害を完全に防止することは不可能であった。
本分間者らは、機種、設置場所と共に将来捷すまず多様
化するデジタル電子機器の増加に対応して、これ等不特
定多数の機器より発生する2次的電磁波障害を可及的に
シールドし、設置された機器が設置場所単位で夫々電磁
波的に独立して侵さず侵されず電磁波の前記EMCが確
立される必要性を痛感し、二次的電磁波障害を設置場所
の壁面でシールドするため鋭意研究の結果、装飾性を有
し、かつ、電磁波シールド性を有する内装材を得ること
ができた。
即ち、本発明は裏打材を装着してなる導電材層の表面に
、合成樹脂化粧層が積層形成されていることを特徴とす
る電磁波シールド性内装材である。
図面は本発明の一実施例を示したものであるが、つぎに
図示例に基づいて本発明を説明する。
本発明の電磁波シールド性内装材1は、導電材層2の裏
面に裏打桐3が装着されており、該導電材層2の表面に
、接着媒体4を介して合成樹脂化粧層5が積層形成され
たものである。
本発明におけるAil述裏打材3は、本発明に係る電磁
波シールド性内装材1を室内装飾とじて施工する際、こ
れを壁面、天井又は床面等に容易に装貼しうるように導
電材層2の裏面に装着したものであり、好ましくは通気
性、透湿性を治する紙、不織布、編織布等が用いられる
が、一般的には紙が最適であって、格別に通気性、透湿
性を配慮する必要がないときには適宜合成樹脂シート、
フィルム等を用いることができる。
前記裏打材3は導電月層2の材質に応じて選択された接
着剤を用いてカレンダー法又はラミネート法で貼合せす
るとよい。
また、本発明における前述導電材層2は、鉄、銅、アル
ミニウム等の箔、フォイル等の金属αノ葉体又は金属質
、無機質、有機質等の導電性繊維、フレーク、粉粒体等
の導電性フィラーを含有する高分子複合材であって、一
般には体積固有抵抗が103Ωon以下のものが使用さ
れる。体積固有抵抗が103Ωctn以」二の低導電性
では、EMIのシールド効果が不充分となるので好まし
ぐない。
本発明における接着媒体4は、導電材層2と、その表面
に積層形成する合成樹脂化粧層5との層間接着性を向上
するだめ使用するものであって、通常は導電材層2の表
面に紙、不織布、編織布等からなる接着媒体4を貼着し
、該接着媒体40表面に合成樹脂化粧層5を積層形成す
る。
しかし、合成樹脂化粧層5が予じめ形成されたシート状
物である場合は、前記接着媒体4としてホラ)・メルト
シー)・を用いることもできる。
丑だ、導電材層2の表面に合成樹脂波−スト又は溶液組
成物を直接塗布′した後、乾燥等の後処理した合成樹脂
化粧層5を積層形成する場合は、前記接着媒体4は省略
することもできる。
さらにまだ、前記接着媒体4及び合成樹脂化粧層5に代
えて、予じめ紙等の基材上に合成樹脂化粧シートが一体
的に積層形成されている従来−知の通称塩ビ壁紙に代表
される合成樹脂化粧層とした場合は、接〃f剤又はホッ
トメルトシートを用いて導電材層20表面にそのま\貼
着することもできる。
本発明の合成樹脂化粧層5は、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、
ポリアミド、ABS、 EVA等の熱可塑性合成樹脂発
泡体又は非発〆包体よりなるものであり、また前記熱可
塑性合成樹脂に適宜熱硬化性合成樹脂を混合することも
できる。
尚、前記合成樹脂化粧層5のマトリックスたる合成樹脂
には、必要により適宜可塑剤、溶剤、安定剤、発泡剤、
着色剤、充」信剤、架橋剤又は難燃剤等の添加剤を混合
できる。
導電利層2の表面に合成樹脂化粧層5を積層形成するに
は、カレンダー法、ラミネート法、キャスティング法雪
周知の方法によって積層形成でき(必要ならば接着媒体
4を介して)、ま −た合成樹脂化粧層5は任意の方法
でプリント印刷、絞エンボス又は谷染めエンボス等を施
してその表面を平面状又は凹凸立体状等の各種色彩又は
模様を形成することができる。
つぎに本発明の一実施例として、導電材層2に25ミク
ロンの亜鉛メッキクロメート処理アイアン・フォイル(
東洋鋼販■製)を用い、裏打材3に通気性紙版材、また
合成樹脂化粧層5にポリ塩化ビニル発泡装飾体を用いて
本発明の電磁波シールド性内装材とし、この電磁波シー
ルド特性をMIL−3TD−285に従って15 KH
zからI GHzまでの周波数帯で測定した処、第1表
の如き結果を得た。
第  1  表 第1表の結果から本発明の電磁波シールド性内装材は広
い周波数帯域に於て顕著なEMI減衰効果を有すること
が認められる。
また、本発明の電磁波ンールド性内装月1は可撓性があ
シ導電材層2と合成樹脂化粧層5との層間剥離は全くな
く強固に接着された内装材てあって、裏打材3によって
室内の壁面、天井又は床面への取付けが簡単である。
以上の如く本発明は一次シールドされた各種デジタル電
子機器よシθ1α洩する電磁波をさらに室の壁面、天井
、床面等で二次シールドすることによってはX完全にシ
ールドでき、また室外部より&人する電磁波もシールド
されるためEMCが完全に確保できると共に、室内装飾
用内装材として使用できると云う著効がある。
尚、本発明は前述の如く室内の壁面、天井、床面等の内
装材としてのみ使用するばかシでなく、必要によっては
電子機器のハウジング外周に取付けることによって電子
機器等の一次シールド材として用いることもできる。
さらに本発明は窓等の開口部のない室内に装着した場合
に最も有効であるが、窓等の開口部のある場合には、通
常高周波ウェルダー等の電磁波シールドに使用する可撓
性の銅線製網状スクリーンを用いて開口部等をシールド
すれハホソ完全に電磁波をシールドすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例の断面図である。 1、電磁波シールド性内装材、2:導電材層、3:裏打
材、4、接着媒体、56合成樹脂化粧層。 特許出願人 共和レヂー株式会社 代 理  人  市  川   理  吉同     
遠  藤   達  也

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  裏打材を装着してなる導電材層の表面に、合
    成樹脂化粧層が積層形成されていることを特徴とする電
    磁波シールド性内装材。
  2. (2)裏打材が、紙、不織布、編織布等の易接着性シー
    ト状物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電磁波ンールド性内装拐。
  3. (3)  導電材層が、鉄、銅、アルミニウノ・等の金
    属箔、フォイル又は金桓質、無機質、有機質すq−の繊
    維、フレーク、粉粒体等の導電性フィラーを含崩する高
    分子複合体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    m記載の電磁波シールド性内装材。
  4. (4)導電材層が体積固有抵抗で103Ωrrn以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁
    波シールド性内装制。
  5. (5)  合成樹脂化粧層が、ポリ塩化ビニル、ポリウ
    レタン、ポリエチレン、ボリスチレ/、ポリエステル、
    ポリアミド、ABS 、 EVA等の熱可塑性樹脂発泡
    体又は非発泡体からなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電磁波シールド性内装材。
JP22332182A 1982-12-20 1982-12-20 電磁波シ−ルド性内装材 Granted JPS59113695A (ja)

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Cited By (3)

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